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いか‐こうか【異化効果】‥クワカウクワ🔗🔉

いか‐こうか異化効果‥クワカウクワ (Verfremdungseffekt ドイツ)演劇で、現実を批判的に対象化し、見慣れた事物をも、初めて見たように異様に感じさせ、その本質を観客に覚らせる効果。また、そういう手法。ブレヒトの叙事詩的演劇論の核心をなす用語。アリストテレス以来のカタルシス演劇論への批判に基づく。

ヴァージル【Virgil; Vergil】🔗🔉

ヴァージルVirgil; Vergil】 ウェルギリウスの英語名。

ヴァーモント【Vermont】🔗🔉

ヴァーモントVermont】 アメリカ合衆国北東部、ニュー‐イングランドの州。木材・機械関連の産業が盛ん。避暑地として知られる。州都モントピリア。→アメリカ合衆国(図)

ヴェリズモ【verismo イタリア】🔗🔉

ヴェリズモverismo イタリア】 フランスの自然主義に刺激されて、19世紀末葉、イタリアで始まった写実主義の文学運動。代表者ヴェルガ。真実主義。

ヴェルコール【Vercors】🔗🔉

ヴェルコールVercors】 (本名Jean Bruller)フランスの小説家。もと版画家。レジスタンスに加わり、「深夜叢書」を創刊、その第1巻に「海の沈黙」を寄稿。(1902〜1991)→深夜叢書

ヴェルサイユ【Versailles】🔗🔉

ヴェルサイユVersailles】 パリの南西にある都市。壮麗な宮殿と庭園は世界遺産。 ヴェルサイユ(1) 提供:JTBフォト ヴェルサイユ(2) 提供:JTBフォト ヴェルサイユ(3) 提供:JTBフォト ⇒ヴェルサイユ‐きゅうでん【ヴェルサイユ宮殿】 ⇒ヴェルサイユ‐じょうやく【ヴェルサイユ条約】 ⇒ヴェルサイユ‐たいせい【ヴェルサイユ体制】

ヴェルダン【Verdun】🔗🔉

ヴェルダンVerdun】 フランス北東部の都市。第一次大戦中、1916年2〜6月独仏両軍の激戦地。 ⇒ヴェルダン‐じょうやく【ヴェルダン条約】

ヴェローナ【Verona】🔗🔉

ヴェローナVerona】 イタリア北部、ヴェネツィア西方の都市。交通・商業の要地。ロミオとジュリエットの伝説、現在ではオペラの催される古代ローマの円形闘技場で知られる。人口25万9千(2004)。

ウェロニカ【Veronica】🔗🔉

ウェロニカVeronica】 ゴルゴタに向かうイエスの血と汗にまみれた顔を布でふいたという伝説的聖女。また、その布に写ったイエスの顔。

けん‐しょう【検証】🔗🔉

けん‐しょう検証】 (verification) ①実際に調べて証明すること。 ②〔論〕ある仮説から論理的に導き出された結論を、事実の観察や実験の結果と照らし合わせて、その仮説の真偽を確かめること。 ③〔法〕証拠資料たる事物・場所の在否および状態を裁判官や捜査機関が直接確かめる行為。「現場―」 ⇒けんしょう‐ぶつ【検証物】

ご‐せい【悟性】🔗🔉

ご‐せい悟性】 〔哲〕(intellect イギリス・Verstand ドイツ) ①広義には、思考の能力。 ②カントにおいては、感性に与えられる所与を認識へと構成する概念能力・判断能力で、理性と感性の中間にあり、科学的思考の主体。 ③ヘーゲルにおいては、弁証法的思考能力としての理性に対して、対象を固定的にとらえ、他との区別に固執する思考能力。 ⇒ごせい‐がいねん【悟性概念】

チャイルド【Vere Gordon Childe】🔗🔉

チャイルドVere Gordon Childe】 イギリスの考古学者。オーストラリア生れ。古代オリエント文明の伝播によるヨーロッパ文明の成立、人類史上の革命としての新石器時代や都市の意義を説く。著「ヨーロッパ文明の黎明」「文明の起源」など。(1892〜1957)

どう‐し【動詞】🔗🔉

どう‐し動詞】 (verb)品詞の一つ。事物の動作・作用・状態・存在などを時間的に持続し、また時間的に変化して行くものとしてとらえて表現する語。多くの言語で述語の主要成分としての機能を果たす。旧称、作用言・活語。

バーサス【versus】🔗🔉

バーサスversus(→)ブイ‐エスに同じ。

バージョン【version】🔗🔉

バージョンversion】 ①書物などの版。「オリジナル‐―」 ②コンピューターのソフトウェアなどで、改訂の回数を表すもの。 ⇒バージョン‐アップ【version up】

バージョン‐アップ【version up】🔗🔉

バージョン‐アップversion up】 既存のものを改訂・改良すること。 ⇒バージョン【version】

バーナリゼーション【vernalization】🔗🔉

バーナリゼーションvernalization】 〔農〕(→)春化処理

バーニヤ【vernier】🔗🔉

バーニヤvernier】 副尺ふくしゃくのこと。 ⇒バーニヤ‐キャリパス【vernier cal(l)ipers】

バーニヤ‐キャリパス【vernier cal(l)ipers】🔗🔉

バーニヤ‐キャリパスvernier cal(l)ipers(→)ノギスに同じ。 ⇒バーニヤ【vernier】

バーベナ【Verbena ラテン】🔗🔉

バーベナVerbena ラテン】 クマツヅラ科クマツヅラ属植物(その学名)。熱帯・亜熱帯アメリカに多く分布。また、同属の園芸植物ビジョザクラの通称。

バーミキュライト【vermiculite】🔗🔉

バーミキュライトvermiculite】 ①(→)蛭石ひるいし。 ②アルミニウムの含水珪酸塩から成る粘土鉱物の一種。 ③蛭石を高温で焼成したもの。多孔質で保水性がよく、断熱材や軽量骨材とし、また、園芸で土壌改良剤や栽培用土とする。

バーミセリ【vermicelli】🔗🔉

バーミセリvermicelli】 直径1ミリメートル程度の細いスパゲッティ。スパゲッティ同様に使い、スープの実にもする。

バーミリオン【vermilion】🔗🔉

バーミリオンvermilion】 硫化水銀を主成分とする朱色の顔料。また、その色。

バーモント【Vermont】🔗🔉

バーモントVermont⇒ヴァーモント

ばい‐かい【媒介】🔗🔉

ばい‐かい媒介】 ①双方の間に立ってとりもつこと。なかだち。とりもち。きもいり。「マラリアを―する蚊」 ②〔哲〕(Vermittlung ドイツ)あるものを他のものを通じて存在させること。ヘーゲルは、直接的な存在が実は他のものによって条件づけられた存在であり、すべての存在は直接性と媒介性とを含むと考えた。 ⇒ばいかい‐へんすう【媒介変数】

ブイ‐エス【VS・vs.】🔗🔉

ブイ‐エスVS・vs.】 (ラテン語versusより)「…に対する」「対」の意。「早稲田VS慶応」のように、記号的に用いる。v.とも略記。バーサス。

ぶっしょう‐か【物象化】‥シヤウクワ🔗🔉

ぶっしょう‐か物象化‥シヤウクワ (Versachlichung ドイツ)(マルクスの用語)商品生産社会、特に資本主義社会において、人間の諸能力、また人間と人間との関係が、商品や貨幣など物の属性であるかのように現れる事態。→物神崇拝2 ⇒ぶっ‐しょう【物象】

ベラクルス【Veracruz】🔗🔉

ベラクルスVeracruz】 (「真の十字架」の意)メキシコ南東部の都市。メキシコ湾に面し、植民地時代以来、同国最大の港湾都市。人口65万6千(2003)。

ベランダ【veranda(h)】🔗🔉

ベランダveranda(h)】 家屋に沿って外側に張り出した縁。通常は、屋根付き。縁側。濡れ縁。〈[季]夏〉

ベルサイユ【Versailles】🔗🔉

ベルサイユVersailles⇒ヴェルサイユ

ベルダン【Verdun】🔗🔉

ベルダンVerdun⇒ヴェルダン

ベルモット【vermouth フランス】🔗🔉

ベルモットvermouth フランス】 葡萄酒にニガヨモギを主成分とした種々の香草の成分を浸出した酒。爽快な苦みがある。フランス・イタリアで製造。

ベロナール【Veronal】🔗🔉

ベロナールVeronal】 ジエチル‐バルビツール酸のナトリウム塩の商標名。白色の結晶。無臭でやや苦味を呈する。催眠・鎮静薬。

よく‐あつ【抑圧】🔗🔉

よく‐あつ抑圧】 ①強いて抑え付けること。無理に抑制すること。「自由を―する」 ②〔心〕(Verdrängung ドイツ)言語・イメージ・感情・随意運動などによって意識に上ろうとする個体の欲動(リビドー)を、再び無意識の中に押し戻そうとすること。防衛機制の一つ。フロイトの用語。

り‐せい【理性】🔗🔉

り‐せい理性】 〔哲〕(reason イギリス・Vernunft ドイツ) ①概念的思考の能力。実践的には感性的欲求に左右されず思慮的に行動する能力。古来、人間と動物とを区別するものとされた。「―を保つ」「―を失う」 ②真偽・善悪を識別する能力。 ③超自然的啓示に対し、人間の自然的な認識能力。→自然の光。 ④パルメニデスやアリストテレスにおいては、絶対者を認識する能力。 ⑤特にカントの用法として、ア‐プリオリな原理の能力の総称。カントは理性が認識に関わる場合を理論理性、行為の原理となる場合を実践理性と呼んだ。狭義には感性や悟性から区別され、理念によって認識を統一する能力。 ⑥ヘーゲルの用法で、悟性と区別された弁証法的思考の能力。 ⑦宇宙的原理。世界理性・絶対的理性などのようにいわれる。 ⑧ロゴスとしての言語能力。 ⇒りせい‐がいねん【理性概念】 ⇒りせい‐てき【理性的】 ⇒りせい‐ろん【理性論】

りせい‐がいねん【理性概念】🔗🔉

りせい‐がいねん理性概念】 (Vernunftbegriff ドイツ)(→)理念に同じ。 ⇒り‐せい【理性】

りょう‐かい【了解】レウ‥🔗🔉

りょう‐かい了解レウ‥ ①さとること。会得えとくすること。また、理解して認めること。諒解。「―を求める」「暗黙の―」 ②〔哲〕(Verstehen ドイツ)ディルタイでは、文化的産物を心的生活の表現と見て、その内的意味を感情移入や追体験によってとらえること。精神科学・解釈学の根本方法とした。これを受けてハイデガーは、人間とは自己の存在をつねに了解しつつその可能性を企てていくものと見て、了解を人間の本質構造として定位した。理解。 ⇒りょうかい‐しんりがく【了解心理学】

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