複数辞典一括検索+![]()
![]()
広辞苑の検索結果 (4)
あだ【仇・敵】🔗⭐🔉
かたき【敵】🔗⭐🔉
かたき【敵】
①相手。競争相手。源氏物語宿木「碁盤召し出でて、御碁の―に召し寄す」。「商売―」
②戦争の相手。てき。平家物語5「げにもまことに野も山も海も河もみな―でありけり」
③(「仇」とも書く)恨みのある相手。あだ。仇敵きゅうてき。枕草子49「愛敬あいぎょうおくれたる人などは、あいなく―にして」。「親の―」
④配偶者。むこ。よめ。宇津保物語藤原君「―を得むずるやうは、比叡の中堂に常灯を奉り給へ」
⇒かたき‐うち【敵討】
⇒かたきうち‐もの【敵討物】
⇒かたき‐どうし【敵同士】
⇒かたき‐もち【敵持ち】
⇒かたき‐やく【敵役】
てき【敵】🔗⭐🔉
てき【敵】
①自分に害をなすもの。かたき。あだ。
②戦いの相手。自分と争うもの。「―と戦う」
③(「的」とも書く)客と遊女とが互いに呼ぶ称。おてき。好色一代男2「―もをかしき奴にて」
④(転じて、代名詞的に)あいつ。また、こいつ。浮世風呂前「―めもゑらいへげたれめじや」
⇒敵に後ろを見せる
⇒敵に塩を送る
⇒敵は本能寺に在り
⇒敵も然るもの引っ掻くもの
⇒敵を見て矢を矧ぐ
[漢]敵🔗⭐🔉
敵 字形
筆順
〔攵(攴)部11画/15画/教育/3708・4528〕
〔音〕テキ(漢)
〔訓〕かたき
[意味]
①対等に立ち向かう。相手になる。「衆寡敵せず」「匹敵・無敵・敵対・好敵手」
②戦争や競争の相手方。「敵は本能寺にあり」「敵将・敵陣・政敵・論敵・利敵行為」
③うらみに思う相手。かたき。あだ。「敵意・敵視・仇敵きゅうてき」
[解字]
形声。音符「
」(=まっすぐに当たる)+「攵」(=動詞の記号)。まともに立ち向かう意。[
]は異体字。
[下ツキ
怨敵・外敵・仇敵・強敵・索敵・残敵・弱敵・宿敵・小敵・少敵・素敵・政敵・大敵・対敵・朝敵・天敵・匹敵・仏敵・不敵・法敵・無敵・利敵・論敵
[難読]
敵娼あいかた
筆順
〔攵(攴)部11画/15画/教育/3708・4528〕
〔音〕テキ(漢)
〔訓〕かたき
[意味]
①対等に立ち向かう。相手になる。「衆寡敵せず」「匹敵・無敵・敵対・好敵手」
②戦争や競争の相手方。「敵は本能寺にあり」「敵将・敵陣・政敵・論敵・利敵行為」
③うらみに思う相手。かたき。あだ。「敵意・敵視・仇敵きゅうてき」
[解字]
形声。音符「
」(=まっすぐに当たる)+「攵」(=動詞の記号)。まともに立ち向かう意。[
]は異体字。
[下ツキ
怨敵・外敵・仇敵・強敵・索敵・残敵・弱敵・宿敵・小敵・少敵・素敵・政敵・大敵・対敵・朝敵・天敵・匹敵・仏敵・不敵・法敵・無敵・利敵・論敵
[難読]
敵娼あいかた
大辞林の検索結果 (4)
かたき【敵】🔗⭐🔉
かたき [3] 【敵】
(1)競い合う相手。競技などの相手。現代では多く,「がたき」の形で他の語と複合して用いる。「恋―」「商売―」「飲み―」「碁―」「御碁の―に,召し寄す/源氏(宿木)」
(2)(「仇」とも書く)恨みをいだいている相手。仇敵(キユウテキ)。「親の―を討つ」「―を取る」
(3)敵対する相手。てき。「―の手にはかかるまじ/平家 11」
(4)結婚の相手。配偶者。「―を得むずるやうは/宇津保(藤原君)」
てき【敵】🔗⭐🔉
てき [0] 【敵】
■一■ (名)
(1)あるものにとって,共存しえない存在。滅ぼさなければ自分の存在が危うくなるもの。かたき。「―の大将」「贅沢(ゼイタク)は―だ」
(2)対等に張り合う相手。試合などの相手。「向かう所―なし」「到底彼の―ではない」
(3)遊里で,客が遊女を,また遊女が客をさす語。相方(アイカタ)。「重ねて逢ふ迄の日をいづれの―にも待ちかねさせ/浮世草子・一代男 6」
■二■ (代)
〔■一■(3)の転。近世後期の上方語〕
三人称。あいつ。「―めもえらい癡呆(ヘゲタレ)めぢや/滑稽本・浮世風呂(前)」
かたき【敵】(和英)🔗⭐🔉
広辞苑+大辞林に「敵」で完全一致するの検索結果。