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広辞苑の検索結果 (66)
あい‐かた【相方】アヒ‥🔗⭐🔉
あい‐かた【相方】アヒ‥
①相手。相手役。「漫才で―をつとめる」
②(「敵娼」とも書く)客の相手をする遊女。
あだ【仇・敵】🔗⭐🔉
あだ・す【仇す・敵す】🔗⭐🔉
あだ・す【仇す・敵す】
〔自サ変〕
(室町時代までアタス)
①敵対する。
②攻め入る。
かたき【敵】🔗⭐🔉
かたき【敵】
①相手。競争相手。源氏物語宿木「碁盤召し出でて、御碁の―に召し寄す」。「商売―」
②戦争の相手。てき。平家物語5「げにもまことに野も山も海も河もみな―でありけり」
③(「仇」とも書く)恨みのある相手。あだ。仇敵きゅうてき。枕草子49「愛敬あいぎょうおくれたる人などは、あいなく―にして」。「親の―」
④配偶者。むこ。よめ。宇津保物語藤原君「―を得むずるやうは、比叡の中堂に常灯を奉り給へ」
⇒かたき‐うち【敵討】
⇒かたきうち‐もの【敵討物】
⇒かたき‐どうし【敵同士】
⇒かたき‐もち【敵持ち】
⇒かたき‐やく【敵役】
かたき‐うち【敵討】🔗⭐🔉
かたき‐うち【敵討】
①主君・近親・朋友などの仇あだを討ち果たすこと。江戸時代に最も多かった。仇討。復讐ふくしゅう。
②転じて一般に、恥辱をすすぐことをもいう。「このあいだの―だ」
⇒かたき【敵】
かたきうち‐もの【敵討物】🔗⭐🔉
かたきうち‐もの【敵討物】
敵討を主題とした小説・浄瑠璃・脚本・講談などの称。仇討物。
⇒かたき【敵】
かたき‐だ・つ【敵立つ】🔗⭐🔉
かたき‐だ・つ【敵立つ】
〔自四〕
かたきらしく見える。源氏物語手習「―・ちたる人もあるやうにおもむけて」
かたき‐どうし【敵同士】🔗⭐🔉
かたき‐どうし【敵同士】
互いに敵として対立している間柄。
⇒かたき【敵】
かたき‐な・し【敵無し】🔗⭐🔉
かたき‐な・し【敵無し】
〔形ク〕
敵するものがない。並ぶものがない。太平記18「周易と申す文には、一文字をば―・しと読みて候ふなる」
かたき‐もち【敵持ち】🔗⭐🔉
かたき‐もち【敵持ち】
敵としてつけねらわれている身。
⇒かたき【敵】
かたき‐やく【敵役】🔗⭐🔉
かたき‐やく【敵役】
①歌舞伎などの役柄の一つ。悪人の役。悪形あくがた。てきやく。
②憎まれる立場の人。にくまれやく。
⇒かたき【敵】
かなわ‐な・い【敵わない・適わない】カナハ‥🔗⭐🔉
かなわ‐な・い【敵わない・適わない】カナハ‥
⇒かなう(適)[一]4
○叶わぬ時の神頼みかなわぬときのかみだのみ
平素は神を拝まない者が、困った時にだけ神の助けを頼みにすること。「苦しい時の神頼み」「困った時の神頼み」などとも。
⇒かな・う【適う・叶う】
てき【敵】🔗⭐🔉
てき【敵】
①自分に害をなすもの。かたき。あだ。
②戦いの相手。自分と争うもの。「―と戦う」
③(「的」とも書く)客と遊女とが互いに呼ぶ称。おてき。好色一代男2「―もをかしき奴にて」
④(転じて、代名詞的に)あいつ。また、こいつ。浮世風呂前「―めもゑらいへげたれめじや」
⇒敵に後ろを見せる
⇒敵に塩を送る
⇒敵は本能寺に在り
⇒敵も然るもの引っ掻くもの
⇒敵を見て矢を矧ぐ
てき‐い【敵意】🔗⭐🔉
てき‐い【敵意】
敵対する心。害を加えようとする心。「―を抱く」「―を燃やす」
てき‐えい【敵営】🔗⭐🔉
てき‐えい【敵営】
敵の陣営。
てき‐えい【敵影】🔗⭐🔉
てき‐えい【敵影】
敵のかげ。敵のすがた。
てき‐がい【敵愾】🔗⭐🔉
てき‐がい【敵愾】
[左伝文公4年「諸侯王の愾いかる所に敵し而して其の功を献ず」](「愾」は恨み怒る意)
①君主の恨みをはらそうとする心。
②敵に対する憤り。敵と争おうとする意気。
⇒てきがい‐しん【敵愾心】
てきがい‐しん【敵愾心】🔗⭐🔉
てきがい‐しん【敵愾心】
相手に対する憤りや憎しみから発する、強い闘争心。「―を燃やす」
⇒てき‐がい【敵愾】
てき‐がた【敵方】🔗⭐🔉
てき‐がた【敵方】
①敵側の人々。敵の方。「―につく」
②中世、訴訟の相手方を指して言った語。敵人てきにん。
てき‐かん【敵艦】🔗⭐🔉
てき‐かん【敵艦】
敵の軍艦。
てき‐ぐん【敵軍】🔗⭐🔉
てき‐ぐん【敵軍】
敵の軍隊。敵の軍勢。
てき‐こく【敵国】🔗⭐🔉
てき‐こく【敵国】
互いに戦っている国の一方からその相手国を指していう称。「―人」
⇒敵国外患無き者は国恒に亡ぶ
○敵国外患無き者は国恒に亡ぶてきこくがいかんなきものはくにつねにほろぶ
[孟子告子下]敵国もなく、外国と事を構えることもなければ、国民一般に警戒心が薄れ、油断を生じて国が遂に滅亡する。
⇒てき‐こく【敵国】
○敵国外患無き者は国恒に亡ぶてきこくがいかんなきものはくにつねにほろぶ🔗⭐🔉
○敵国外患無き者は国恒に亡ぶてきこくがいかんなきものはくにつねにほろぶ
[孟子告子下]敵国もなく、外国と事を構えることもなければ、国民一般に警戒心が薄れ、油断を生じて国が遂に滅亡する。
⇒てき‐こく【敵国】
でき‐ごころ【出来心】
もののはずみで、ふと起こった悪い考えや思い。好色五人女4「よしなき―にして、悪事を思ひ立つこそ因果なれ」。「ほんの―で盗んだ」
でき‐ごと【出来事】
もち上がった事件・事柄。「今日の主な―」
てき‐さい【嫡妻】
⇒ちゃくさい
てき‐さい【適才】
その事に適した才能。
てき‐さい【摘載】
大要をかいつまんで記載すること。
てき‐ざい【適材】
ある事に適した才能。また、その才能ある人。
⇒てきざい‐てきしょ【適材適所】
てき‐ざい【滴剤】
微量で効果があるため、調剤の際の用量を滴数で示す薬液。
てきざい‐てきしょ【適材適所】
人を、その才能に適した地位・任務につけること。
⇒てき‐ざい【適材】
てき‐さく【適作】
その土地に適した作物。
テキサス【Texas】
①アメリカ合衆国南部の州。1836年メキシコから独立、45年合衆国に併合。ヒスパニックが多い。州都オースティン。→アメリカ合衆国(図)。
②テキサス‐リーガーの略。
⇒テキサス‐リーガー【Texas leaguer】
テキサス‐リーガー【Texas leaguer】
(テキサス州出身の一選手が得意としたからという)野球で、弱い当りの飛球が、内野手と外野手との中間に落ちて安打になるもの。テキサス‐ヒット。ぽてんヒット。
⇒テキサス【Texas】
てき‐さつ【的殺】
(→)本命的殺ほんみょうてきさつに同じ。
てき‐し【嫡子】
⇒ちゃくし
てき‐し【嫡嗣】
⇒ちゃくし
てき‐し【摘示】
かいつまんで示すこと。
てき‐し【敵視】
相手を敵とみなすこと。敵と見て憎むこと。「互いに相手を―する」
てき‐じ【適時】
時宜にかなうこと。ちょうどよい時。
⇒てきじ‐だ【適時打】
でき‐し【溺死】
水におぼれて死ぬこと。おぼれじに。水死。
デキシー‐ランド【Dixieland】
⇒ディキシー‐ランド
てき‐しげき【適刺激】
適当(→)刺激に同じ。
てきじ‐だ【適時打】
野球で、タイムリー‐ヒットのこと。
⇒てき‐じ【適時】
てき‐しつ【嫡室】
⇒ちゃくしつ
てき‐しつ【敵失】
野球で、相手のエラー。
てき‐しゃ【適者】
適している者。適応している者。
⇒てきしゃ‐せいぞん【適者生存】
てきしゃ‐せいぞん【適者生存】
(survival of the fittest)(H.スペンサーの造語、井上哲次郎の訳語)生物が、生存競争の結果、外界の状態に最もよく適したものだけが生存繁栄し、適していないものは淘汰されて衰退滅亡すること。最適者生存。清沢満之、忍辱の心「進化の中心点は―と云ふことにあるのである」→自然淘汰
⇒てき‐しゃ【適者】
てき‐しゅ【敵手】
①敵の手。「―にゆだねる」
②競争相手。ライバル。「好―」
てき‐しゅう【敵襲】‥シフ
敵がおそってくること。
てき‐しゅう【敵讐】‥シウ
(「讐」はかたきの意)仇敵。
てき‐じゅう【適従】
たよって行ってしたがうこと。
てき‐じゅく【適塾】
緒方おがた塾の別称。適々斎塾。→緒方洪庵
てき‐しゅつ【剔出】
ほじくりだすこと。えぐりだすこと。「患部の―」
てき‐しゅつ【嫡出】
⇒ちゃくしゅつ
てき‐しゅつ【摘出】
①つまみだすこと。ぬきだすこと。「弾丸を―する」「要点の―」
②悪事などをあばきだすこと。「不正の―」
でき‐しゅっとう【出来出頭】
にわかに君寵を得た家臣。武道伝来記「南江主膳といふ―に出合ひけるに」
てき‐しょ【適所】
適した地位・任務。「適材―」
てき‐じょ【摘除】‥ヂヨ
悪い部分を摘出して取り除くこと。
てき‐じょ【滌除】‥ヂヨ
洗いそそぐこと。
てき‐しょう【的証】
はっきりした証拠。たしかな証拠。
てき‐しょう【敵将】‥シヤウ
敵の大将。敵の将軍。
てき‐じょう【敵城】‥ジヤウ
敵のしろ。
てき‐じょう【敵情・敵状】‥ジヤウ
敵の情況。敵の様子。「―視察」
てきじょう‐しん【滴状心】‥ジヤウ‥
肺気腫などの胸部X線写真で、心臓の陰影が細長く垂れて水滴のような形を示すこと。実際の心臓は正常であることが多い。
てき‐しょく【適職】
その人に適した職。
てき‐しん【摘心】
樹の新梢の先端を摘み取ること。作物・花卉かきの茎の頂芽を除去すること。心止しんどめ。→摘芽
てき‐じん【敵人】
⇒てきにん
てき‐じん【敵陣】‥ヂン
敵の陣営。敵の陣地。「―に突っ込む」
てき‐じんけつ【狄仁傑】
唐初の名臣。字は懐英。山西太原の人。高宗の時、江南に巡撫使となり、また突厥とっけつを追討、契丹の来襲を平らげるなど、功をたてた。則天武后に直諫し、国老として遇され、死後、梁国公に追封。文恵と諡おくりなす。(630〜700)
て‐きず【手傷・手創・手疵】
攻撃を受けて負った傷。手負い。「―を負う」
でき‐すぎ【出来過ぎ】
そのものの力以上にできていること。相応以上であること。「―の女房」
でき‐す・ぎる【出来過ぎる】
〔自上一〕[文]できす・ぐ(上二)
普通以上のことをして程のよさを失う。分に過ぎている。また、出来映えが適度をこえている。人情本、春色辰巳園「いやらしい亭主ぶつて、妬心じんすけも―・ぎたとさげしみもしようし」。「―・ぎた話」
テキスタイル【textile】
織物。布。「―‐デザイン」
テキスト【text】
①原文。原典。本文。テクスト。
②教科書。特に、講義・講演の概略などを記した印刷物。
③コンピューターで、文字データのこと。
⇒テキスト‐エディター【text editor】
⇒テキスト‐クリティーク【Textkritik ドイツ】
⇒テキスト‐ファイル【text file】
⇒テキスト‐ブック【textbook】
テキスト‐エディター【text editor】
コンピューターで、テキスト‐ファイルを作成・編集するためのソフトウェア。
⇒テキスト【text】
テキスト‐クリティーク【Textkritik ドイツ】
本文批判。
⇒テキスト【text】
テキスト‐ファイル【text file】
文字データと、改行などの限られた書式制御のためのコードとから成るファイル。
⇒テキスト【text】
テキスト‐ブック【textbook】
教科書。テキスト。
⇒テキスト【text】
デキストラン【dextran】
微生物が生産する多糖の一つ。化学式(C6H10O5)n グルコースの重合体。蔗糖を含む培地で、ある種の細菌を育てるとき生成する。代用血漿や血液増量剤として用いる。
デキストリン【dextrin】
白色または淡黄色粉末の炭水化物。澱粉でんぷんを酸またはアミラーゼで加水分解する時に生じる中間生成物。種々のグルコース重合体の混合物。水に溶ける。粘着力が強く、印紙や封筒などの糊、医薬品の希釈剤などに用いる。糊精。
てき・する【適する】
〔自サ変〕[文]適す(サ変)
うまくあう。よくあてはまる。かなう。「状況に―・した行動」
てき・する【敵する】
〔自サ変〕[文]敵す(サ変)
①はりあう。敵対する。「衆寡―・せず」
②相手として相応する。匹敵する。「彼に―・する相手はいない」
てき‐すん【適寸】
ちょうどいい寸法。
てき‐せい【適正】
よくあてはまって正しいこと。「―な評価」「―価格」
⇒てきせい‐てつづき【適正手続】
てき‐せい【適性】
性質がその事に適していること。また、その性質。「教育者としての―に欠ける」
⇒てきせい‐けんさ【適性検査】
てき‐せい【敵性】
敵国または敵国人である性質。戦争法規の範囲内において、攻撃・破壊・掠奪および捕獲などの加害行為をしてよいと認められる性質。「―国家」
⇒てきせい‐ご【敵性語】
てき‐せい【敵勢】
①敵のいきおい。敵の様子。
②敵の軍勢。敵軍。てきぜい。
てきせい‐けんさ【適性検査】
(aptitude test)一定の行動や職業に対して、どれほど適した素質をもつかを測定する検査。
⇒てき‐せい【適性】
てきせい‐ご【敵性語】
太平洋戦争中、敵国の言葉として排斥・追放しようとした、主に英語単語。
⇒てき‐せい【敵性】
てきせい‐てつづき【適正手続】
〔法〕(→)デュー‐プロセス‐オブ‐ローに同じ。
⇒てき‐せい【適正】
てき‐せつ【適切】
よく適合していること。ぴったりあてはまること。「―な指摘」「―に処置する」
てき‐せん【敵船】
敵国の船。敵性を有する船。
てき‐ぜん【的然】
はっきりしたさま。あきらかなさま。太平記13「一凶一吉、―としてあるのみ」
てき‐ぜん【惕然】
おそれつつしむさま。惕若てきじゃく。
てき‐ぜん【敵前】
敵のいる前。敵陣の前。
⇒てきぜん‐じょうりく【敵前上陸】
てきぜん‐じょうりく【敵前上陸】‥ジヤウ‥
敵が兵力を配備している前面に強行上陸すること。
⇒てき‐ぜん【敵前】
てき‐そう【嫡宗】
⇒ちゃくそう
てき‐そう【摘桑】‥サウ
養蚕で、クワの枝から葉を摘みとる作業。くわつみ。
でき‐そこない【出来損い】‥ソコナヒ
①できあがりが不完全であること。不出来。また、そのもの。「―の菓子」
②能力などが不完全だとして人をののしっていう語。
でき‐そこな・う【出来損なう】‥ソコナフ
〔自五〕
不完全なものにできあがる。不出来である。できあがらずに終わる。
てき‐そん【嫡孫】
⇒ちゃくそん
でき‐た【出来た】
①(物事の成就を喜んでいう語)うまくやった。でかした。浄瑠璃、新版歌祭文「久松の事は是限り、わしや嫁入りをするわいの。ヲヽ―、―」
②(常に体言を伴って)
㋐人格が円満で立派である。「―人」
㋑じょうずな。たくみな。狂言、三本の柱「―たくみをしてもつたれ」→できる
てき‐たい【敵対】
敵として対抗すること。敵視してさからうこと。「―関係」
⇒てきたいてき‐きぎょうばいしゅう【敵対的企業買収】
⇒てきたいてき‐むじゅん【敵対的矛盾】
てきたいてき‐きぎょうばいしゅう【敵対的企業買収】‥ゲフ‥シウ
株式公開買付などで株主から大量の株式を取得することにより、対象会社の経営陣の反対を押してその支配権を獲得すること。↔友好的企業買収。
⇒てき‐たい【敵対】
てきたいてき‐むじゅん【敵対的矛盾】
マルクス主義の用語。利害が根本的に対立する勢力(例えば、資本家と労働者)相互の、力の衝突によってしか解決できない矛盾。
⇒てき‐たい【敵対】
てき‐た・う【敵対ふ】‥タフ
〔自四〕
(「敵対」を活用させた語)敵対する。反抗する。天草本平家物語「平家に―・はれたによつて、既に誅せられうずるに定まつたを」
でき‐だか【出来高】
①できあがった量。生産高。収穫の量。「―払い」
②取引所で、売買契約の成立した総量。
⇒できだか‐きゅう【出来高給】
⇒できだか‐ばらい【出来高払い】
できだか‐きゅう【出来高給】‥キフ
基本的な賃金形態の一つ。作業量(出来高)を尺度単位とする。時間給に比べ労働意欲を刺激するため、監督労働なしに労働の質の規制と能率向上をもたらす性質をもつ。個数賃金。請負賃金。↔時間給。→能率給。
⇒でき‐だか【出来高】
できだか‐ばらい【出来高払い】‥バラヒ
作業量や生産量に応じて賃金・対価を支払うこと。
⇒でき‐だか【出来高】
でき‐たて【出来立て】
できあがって間もないこと。また、そのもの。「―のほやほや」→たて
てき‐だん【敵弾】
敵の発射する弾丸。「―に倒れる」
てきだん‐とう【擲弾筒】
小型の携帯用迫撃砲。手榴弾や発煙弾・照明弾などの発射に使用する。
てき‐ち【適地】
その事物に適した土地。「―栽培」
⇒てきち‐てきぼく【適地適木】
てき‐ち【敵地】
敵の領地。また、敵の勢力下にある土地。「―に潜入する」
てきち‐てきぼく【適地適木】
林地の条件にあった樹種を選んで植栽すること。
⇒てき‐ち【適地】
てき‐ちゅう【的中】
①まとにあたること。命中。
②正しくあたること。ぴったりあたること。適中。「予報が―する」「―率」
てき‐ちゅう【適中】
正しくあたること。的中。
てき‐ちゅう【敵中】
敵のなか。「―突破」
てきちゅう‐るい【滴虫類】
(→)繊毛虫類のこと。
てき‐ちょく【彳亍】
(「彳」は左歩、「亍」は右歩)たたずむこと。また、少し行くこと。
てき‐ちょく【躑躅】
①足ぶみすること。ためらうこと。ちゅうちょ。
②ツツジの漢名。
で‐きって【出切手】
往来手形の一種。江戸時代、諸藩の番所を通過して他出する際に必要な通行許可証。これに対し、入国を許可するものを入いり切手という。米切手の場合は「だしきって」という。
てき‐てい【滴定】
〔化〕(titration)容量分析において、試料物質の溶液の一定量と反応するのに必要かつ十分な既知濃度の試薬(標準溶液)の量を求め、計算により試料濃度を知ること。通常は反応溶液の一方をビュレットから滴下するのでこの名がある。
てき‐てき【滴滴】
しずくになってしたたりおちるさま。ぽたぽた。「―たるしずく」
てきてきさい‐じゅく【適々斎塾】
緒方おがた塾の別称。適塾。→緒方洪庵
てき‐でん【的伝・嫡伝】
正統から正統に伝えること。師から直接に伝授されること。直伝じきでん。ちゃくでん。浄瑠璃、傾城反魂香「雪舟の―として代々の御扶持人」
てき‐ど【適度】
ほどよいこと。適当な程度。「―に冷やす」「―な運動」
てき‐とう【倜儻】‥タウ
(「倜」は高い、「儻」はすぐれる意)
①才気があってすぐれていること。
②独立していて拘束されないこと。不羈ふき。
てき‐とう【適当】‥タウ
①ある状態や目的などに、ほどよくあてはまること。「―した人物」「―な広さ」
②その場に合わせて要領よくやること。いい加減。「―にあしらう」
⇒てきとう‐しげき【適当刺激】
てき‐とう【滌蕩】‥タウ
けがれをあらいおとすこと。
てきとう‐しげき【適当刺激】‥タウ‥
ある感覚細胞または感覚器官が自然の状態で受け取る刺激。眼における光、耳における音波の類。これに反して眼に対する機械的刺激や、一般に電流による刺激のように不自然なものを不適当刺激という。適刺激。
⇒てき‐とう【適当】
てき‐な・い
〔形〕
(小者・中間などの言葉)苦しい。せつない。つらい。浄瑠璃、心中宵庚申「―・いこんでごはりまする」
てき‐し【敵視】🔗⭐🔉
てき‐し【敵視】
相手を敵とみなすこと。敵と見て憎むこと。「互いに相手を―する」
てき‐しつ【敵失】🔗⭐🔉
てき‐しつ【敵失】
野球で、相手のエラー。
てき‐しゅ【敵手】🔗⭐🔉
てき‐しゅ【敵手】
①敵の手。「―にゆだねる」
②競争相手。ライバル。「好―」
てき‐しゅう【敵襲】‥シフ🔗⭐🔉
てき‐しゅう【敵襲】‥シフ
敵がおそってくること。
てき‐しゅう【敵讐】‥シウ🔗⭐🔉
てき‐しゅう【敵讐】‥シウ
(「讐」はかたきの意)仇敵。
てき‐しょう【敵将】‥シヤウ🔗⭐🔉
てき‐しょう【敵将】‥シヤウ
敵の大将。敵の将軍。
てき‐じょう【敵城】‥ジヤウ🔗⭐🔉
てき‐じょう【敵城】‥ジヤウ
敵のしろ。
てき‐じょう【敵情・敵状】‥ジヤウ🔗⭐🔉
てき‐じょう【敵情・敵状】‥ジヤウ
敵の情況。敵の様子。「―視察」
てき‐じん【敵陣】‥ヂン🔗⭐🔉
てき‐じん【敵陣】‥ヂン
敵の陣営。敵の陣地。「―に突っ込む」
てき・する【敵する】🔗⭐🔉
てき・する【敵する】
〔自サ変〕[文]敵す(サ変)
①はりあう。敵対する。「衆寡―・せず」
②相手として相応する。匹敵する。「彼に―・する相手はいない」
てき‐せい【敵性】🔗⭐🔉
てき‐せい【敵性】
敵国または敵国人である性質。戦争法規の範囲内において、攻撃・破壊・掠奪および捕獲などの加害行為をしてよいと認められる性質。「―国家」
⇒てきせい‐ご【敵性語】
てき‐せい【敵勢】🔗⭐🔉
てき‐せい【敵勢】
①敵のいきおい。敵の様子。
②敵の軍勢。敵軍。てきぜい。
てきせい‐ご【敵性語】🔗⭐🔉
てきせい‐ご【敵性語】
太平洋戦争中、敵国の言葉として排斥・追放しようとした、主に英語単語。
⇒てき‐せい【敵性】
てき‐せん【敵船】🔗⭐🔉
てき‐せん【敵船】
敵国の船。敵性を有する船。
てき‐ぜん【敵前】🔗⭐🔉
てき‐ぜん【敵前】
敵のいる前。敵陣の前。
⇒てきぜん‐じょうりく【敵前上陸】
てきぜん‐じょうりく【敵前上陸】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
てきぜん‐じょうりく【敵前上陸】‥ジヤウ‥
敵が兵力を配備している前面に強行上陸すること。
⇒てき‐ぜん【敵前】
てき‐たい【敵対】🔗⭐🔉
てき‐たい【敵対】
敵として対抗すること。敵視してさからうこと。「―関係」
⇒てきたいてき‐きぎょうばいしゅう【敵対的企業買収】
⇒てきたいてき‐むじゅん【敵対的矛盾】
てきたいてき‐きぎょうばいしゅう【敵対的企業買収】‥ゲフ‥シウ🔗⭐🔉
てきたいてき‐きぎょうばいしゅう【敵対的企業買収】‥ゲフ‥シウ
株式公開買付などで株主から大量の株式を取得することにより、対象会社の経営陣の反対を押してその支配権を獲得すること。↔友好的企業買収。
⇒てき‐たい【敵対】
てきたいてき‐むじゅん【敵対的矛盾】🔗⭐🔉
てきたいてき‐むじゅん【敵対的矛盾】
マルクス主義の用語。利害が根本的に対立する勢力(例えば、資本家と労働者)相互の、力の衝突によってしか解決できない矛盾。
⇒てき‐たい【敵対】
てき‐た・う【敵対ふ】‥タフ🔗⭐🔉
てき‐た・う【敵対ふ】‥タフ
〔自四〕
(「敵対」を活用させた語)敵対する。反抗する。天草本平家物語「平家に―・はれたによつて、既に誅せられうずるに定まつたを」
てき‐だん【敵弾】🔗⭐🔉
てき‐だん【敵弾】
敵の発射する弾丸。「―に倒れる」
てき‐ち【敵地】🔗⭐🔉
てき‐ち【敵地】
敵の領地。また、敵の勢力下にある土地。「―に潜入する」
てき‐ちゅう【敵中】🔗⭐🔉
てき‐ちゅう【敵中】
敵のなか。「―突破」
○敵に後ろを見せるてきにうしろをみせる🔗⭐🔉
○敵に後ろを見せるてきにうしろをみせる
敵に背を向けて逃げる。
⇒てき【敵】
○敵に塩を送るてきにしおをおくる🔗⭐🔉
○敵に塩を送るてきにしおをおくる
(上杉謙信が、塩不足に悩む宿敵武田信玄に塩を送って助けたという故事から)苦境にある敵を助ける。
⇒てき【敵】
てき‐にん【適任】
その任務にふさわしいこと。また、その才能に適した任務。「幹事として―の人」「―者」
てき‐にん【敵人】
(テキジンとも)
①争っている者。戦っている相手。
②訴訟の相手方。謡曲、鉢木「某が―謀叛人と申上げ、御前に召出され」
て‐ぎね【手杵】
中央のくびれた部分を握ってつくきね。搗杵かちぎね。
でき‐ね【出来値】
市場で売買の成立した値段。
てぎ‐の‐もの【手木の者】
捕吏。大坂独吟集「大石のかたぶく月に―」→手木1
てき‐は【摘播】
種子を一定の間隔をおいて数粒から数十粒ずつまとめてまき下ろす播種法。→点播
てき‐はい【敵背】
敵軍の背面。敵のうしろ。
でき‐ばえ【出来映え・出来栄え】
できあがりのよいこと。また、できあがりのさま。できざま。「見事な―」
てき‐ぱき
(テキハキとも)物事を手際よく迅速に処理するさま。「仕事を―とこなす」「―した応対」
でき‐はぜ【出来鯊】
夏に釣れる、ハゼの当歳魚。
てき‐はつ【摘発】
悪事などをあばいて公表すること。「脱税を―する」
てき‐にん【敵人】🔗⭐🔉
てき‐にん【敵人】
(テキジンとも)
①争っている者。戦っている相手。
②訴訟の相手方。謡曲、鉢木「某が―謀叛人と申上げ、御前に召出され」
てき‐はい【敵背】🔗⭐🔉
てき‐はい【敵背】
敵軍の背面。敵のうしろ。
○敵は本能寺に在りてきはほんのうじにあり🔗⭐🔉
○敵は本能寺に在りてきはほんのうじにあり
(明智光秀が、備中の毛利勢を攻めると称して出陣し、織田信長を本能寺に攻めた故事)真の目的は別の所にある、の意。
⇒てき【敵】
てき‐ひ【適否】
適することと適さないこと。適するか否いなか。適不適。「仕事への―を調べる」
て‐きびし・い【手厳しい】
〔形〕[文]てきび・し(シク)
遠慮や容赦がなく、きわめてきびしい。「―・い批評」「―・く問い詰める」
てき‐ひょう【適評】‥ヒヤウ
適切な批評。妥当な批評。
てき‐びん【的便】
速くて確実な使者。〈日葡辞書〉
でき‐ぶげん【出来分限】
(デキブンゲンとも)にわかに金持となること。また、その人。にわかぶげん。成金。浮世草子、好色敗毒散「顔は丸いが角左衛門とて、近年の―」
でき‐ぶつ【出来物】
すぐれた人物。立派な人。できもの。「なかなかの―」
てき‐ふてき【適不適】
適当と不適当。適否。
でき‐ふんべつ【出来分別】
ふと心に浮かんだ思いつきや考え。ふとした出来心。好色五人女5「―にて息も引きとらぬうちより女は後夫のせんさくを耳にかけ」
てき‐へい【敵兵】
敵軍の兵。
てき‐ぼ【嫡母】
⇒ちゃくぼ
てき‐ほう【適法】‥ハフ
法律または命令にかなうこと。「―行為」↔違法。
⇒てきほう‐せい【適法性】
てき‐ほう【敵堡】
敵軍のとりで。敵塁てきるい。
てきほう‐せい【適法性】‥ハフ‥
(Legalität ドイツ)
①法にかなうこと。
②(カントの用語)行為が、その動機の如何を問わず、結果として法則に合致するか否かを問題とする外面的合法則性。→道徳性
⇒てき‐ほう【適法】
でき‐ぼし【出来星】
①新しく出現した星。毛吹草6「―と見やはとがめぬ揚灯籠」
②にわかに立身したり、金持となること。また、その人。なりあがり。
でき‐ぼつ【溺没】
おぼれてしずむこと。おぼれて死ぬこと。
でき‐ぼっく【出来発句】
即興の発句。狂言、連歌盗人「これは亭主が家固めの時の―かと思ふ」
てきほん‐しゅぎ【敵本主義】
真の目的を隠し、他に目的があるようにみせかけて行動するやりかた。「敵は本能寺に在り」からの造語。→敵は本能寺に在り(「敵」成句)
てき‐めん【覿面】
(「覿」はまみえる意)
①まのあたり。目の前。目前。日葡辞書「テキメンニコロ(殺)イタ」
②結果・効果などが目の前にすぐあらわれること。即座。「―に効く」「天罰―」
でき‐もうさず【出来不申】‥マウサズ
(取引用語)市場で売買契約の成立をみなかった意。申さず。
てき‐へい【敵兵】🔗⭐🔉
てき‐へい【敵兵】
敵軍の兵。
てき‐ほう【敵堡】🔗⭐🔉
てき‐ほう【敵堡】
敵軍のとりで。敵塁てきるい。
てきほん‐しゅぎ【敵本主義】🔗⭐🔉
てきほん‐しゅぎ【敵本主義】
真の目的を隠し、他に目的があるようにみせかけて行動するやりかた。「敵は本能寺に在り」からの造語。→敵は本能寺に在り(「敵」成句)
○敵も然るもの引っ掻くものてきもさるものひっかくもの🔗⭐🔉
○敵も然るもの引っ掻くものてきもさるものひっかくもの
勝負事の強敵に、なかなかやるものだと感心して言う言葉。「然る」に「猿」を掛けて「引っ掻く」としゃれたもの。
⇒てき【敵】
でき‐もの【出来物】
①ふきでもの。はれもの。おでき。「顔に―ができる」
②立派にできたもの。みごとにできあがったもの。〈日葡辞書〉
③(→)「できぶつ」に同じ。東海道名所記「近きころの遊君の―ぢや」
てき‐や【的屋】
いかがわしい品物を売る商人。やし(香具師)。ねらいが当たれば利益を得るところから、的に矢が当たることになぞらえたという。一説に、「やし」の「や」と、(→)てき(的)3とを合わせた「やてき」の倒語。
てき‐やく【適役】
よくあてはまった役柄。はまりやく。「議長には彼が―だ」
てき‐やく【適訳】
原文・原語によくあてはまった翻訳・訳語。
てき‐やく【適薬】
その病気に適した薬。あいぐすり。
てき‐やく【敵役】
⇒かたきやく
てき‐やく【敵薬】
①配合のぐあいによって毒となる薬。〈運歩色葉集〉
②食い合わせて毒になるもの。食い合せ。
でき‐やく【出来役】
花札で、勝負の結果できた役。↔手役てやく
デキャンター【decanter】
⇒デカンター
てき‐よう【適用】
(法律・規則などを)あてはめて用いること。「新税法を―する」「労災保険の―」
⇒てきよう‐さくもつ【適用作物】
てき‐よう【摘要】‥エウ
要点を抜き出して記すこと。また、その抜書き。「講演の―」
てき‐よう【擢用】
選び出して採用すること。抜擢。
て‐ぎよう【手器用】
手仕事に器用なこと。手際のよいこと。日葡辞書「テギヨウナ」
てきよう‐さくもつ【適用作物】
ある農薬の散布が農薬登録制度で認められた作物。
⇒てき‐よう【適用】
で‐きょうじゅ【出教授】‥ケウ‥
先方へ出向いて教授すること。でげいこ。出張教授。
てき‐らい【摘蕾】
大きな果実を得るためなどに、適量以上の余分な蕾つぼみを摘つみ取ること。
で‐ぎらい【出嫌い】‥ギラヒ
外出を好まないこと。また、そういう性分の人。でぶしょう。
て‐ぎり【手限】
①自分の判断で始末すること。
②手限裁判の略。
⇒てぎり‐さいばん【手限裁判】
デ‐キリコ【de Chirico】
⇒キリコ
てぎり‐さいばん【手限裁判】
江戸幕府の寺社奉行・町奉行・勘定奉行の各自が支配下の訴訟を単独で行う裁判。手限公事。手限物。
⇒て‐ぎり【手限】
で‐きりゅう【出寄留】‥リウ
本籍から他地に出て寄留すること。
てき‐りょう【適量】‥リヤウ
適度の量。「―の酒」
で・きる【出来る】
〔自上一〕
①出てくる。勅規桃源抄「竺法蘭のこちへ―・きらるるに逢て」。滑稽本、旧観帖「江戸ははじめてでごぜへますかへ。…兄児せなアは一度―・ぎたこともおざるとよ」
②形をとって現れる。
㋐うまれる。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「あの弟が―・きるまでは」
㋑発生する。おこる。日葡辞書「クヮジ(火事)ガヲコッタ、また、デキタ」。「用事が―・きる」
㋒作られる。生産される。「この地で畳表が―・きる」
㋓男女がひそかに結ばれる。「あの二人は―・きたらしい」
③まとまりがついて仕上がる。
㋐完成する。「宿題が―・きた」
㋑物事がうまく行く。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「平馬感心の思入れにて横手を打つて、―・きた」
㋒苦労をして人物が練れる。「―・きた人だ」
④それについての能力・才能がある。「英語が―・きる」「あの人は―・きる人だ」
⑤可能だ。また、…する能力または権利がある。「人物は保証―・きる」「進級―・きる」「誰でも請求することが―・きる」
→でく(出来)
⇒出来ない相談
で‐き・る【出切る】
〔自五〕
残らず出る。出尽くす。すっかり外に出てしまう。「反対意見も―・ったようだ」
てき‐るい【敵塁】
敵のとりで。敵堡てきほう。
て‐ぎれ【手切れ】
①談判が破れて敵対行為をとること。日葡辞書「テギレヲスル」
②それまでの互いの(特に男女間の)関係を絶つこと。梅暦「仇吉丹次郎が―、米八が顔の立て方等」
③手切れ金の略。
⇒てぎれ‐きん【手切れ金】
で‐ぎれ【出切れ】
裁ちあまりの布。たちくず。端切れ。
てき‐れい【適例】
適切な例。よくあてはまる例。「―を示す」
てき‐れい【適齢】
それに適する年齢。
⇒てきれい‐き【適齢期】
て‐ぎれい【手綺麗】
てぎわの綺麗なさま。手仕事などの出来あがりの立派なさま。日葡辞書「テギレイナニワ(庭)」。「―に仕上げる」
てきれい‐き【適齢期】
事をするのに適した年ごろ。特に結婚の場合にいう。「―を過ぎる」
⇒てき‐れい【適齢】
でき‐レース【出来レース】
あらかじめ示し合わせて、勝負が決まっているのに形式だけ行う競争。八百長。
てき‐れき【的皪】
白くあざやかに光り輝くさま。
てぎれ‐きん【手切れ金】
手切れに際して、相手に与える金銭。
⇒て‐ぎれ【手切れ】
てき‐ろく【摘録】
要点をかいつまんでしるすこと。また、その記録。
て‐ぎわ【手際】‥ギハ
①物事を処理するうでまえ。手腕。技量。手並。日葡辞書「テギワノヨイ、また、ワルイサイク(細工)」。「―よく事を運ぶ」
②よいできばえ。浮世風呂3「なかなか―な事でござります」
⇒てぎわ‐もの【手際物】
で‐ぎわ【出際】‥ギハ
出ようとする際。外出のまぎわ。でがけ。でしな。
でき‐わく【溺惑】
心を奪われてまどうこと。迷って本心を失うこと。惑溺。
てぎわ‐もの【手際物】‥ギハ‥
手際を要する物。技量を要するもの。狂言、惣八「これはつつと―でおりやる」
⇒て‐ぎわ【手際】
てき‐やく【敵薬】🔗⭐🔉
てき‐やく【敵薬】
①配合のぐあいによって毒となる薬。〈運歩色葉集〉
②食い合わせて毒になるもの。食い合せ。
てき‐るい【敵塁】🔗⭐🔉
てき‐るい【敵塁】
敵のとりで。敵堡てきほう。
○敵を見て矢を矧ぐてきをみてやをはぐ🔗⭐🔉
○敵を見て矢を矧ぐてきをみてやをはぐ
目前の必要に迫られてから初めて用意にとりかかるような、おくれた処置にいうたとえ。どろなわ。
⇒てき【敵】
て‐きん【手金】
手付てつけとして渡す金銭。手付金。
てく
(「てくてくあるく」の略か)徒歩で行くこと。「―で行く」→てくる
テク
テクニック・テクノロジーなどの略。「財―」
テグ【大邱】
(Taegu)韓国南東部、大邱平野の中心にある都市。慶尚北道の道庁所在地だが、1995年広域市に指定。政治・交通・商工業の中心地。李朝時代は朝鮮三大市場の一つ。人口254万7千(2003)。
でく【木偶】
①木ぼりの人形。木偶人。
②あやつり人形。
③物の役に立たない人。でくのぼう。
で‐く【重五】
⇒でっく
で・く【出来】
〔自カ変〕
(イデクの約)
①物が生ずる。あらわれ出る。生まれる。中庸抄「混沌未分の一念起らぬ、未だ形の―・こぬ先ぞ」
②事柄が発生する。蒙求抄7「必ず大事が―・こうと思ふぞ」
③作られる。仕上がる。生産される。孟子抄「麦、…日至は夏至の事ぞ、其時分に―・くるものぞ」
→できる
デ‐クーニング【Willem de Kooning】
アメリカの画家。オランダ生れ。激しい筆致の人間像や抽象画を描く。連作「女」など。(1904〜1997)
デ‐クエヤル【Javier Pérez de Cuéllar】
ペルーの外交官。1982〜91年、第5代国連事務総長。(1920〜)
て‐くぐつ【手傀儡】
くぐつまわし。手で人形を動かす芸。
て‐ぐさ【手種】
手でもてあそぶもの。おもちゃ。また、手なぐさみ。浄瑠璃、聖徳太子絵伝記「火箸―の火ぜせりして」
て‐ぐさり【手鎖】
手錠てじょう。
て‐ぐし【手櫛】
手の指を櫛のように使って頭髪を整えること。
テクシー
(タクシーをもじった俗語)自動車に乗らずに、てくてく足で歩くこと。
テグシガルパ【Tegucigalpa】
中央アメリカ、ホンジュラス共和国の首都。同国中部、標高1000メートルの盆地にある。人口85万8千(2003)。
てぐす【天蚕糸】
(→)「てぐすいと」に同じ。
⇒てぐす‐いと【天蚕糸】
⇒てぐす‐さん【天蚕糸蚕】
⇒てぐす‐むすび【天蚕糸結び】
てぐす‐いと【天蚕糸】
楓蚕ふうさん・樟蚕くすさんの幼虫の体内から絹糸腺を取り、酸に浸し、引き伸ばし乾かして精製した白色透明の糸。釣糸に愛用され、実際に使われなくなった現在でも釣糸の俗称として残る。てんさんし。
⇒てぐす【天蚕糸】
てぐす‐さん【天蚕糸蚕】
(→)楓蚕ふうさんに同じ。
⇒てぐす【天蚕糸】
テクスト【text】
⇒テキスト
て‐ぐすね【手薬煉】
手にくすねをとること。〈日葡辞書〉
⇒手薬煉引く
てっ‐き【敵機】テキ‥🔗⭐🔉
てっ‐き【敵機】テキ‥
敵の飛行機。
てっ‐き【敵騎】テキ‥🔗⭐🔉
てっ‐き【敵騎】テキ‥
敵の騎兵。
てっ‐きょう【敵境】テキキヤウ🔗⭐🔉
てっ‐きょう【敵境】テキキヤウ
敵地とのさかい。また、敵地。
[漢]敵🔗⭐🔉
敵 字形
筆順
〔攵(攴)部11画/15画/教育/3708・4528〕
〔音〕テキ(漢)
〔訓〕かたき
[意味]
①対等に立ち向かう。相手になる。「衆寡敵せず」「匹敵・無敵・敵対・好敵手」
②戦争や競争の相手方。「敵は本能寺にあり」「敵将・敵陣・政敵・論敵・利敵行為」
③うらみに思う相手。かたき。あだ。「敵意・敵視・仇敵きゅうてき」
[解字]
形声。音符「
」(=まっすぐに当たる)+「攵」(=動詞の記号)。まともに立ち向かう意。[
]は異体字。
[下ツキ
怨敵・外敵・仇敵・強敵・索敵・残敵・弱敵・宿敵・小敵・少敵・素敵・政敵・大敵・対敵・朝敵・天敵・匹敵・仏敵・不敵・法敵・無敵・利敵・論敵
[難読]
敵娼あいかた
筆順
〔攵(攴)部11画/15画/教育/3708・4528〕
〔音〕テキ(漢)
〔訓〕かたき
[意味]
①対等に立ち向かう。相手になる。「衆寡敵せず」「匹敵・無敵・敵対・好敵手」
②戦争や競争の相手方。「敵は本能寺にあり」「敵将・敵陣・政敵・論敵・利敵行為」
③うらみに思う相手。かたき。あだ。「敵意・敵視・仇敵きゅうてき」
[解字]
形声。音符「
」(=まっすぐに当たる)+「攵」(=動詞の記号)。まともに立ち向かう意。[
]は異体字。
[下ツキ
怨敵・外敵・仇敵・強敵・索敵・残敵・弱敵・宿敵・小敵・少敵・素敵・政敵・大敵・対敵・朝敵・天敵・匹敵・仏敵・不敵・法敵・無敵・利敵・論敵
[難読]
敵娼あいかた
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かたき【敵】🔗⭐🔉
かたき [3] 【敵】
(1)競い合う相手。競技などの相手。現代では多く,「がたき」の形で他の語と複合して用いる。「恋―」「商売―」「飲み―」「碁―」「御碁の―に,召し寄す/源氏(宿木)」
(2)(「仇」とも書く)恨みをいだいている相手。仇敵(キユウテキ)。「親の―を討つ」「―を取る」
(3)敵対する相手。てき。「―の手にはかかるまじ/平家 11」
(4)結婚の相手。配偶者。「―を得むずるやうは/宇津保(藤原君)」
かたき-うち【敵討ち】🔗⭐🔉
かたき-うち [3] 【敵討ち】
(1)主人・父・夫などを殺した相手を討ち取って,恨みを晴らすこと。あだうち。
(2)仕返しをすること。雪辱。「このあいだの―だ」
かたき-うち-もの【敵討物】🔗⭐🔉
かたき-うち-もの [0] 【敵討物】
⇒仇討(アダウチ)物(モノ)
かたき-もち【敵持ち】🔗⭐🔉
かたき-もち 【敵持ち】
かたきとしてつけねらわれていること。また,その者。「―同然の身持/浄瑠璃・天の網島(上)」
かたき-やく【敵役】🔗⭐🔉
かたき-やく [0] 【敵役】
(1)演劇で悪人を演ずる役。悪役。悪形(アクガタ)。てきやく。
(2)他人から憎まれることをあえて行う役目。憎まれ役。てきやく。「―を買って出る」
かなわ
ない【敵わない】🔗⭐🔉
かなわ
ない カナハ― 【敵わない】 (連語)
(1)(力や能力が)…に対抗できない。勝てない。かなわぬ。「いくら頑張っても君には―
ない」
(2)(「…て(は)かなわない」の形で,形容詞を受けて)負担が大きくて,それに耐えられない。困ってしまう。もて余してしまう。かなわぬ。かなわん。「こう暑くては―
ない」「このカメラは重くて―
ない」
→かなう
ない カナハ― 【敵わない】 (連語)
(1)(力や能力が)…に対抗できない。勝てない。かなわぬ。「いくら頑張っても君には―
ない」
(2)(「…て(は)かなわない」の形で,形容詞を受けて)負担が大きくて,それに耐えられない。困ってしまう。もて余してしまう。かなわぬ。かなわん。「こう暑くては―
ない」「このカメラは重くて―
ない」
→かなう
てき【敵】🔗⭐🔉
てき [0] 【敵】
■一■ (名)
(1)あるものにとって,共存しえない存在。滅ぼさなければ自分の存在が危うくなるもの。かたき。「―の大将」「贅沢(ゼイタク)は―だ」
(2)対等に張り合う相手。試合などの相手。「向かう所―なし」「到底彼の―ではない」
(3)遊里で,客が遊女を,また遊女が客をさす語。相方(アイカタ)。「重ねて逢ふ迄の日をいづれの―にも待ちかねさせ/浮世草子・一代男 6」
■二■ (代)
〔■一■(3)の転。近世後期の上方語〕
三人称。あいつ。「―めもえらい癡呆(ヘゲタレ)めぢや/滑稽本・浮世風呂(前)」
てき=に後ろを見・せる🔗⭐🔉
――に後ろを見・せる
(敵に背中を見せて逃げることから)
(1)おじけづいて逃げる。
(2)敵に弱味を見せる。
てき=に糧(カテ)🔗⭐🔉
――に糧(カテ)
意図に反して,相手に利益をもたらす結果になることにいう。
てき=に塩を送る🔗⭐🔉
――に塩を送る
敵が苦しんでいる時に,かえってその苦境を救う。
〔上杉謙信が,今川・北条の塩止めで苦しんでいる武田信玄に塩を送ったという逸話から〕
てき=は本能寺(ホンノウジ)にあり🔗⭐🔉
――は本能寺(ホンノウジ)にあり
〔備中の毛利攻めと称して出陣した明智光秀が京都本能寺の織田信長を襲ったことから〕
本当の目的が別のところにあること。
→敵本(テキホン)主義
てき=を見て矢を矧(ハ)ぐ🔗⭐🔉
――を見て矢を矧(ハ)ぐ
〔「矢を矧(ハ)ぐ」は,矢に矢羽をつけること〕
事が起こってからあわてて準備にとりかかる。後手(ゴテ)にまわることのたとえ。どろなわ。
てき-えい【敵営】🔗⭐🔉
てき-えい [0] 【敵営】
敵の陣営。
てき-えい【敵影】🔗⭐🔉
てき-えい [0] 【敵影】
敵のすがた。「―を見ず」
てき-がい【敵愾】🔗⭐🔉
てき-がい [0] 【敵愾】
〔左氏伝(文公四年)「諸侯敵
王所
愾,而献
其功
」から。「愾」は胸につまる気持ち。恨み,怒り,の意〕
(1)君主の恨みをはらそうとすること。
(2)敵と争おうとする意気ごみ。
王所
愾,而献
其功
」から。「愾」は胸につまる気持ち。恨み,怒り,の意〕
(1)君主の恨みをはらそうとすること。
(2)敵と争おうとする意気ごみ。
てきがい-しん【敵愾心】🔗⭐🔉
てきがい-しん [3] 【敵愾心】
相手に対する憤りや闘争心。「はげしい―をもやす」
てき-がた【敵方】🔗⭐🔉
てき-がた [0] 【敵方】
(1)敵になるほう。敵側(テキガワ)。「―にまわる」
(2)中世,訴訟の相手方。敵人(テキニン)。「もし―口をとり候はば/甲陽軍鑑(品四七)」
てき-かん【敵艦】🔗⭐🔉
てき-かん [0] 【敵艦】
敵の軍艦。「―見ゆ」
てき-ぐん【敵軍】🔗⭐🔉
てき-ぐん [0] 【敵軍】
敵の軍隊。敵の軍勢。
てき-こく【敵国】🔗⭐🔉
てき-こく [0] 【敵国】
戦争をしている相手の国。てっこく。
てきこく=外患(ガイカン)無き者は国恒(ツネ)に亡(ホロ)ぶ🔗⭐🔉
――外患(ガイカン)無き者は国恒(ツネ)に亡(ホロ)ぶ
〔孟子(告子下)〕
敵国もなく外国との関係にも心配事のない国は,国民全体に緊張感がなくなり必ず滅亡する。
てき-さん【敵様・的様】🔗⭐🔉
てき-さん 【敵様・的様】 (代)
〔もと遊里語で,遊女から客,客から遊女をいう語。近世上方語〕
(1)二人称。おまえさん。「銭相場が安うて,―も引合ふまいと思ふさかい,こちから負けてやるぢや/滑稽本・浮世床(初)」
(2)三人称。あのお方。あの人さん。「夫だから他(ヒト)の拳を見るとの,―のはや拳ぢや/滑稽本・浮世風呂 3」
てき-し【敵視】🔗⭐🔉
てき-し [1][0] 【敵視】 (名)スル
敵とみなすこと。敵意をもって見ること。「反対者を―する」
てき-しつ【敵失】🔗⭐🔉
てき-しつ [0] 【敵失】
野球で,相手守備陣の失策。相手のエラー。「―で出塁する」
てき-しゅ【敵手】🔗⭐🔉
てき-しゅ [1] 【敵手】
(1)同じくらいの力を持った競争相手。「好―」
(2)敵の勢力下。敵の手。「―におちる」
てき-しゅう【敵襲】🔗⭐🔉
てき-しゅう ―シフ [0] 【敵襲】
敵の襲撃。「―に備える」
てき-しゅう【敵讐】🔗⭐🔉
てき-しゅう ―シウ [0] 【敵讐】
かたきとする相手。仇敵。仇讐。
てき-しょう【敵将】🔗⭐🔉
てき-しょう ―シヤウ [0] 【敵将】
敵の将軍・大将。
てき-じょう【敵情】🔗⭐🔉
てき-じょう ―ジヤウ [0] 【敵情】
敵の状況。「―をさぐる」
てき-じん【敵人】🔗⭐🔉
てき-じん [0] 【敵人】
(1)敵。敵方。
(2)競争相手。相手方。中世,戦闘・訴訟などの相手方。てきにん。
てき-じん【敵陣】🔗⭐🔉
てき-じん ―ヂン [0] 【敵陣】
敵の陣営・陣地。「―に斬(キ)りこむ」
てき・する【敵する】🔗⭐🔉
てき・する [3] 【敵する】 (動サ変)[文]サ変 てき・す
(1)敵として抵抗する。敵対する。「―・するものなし」
(2)互角に相手になることができる。匹敵する。「嘉納流の覚(オボエ)ある蒲田が力に―・しかねて/金色夜叉(紅葉)」
てき-せい【敵性】🔗⭐🔉
てき-せい [0] 【敵性】
敵と認められるような性質。国際法上の概念では,交戦国が攻撃・破壊などの加害行為を加えることを許容される相手の,敵としての性質。「―国家」
てき-せい【敵勢】🔗⭐🔉
てき-せい [0] 【敵勢】
(1)敵の勢力。敵のいきおい。
(2)〔「てきぜい」とも〕
敵の軍勢。
てき-せん【敵船】🔗⭐🔉
てき-せん [0] 【敵船】
敵の船。敵国の船。
てき-ぜん【敵前】🔗⭐🔉
てき-ぜん [0] 【敵前】
敵の目の前。「―逃亡」
てきぜん-じょうりく【敵前上陸】🔗⭐🔉
てきぜん-じょうりく ―ジヤウ― [5] 【敵前上陸】
軍隊が,敵が戦力を配備している前面から上陸を強行すること。
てき-たい【敵対】🔗⭐🔉
てき-たい [0] 【敵対】 (名)スル
敵として立ち向かうこと。対抗すること。「互いに―する両陣営」「―意識」
てきたい-こうい【敵対行為】🔗⭐🔉
てきたい-こうい ―カウ
[5] 【敵対行為】
敵に対する加害行為。主に戦闘行為をいう。
[5] 【敵対行為】
敵に対する加害行為。主に戦闘行為をいう。
てきたい-てき-むじゅん【敵対的矛盾】🔗⭐🔉
てきたい-てき-むじゅん [0] 【敵対的矛盾】
毛沢東の「矛盾論」の言葉。人民内部にある非敵対的矛盾に対して,階級対立のように和解できない矛盾のこと。
てき-た・う【敵対ふ】🔗⭐🔉
てき-た・う ―タフ 【敵対ふ】 (動ハ四)
〔「敵対(テキタイ)」の動詞化〕
敵対する。反抗する。「平家に―・ふ常盤ならば,討つて捨てよ/浄瑠璃・平家女護島」
てき-だん【敵弾】🔗⭐🔉
てき-だん [0] 【敵弾】
敵のうった弾丸。
てき-ち【敵地】🔗⭐🔉
てき-ち [1][0] 【敵地】
敵の支配下にある土地。敵の領地。
てき-ちゅう【敵中】🔗⭐🔉
てき-ちゅう [0] 【敵中】
敵のなか。「―横断」
てき-にん【敵人】🔗⭐🔉
てき-にん 【敵人】
「てきじん(敵人)」に同じ。
てき-はい【敵背】🔗⭐🔉
てき-はい [0] 【敵背】
敵のうしろ側。敵の背面。「―を衝(ツ)く」
てき-へい【敵兵】🔗⭐🔉
てき-へい [0] 【敵兵】
敵の兵隊。
てき-ほう【敵堡】🔗⭐🔉
てき-ほう [0] 【敵堡】
敵軍のとりで。敵塁。
てきほん-しゅぎ【敵本主義】🔗⭐🔉
てきほん-しゅぎ [5] 【敵本主義】
〔「敵は本能寺にあり」から出た語〕
真の目的を隠し,ほかに目的があるように見せかけつつ,行動するやり方。
てき-やく【敵役】🔗⭐🔉
てき-やく [0] 【敵役】
⇒かたきやく(敵役)
てき-やく【敵薬】🔗⭐🔉
てき-やく [0] 【敵薬】
処方によっては毒になる薬。「其病人とは大―/浄瑠璃・伊賀越道中双六」
てき-ら【敵等・的等】🔗⭐🔉
てき-ら 【敵等・的等】 (代)
〔近世上方語〕
三人称。あいつら。「玉というたら―ぢや。何ぢやろとまあ鉄串(カナグシ)にさして焼くぢや/滑稽本・浮世風呂 2」
てき-るい【敵塁】🔗⭐🔉
てき-るい [0] 【敵塁】
敵のとりで。敵堡(テキホウ)。「―を抜く」
てっ-き【敵旗】🔗⭐🔉
てっ-き テキ― [1] 【敵旗】
敵の旗。
てっ-き【敵機】🔗⭐🔉
てっ-き テキ― [1][0] 【敵機】
敵の飛行機。「―来襲」
てっ-き【敵騎】🔗⭐🔉
てっ-き テキ― [1] 【敵騎】
敵の騎兵。
かたき【敵】(和英)🔗⭐🔉
かたきやく【敵役】(和英)🔗⭐🔉
かたきやく【敵役】
a villain's part.
かなう【敵う】(和英)🔗⭐🔉
てき【敵】(和英)🔗⭐🔉
てきい【敵意】(和英)🔗⭐🔉
てきい【敵意】
hostility.〜のある hostile;→英和
antagonistic.
てきがいしん【敵愾心】(和英)🔗⭐🔉
てきがいしん【敵愾心】
(a feeling of) hostility.
てきかん【敵艦】(和英)🔗⭐🔉
てきかん【敵艦】
an enemy ship.
てきき【敵機】(和英)🔗⭐🔉
てきき【敵機】
an enemy plane.
てきぐん【敵軍】(和英)🔗⭐🔉
てきぐん【敵軍】
the enemy (troops).→英和
てきこく【敵国】(和英)🔗⭐🔉
てきこく【敵国】
the enemy.→英和
⇒敵国(てつこく).
てきしがたい【敵し難い】(和英)🔗⭐🔉
てきしがたい【敵し難い】
be irresistible;be no match.
てきじょう【敵情】(和英)🔗⭐🔉
てきじょう【敵情】
the movement of an enemy.→英和
てきじん【敵陣】(和英)🔗⭐🔉
てきじん【敵陣】
the enemy's line[camp].
てきする【敵する】(和英)🔗⭐🔉
てきする【敵する】
[匹敵]be a match;→英和
be equal.
てきぜん【敵前上陸する】(和英)🔗⭐🔉
てきぜん【敵前上陸する】
land in the face of the enemy.→英和
てきたい【敵対する】(和英)🔗⭐🔉
てきたい【敵対する】
oppose;→英和
fight against.敵対行為 hostilities.
てきだん【敵弾】(和英)🔗⭐🔉
てきだん【敵弾】
an enemy bullet[shell].
てきち【敵地】(和英)🔗⭐🔉
てきち【敵地】
the enemy's[hostile]territory.
てきへい【敵兵】(和英)🔗⭐🔉
てきへい【敵兵】
an enemy;→英和
the enemy (全体).
てきみかた【敵味方】(和英)🔗⭐🔉
てきみかた【敵味方】
friends and foes;both sides.
てっこく【敵国】(和英)🔗⭐🔉
てっこく【敵国】
an enemy[a hostile]country.
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