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広辞苑の検索結果 (1)

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「ち」の濁音。舌端を硬口蓋に触れて、声を破裂させる子音〔dʒ〕と母音〔i〕との結合した音節。〔dʒi〕 古代語では〔di〕 現代の標準語音では「し」の濁音「じ」と同じ。

大辞林の検索結果 (50)

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[1] 「ち」の濁音の仮名。現代共通語では「じ」と発音上の区別はなく,硬口蓋破擦音(または硬口蓋摩擦音)の有声子音と前舌の狭母音とから成る音節。現代仮名遣いでは,この音節の仮名として,一般には「じ」が用いられるが,二語の連合による連濁(「はなぢ(鼻血)」「みぢか(身近)」など)と一語中の同音の連呼(「ちぢみ(縮)」「ちぢれる(縮れる)」など)の場合には「ぢ」を用いる。 〔「ぢ」は,清音「ち」に対する濁音の仮名として,中世末期までは「じ」とは別々の音を表していたが,江戸時代に入り,両者の発音上の区別は失われた。もっとも,方言には,現在でも「じ」「ぢ」を区別する地方がある〕

ち-あい【血合(い)】🔗🔉

ち-あい ―アヒ [0] 【血合(い)】 魚の肉で,黒ずんだ赤みを帯びた部分。カツオ・マグロなどは体側および背骨の周辺に多い。

ちあえ-の-まつり【道饗祭】🔗🔉

ちあえ-の-まつり チアヘ― 【道饗祭】 ⇒みちあえのまつり(道饗祭)

ち-あつ【地圧】🔗🔉

ち-あつ [0][1] 【地圧】 地殻を構成する物体が,その内部またはこれに接する物体に及ぼす力。トンネルの壁面に加わる圧力や造山運動の際の圧力など。

ち-あゆ【稚鮎】🔗🔉

ち-あゆ [0] 【稚鮎】 孵化(フカ)してまもないアユ。アユの稚魚。

ち-あれ【血荒れ】🔗🔉

ち-あれ 【血荒れ】 流産の古い言い方。[ヘボン(三版)]

ち-あわせ【血合(わ)せ】🔗🔉

ち-あわせ ―アハセ [2] 【血合(わ)せ】 血縁関係の有無を調べる古い風習の一。水の中にそれぞれの血をたらし,そのまじり方によって判定した。

ちあん-けいさつ-ほう【治安警察法】🔗🔉

ちあん-けいさつ-ほう ―ハフ 【治安警察法】 集会・結社および労働運動や大衆運動の取り締まりについて規定した法律。1900年(明治33)制定。のち,治安維持法で補完。45年(昭和20)廃止。

ち-いお【千五百】🔗🔉

ち-いお ―イホ 【千五百】 数のきわめて多いこと。無数。ちいほ。「―の黄泉軍(ヨモツイクサ)を副へて追はしめき/古事記(上訓)」

ちいき-かいはつ【地域開発】🔗🔉

ちいき-かいはつキ― [4] 【地域開発】 特定地域の社会生活の向上を目的として,政府や地方公共団体が実施する総合的な開発。

ちいき-かくさ【地域格差】🔗🔉

ちいき-かくさキ― [4] 【地域格差】 一国を構成する諸地域の間に存在する,一人当たりの所得額や住宅面積,上下水道の普及率,個人貯蓄額などの経済・福祉に関する差異。

ちいき-てあて【地域手当】🔗🔉

ちいき-てあてキ― [4] 【地域手当】 地域によって生ずる生活費の差を調整するために支給される手当。寒冷地手当など。地域給。

ちいき-とうそう【地域闘争】🔗🔉

ちいき-とうそうキ―サウ [4] 【地域闘争】 地域に共通の要求のために,その地域の労働者・市民などが結束して行う闘争。労働運動の一形態。

ちいき-ふんそう【地域紛争】🔗🔉

ちいき-ふんそうキ―サウ [4] 【地域紛争】 比較的せまい地域内の複数国で起こる紛争。局地紛争。

ちいさ【小さ】🔗🔉

ちいさ チヒサ [1] 【小さ】 〔形容詞「小さい」の語幹から〕 ■一■ (名) 幼児。「どれ―よ,小さ刀伯父におこせ/浄瑠璃・いろは蔵三組盃」 ■二■ (形動ナリ) 小さいさま。「につこりと笑ひ―なる声にて…といひながら/人情本・恵の花」

ちいさ-わらわ【小童】🔗🔉

ちいさ-わらわ チヒサワラハ 【小童】 (1)小さい子供。 (2)平安時代,宮中で走り使いの用を足した子供。内豎(ナイジユ)。

ちいさ・し【小さし】🔗🔉

ちいさ・し チヒサシ 【小さし】 (形ク) ⇒ちいさい

ちいさ-な【小さな】🔗🔉

ちいさ-な チヒサ― [1] 【小さな】 (形動) 〔形容動詞「ちひさなり」の連体形から〕 現代語では,連体形「ちいさな」の形だけが用いられる。小さいさま。 ⇔大きな 「―箱」「規模の―会社」 〔「ちいさな」を連体詞とする説もあるが,この語は「手の小さな人」などのように,述語としてのはたらきをもっている点が,一般の連体詞とは異なっている〕

ちいさ-め【小さめ】🔗🔉

ちいさ-め チヒサ― [0] 【小さめ】 (名・形動) 物がいくぶん小さいこと。また,小さいと思われるさま。 ⇔大きめ

ちいさ-やか【小さやか】🔗🔉

ちいさ-やか チヒサ― 【小さやか】 (形動ナリ) いかにも小さいさま。「いと―なれば,かき抱きて/源氏(帚木)」

ちい-たい【地衣帯】🔗🔉

ちい-たい [0][2] 【地衣帯】 垂直分布による植物帯の一。高山帯の上部に位置し,主に地衣植物が生育する。

ちい-ちい🔗🔉

ちい-ちい 〔幼児語〕 虫。特に,虱(シラミ)や蚤(ノミ)をいう。「ひとつ身の着物をひろげ,―をひろつて/滑稽本・浮世風呂 2」

ちい-と🔗🔉

ちい-と [0][1] (副) 〔「ちと」の転〕 少し。ちょっと。「―相談がある」

ち-いほ【千五百】🔗🔉

ち-いほ 【千五百】 ⇒ちいお(千五百)

ち-いみ【血忌み】🔗🔉

ち-いみ [0] 【血忌み】 (1)出産の忌み。 (2)「血忌み日」の略。

ちい-るい【地衣類】🔗🔉

ちい-るい [2] 【地衣類】 ⇒地衣植物(チイシヨクブツ)

ち-うみ【血膿】🔗🔉

ち-うみ [0] 【血膿】 血のまじったうみ。

ちうん【智蘊】🔗🔉

ちうん 【智蘊】 (?-1448) 室町中期の武将・連歌作者。本名,蜷川新右衛門親当(チカマサ)。和歌を正徹に学ぶ。連歌七賢の一人。句集「親当句集」

ちえい【智永】🔗🔉

ちえい 【智永】 六世紀の中国の僧・書家。王羲之(オウギシ)の七世の孫といわれる。羲之風の書をよくし,「真草千字文」が伝わる。生没年未詳。

ちえ-おくれ【知恵遅れ】🔗🔉

ちえ-おくれ― [3] 【知恵遅れ】 知能の発育がおくれていること。知的障害があること。

ち-えき【地役】🔗🔉

ち-えき [0] 【地役】 (1)他人の土地を自分の土地の便益に供すること。 (2)「地役権」の略。

ちえき-けん【地役権】🔗🔉

ちえき-けん [3][2] 【地役権】 他人の土地を自分の土地の便益のために利用する権利。物権の一つで,契約により設定。他人の土地を通行する権利など。地役。

ちえ-こう【智慧光】🔗🔉

ちえ-こうクワウ [2] 【智慧光】 〔仏〕 阿弥陀仏の十二光の一。衆生(シユジヨウ)の迷いの闇を照らし導く光明。

ちえ-なみ【千重波】🔗🔉

ちえ-なみ チヘ― 【千重波】 幾重にも重なり合って寄せる波。「朝なぎに―寄せ夕なぎに五百重(イオエ)波寄す/万葉 931」

ちえなみ-しきに【千重波頻に】🔗🔉

ちえなみ-しきに チヘ― 【千重波頻に】 (副) 波が次々に寄せるようにしきりに。「一日(ヒトヒ)には―思へども/万葉 409」

ちえ-ねつ【知恵熱】🔗🔉

ちえ-ねつ― [2] 【知恵熱】 生後六,七か月頃から満一歳前後の乳児にみられる発熱。ちょうど歯の生える頃にあたるが,原因は明らかでない。ちえぼとり。

ちえ-の-いた【知恵の板】🔗🔉

ちえ-の-いた― [3] 【知恵の板】 江戸時代の玩具の一。種々の形の小さな板を組み合わせ,並べて遊ぶもの。

ちえ-の-うみ【智慧の海】🔗🔉

ちえ-の-うみ― 【智慧の海】 智慧の深く広いことを海にたとえていう語。

ちえ-の-けん【智慧の剣】🔗🔉

ちえ-の-けん― 【智慧の剣】 智慧の力が煩悩(ボンノウ)を断ち切ることを剣にたとえていう語。智慧の利剣。

ちえ-の-こま【知恵の駒】🔗🔉

ちえ-の-こま― [0][4] 【知恵の駒】 玩具の一種。縦横四列に駒の入る浅い正方形の箱枠の中に番号を打った一五個の駒を順不同に置き,空いた一駒分の所に駒を順に移動させ,番号順に並べ替えて遊ぶもの。

ちえ-の-わ【知恵の輪】🔗🔉

ちえ-の-わ― [4][0] 【知恵の輪】 (1)種々の形をした金属製の輪をつなぎ合わせたり,はずしたりして遊ぶ玩具。九連環。 (2)家紋の一。枠に輪がからんだもの。 (3)文殊菩薩(モンジユボサツ)をまつる寺院にある石の輪。これをくぐると知恵が授かるといわれる。

ちえ-まけ【知恵負け】🔗🔉

ちえ-まけ― [0] 【知恵負け】 知恵があるため考えをめぐらしすぎて,かえって失敗すること。

ちえん-りそく【遅延利息】🔗🔉

ちえん-りそく [4] 【遅延利息】 金銭債務の返済を期日までに履行しなかった場合,損害賠償として支払われるべき金銭。金額は債務額に対する法定利率を原則とする。延滞利息。

ち-おも【乳母】🔗🔉

ち-おも 【乳母】 うば。めのと。ちも。「婦人(オミナ)を取りて,―・湯母・及び飯嚼(イイガミ),湯坐(ユエビト)としたまふ/日本書紀(神代下訓)」

ち-おや【乳親】🔗🔉

ち-おや [0] 【乳親】 (1)母親の代わりに赤子に乳を飲ませて育てる女。うば。めのと。 (2)生まれた子供に,実母より先に儀礼的に乳を与える女性。乳付け親。乳飲み親。乳代(チシロ)。

ち-おろし【血下ろし】🔗🔉

ち-おろし 【血下ろし】 胎児をおろすこと。堕胎。「さては昔―をせし親なし子かと悲し/浮世草子・一代女 6」

ち-おん【地温】🔗🔉

ち-おん ―ヲン [0] 【地温】 地表または地中の温度。

ちおん-いん【知恩院】🔗🔉

ちおん-いんン 【知恩院】 京都市東山区林下町にある浄土宗総本山。正しくは華頂山智恩教院大谷寺。比叡山を下った法然が専修念仏を唱えて庵を結んだのに始まる。その死後,弟子の源智が堂宇を建立。徳川家康が生母の菩提のため,壮大な伽藍(ガラン)を建立。「法然上人絵伝」などを所蔵。

ちかい-の-あみ【誓いの網】🔗🔉

ちかい-の-あみ チカヒ― 【誓いの網】 衆生を救おうとする仏の誓願を,網にたとえていう語。弘誓(グゼイ)の網。

ちか-いえか【地下家蚊】🔗🔉

ちか-いえか ―イヘカ [3] 【地下家蚊】 カの一種。体長約5.5ミリメートル。赤褐色。都会の汚水漕などから発生する。アカイエカに似るが,冬でも人から吸血する。

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