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広辞苑の検索結果 (25)

かえ【代え・替え・換え】カヘ🔗🔉

かえ代え・替え・換えカヘ ①かえること。 ②代り。予備。「―のシャツ」 ③交換の割合。「1俵6000円―で買う」

かえ【萱】🔗🔉

かえ】 (上代東国方言)(→)「かや」に同じ。万葉集20「―がむた寝む」

か‐え【柏】カヘ🔗🔉

か‐えカヘ ①ヒノキ・サワラ・コノテガシワの類の古名。万葉集19「松―の栄えいまさね」 ②(「榧」と書く)カヤの古名。

か‐えい【花営】クワ‥🔗🔉

か‐えい花営クワ‥ 室町幕府の雅称。いわゆる「花の御所」を、柳営になぞらえてこう称した。

か‐えい【花影】クワ‥🔗🔉

か‐えい花影クワ‥ 月光などによる花のかげ。はなかげ。〈[季]春〉

か‐えい【果鋭】クワ‥🔗🔉

か‐えい果鋭クワ‥ 果断で気性の鋭いこと。

かえい【嘉永】🔗🔉

かえい嘉永】 [宋書楽志「思皇亨多祐、嘉楽永無央」]江戸後期、孝明天皇朝の年号。弘化5年2月28日(1848年4月1日)改元、嘉永7年11月27日(1855年1月15日)安政に改元。

かえいさんだいき【花営三代記】クワ‥🔗🔉

かえいさんだいき花営三代記クワ‥ 将軍義満・義持・義量の3代にわたる室町幕府関係の記録。3冊。前半は幕府の法令その他をもとに編纂。編者は政所関係者か。後半は御供衆伊勢貞弥の日記。武家日記。室町記。

かえ‐うた【替え歌】カヘ‥🔗🔉

かえ‐うた替え歌カヘ‥ ある歌の旋律に他の歌詞をあてはめたもの。替唱歌かえしょうか

かえ‐おとり【替え劣り】カヘ‥🔗🔉

かえ‐おとり替え劣りカヘ‥ 物を交換して前よりも悪いものを得ること。平家物語8「平家に源氏―したりとぞ人申しける」↔替え優り

かえ‐おや【替親】カヘ‥🔗🔉

かえ‐おや替親カヘ‥ (→)「けいやくおや(契約親)」に同じ。

かえ‐がえ【替え替え】カヘガヘ🔗🔉

かえ‐がえ替え替えカヘガヘ とりかえ。交換。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「どうやら台子だいすの伝授と―にするやうで」

かえ‐かご【替駕籠】カヘ‥🔗🔉

かえ‐かご替駕籠カヘ‥ 江戸時代、宿駅で駕籠をかえること。日本永代蔵2「此所は北国の舟着、殊更東海道の繁昌、馬次、―、車を轟かし」↔通し駕籠

かえ‐かた【替肩】カヘ‥🔗🔉

かえ‐かた替肩カヘ‥ かごなどを入れかわってかつぐ者。

かえ‐かたびら【替帷子】カヘ‥🔗🔉

かえ‐かたびら替帷子カヘ‥ 取りかえて着る帷子。予備の帷子。西鶴置土産「世は外聞つつむ風呂敷に―」

か‐えき【課役】クワ‥🔗🔉

か‐えき課役クワ‥ ①仕事を割り当てること。また、割り当てられた仕事。 ②律令制では課が調ちょう、役が庸ようと雑徭ぞうようとを指す。ときに課に田租まで含める場合や、広く租税一般を指す場合がある。かやく。みつぎえだち。 ③中世・近世では年貢や夫役など租税一般。かやく。

かえ‐ぎ【替着】カヘ‥🔗🔉

かえ‐ぎ替着カヘ‥ 着がえの着物。 ⇒替着無しの晴着無し ○替着無しの晴着無しかえぎなしのはれぎなし 常に一張羅いっちょうらを着ていて、着かえる着物のないことにいう。 ⇒かえ‐ぎ【替着】

○替着無しの晴着無しかえぎなしのはれぎなし🔗🔉

○替着無しの晴着無しかえぎなしのはれぎなし 常に一張羅いっちょうらを着ていて、着かえる着物のないことにいう。 ⇒かえ‐ぎ【替着】 かえ‐ごと替え事・易え事カヘ‥ 互いにとりかえること。とりかえこ。狂言、富士松「それ成らば―には何と有ろうぞ」 かえ‐ことば代詞カヘ‥ 合言葉。符牒ふちょうかえ‐さ帰さカヘ‥ 帰る時。帰りみち。帰ること。かえるさ。枕草子41「祭の―見るとて」 かえさい‐そう・す返さひ奏すカヘサヒ‥ 〔他サ変〕 (帝に対して)御辞退申しあげる。源氏物語行幸「内より御気色あることを―・し」 かえさい‐もう・す返さひ申すカヘサヒマウス 〔他四〕 御辞退申す。源氏物語若菜上「昔より好み給はぬ御心にて皆―・し給ふ」 かえさ・う返さふカヘサフ 〔他四〕 (カヘスに接尾語フの付いた語) ①うらがえす。ひっくりかえす。万葉集18「針袋取りあげ前に置き―・へば」 ②問い返す。質問する。源氏物語少女「史記のかたき巻々、寮試受けむに、博士の―・ふべきふしぶしを引き出でて」 ③思い返す。源氏物語手習「かくだに思はじなど心一つを―・ふ」 かえ‐さま返様カヘ‥ うらがえし。さかさま。あべこべ。宇津保物語貴宮「うへのはかまを―に着」 かえ‐ざや替鞘カヘ‥ 予備の鞘。 カエサルGaius Julius Caesar】 古代ローマの将軍・政治家。貴族の出。紀元前60年、ポンペイウス・クラッススと共に第1次三頭政治を開き、ガリアを討ち、クラッススの没後ポンペイウスと争い、エジプトにこれを追って滅ぼす。ついで各地の内乱を平定、ローマに帰って独裁者の地位に就いたが、反抗者によって元老院議事堂で暗殺された。文筆家としても卓絶し「ガリア戦記」「内乱記」はラテン文学の傑作。「カエサル」は後にローマ皇帝の称号。また、後世のカイザー・ツァーリなどの称号の語源。シーザー。ケーザル。(前100頃〜前44)→ユリウス暦 ⇒カエサルの物はカエサルに

かえ‐ごと【替え事・易え事】カヘ‥🔗🔉

かえ‐ごと替え事・易え事カヘ‥ 互いにとりかえること。とりかえこ。狂言、富士松「それ成らば―には何と有ろうぞ」

かえ‐ことば【代詞】カヘ‥🔗🔉

かえ‐ことば代詞カヘ‥ 合言葉。符牒ふちょう

かえ‐さ【帰さ】カヘ‥🔗🔉

かえ‐さ帰さカヘ‥ 帰る時。帰りみち。帰ること。かえるさ。枕草子41「祭の―見るとて」

かえさい‐そう・す【返さひ奏す】カヘサヒ‥🔗🔉

かえさい‐そう・す返さひ奏すカヘサヒ‥ 〔他サ変〕 (帝に対して)御辞退申しあげる。源氏物語行幸「内より御気色あることを―・し」

かえさい‐もう・す【返さひ申す】カヘサヒマウス🔗🔉

かえさい‐もう・す返さひ申すカヘサヒマウス 〔他四〕 御辞退申す。源氏物語若菜上「昔より好み給はぬ御心にて皆―・し給ふ」

かえさ・う【返さふ】カヘサフ🔗🔉

かえさ・う返さふカヘサフ 〔他四〕 (カヘスに接尾語フの付いた語) ①うらがえす。ひっくりかえす。万葉集18「針袋取りあげ前に置き―・へば」 ②問い返す。質問する。源氏物語少女「史記のかたき巻々、寮試受けむに、博士の―・ふべきふしぶしを引き出でて」 ③思い返す。源氏物語手習「かくだに思はじなど心一つを―・ふ」

かえ‐さま【返様】カヘ‥🔗🔉

かえ‐さま返様カヘ‥ うらがえし。さかさま。あべこべ。宇津保物語貴宮「うへのはかまを―に着」

大辞林の検索結果 (49)

かえ【替え・換え・代え】🔗🔉

かえ カヘ [0] 【替え・換え・代え】 〔動詞「かえる(替)」の連用形から〕 (1)とりかえること。「―がきかない」 (2)かわり。予備。「―のズボン」「―がない」 (3)交換する時の割合。「一個千円―で買う」

かえ【柏・榧】🔗🔉

かえ カヘ [1] 【柏・榧】 (1)植物の名。ヒノキの類という。「松―の栄えいまさね尊き我(ア)が君/万葉 4169」 (2)植物カヤの古名。「椎・櫟・―・栗生ひ/常陸風土記」

か-え🔗🔉

か-え (連語) 〔終助詞「か」に間投助詞「え」の付いたもの〕 文末にあって,疑って相手に尋ねたり,確かめたりする気持ちを表す。「もう出かけてしまった―」「寒かない―/真景累ヶ淵(円朝)」 〔近世以降,話しことばに用いられた語〕

かえ-あい【替間】🔗🔉

かえ-あい カヘアヒ 【替間】 能の間(アイ)狂言で,一部通行の型とは異なる型で演じること。また,その演出。

か-えい【火映】🔗🔉

か-えい クワ― [0] 【火映】 活火山の火口上空が,夜間,赤く映える現象。マグマまたは高温のガスが上昇してきて火口内に存在する場合に見られる。 →御神火(ゴジンカ)

か-えい【花営】🔗🔉

か-えい クワ― 【花営】 室町幕府の雅称。足利義満がその邸宅室町殿に花樹を多く植え「花の御所」と称されたのを柳営になぞらえていったもの。

かえい-さんだいき【花営三代記】🔗🔉

かえい-さんだいき クワ― 【花営三代記】 義満・義持・義量(ヨシカズ)の三代の将軍にわたる室町幕府の記録。一巻。前半は政所関係者の手になると思われる法令集・部類記的史料による記事,後半は御供衆伊勢貞弥の日記で,のちに一書にまとめられたもの。武家日記。室町記。

か-えい【花影】🔗🔉

か-えい クワ― [0] 【花影】 月光などによる花の影。

かえい【嘉永】🔗🔉

かえい 【嘉永】 年号(1848.2.28-1854.11.27)。弘化の後,安政の前。孝明天皇の代。

かえい-めいじねんかんろく【嘉永明治年間録】🔗🔉

かえい-めいじねんかんろく ―メイヂ― 【嘉永明治年間録】 幕末の政治・経済に関する記録。吉野真保編。一七巻。1869年(明治2)成立。

か-えいよう【過栄養】🔗🔉

か-えいよう クワエイヤウ [2] 【過栄養】 (1)栄養塩類や有機物の含有量が極端に増大した水域の状態。 (2)栄養素の過剰摂取による病的状態。肥満,ビタミン A 過剰による肝障害など。

かえ-うた【替(え)歌】🔗🔉

かえ-うた カヘ― [0] 【替(え)歌】 歌の節をそのまま借り,歌詞だけをかえた歌。

かえ-おとり【替へ劣り】🔗🔉

かえ-おとり カヘ― 【替へ劣り】 物をとりかえて,前よりも悪い物を得ること。 ⇔替え優(マサ)り 「平家に源氏―したりとぞ人申しける/平家 8」

かえ-おや【替(え)親】🔗🔉

かえ-おや カヘ― [0] 【替(え)親】 ⇒契約親(ケイヤクオヤ)

かえ-がえ【替へ替へ・換へ換へ】🔗🔉

かえ-がえ カヘガヘ 【替へ替へ・換へ換へ】 とりかえ。交換。「どうやら台子の伝授と―にするやうで/浄瑠璃・鑓の権三(上)」

かえ-かご【替え駕籠】🔗🔉

かえ-かご カヘ― 【替え駕籠】 江戸時代,宿駅で別の駕籠に乗り継ぐこと。また,その駕籠。

か-えき【課役】🔗🔉

か-えき クワ― [0][1] 【課役】 (1)仕事を割り当てること。また,割り当てられた仕事。 (2)「かやく(課役)」に同じ。

かえ-ぎ【替(え)着】🔗🔉

かえ-ぎ カヘ― [0] 【替(え)着】 着がえにする衣類。着がえ。

かえ-さ【帰さ】🔗🔉

かえ-さ カヘ― 【帰さ】 〔「かえるさ」の転。「かえっさ」の促音「つ」の無表記か〕 (1)帰りがけ。帰り道。「そのみわざにまうで給ひて,―に/伊勢 78」 (2)帰ること。「あまりの面白さに―を忘するるぞ/中華若木詩抄」

かえさ・う【反さふ】🔗🔉

かえさ・う カヘサフ 【反さふ】 (動ハ四) 〔「かえす」に反復・継続の助動詞「ふ」の付いたもの〕 (1)繰り返す。「今は三び―・ひ,失を尋ね究むるに/法華義疏(長保点)」 (2)思いなおす。「かくだに思はじなど,心一つを―・ふ/源氏(手習)」 (3)問いかえす。質問する。「博士の―・ふべきふしぶしを引き出でて/源氏(乙女)」 (4)反論する。反対する。「―・ひ給はばこそは,負くるやうにても靡(ナビ)かめ/源氏(常夏)」

かえ-さま【反様・返様】🔗🔉

かえ-さま カヘ― 【反様・返様】 前後・表裏などが逆であること。あべこべ。「表(ウエ)の袴を―に着/宇津保(あて宮)」

カエサルGaius Julius Caesar🔗🔉

カエサル Gaius Julius Caesar (前100-前44) 古代ローマの将軍・政治家。紀元前60年第一回三頭政治を開始。ガリア征服後ポンペイウスを倒し,紀元前44年終身独裁官となる。救貧事業や太陽暦採用などを行うが,ブルートゥスらに暗殺された。英語名シーザー。著「ガリア戦記」「内乱記」など。

かえし【返し・反し】🔗🔉

かえし カヘシ [3] 【返し・反し】 〔動詞「返す」の連用形から〕 (1)もらったものの返礼。おかえし。 (2)仕返し。返報。「このお―は必ずする」 (3)釣り針の先端の内側に逆向きにつけたとがった突起。あご。かかり。あぐ。 (4)返答。また,返歌や返信。かえり。「今宵はえまゐるまじとて―おこせたるは/枕草子 25」 (5)風・波・地震などが,いったんおさまってから再び起こること。「吹き返す東風(コチ)の―は身にしみき/後拾遺(雑五)」 (6)日本音楽で曲中の同じ部分を反復して演奏(または歌唱)すること。 (7)〔「反」の訓読み〕 反切(ハンセツ)のこと。[俚言集覧]

かえし-うた【返し歌】🔗🔉

かえし-うた カヘシ― [3] 【返し歌】 (1)贈られた歌に対する返しの歌。かえし。へんか。 ⇔懸け歌 (2)「反歌(ハンカ)」に同じ。

かえし-うま【返し馬】🔗🔉

かえし-うま カヘシ― [3] 【返し馬】 本馬場に入った競走馬がレース直前に行うウオーミング-アップ。

かえし-がたな【返し刀】🔗🔉

かえし-がたな カヘシ― [4] 【返し刀】 竹や木などを斜めに切ってから,その切り口の先を反対の側から少しそぐこと。「―五分に切る/徒然 66」

かえし-こうばい【返し勾配】🔗🔉

かえし-こうばい カヘシ― [4] 【返し勾配】 日本建築で四五度以上の急勾配の場合に,四五度を差し引いた残りの勾配。また,これで傾きを示す方法。

かえし-じ【返し字】🔗🔉

かえし-じ カヘシ― [3] 【返し字】 「返(カエ)り字」に同じ。

かえし-どめ【返し留め】🔗🔉

かえし-どめ カヘシ― [0] 【返し留め】 裁縫で,縫い終わりの糸が抜けないようにもとの方へ四,五針縫い返してとめること。返し針。

かえし-ぬい【返し縫い】🔗🔉

かえし-ぬい カヘシヌヒ [0][3] 【返し縫い】 裁縫で,縫い目を丈夫にするため,一針ごとに針を後に返しながら縫う方法。返し針。

かえし-ばり【返し針】🔗🔉

かえし-ばり カヘシ― [4] 【返し針】 (1)「返し縫い」に同じ。 (2)「返し留め」に同じ。

かえし-ぶみ【返し文】🔗🔉

かえし-ぶみ カヘシ― 【返し文】 手紙の返事。返書。かえりぶみ。

かえし-まく【返し幕】🔗🔉

かえし-まく カヘシ― [3] 【返し幕】 歌舞伎で,一つの場と次の場とが時間的に続いている場合に,いったん幕を閉じ,鳴り物で間をつなぎ,すぐ幕を開けること。また,その次の場。ちょんちょん幕。

かえし-もの【返し物】🔗🔉

かえし-もの カヘシ― [0][5] 【返し物】 (1)他人から借りた返却すべきもの。 (2)返礼の品。おかえし。

かえし-ももだち【返し股立ち】🔗🔉

かえし-ももだち カヘシ― 【返し股立ち】 袴の股立ちを高くとり,折り返した下着の小袖の裾とともに帯に挟むこと。[日葡]

かえし-わざ【返し技】🔗🔉

かえし-わざ カヘシ― [3][0] 【返し技】 柔道で,相手が技をかけてきた時,それをはずして逆にこちらからかけ返す技。

かえ-じ【替(え)字】🔗🔉

かえ-じ カヘ― [0] 【替(え)字】 同じ読みの他の字と替えて用いること。また,その字。「吉野」の「吉」を「芳」にかえる類。

かえ-しょうぞく【替(え)装束】🔗🔉

かえ-しょうぞく カヘシヤウゾク [3] 【替(え)装束】 能で,通行のものとは異なる面・装束で,演ずること。また,その演出。

かえ-しん【替え芯】🔗🔉

かえ-しん カヘ― [0] 【替え芯】 シャープ-ペンシルなどの,交換用の予備の芯。

かえ・す【返す・反す】🔗🔉

かえ・す カヘス [1] 【返す・反す】 (動サ五[四]) (1)物を,本来の場所や持ち主に戻す。返却する。《返・還》「借りた本を―・す」「もとの場所に―・す」 (2)もとの状態に戻す。「旧状に―・す」 (3)向きを逆にする。(ア)相手からの働きかけに対して,こちらからも相手に同様の動作をする。《返》「挨拶を―・す」「言葉を―・す(=反論スル)」「―・す言葉もない(=返事ノシヨウガナイ)」(イ)表裏・上下を反対にする。《返・反》「カードを―・す」「てのひらを―・す」(ウ)耕す。《返・反》「畑の土を―・す」(エ)波が沖の方へ戻る。《返・反》「寄せては―・す波」 (4)いったん食べた物を口から出す。戻す。「抱へて御湯参らせ給へば―・してきこしめさず/栄花(楚王の夢)」 (5)地の色の上に他の色をかけて染め変える。染め返す。「小桜を黄に―・したる鎧着て/保元(上)」 (6)(動詞の連用形の下に付いて)(ア)他からの働きかけに対して,こちらからもその方へ向かって…する。《返・反》「にらみ―・す」「投げ―・す」(イ)もう一度…する。繰り返し…する。《返・反》「手紙を読み―・す」「思い―・す」 〔「かえる」に対する他動詞〕 [可能] かえせる [慣用] 裏を―・踵(キビス)を―・手の裏を―・白紙に―

かえ・す【帰す・還す】🔗🔉

かえ・す カヘス [1] 【帰す・還す】 (動サ五[四]) 〔「かえす(返)」と同源〕 人を,初めにいた所,または本来の居場所に戻らせる。帰らせる。「台風のため生徒を早めに―・す」 [可能] かえせる

かえ・す【孵す】🔗🔉

かえ・す カヘス [1] 【孵す】 (動サ五[四]) 〔「かえす(返)」と同源〕 卵を暖めたりしてかえらせる。孵化(フカ)させる。「親鳥が卵を―・す」 [可能] かえせる

かえす-がえす【返す返す】🔗🔉

かえす-がえす カヘスガヘス [4] 【返す返す】 (副) (1)どのように考えても。かさねがさね。ほんとうに。「お会いできず,―残念です」 (2)何度も繰り返すさま。くれぐれも。かえるがえる。「将来のことを―頼む」 (3)ていねいに。ねんごろに。念入りに。「―も書きおく跡,たしかなれども/十六夜」

かえ【替え】(和英)🔗🔉

かえ【替え】 a substitute (代り);→英和 a spare.→英和 替え歌 an imitated song;a parody (こっけい化したもの).→英和

かえし【返し】(和英)🔗🔉

かえし【返し】 (a) return;→英和 (a) reward.→英和 …のお返しに in return.

かえしぬい【返し縫い】(和英)🔗🔉

かえしぬい【返し縫い】 backstitching.

かえしん【替え芯】(和英)🔗🔉

かえしん【替え芯】 (a) lead;→英和 a refill (ボールペンの).→英和

かえす【返す】(和英)🔗🔉

かえす【返す】 (1) return;→英和 give back;pay back;repay (金を).→英和 (2) revenge oneself(報復). (3) send back;return (返送). (4) put back;restore(もとの所へ).→英和

かえす【孵す】(和英)🔗🔉

かえす【孵す】 hatch.→英和

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