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広辞苑の検索結果 (47)
かど・る【制る・主る】🔗⭐🔉
かど・る【制る・主る】
〔他四〕
(「処か取る」の意)統御する。管轄する。大唐西域記長寛点「威強敵を懾おどし瞻部州を統カドレり」
せい【制】🔗⭐🔉
せい‐あつ【制圧】🔗⭐🔉
せい‐あつ【制圧】
威力をもって相手の勢力や気力をおさえつけること。「反乱を―する」「武力―」
せい‐か【制可】🔗⭐🔉
せい‐か【制可】
天皇が政務を裁可すること。
せい‐かい【制戒】🔗⭐🔉
せい‐かい【制戒】
仏の禁戒。仏のさだめた禁制。謡曲、柏崎「女人の参るまじきとの御―とは」
せい‐がい【制外】‥グワイ🔗⭐🔉
せい‐がい【制外】‥グワイ
制度の範囲外。おきてのほか。
せいかい‐けん【制海権】🔗⭐🔉
せいかい‐けん【制海権】
軍事・通商・航海などに関して一定範囲の海上を支配する権力。主として海軍力による。→制空権
せいかん‐ざい【制汗剤】🔗⭐🔉
せいかん‐ざい【制汗剤】
発汗を抑制する薬剤。止汗剤。
せいがん‐ざい【制癌剤】🔗⭐🔉
せいがん‐ざい【制癌剤】
癌細胞の発育・増殖を抑制する薬。
せい‐き【制規】🔗⭐🔉
せい‐き【制規】
規則。きまり。
せい‐きゅう【制球】‥キウ🔗⭐🔉
せい‐きゅう【制球】‥キウ
野球で、投手が球を思う所へ投げ得ること。コントロール。「―力」
せい‐きょ【制挙】🔗⭐🔉
せい‐きょ【制挙】
唐代以降、通常の科挙とは別に特別の勅命によって試験し、官吏を登用した制度。制科。
せい‐ぎょ【制御・制馭・制禦】🔗⭐🔉
せい‐ぎょ【制御・制馭・制禦】
①[史記秦始皇本紀「以て海内を制御す」]相手が自由勝手にするのをおさえて自分の思うように支配すること。統御。
②機械や設備が目的通り作動するように操作すること。「自動―」
⇒せいぎょ‐いでんし【制御遺伝子】
⇒せいぎょ‐そうち【制御装置】
⇒せいぎょ‐ばん【制御盤】
⇒せいぎょ‐ぼう【制御棒】
せいぎょ‐いでんし【制御遺伝子】‥ヰ‥🔗⭐🔉
せいぎょ‐いでんし【制御遺伝子】‥ヰ‥
(→)調節遺伝子に同じ。
⇒せい‐ぎょ【制御・制馭・制禦】
せい‐きょう【制教】‥ケウ🔗⭐🔉
せい‐きょう【制教】‥ケウ
〔仏〕悪行を禁制する教法。律宗の教判で戒律をいう。経・論による教法を化教けきょうというのに対する。
せいぎょ‐そうち【制御装置】‥サウ‥🔗⭐🔉
せいぎょ‐そうち【制御装置】‥サウ‥
機械の全体あるいは一部の動作を制御する装置。
⇒せい‐ぎょ【制御・制馭・制禦】
せいぎょ‐ばん【制御盤】🔗⭐🔉
せいぎょ‐ばん【制御盤】
制御や遠隔操作を行うための種々の電気的な操作スイッチ・計器類を1カ所に集めた盤。
⇒せい‐ぎょ【制御・制馭・制禦】
せいぎょ‐ぼう【制御棒】‥バウ🔗⭐🔉
せいぎょ‐ぼう【制御棒】‥バウ
原子炉で、核分裂による連鎖反応が適当な割合で進むように炉中へ出し入れする棒。熱中性子を強く吸収するカドミウムやホウ素を多く含む。
⇒せい‐ぎょ【制御・制馭・制禦】
せい‐きん【制禁】🔗⭐🔉
せい‐きん【制禁】
おさえとどめること。禁制。日葡辞書「セイキンスル」
せいくう‐けん【制空権】🔗⭐🔉
せいくう‐けん【制空権】
領土・国家の権益を保護するため一定範囲の空中を支配する権力。主として空軍力による。→制海権
せい‐けん【制憲】🔗⭐🔉
せい‐けん【制憲】
憲法を制定すること。「―議会」
せい‐げん【制限】🔗⭐🔉
せい‐げん【制限】
限界・範囲を定めること。また、その限界・範囲。「年齢を―する」「給水―」「―速度」
⇒せいげん‐がいしゃ【制限会社】
⇒せいげんがい‐はっこう【制限外発行】
⇒せいげん‐くんしゅせい【制限君主制】
⇒せいげん‐こうい‐のうりょく【制限行為能力】
⇒せいげん‐こうそ【制限酵素】
⇒せいげん‐せんきょ【制限選挙】
⇒せいげん‐せんそう【制限戦争】
⇒せいげん‐ぶっけん【制限物権】
⇒せいげん‐ほうか【制限法貨】
せいげん‐がいしゃ【制限会社】‥グワイ‥🔗⭐🔉
せいげん‐がいしゃ【制限会社】‥グワイ‥
第二次大戦後、財閥解体に伴う措置として、財産の売却贈与その他の権利の移転行為を制限された会社。1951年までに解除。
⇒せい‐げん【制限】
せいげんがい‐はっこう【制限外発行】‥グワイ‥カウ🔗⭐🔉
せいげんがい‐はっこう【制限外発行】‥グワイ‥カウ
(overissue)銀行券の発行者(日本では日本銀行)が、必要ある場合に、法定の制限額以外に銀行券を発行すること。限外発行。1997年の日本銀行法改正で発行に制限はなくなった。
⇒せい‐げん【制限】
せいげん‐くんしゅせい【制限君主制】🔗⭐🔉
せいげん‐くんしゅせい【制限君主制】
(→)立憲君主制に同じ。
⇒せい‐げん【制限】
せいげん‐こうい‐のうりょく【制限行為能力】‥カウヰ‥🔗⭐🔉
せいげん‐こうい‐のうりょく【制限行為能力】‥カウヰ‥
〔法〕単独では完全な法律行為能力を有しないこと。「―者」
⇒せい‐げん【制限】
せいげん‐こうそ【制限酵素】‥カウ‥🔗⭐🔉
せいげん‐こうそ【制限酵素】‥カウ‥
DNAの特定の塩基配列を識別して、その位置で2本鎖を切断する酵素。各種の細菌に含まれ、細菌細胞に侵入するウイルスなどの外来DNAを識別し分解するが、自己のDNAは保護機構により破壊をまぬがれる(これを制限という)。DNAを特定の塩基配列で切断するので、塩基配列の解析、組換えDNAの作出など、遺伝子工学に応用。
⇒せい‐げん【制限】
せいげん‐せんきょ【制限選挙】🔗⭐🔉
せいげん‐せんきょ【制限選挙】
選挙権の要件に、一定の財産・納税額または教育・信仰・性別などの制限を設ける制度。↔普通選挙。
⇒せい‐げん【制限】
せいげん‐せんそう【制限戦争】‥サウ🔗⭐🔉
せいげん‐せんそう【制限戦争】‥サウ
(→)限定戦争に同じ。
⇒せい‐げん【制限】
せいげん‐ぶっけん【制限物権】🔗⭐🔉
せいげん‐ぶっけん【制限物権】
〔法〕地上権・永小作権・質権・抵当権など所有権以外の物権のこと。
⇒せい‐げん【制限】
せいげん‐ほうか【制限法貨】‥ハフクワ🔗⭐🔉
せいげん‐ほうか【制限法貨】‥ハフクワ
強制通用力に一定の制限が課されている法貨。不完全法貨。補助貨幣がそれであり、日本の現行の補助貨幣は額面の20倍までの金額内に強制通用力を制限されている。↔無制限法貨。→強制通用力
⇒せい‐げん【制限】
せい‐さい【制裁】🔗⭐🔉
せい‐さい【制裁】
道徳・慣習または法規・申合せなどにそむいた者を、こらしめのために罰すること。また、その罰。しおき。「―を加える」「鉄拳―」「経済―」
せい‐さく【制作】🔗⭐🔉
せい‐さく【制作】
①定めつくること。かんがえ定めること。
②美術作品や映画・放送番組・レコードなどをつくること。また、その作品。「―物」
せい‐さく【制策】🔗⭐🔉
せい‐さく【制策】
昔、中国で天子自ら問題を書いて挙子を試問したもの。また、その文体。漢の文帝に始まる。
せい‐さつ【制札】🔗⭐🔉
せい‐さつ【制札】
禁令の箇条を記して、路傍または神社の境内などに立てる札。たてふだ。下知札げじふだ。「―場ば」
⇒せいさつ‐せん【制札銭】
せいさつ‐せん【制札銭】🔗⭐🔉
せいさつ‐せん【制札銭】
戦国時代、兵士の狼藉を免れるために社寺・郷村が武将に制札を要求し、その代りに出した礼銭。
⇒せい‐さつ【制札】
せい‐さん【制酸】🔗⭐🔉
せい‐さん【制酸】
体内の酸、特に胃酸を抑制すること。
⇒せいさん‐ざい【制酸剤】
せいさん‐ざい【制酸剤】🔗⭐🔉
せいさん‐ざい【制酸剤】
胃液の塩酸を中和する薬剤。アルカリ金属・アルカリ土類金属の酸化物・水酸化物など。
⇒せい‐さん【制酸】
せい‐し【制止】🔗⭐🔉
せい‐し【制止】
人の言動などをおさえとどめること。いましめとどめること。差しとめること。禁制。「―をふりきって走る」
せいし‐ごえ【制し声】‥ゴヱ🔗⭐🔉
せいし‐ごえ【制し声】‥ゴヱ
貴人通行の際、路上を警戒するために発した掛声。さきおう声。警蹕けいひつ。
せい・する【制する】🔗⭐🔉
せい・する【制する】
〔他サ変〕[文]制す(サ変)
①さだめる。きめる。
②おさえる。とどめる。禁ずる。紫式部日記「昔は経読むをだに、人は―・しき」。「発言を―・する」
③支配する。制圧する。「全国を―・する」「機先を―・する」「過半数を―・する」「先んずれば人を―・す」
○制に応ずせいにおうず🔗⭐🔉
○制に応ずせいにおうず
詔に応じて詩などを作る。
⇒せい【制】
せい‐にく【生肉】
なまの肉。新鮮な肉。
せい‐にく【精肉】
よくえらんだ上等の肉。
ぜい‐にく【贅肉】
①余分の肉塊。こぶの類。
②栄養過剰・運動不足などのため必要以上に体についた肉や脂肪。「―がつく」
③比喩的に、役に立たない、余分なもの。「―を落として黒字にする」
せい‐にじゅうめんたい【正二十面体】‥ジフ‥
正多面体の一つ。20個の正三角形で囲まれた凸多面体で、頂点の個数は12。
正二十面体
せい‐にゅう【生乳】
搾ったままで、加熱殺菌などの処理をしていない牛や山羊やぎなどの乳。
せい‐にん【勢人】
権勢・勢力のある人。愚管抄6「介すけの八郎広経と申し候ひし者は東国の―」
せいねい【西寧】
(Xining)中国青海省の省都。省の経済・交通の中心。鉄鋼・機械・化学工業も盛ん。人口85万4千(2000)。
せい‐ねい【静寧・靖寧】
静かでやすらかなこと。また、世の中がやすらかにおさまること。
せいねい‐てんのう【清寧天皇】‥ワウ
記紀に記された5世紀末の天皇。雄略天皇の第3皇子。名は白髪しらか、諡おくりなは武広国押稚日本根子たけひろくにおしわかやまとねこ。→天皇(表)
せい‐ねん【生年】
①生まれた年。うまれどし。
②生まれてからの年数。しょうねん。「―11歳」
せい‐ねん【成年】
〔法〕人が成長して完全な行為能力を有するに至る年齢。日本の民法上は満20歳。ただし、天皇・皇太子・皇太孫は満18歳。↔未成年。
⇒せいねん‐こうけん‐せいど【成年後見制度】
⇒せいねん‐しき【成年式】
⇒せいねん‐ひこうけんにん【成年被後見人】
せい‐ねん【青年】
青春期の男女。多く、14、5歳から24、5歳の男子をいう。わかもの。蘇峰、新日本之青年「ソレ学校ハ―ノ社会ナリ」
⇒せいねん‐かいがい‐きょうりょくたい【青年海外協力隊】
⇒せいねん‐がっきゅう【青年学級】
⇒せいねん‐がっこう【青年学校】
⇒せいねん‐き【青年期】
⇒せいねん‐くんれんじょ【青年訓練所】
⇒せいねん‐しはんがっこう【青年師範学校】
⇒せいねん‐だん【青年団】
⇒せいねん‐トルコ‐とう【青年トルコ党】
⇒せいねん‐の‐いえ【青年の家】
⇒せいねん‐ぶんぽう‐がくは【青年文法学派】
⇒せいねん‐ヘーゲル‐がくは【青年ヘーゲル学派】
せいねん【青年】
小説。森鴎外作。1910年(明治43)〜11年、「スバル」に連載。作家志望の青年小泉純一が上京して2カ月余の生活を描く。明治末期の思想的危機に生きた青年の典型として漱石の「三四郎」と並称される。
→文献資料[青年]
せい‐ねん【盛年】
若い盛りの年頃。元気の盛んな年頃。
⇒盛年重ねて来らず
せいねん‐かいがい‐きょうりょくたい【青年海外協力隊】‥グワイケフ‥
発展途上国の技術援助のために国際協力機構が青年ボランティアを派遣する制度。1965年(昭和40)発足。JOCV
⇒せい‐ねん【青年】
せい‐にゅう【生乳】
搾ったままで、加熱殺菌などの処理をしていない牛や山羊やぎなどの乳。
せい‐にん【勢人】
権勢・勢力のある人。愚管抄6「介すけの八郎広経と申し候ひし者は東国の―」
せいねい【西寧】
(Xining)中国青海省の省都。省の経済・交通の中心。鉄鋼・機械・化学工業も盛ん。人口85万4千(2000)。
せい‐ねい【静寧・靖寧】
静かでやすらかなこと。また、世の中がやすらかにおさまること。
せいねい‐てんのう【清寧天皇】‥ワウ
記紀に記された5世紀末の天皇。雄略天皇の第3皇子。名は白髪しらか、諡おくりなは武広国押稚日本根子たけひろくにおしわかやまとねこ。→天皇(表)
せい‐ねん【生年】
①生まれた年。うまれどし。
②生まれてからの年数。しょうねん。「―11歳」
せい‐ねん【成年】
〔法〕人が成長して完全な行為能力を有するに至る年齢。日本の民法上は満20歳。ただし、天皇・皇太子・皇太孫は満18歳。↔未成年。
⇒せいねん‐こうけん‐せいど【成年後見制度】
⇒せいねん‐しき【成年式】
⇒せいねん‐ひこうけんにん【成年被後見人】
せい‐ねん【青年】
青春期の男女。多く、14、5歳から24、5歳の男子をいう。わかもの。蘇峰、新日本之青年「ソレ学校ハ―ノ社会ナリ」
⇒せいねん‐かいがい‐きょうりょくたい【青年海外協力隊】
⇒せいねん‐がっきゅう【青年学級】
⇒せいねん‐がっこう【青年学校】
⇒せいねん‐き【青年期】
⇒せいねん‐くんれんじょ【青年訓練所】
⇒せいねん‐しはんがっこう【青年師範学校】
⇒せいねん‐だん【青年団】
⇒せいねん‐トルコ‐とう【青年トルコ党】
⇒せいねん‐の‐いえ【青年の家】
⇒せいねん‐ぶんぽう‐がくは【青年文法学派】
⇒せいねん‐ヘーゲル‐がくは【青年ヘーゲル学派】
せいねん【青年】
小説。森鴎外作。1910年(明治43)〜11年、「スバル」に連載。作家志望の青年小泉純一が上京して2カ月余の生活を描く。明治末期の思想的危機に生きた青年の典型として漱石の「三四郎」と並称される。
→文献資料[青年]
せい‐ねん【盛年】
若い盛りの年頃。元気の盛んな年頃。
⇒盛年重ねて来らず
せいねん‐かいがい‐きょうりょくたい【青年海外協力隊】‥グワイケフ‥
発展途上国の技術援助のために国際協力機構が青年ボランティアを派遣する制度。1965年(昭和40)発足。JOCV
⇒せい‐ねん【青年】
せい‐の‐ことば【制の詞】🔗⭐🔉
せい‐の‐ことば【制の詞】
中世歌学で、和歌を作る時に用いてはならないとされたことば。藤原為家の「詠歌一体」に挙げる「かすみかねたる」の類。禁の詞。制詞。
○制を称すせいをしょうす🔗⭐🔉
○制を称すせいをしょうす
[史記呂太后本紀]天子でない者が、天子に代わってみことのりを称となえ、政を執る。称制。
⇒せい【制】
○制を矯むせいをたむ🔗⭐🔉
○制を矯むせいをたむ
[史記斉悼恵王世家]天子の勅といつわる。
⇒せい【制】
[漢]制🔗⭐🔉
制 字形
筆順
〔刀(刂・
)部6画/8画/教育/3209・4029〕
〔音〕セイ(漢)
[意味]
①ほどよく整える。(芸術作品を)つくる。(同)製。「制作」
②おさえつける。おしとどめる。「毒をもって毒を制す」「機先を制する」「制限・制止・制御・節制・抑制」。支配下におく。「海を制する者は世界を制する」「制覇・制空権」
③標準をととのえる。さだめ。
㋐とりきめる。きまり。おきて。「制定・制度・制服・禁制・体制・共和制・六三制」
㋑天子の命令。みことのり。「制を称す」(皇太子・皇后などが即位せずに政治をとる)「制詔・応制」
[解字]
会意。「
」(=小枝のある木)+「刀」。むだな小枝を切って樹形を整える意。現代中国語では「製」の簡体字。
[下ツキ
圧制・遺制・応制・王制・学制・官制・管制・規制・擬制・旧制・強制・禁制・牽制・現制・控制・古制・市制・時制・自制・称制・職制・新制・税制・節制・先制・専制・全日制・族制・体制・町制・定時制・統制・兵制・幣制・編制・法制・抑制
筆順
〔刀(刂・
)部6画/8画/教育/3209・4029〕
〔音〕セイ(漢)
[意味]
①ほどよく整える。(芸術作品を)つくる。(同)製。「制作」
②おさえつける。おしとどめる。「毒をもって毒を制す」「機先を制する」「制限・制止・制御・節制・抑制」。支配下におく。「海を制する者は世界を制する」「制覇・制空権」
③標準をととのえる。さだめ。
㋐とりきめる。きまり。おきて。「制定・制度・制服・禁制・体制・共和制・六三制」
㋑天子の命令。みことのり。「制を称す」(皇太子・皇后などが即位せずに政治をとる)「制詔・応制」
[解字]
会意。「
」(=小枝のある木)+「刀」。むだな小枝を切って樹形を整える意。現代中国語では「製」の簡体字。
[下ツキ
圧制・遺制・応制・王制・学制・官制・管制・規制・擬制・旧制・強制・禁制・牽制・現制・控制・古制・市制・時制・自制・称制・職制・新制・税制・節制・先制・専制・全日制・族制・体制・町制・定時制・統制・兵制・幣制・編制・法制・抑制
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せい【制】🔗⭐🔉
せい [1] 【制】
(1)さだめ。のり。制度。禁制。「―をたてる」「―を犯す」
(2)勅命。天子の命令。
せい=に応・ず🔗⭐🔉
――に応・ず
天子の詔に応じて詩などを作る。「九十の算を賀して―・ずる歌とて/とはずがたり 3」
せい-あつ【制圧】🔗⭐🔉
せい-あつ [0] 【制圧】 (名)スル
力ずくで押さえつけて支配下におくこと。「首都を―する」
せい-か【制可】🔗⭐🔉
せい-か [1] 【制可】 (名)スル
天皇が裁可すること。
せい-かい【制戒】🔗⭐🔉
せい-かい [0] 【制戒】
仏の定めた禁制。戒律。
せい-がい【制外】🔗⭐🔉
せい-がい ―グワイ [0] 【制外】
制度の範囲外。おきての外。
せいかい-けん【制海権】🔗⭐🔉
せいかい-けん [3] 【制海権】
一定海域を海軍力などの兵力により支配しうる権力。
せい-かん【制汗】🔗⭐🔉
せい-かん [0] 【制汗】
発汗を抑えること。「―作用」
せいかん-ざい【制汗剤】🔗⭐🔉
せいかん-ざい [3] 【制汗剤】
発汗を抑制する薬剤。止汗剤。
せいがん-ざい【制癌剤】🔗⭐🔉
せいがん-ざい [3] 【制癌剤】
制癌物質のうち,副作用が少なく,人体に使用可能で,ある程度臨床的に効果があると判断されている薬剤。アルキル化剤・抗生物質・免疫増強剤・ホルモン剤など。抗癌剤。
せいがん-ぶっしつ【制癌物質】🔗⭐🔉
せいがん-ぶっしつ [5] 【制癌物質】
癌(腫瘍)細胞の発育や増殖を抑制する物質の総称。細胞の DNA 合成や代謝を阻害する物質が主体で,選択的に腫瘍細胞のみを破壊するのが困難なため副作用の強いものが多い。
→制癌剤
せい-き【制規】🔗⭐🔉
せい-き [1] 【制規】
定められた規則。
せい-きゅう【制球】🔗⭐🔉
せい-きゅう ―キウ [0] 【制球】
野球で,投手のねらいどおりのコースに球を投げる技。
せいきゅう-りょく【制球力】🔗⭐🔉
せいきゅう-りょく ―キウ― [3] 【制球力】
野球で,投手がうまく制球できるかどうかの能力。コントロール。
せい-きょ【制挙】🔗⭐🔉
せい-きょ [1] 【制挙】
中国,唐代以降,天子の制勅により推挙された人材に,天子自ら作成の試験を課して官吏を登用した制度。
せい-ぎょ【制御・制禦・制馭】🔗⭐🔉
せい-ぎょ [1] 【制御・制禦・制馭】 (名)スル
(1)おさえつけて自分の意のままにすること。「欲望を―する」
(2)機械・装置などを目的とする状態に保つために,適当な操作を加えること。「運転機器を―する」「―装置」
せいぎょ-ばん【制御盤】🔗⭐🔉
せいぎょ-ばん [0] 【制御盤】
機械・装置の遠隔操作などにおいて,制御用の計器類・スイッチ類を一か所に集中設備した盤。
せいぎょ-ふごう【制御符号】🔗⭐🔉
せいぎょ-ふごう ―ガウ [4] 【制御符号】
コンピューターで,印字される文字に対して機器の制御に用いる符号。
せいぎょ-ぼう【制御棒】🔗⭐🔉
せいぎょ-ぼう ―バウ [3][0] 【制御棒】
原子炉の連鎖反応を加減するために,炉の中に出し入れする棒。核分裂により発生する中性子を吸収しやすいホウ素・カドミウム・ハフニウムなどからなる。
→原子炉
せい-きょう【制教】🔗⭐🔉
せい-きょう ―ケウ [0] 【制教】
律宗で行う教説を二種に分類したうちの一。心身の悪行を禁ずる戒律。
⇔化教(ケキヨウ)
せい-きん【制禁】🔗⭐🔉
せい-きん [0] 【制禁】
ある行為をさし止めること。禁制。
せいくう-けん【制空権】🔗⭐🔉
せいくう-けん [3] 【制空権】
主として航空兵力によって,一定範囲の空中を支配する権力。
せい-げん【制限】🔗⭐🔉
せい-げん [3] 【制限】 (名)スル
物事の限界を定めること。また,その限度。「応募資格を―する」
せいげん-がい-はっこう【制限外発行】🔗⭐🔉
せいげん-がい-はっこう ―グワイハツカウ [7] 【制限外発行】
銀行券の発行者(日本では日本銀行)が,法定の発行額の制限を超えて銀行券を発行すること。限外発行。
せいげん-くんしゅせい【制限君主制】🔗⭐🔉
せいげん-くんしゅせい [0] 【制限君主制】
「立憲君主制」に同じ。
せいげん-こうそ【制限酵素】🔗⭐🔉
せいげん-こうそ ―カウ― [5] 【制限酵素】
核酸分解酵素の一。DNA の特定の塩基配列を識別してこれを切断する酵素で,細胞に侵入してくる外来の DNA を切断排除する細菌の自己防御機構。生物界に広く分布しているが,種特異性が強く,種々の細菌類からそれぞれの酵素が純化されている。DNA 塩基配列の決定や遺伝子工学に重要な役割を果たす。
せいげん-じかん【制限時間】🔗⭐🔉
せいげん-じかん [5] 【制限時間】
その中である事を終えるように設定された時間のわく。
せいげん-せんきょ【制限選挙】🔗⭐🔉
せいげん-せんきょ [5] 【制限選挙】
選挙権が財産・性別・人種などにより制限されている選挙制度。
⇔普通選挙
せいげん-せんそう【制限戦争】🔗⭐🔉
せいげん-せんそう ―サウ [5] 【制限戦争】
「限定戦争」に同じ。
せいげん-ぶっけん【制限物権】🔗⭐🔉
せいげん-ぶっけん [5] 【制限物権】
特定の目的のためにだけ認められる,ある物を支配する権利。用益物権と担保物権に分かれる。
せいげん-ほうか【制限法貨】🔗⭐🔉
せいげん-ほうか ―ハフクワ [5] 【制限法貨】
強制通用力に一定の制限がある通貨。補助貨幣は額面の二〇倍以内で強制通用力をもつ。
⇔無制限法貨
せい-さい【制裁】🔗⭐🔉
せい-さい [0] 【制裁】 (名)スル
社会や集団の規則・慣習などにそむいた者に加えられるこらしめや罰。また,その罰を加えること。「―を加える」
せい-さつ【制札】🔗⭐🔉
せい-さつ [0] 【制札】
一般に知らせる禁止事項や伝達事項を書いて,路傍などに立てておく札。たてふだ。「―場」
せいさん-やく【制酸薬】🔗⭐🔉
せいさん-やく [3] 【制酸薬】
胃液中の塩酸を化学的に中和し,胃酸過多や消化性潰瘍などの治療に用いる薬。重曹・酸化マグネシウムなど。制酸剤。
せいし-ごえ【制し声】🔗⭐🔉
せいし-ごえ ―ゴ
[4] 【制し声】
貴人の通行の時などに,路上の人に注意をうながすためのかけ声。警蹕(ケイヒツ)。
[4] 【制し声】
貴人の通行の時などに,路上の人に注意をうながすためのかけ声。警蹕(ケイヒツ)。
せい・する【制する】🔗⭐🔉
せい・する [3] 【制する】 (動サ変)[文]サ変 せい・す
(1)人が何かしようとするのを抑えとどめる。「発言を―・する」
(2)(相手をおさえて)自分のものとする。自分の勢力下におく。支配する。「先んずれば人を―・する」「勝ちを―・する」「死命を―・する」
(3)気持ちなどを抑える。おしとどめる。「はやる気持ちを―・する」
(4)規定などをさだめる。きめる。「律令を―・する」
せい-の-ことば【制の詞】🔗⭐🔉
せい-の-ことば 【制の詞】
中世歌学上,その使用をいましめた歌語。先人の表現から盗用した語や露骨で聞きづらい語など。制詞。
せいあつ【制圧する】(和英)🔗⭐🔉
せいあつ【制圧する】
(bring under one's) control;→英和
gain mastery.
せいかいけん【制海権】(和英)🔗⭐🔉
せいかいけん【制海権】
the command of the sea.→英和
せいがん【制癌性の】(和英)🔗⭐🔉
せいがん【制癌性の】
anticancer.→英和
せいきゅうりょく【制球力】(和英)🔗⭐🔉
せいきゅうりょく【制球力】
《野》control of the ball.→英和
せいぎょ【制御】(和英)🔗⭐🔉
せいくうけん【制空権】(和英)🔗⭐🔉
せいくうけん【制空権】
the mastery[command]of the air.→英和
せいげん【制限】(和英)🔗⭐🔉
せいさい【制裁】(和英)🔗⭐🔉
せいさんざい【制酸剤】(和英)🔗⭐🔉
せいさんざい【制酸剤】
<胃薬>(an) antacid.→英和
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