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広辞苑の検索結果 (16)

お‐たまや【御霊屋】🔗🔉

お‐たまや御霊屋】 貴人の霊を祭っておく所。霊廟。みたまや。

ご‐りょう【御霊】‥リヤウ🔗🔉

ご‐りょう御霊‥リヤウ ①霊魂の尊敬語。のちに、尋常でない、祟たたりをあらわす「みたま」について言った。保元物語「これ讃岐院の―なりとて」 ②御霊会ごりょうえの略。 ⇒ごりょう‐え【御霊会】 ⇒ごりょう‐しんこう【御霊信仰】 ⇒ごりょう‐づか【御霊塚】 ⇒ごりょう‐まつり【御霊祭】

ごりょう‐え【御霊会】‥リヤウヱ🔗🔉

ごりょう‐え御霊会‥リヤウヱ 疫神または死者の怨霊を鎮めなだめるために行う祭。平安以降行われ、特に、京都の祇園御霊会(祇園会)は有名。みたまえ。ごりょうまつり。 ⇒ご‐りょう【御霊】

ごりょう‐しんこう【御霊信仰】‥リヤウ‥カウ🔗🔉

ごりょう‐しんこう御霊信仰‥リヤウ‥カウ 疫病や天災を、非業の死を遂げた人物などの御霊の祟りとして恐れ、御霊を鎮めることによって平穏を回復しようとする信仰。 ⇒ご‐りょう【御霊】

ごりょう‐じんじゃ【御霊神社】‥リヤウ‥🔗🔉

ごりょう‐じんじゃ御霊神社‥リヤウ‥ 京都市上京区にある元府社。早良さわら親王らの八所御霊を祀る。同名の社は全国に多く、いずれも遺恨の死を遂げた人々の御霊を祀る。→崇道すどう天皇

ごりょう‐づか【御霊塚】‥リヤウ‥🔗🔉

ごりょう‐づか御霊塚‥リヤウ‥ 祟りを怖れて、霊魂を祭った塚。各地にある五郎塚はこの転か。 ⇒ご‐りょう【御霊】

ごりょう‐まつり【御霊祭】‥リヤウ‥🔗🔉

ごりょう‐まつり御霊祭‥リヤウ‥ (→)御霊会ごりょうえに同じ。 ⇒ご‐りょう【御霊】

ご‐れいぜん【御霊前】🔗🔉

ご‐れいぜん御霊前】 ①霊前を丁寧にいう語。 ②葬儀で霊前に供える香典や供物に書き記す語。

みたま‐うつし【御霊遷し】🔗🔉

みたま‐うつし御霊遷し】 御霊代みたましろを他の場所に移すこと。また、その儀式。 ⇒み‐たま【御霊】

みたま‐しろ【御霊代】🔗🔉

みたま‐しろ御霊代】 神霊に代えてまつるもの。神体。霊璽。 ⇒み‐たま【御霊】

みたま‐の‐めし【御霊の飯】🔗🔉

みたま‐の‐めし御霊の飯】 大晦日または正月に年棚や仏壇に供える飯。多くは握り飯として12個供える。にたま。→御霊祭みたままつり⇒み‐たま【御霊】

みたま‐ふり【御霊振】🔗🔉

みたま‐ふり御霊振】 鎮魂祭たましずめのまつり。天武紀「天皇の為に招魂みたまふりしき」 ⇒み‐たま【御霊】

みたま‐まつり【御霊祭】🔗🔉

みたま‐まつり御霊祭】 大晦日の夜または元旦の未明に、祖先の霊をまつること。 ⇒み‐たま【御霊】

みたま‐や【御霊屋】🔗🔉

みたま‐や御霊屋】 御霊をしずめまつる所。おたまや。御廟。 ⇒み‐たま【御霊】

大辞林の検索結果 (13)

お-たまや【御霊屋】🔗🔉

お-たまや [0] 【御霊屋】 先祖の霊や貴人の霊をまつる殿堂。みたまや。霊廟。

ご-りょう【御霊】🔗🔉

ご-りょう ―リヤウ [1] 【御霊】 (1)「霊魂」の尊敬語。みたま。「是れ讃岐院の―なりとて/保元(下・古活字本)」 (2)怨みを残して死んだ人の霊や疫神など,人々に災厄をもたらす怨霊(オンリヨウ)。 (3)「御霊会(ゴリヨウエ)」の略。

ごりょう-え【御霊会】🔗🔉

ごりょう-え ―リヤウ [2] 【御霊会】 (1)御霊{(2)}を慰め遷(ウツ)すために行う祭り。863年平安京神泉苑で行われたのが最初で,疫病の発生する季節に盛んに催された。御霊祭。「今日はこの郷の―にや有らんと思へば/今昔 28」 (2)京都八坂神社の祭礼。祇園御霊会。祇園会。

ごりょう-しんこう【御霊信仰】🔗🔉

ごりょう-しんこう ―リヤウ―カウ [4] 【御霊信仰】 御霊{(2)}の祟りを恐れ,これを鎮めて平穏を回復し,繁栄をもたらそうとする信仰。平安時代初期以降御霊会(エ)が盛んに催される一方で,菅原道真の霊など霊威をふるう悪鬼的存在は神社の祭神として祀(マツ)られ恒常的な祭祀の対象となった。御霊信仰は祇園信仰や天神信仰へと発展した。なお,江戸時代の御霊としては佐倉惣五郎が有名。

ごりょう-じんじゃ【御霊神社】🔗🔉

ごりょう-じんじゃ ―リヤウ― [4] 【御霊神社】 非業の死をとげた人の霊のたたりを恐れて,その霊を鎮めるために祀(マツ)った神社。京都の上御霊神社・下御霊神社などが有名。

ごりょう-づか【御霊塚】🔗🔉

ごりょう-づか ―リヤウ― [2] 【御霊塚】 祟りを恐れて,その霊魂を祀(マツ)った塚。

ご-れいぜん【御霊前】🔗🔉

ご-れいぜん [0] 【御霊前】 (1)死者を敬って霊前を丁寧にいう語。 (2)霊前に供える金品に書き記す語。

み-たま【御霊・御魂】🔗🔉

み-たま [0] 【御霊・御魂】 〔「み」は接頭語〕 (1)死者の霊魂を尊んでいう語。「先祖の―をまつる」「―よ安らかに」 (2)「みたま祭り」の略。「―など見るにも/蜻蛉(下)」 (3)霊威。「我(ア)が主の―賜ひて春さらば/万葉 882」

みたま-しろ【御霊代】🔗🔉

みたま-しろ [3][0] 【御霊代】 御霊にかえてまつるもの。御神体。

みたま-ふり【御霊振り】🔗🔉

みたま-ふり 【御霊振り】 「魂振(タマフ)り」に同じ。

みたま-まつり【御霊祭(り)】🔗🔉

みたま-まつり [4] 【御霊祭(り)】 正月の行事の一。大晦日(オオミソカ)の夜または元旦の未明に,祖先の霊や歳徳神をまつること。

みたま-や【御霊屋】🔗🔉

みたま-や [0] 【御霊屋】 ⇒おたまや(御霊屋)

みたま【御霊】(和英)🔗🔉

みたま【御霊】 one's soul;the spirit of the dead.→英和

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