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広辞苑の検索結果 (47)
が【瓦】グワ🔗⭐🔉
が【瓦】グワ
重さの単位「グラム」に当てて用いる語。
が‐かい【瓦解】グワ‥🔗⭐🔉
が‐かい【瓦解】グワ‥
(屋根瓦の一部が落ちれば、その余勢で他の多くの瓦が崩れ落ちるように)一部の崩れから全体が崩れること。「連邦制が―する」「幕府の―」
が‐き【瓦器】グワ‥🔗⭐🔉
が‐き【瓦器】グワ‥
すやきの土器。かわらけ。
が‐ぎょう【瓦経】グワギヤウ🔗⭐🔉
が‐ぎょう【瓦経】グワギヤウ
(→)「かわらぎょう」に同じ。
が‐けん【瓦硯】グワ‥🔗⭐🔉
が‐けん【瓦硯】グワ‥
陶製の硯すずり。石の硯の以前に行われた。
が‐し【瓦市】グワ‥🔗⭐🔉
が‐し【瓦市】グワ‥
中国、宋代の都市に発達した市民の娯楽機関が集中した歓楽街を指す俗語。さかり場。
が‐しょ【瓦書】グワ‥🔗⭐🔉
が‐しょ【瓦書】グワ‥
粘土板に楔形くさびがた文字で書いた古代オリエントの文書。
ガス【gas オランダ・ イギリス・瓦斯】🔗⭐🔉
ガス【gas オランダ・ イギリス・瓦斯】
①気体。「炭酸―」
②石炭ガス・天然ガスなど、燃料用の気体。「―‐ストーブ」
③毒ガスの略。「―‐マスク」
④ガス糸・ガス織の略。
⑤濃い霧。濃霧。「―がかかる」
⑥屁へ。おなら。
⑦ガスこんろ・ガスレンジの略。
⑧ガソリンのこと。「―欠」
ガス‐いと【瓦斯糸】🔗⭐🔉
ガス‐いと【瓦斯糸】
(gassed yarn)木綿糸の表面の散毛ばらげ繊維をガスの炎で焼き、表面を滑らかにして光沢を生じさせたもの。ガス。夏目漱石、野分「―の蚊絣かがすりの綿入の上から黒木綿の羽織を着る」
ガス‐おり【瓦斯織】🔗⭐🔉
ガス‐おり【瓦斯織】
ガス糸で織った織物。ガス。
ガス‐かいき【瓦斯海気】🔗⭐🔉
ガス‐かいき【瓦斯海気】
経緯たてよこともガス糸を用いて海気に模した綿織物。
ガス‐カナキン【瓦斯金巾】🔗⭐🔉
ガス‐カナキン【瓦斯金巾】
ガス糸をまぜて織った金巾。
ガス‐じま【瓦斯縞】🔗⭐🔉
ガス‐じま【瓦斯縞】
ガス糸で織った木綿の縞織物。
ガス‐ちりめん【瓦斯縮緬】🔗⭐🔉
ガス‐ちりめん【瓦斯縮緬】
ガス糸で織った綿縮緬。
ガス‐とう【瓦斯灯】🔗⭐🔉
ガス‐とう【瓦斯灯】
石炭ガスを燃料とする灯火装置。明治初期に輸入。ガスランプ。樋口一葉、別れ霜「ハツと振払へば半面を射る―の光蒼白あおじろし」
ガス‐はちじょう【瓦斯八丈】‥ヂヤウ🔗⭐🔉
ガス‐はちじょう【瓦斯八丈】‥ヂヤウ
経緯たてよことも黒染めのシルケット‐ガス木綿糸を用いて、絹黒八丈に似せた織物。
ガス‐はぶたえ【瓦斯羽二重】‥ヘ🔗⭐🔉
ガス‐はぶたえ【瓦斯羽二重】‥ヘ
上等なガス金巾カナキン。
ガス‐ふうつう【瓦斯風通】🔗⭐🔉
ガス‐ふうつう【瓦斯風通】
ガス糸で織った風通織。
ガス‐ふたこ【瓦斯双子】🔗⭐🔉
ガス‐ふたこ【瓦斯双子】
ガス糸で織った双子織。
ガス‐もめん【瓦斯木綿】🔗⭐🔉
ガス‐もめん【瓦斯木綿】
経緯たてよこともにガス糸あるいは経にガス糸、緯に紡績糸を用い、ガス羽二重はぶたえ風に織った綿織物。
ガス‐ゆうき【瓦斯結城】‥ユフ‥🔗⭐🔉
ガス‐ゆうき【瓦斯結城】‥ユフ‥
ガス糸を用いて結城紬つむぎに模した綿織物。
ガス‐りんず【瓦斯綸子】🔗⭐🔉
ガス‐りんず【瓦斯綸子】
ガス糸で織った綿綸子。
が‐せき【瓦石】グワ‥🔗⭐🔉
が‐せき【瓦石】グワ‥
瓦と石。転じて、無価値なもの。
が‐ぜん【瓦全】グワ‥🔗⭐🔉
が‐ぜん【瓦全】グワ‥
[北斉書元景安伝「大丈夫は寧むしろ玉砕す可きも、瓦全する能あたわず」]何もしないでいたずらに身の安全を保つこと。甎全せんぜん。↔玉砕
がち【瓦智】グワチ🔗⭐🔉
がち【瓦智】グワチ
(「月」とも書く。「頑痴がんち」の約転か)粋でないこと。不粋。野暮。傾城禁短気「睟すいの客は…。―の男は…」
か‐とう【火灯・火頭・瓦灯】クワ‥🔗⭐🔉
か‐とう【火灯・火頭・瓦灯】クワ‥
(ガトウとも)
①近世の照明具の一つ。曲線形で、下が広がった陶製または土製の行灯あんどん。胴に開口部があり、頭部に置いた油皿をここから出し入れする。
火灯
②火灯形の略。
③火灯口の略。
④火灯窓の略。
⇒かとう‐がき【火灯垣】
⇒かとう‐がた【火灯形】
⇒かとう‐ぐち【火灯口】
⇒かとう‐びたい【火灯額】
⇒かとう‐まど【火灯窓・花頭窓】
②火灯形の略。
③火灯口の略。
④火灯窓の略。
⇒かとう‐がき【火灯垣】
⇒かとう‐がた【火灯形】
⇒かとう‐ぐち【火灯口】
⇒かとう‐びたい【火灯額】
⇒かとう‐まど【火灯窓・花頭窓】
かわら【瓦】カハラ🔗⭐🔉
かわら【瓦】カハラ
(梵語kapālaからか)
①粘土を一定の形に固めて焼いたもの。主に屋根をふくのに用い、また、床敷とする。丸瓦・平瓦・鬼瓦・敷平しきひら瓦など種類が多い。セメント・石綿・金属などを原料としたものもある。蜻蛉日記下「屋やの上をながむれば、すくふ雀ども、―の下を出で入りさへずる」
②比喩的に、価値のないもの。がらくた。
⇒かわら‐いたべい【瓦板塀】
⇒かわら‐うら【瓦占】
⇒かわら‐がき【瓦垣】
⇒かわら‐がま【瓦窯】
⇒かわら‐ぎょう【瓦経】
⇒かわら‐くぎ【瓦釘】
⇒かわら‐ざ【瓦座】
⇒かわら‐ざる【瓦猿】
⇒かわら‐し【瓦師】
⇒かわら‐すずり【瓦硯】
⇒かわら‐せんべい【瓦煎餅】
⇒かわら‐たけ【瓦茸】
⇒かわら‐にんぎょう【瓦人形】
⇒かわら‐の‐まつ【瓦の松】
⇒かわら‐の‐まど【瓦の窓】
⇒かわら‐ばん【瓦版】
⇒かわら‐ひ【瓦樋】
⇒かわら‐びさし【瓦庇】
⇒かわら‐ぶき【瓦葺き】
⇒かわら‐べい【瓦塀】
⇒かわら‐ぼうぶき【瓦棒葺】
⇒かわら‐もち【瓦餅】
⇒かわら‐や【瓦屋】
⇒かわら‐やき【瓦焼】
⇒かわら‐やね【瓦屋根】
⇒瓦となって全からんより玉となって砕けよ
⇒瓦も磨けば玉となる
かわら‐うら【瓦占】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐うら【瓦占】カハラ‥
神前に瓦を投げて吉凶を占う法。表が出れば吉、裏が出れば凶という。
⇒かわら【瓦】
かわら‐がき【瓦垣】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐がき【瓦垣】カハラ‥
(→)瓦塀かわらべいに同じ。
⇒かわら【瓦】
かわら‐ぎょう【瓦経】カハラギヤウ🔗⭐🔉
かわら‐ぎょう【瓦経】カハラギヤウ
経文を陰刻して素焼にした平瓦。埋経の一種。図像・曼荼羅を描いたものもある。平安後期に多く製作された。がぎょう。きょうがわら。
⇒かわら【瓦】
かわら‐くぎ【瓦釘】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐くぎ【瓦釘】カハラ‥
瓦が屋根から滑り落ちるのを防ぐために瓦尻に打つ銅釘。
⇒かわら【瓦】
かわら‐ざ【瓦座】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐ざ【瓦座】カハラ‥
軒の敷平しきひら瓦をうけるため、野地あるいは茅負かやおいにのせた細長い材木。
⇒かわら【瓦】
かわら‐ざる【瓦猿】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐ざる【瓦猿】カハラ‥
土焼の猿の像。「変わらざる」の意にとって無事平安を祝うものとされた。
⇒かわら【瓦】
かわら‐し【瓦師】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐し【瓦師】カハラ‥
①瓦を焼く職人。
②瓦屋根をふく職人。
⇒かわら【瓦】
かわら‐すずり【瓦硯】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐すずり【瓦硯】カハラ‥
瓦製の硯。がけん。
⇒かわら【瓦】
かわら‐せんべい【瓦煎餅】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐せんべい【瓦煎餅】カハラ‥
小麦粉・砂糖・卵などを材料に屋根瓦の形に焼いた煎餅。
⇒かわら【瓦】
かわら‐たけ【瓦茸】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐たけ【瓦茸】カハラ‥
担子菌類のきのこ。おもに広葉樹の枯木に屋根瓦状に重なりあって発生、木材の白ぐされの原因となる。傘はうすく、上面には黒褐色の環紋があり下面は灰色。制癌剤の原料にもなる。
かわらたけ
⇒かわら【瓦】
⇒かわら【瓦】
○瓦となって全からんより玉となって砕けよかわらとなってまったからんよりたまとなってくだけよ🔗⭐🔉
○瓦となって全からんより玉となって砕けよかわらとなってまったからんよりたまとなってくだけよ
[北斉書元景安伝]価値なく生き続けるよりも、価値あることをして死ぬ方がよい。
⇒かわら【瓦】
かわら‐なでしこ【河原撫子】カハラ‥
(河原に多く見られるからいう)ナデシコの別称。〈[季]夏〉
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐にんぎょう【瓦人形】カハラ‥ギヤウ
土焼きの人形。
⇒かわら【瓦】
かわら‐の‐いん【河原院】カハラ‥ヰン
源融みなもとのとおるの邸宅。鴨川のほとり、六条坊門の南、万里小路までのこうじの東にあった。陸奥の松島塩釜の景に似せて庭を造り、毎日海水を運び入れ、塩を焼き、煙を立たせたという。融の没後、息子の昇により宇多法皇に寄進された。法皇の没後、寺となった。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐の‐さだいじん【河原の左大臣】カハラ‥
(その邸宅を河原院といったからいう)源融みなもとのとおるの通称。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐の‐まつ【瓦の松】カハラ‥
[白居易、新楽府、驪宮高「牆かきに衣有り瓦に松有り」]屋根瓦の上に生える植物。ツメレンゲの類か。また、古びた家の形容にいう。
⇒かわら【瓦】
かわら‐の‐まど【瓦の窓】カハラ‥
瓦焼製の窓。貧者や隠者の住居。また、そこに住む人。
⇒かわら【瓦】
かわら‐ばと【河原鳩】カハラ‥
ハトの一種で、イエバトの原種。ヨーロッパから南アジアにかけて分布し、崖の岩穴などに巣を作る。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐ははこ【川原母子】カハラ‥
キク科の多年草。河原の砂礫の間に生える。茎・葉ともにヤマハハコに似る。茎は白色、高さ約30センチメートル。葉は細く裏面は白綿毛を密生する。夏、銀白色鱗状の総苞に包まれた黄色の頭状花をつける。カワラホオコ。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐ばん【瓦版】カハラ‥
粘土に文字・絵画などを彫刻して瓦のように焼いたものを原版として一枚摺りにした粗末な印刷物。江戸時代、事件の急報に用いた。実際は木版のものが多い。→読売よみうり。
⇒かわら【瓦】
かわら‐ひ【瓦樋】カハラ‥
瓦で造った樋。土管。
⇒かわら【瓦】
かわら‐びさし【瓦庇】カハラ‥
瓦ぶきの庇。
⇒かわら【瓦】
かわら‐びと【河原人】カハラ‥
(→)河原者に同じ。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐ひわ【川原鶸】カハラヒハ
スズメ目アトリ科の鳥。小形で、スズメぐらい。体は暗褐色で尾と翼に黄色の斑が目立つ。川原や村落周辺に多く現れる。東アジアに分布、繁殖。〈[季]春〉。〈日葡辞書〉
かわらひわ
カワラヒワ
提供:OPO
→鳴声
提供:NHKサービスセンター
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐ぶき【瓦葺き】カハラ‥
①瓦で屋根をふくこと。また、その屋根。大唐西域記長寛点「上ほとりに故ふるき甎カハラブキの室有り」
②(斎宮の忌詞)寺。
⇒かわら【瓦】
かわら‐べい【瓦塀】カハラ‥
目地めじに海鼠漆喰なまこしっくいを施した竪瓦たてがわら張りの塀。瓦垣。
⇒かわら【瓦】
かわら‐ぼうぶき【瓦棒葺】カハラバウ‥
金属板屋根のふき方の一種。
⇒かわら【瓦】
かわら‐ほおこ【川原母子】カハラ‥
〔植〕
⇒かわらははこ。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐まち【河原町】カハラ‥
京都市中央部を南北に走る通り。もと鴨川の河原で、平安京の外側に位置した。近世初めから発展。現在、京都の中心市街。
河原町四条交差点
撮影:的場 啓
かわら‐まつば【川原松葉】カハラ‥
アカネ科の多年草。高地の草原に多い。茎の高さ約60センチメートル。葉は線状で、通常8個ずつ輪生。夏、枝先に白色か淡黄色の小四弁花を密生。若芽は食用。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐めし【河原飯】カハラ‥
(→)盆勧進ぼんかんじんに同じ。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐もち【瓦餅】カハラ‥
(→)「伸のし餅」に同じ。
⇒かわら【瓦】
かわら‐もの【河原者】カハラ‥
①中世、河原に住み、卑賤視された雑役や下級遊芸などに従った者。河原は当時穢けがれを捨てる場所と考えられていた。かわらのもの。
②江戸時代、歌舞伎役者の賤称。好色一代女6「四条の―、さる芸子あがりの人なりしが」
⇒かわら【河原・川原・磧】
カワラヒワ
提供:OPO
→鳴声
提供:NHKサービスセンター
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐ぶき【瓦葺き】カハラ‥
①瓦で屋根をふくこと。また、その屋根。大唐西域記長寛点「上ほとりに故ふるき甎カハラブキの室有り」
②(斎宮の忌詞)寺。
⇒かわら【瓦】
かわら‐べい【瓦塀】カハラ‥
目地めじに海鼠漆喰なまこしっくいを施した竪瓦たてがわら張りの塀。瓦垣。
⇒かわら【瓦】
かわら‐ぼうぶき【瓦棒葺】カハラバウ‥
金属板屋根のふき方の一種。
⇒かわら【瓦】
かわら‐ほおこ【川原母子】カハラ‥
〔植〕
⇒かわらははこ。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐まち【河原町】カハラ‥
京都市中央部を南北に走る通り。もと鴨川の河原で、平安京の外側に位置した。近世初めから発展。現在、京都の中心市街。
河原町四条交差点
撮影:的場 啓
かわら‐まつば【川原松葉】カハラ‥
アカネ科の多年草。高地の草原に多い。茎の高さ約60センチメートル。葉は線状で、通常8個ずつ輪生。夏、枝先に白色か淡黄色の小四弁花を密生。若芽は食用。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐めし【河原飯】カハラ‥
(→)盆勧進ぼんかんじんに同じ。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐もち【瓦餅】カハラ‥
(→)「伸のし餅」に同じ。
⇒かわら【瓦】
かわら‐もの【河原者】カハラ‥
①中世、河原に住み、卑賤視された雑役や下級遊芸などに従った者。河原は当時穢けがれを捨てる場所と考えられていた。かわらのもの。
②江戸時代、歌舞伎役者の賤称。好色一代女6「四条の―、さる芸子あがりの人なりしが」
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわら‐にんぎょう【瓦人形】カハラ‥ギヤウ🔗⭐🔉
かわら‐にんぎょう【瓦人形】カハラ‥ギヤウ
土焼きの人形。
⇒かわら【瓦】
かわら‐の‐まつ【瓦の松】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐の‐まつ【瓦の松】カハラ‥
[白居易、新楽府、驪宮高「牆かきに衣有り瓦に松有り」]屋根瓦の上に生える植物。ツメレンゲの類か。また、古びた家の形容にいう。
⇒かわら【瓦】
かわら‐の‐まど【瓦の窓】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐の‐まど【瓦の窓】カハラ‥
瓦焼製の窓。貧者や隠者の住居。また、そこに住む人。
⇒かわら【瓦】
○瓦も磨けば玉となるかわらもみがけばたまとなる🔗⭐🔉
○瓦も磨けば玉となるかわらもみがけばたまとなる
才能の劣っているものでも、努力すれば立派な人物になれるということ。
⇒かわら【瓦】
かわら‐や【瓦屋】カハラ‥
①瓦ぶきの家。
②(→)瓦師かわらしに同じ。
③瓦を売る家。
④(→)瓦窯かわらがまに同じ。
⇒かわら【瓦】
かわら‐やき【瓦焼】カハラ‥
①瓦を焼いてつくること。また、その職人。
②(→)素焼すやき1に同じ。
⇒かわら【瓦】
かわら‐やね【瓦屋根】カハラ‥
瓦ぶきの屋根。
⇒かわら【瓦】
かわらゆ‐おんせん【川原湯温泉】カハラ‥ヲン‥
群馬県北西部、吾妻郡長野原町にある温泉。吾妻渓谷南岸に位置し、1月20日の湯かけ祭りで有名。泉質は硫黄泉。
かわら‐よもぎ【河原艾】カハラ‥
①キク科の多年草。河原・海浜に自生。根生葉はニンジンに似、細裂して白毛を密生。夏から秋にかけ帯緑色の小頭状花を円錐状につける。幼苗を乾したものは漢方生薬の茵蔯蒿いんちんこうで、利尿・利胆薬。
かわらよもぎ
②キクの古名。〈倭名類聚鈔20〉
③シロヨモギの別名。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわり【代り】カハリ
①いれかわること。交替。また、その人。後任。「やめた人の―が来た」
②身がわり。代理。名代。「父の―」
③つぐない。ひきかえ。代償。「これを上げる―に、それを下さい」
④代わるべき品。かけがえ。「雨具の―」
⑤代価。代金。古今著聞集5「只今―なければ」
⑥飯・汁・肴などを更に求めること。「お―」
⇒かわり‐がわり【代り代り】
⇒かわり‐ぎぬ【代り絹】
⇒かわり‐ば【代り歯】
⇒かわり‐ばえ【代り映え】
⇒かわり‐ばん【代り番】
⇒かわり‐ばんこ【代り番こ】
⇒かわり‐びと【代り人】
⇒かわり‐め【代り目】
⇒かわり‐やく【代り役】
かわり【変り】カハリ
①それまでと違ったさまになること。変化。「お―ありませんか」
②普通とはちがうこと。
⇒かわり‐うら【変り裏】
⇒かわり‐え【変り絵】
⇒かわり‐ごい【変り鯉】
⇒かわり‐ごころ【変り心】
⇒かわり‐ごと【変り事】
⇒かわり‐ざけ【変り酒】
⇒かわり‐だね【変り種】
⇒かわり‐だま【変り玉】
⇒かわり‐ぬり【変り塗】
⇒かわり‐びと【変り人】
⇒かわり‐びな【変り雛】
⇒かわり‐ふ【変り斑】
⇒かわり‐まがき【変り籬】
⇒かわり‐み【変り身】
⇒かわり‐め【変り目】
⇒かわり‐めし【変り飯】
⇒かわり‐もの【変り者】
⇒かわり‐もよう【変り模様】
⇒かわり‐よう【変り様】
かわり【替り】カハリ
①かわること。また、かわりのもの。
②替狂言の略。
③衣服の左右・上下など、異なった色の布を染め分け縫い分けてかわらせたもの。
⇒かわり‐え【替り絵】
⇒かわり‐きょうげん【替狂言】
⇒かわり‐せん【替り銭】
⇒かわり‐ちんつ【替りちんつ】
かわり‐あ・う【代わり合う】カハリアフ
〔自五〕
順番に代わる。交替する。
かわり・いる【代わり居る】カハリヰル
〔自上一〕
前者に代わってその位置にいる。古今著聞集17「我いなば誰又ここに―・ゐむ」
かわり‐うら【変り裏】カハリ‥
衣服の裏地の裾回しだけを違った色の布で仕立てたもの。
⇒かわり【変り】
かわり‐え【変り絵】カハリヱ
(→)「替り絵」に同じ。
⇒かわり【変り】
かわり‐え【替り絵】カハリヱ
1枚の絵を折り方や畳み方で種々の絵にかわるようにしたもの。変り絵。
⇒かわり【替り】
かわり‐がわり【代り代り】カハリガハリ
〔副〕
互いに代わりあって。順番に。かわるがわる。源氏物語夢浮橋「験げんある者どもを呼び寄せつつ、―に加持せさせなむし侍りける」
⇒かわり【代り】
かわり‐ぎぬ【代り絹】カハリ‥
物の代価にする絹。宇治拾遺物語7「ただ今―などはなきを」
⇒かわり【代り】
かわり‐きょうげん【替狂言】カハリキヤウ‥
前の興行と替わって上演する別の歌舞伎狂言。かわり。
⇒かわり【替り】
かわり‐ごい【変り鯉】カハリゴヒ
飼養の結果、体色の変化した鯉の変種。
⇒かわり【変り】
かわり‐ごころ【変り心】カハリ‥
心の変わること。また、その心。うつりぎ。
⇒かわり【変り】
かわり‐ごと【変り事】カハリ‥
常とは変わった事がら。変事へんじ。
⇒かわり【変り】
かわり‐ざけ【変り酒】カハリ‥
腐敗して味の変わった酒。
⇒かわり【変り】
かわり‐せん【替り銭】カハリ‥
江戸時代、普通の寛永銭とは違った古銭。
⇒かわり【替り】
かわり‐だね【変り種】カハリ‥
①普通のものとは変わった種類。変種。
②普通と変わった経歴の人。
⇒かわり【変り】
かわり‐だま【変り玉】カハリ‥
なめているうちに色が次々と変わる飴玉。
⇒かわり【変り】
かわり‐ちんつ【替りちんつ】カハリ‥
(「ちんつ」は三味線の調子)変わった口三味線。変りちんつ。浄瑠璃、女殺油地獄「―の国訛」
⇒かわり【替り】
かわり‐ぬり【変り塗】カハリ‥
種々の色漆と材料を用いた、変化に富む漆物の総称。刀剣の鞘さやの装飾として発達。鞘塗。
⇒かわり【変り】
かわり‐ば【代り歯】カハリ‥
生え代わるべき歯。乳歯。
⇒かわり【代り】
かわり‐ばえ【代り映え】カハリ‥
代わったためによくなること。代わって前者よりまさること。夏目漱石、行人「あんまり変り栄ばえもしない服装なりだね」
⇒かわり【代り】
かわり‐は・てる【変わり果てる】カハリ‥
〔自下一〕[文]かはりは・つ(下二)
(良くない状態に)すっかり変わってしまう。「―・てた姿」
かわり‐ばん【代り番】カハリ‥
①かわりあって事をすること。順番。交番。かわりばんこ。
②交替すべき順番に当たること。
⇒かわり【代り】
かわり‐ばんこ【代り番こ】カハリ‥
交代で事をすること。かわりばん。夏目漱石、行人「家うちのものが―に見て、様々の批評を加へた」。「―にみこしをかつぐ」
⇒かわり【代り】
かわり‐びと【代り人】カハリ‥
代りとなる人。代理人。代人だいにん。
⇒かわり【代り】
かわり‐びと【変り人】カハリ‥
(→)「変り者」に同じ。
⇒かわり【変り】
かわり‐びな【変り雛】カハリ‥
その時の流行をとり入れるなどした、通常の様式とは違う雛人形。
⇒かわり【変り】
かわり‐ふ【変り斑】カハリ‥
普通とはちがった斑ふ。
⇒かわり【変り】
かわり‐まがき【変り籬】カハリ‥
籬節の調子の異なったもの。
⇒かわり【変り】
かわり‐み【変り身】カハリ‥
からだの位置をとっさに変えること。転じて、転身・転向の意。「―が早い」
⇒かわり【変り】
かわり‐め【代り目】カハリ‥
物事のいれかわる時。交替する時。
⇒かわり【代り】
かわり‐め【変り目】カハリ‥
①物事のうつりかわる時。「季節の―」
②けじめ。ちがいめ。
⇒かわり【変り】
かわり‐めし【変り飯】カハリ‥
さまざまな具ぐを入れた筍飯・五目飯の類。
⇒かわり【変り】
かわり‐もの【変り者】カハリ‥
性質や言動が普通とはちがった人。変人。奇人。
⇒かわり【変り】
かわり‐もよう【変り模様】カハリ‥ヤウ
普通とは変わった模様。
⇒かわり【変り】
かわり‐やく【代り役】カハリ‥
代わって勤める役。また、その人。代役。
⇒かわり【代り】
かわ‐りゅう【川流】カハリウ
〔仏〕台密の一派、慈恵大師流のこと。良源を祖とする。↔谷流たにりゅう
かわ‐りょう【川猟】カハレフ
川で魚などを捕ること。川狩。
かわり‐よう【変り様】カハリヤウ
変化のしかた。その具合・程度。「町の―に驚く」
⇒かわり【変り】
かわ・る【替わる・代わる・換わる・変わる】カハル
〔自五〕
➊《替・代・換》別のものが互いに入れちがいになる。
①入れかわる。交替する。万葉集20「今―・る新防人にいさきもりが船出する海原のうへに波な開さきそね」。「相手―・れど主ぬし―・らず」「市長が―・る」「土地が金に―・る」
②《代》代理する。身代りとなる。伊勢物語「例の男、女に―・りてよみてやらす」。平家物語6「命に―・り身に―・らんと忠を存ぜし数万の軍旅は」。「父に―・って出席する」
➋《変》ものごとの性質や中身が前と相違する。
①変化する。万葉集20「宿のなでしこ日ならべて雨は降れども色も―・らず」。「信号が赤に―・る」「人柄が―・る」「方針が―・る」
②普通とちがう。異様である。蜻蛉日記下「さま―・りたる人人ものし侍りしに」。大鏡師尹「いかにかくはせさせ給へるぞと声も―・りて申しつるなむ」。「あの人は―・っている」「―・った趣向」
③両者の間に相違がある。違う。枕草子35「朴・塗骨など、骨は―・れど、ただ赤き紙を、おしなべてうちつかひ持ち給へる」。徒然草「音に聞くと見る時とは、何事も―・るものなり」。「子供と何ら―・るところがない」
④異変がおこる。変動が生ずる。狂言、抜殻「此の間は久しう便りをも承らぬが―・らせらるることもござらぬか」
⑤前と違う時になる。年月などが改まる。源氏物語葵「よのなか―・りて後」。「月が―・る」
⑥前と違う場所になる。居場所が移る。移転する。「住所が―・る」「勤め先を―・る」「右に―・って相手の突進を避けた」
◇「替」は、あるものに入れかわって別のものになる、「代」は、他のもののかわりをする、「換」は、ものがとりかわる意で使う。
かわる‐がわる【代わる代わる】カハルガハル
〔副〕
次々と代わり合って。順番に。かわりがわり。紫式部日記「七日のほど―」。「―発言する」
かわ‐ろう【河郎】カハラウ
河童かっぱの異称。〈日葡辞書〉
かわ‐ろん【川論】カハ‥
水利についての論争。水争い。
かわ‐わ【川曲】カハ‥
川の折れ曲がって流れる所。かわくま。かわわた。天武紀下「大忌神を広瀬の―に祭らしむ」
かわ‐わた【川曲】カハ‥
(→)「かわわ」に同じ。山家集「―の淀みにとまる流れ木の」
かわ‐わたり【川渡り】カハ‥
①川を渡ること。
②(→)「川浸りの朔日ついたち」に同じ。
②キクの古名。〈倭名類聚鈔20〉
③シロヨモギの別名。
⇒かわら【河原・川原・磧】
かわり【代り】カハリ
①いれかわること。交替。また、その人。後任。「やめた人の―が来た」
②身がわり。代理。名代。「父の―」
③つぐない。ひきかえ。代償。「これを上げる―に、それを下さい」
④代わるべき品。かけがえ。「雨具の―」
⑤代価。代金。古今著聞集5「只今―なければ」
⑥飯・汁・肴などを更に求めること。「お―」
⇒かわり‐がわり【代り代り】
⇒かわり‐ぎぬ【代り絹】
⇒かわり‐ば【代り歯】
⇒かわり‐ばえ【代り映え】
⇒かわり‐ばん【代り番】
⇒かわり‐ばんこ【代り番こ】
⇒かわり‐びと【代り人】
⇒かわり‐め【代り目】
⇒かわり‐やく【代り役】
かわり【変り】カハリ
①それまでと違ったさまになること。変化。「お―ありませんか」
②普通とはちがうこと。
⇒かわり‐うら【変り裏】
⇒かわり‐え【変り絵】
⇒かわり‐ごい【変り鯉】
⇒かわり‐ごころ【変り心】
⇒かわり‐ごと【変り事】
⇒かわり‐ざけ【変り酒】
⇒かわり‐だね【変り種】
⇒かわり‐だま【変り玉】
⇒かわり‐ぬり【変り塗】
⇒かわり‐びと【変り人】
⇒かわり‐びな【変り雛】
⇒かわり‐ふ【変り斑】
⇒かわり‐まがき【変り籬】
⇒かわり‐み【変り身】
⇒かわり‐め【変り目】
⇒かわり‐めし【変り飯】
⇒かわり‐もの【変り者】
⇒かわり‐もよう【変り模様】
⇒かわり‐よう【変り様】
かわり【替り】カハリ
①かわること。また、かわりのもの。
②替狂言の略。
③衣服の左右・上下など、異なった色の布を染め分け縫い分けてかわらせたもの。
⇒かわり‐え【替り絵】
⇒かわり‐きょうげん【替狂言】
⇒かわり‐せん【替り銭】
⇒かわり‐ちんつ【替りちんつ】
かわり‐あ・う【代わり合う】カハリアフ
〔自五〕
順番に代わる。交替する。
かわり・いる【代わり居る】カハリヰル
〔自上一〕
前者に代わってその位置にいる。古今著聞集17「我いなば誰又ここに―・ゐむ」
かわり‐うら【変り裏】カハリ‥
衣服の裏地の裾回しだけを違った色の布で仕立てたもの。
⇒かわり【変り】
かわり‐え【変り絵】カハリヱ
(→)「替り絵」に同じ。
⇒かわり【変り】
かわり‐え【替り絵】カハリヱ
1枚の絵を折り方や畳み方で種々の絵にかわるようにしたもの。変り絵。
⇒かわり【替り】
かわり‐がわり【代り代り】カハリガハリ
〔副〕
互いに代わりあって。順番に。かわるがわる。源氏物語夢浮橋「験げんある者どもを呼び寄せつつ、―に加持せさせなむし侍りける」
⇒かわり【代り】
かわり‐ぎぬ【代り絹】カハリ‥
物の代価にする絹。宇治拾遺物語7「ただ今―などはなきを」
⇒かわり【代り】
かわり‐きょうげん【替狂言】カハリキヤウ‥
前の興行と替わって上演する別の歌舞伎狂言。かわり。
⇒かわり【替り】
かわり‐ごい【変り鯉】カハリゴヒ
飼養の結果、体色の変化した鯉の変種。
⇒かわり【変り】
かわり‐ごころ【変り心】カハリ‥
心の変わること。また、その心。うつりぎ。
⇒かわり【変り】
かわり‐ごと【変り事】カハリ‥
常とは変わった事がら。変事へんじ。
⇒かわり【変り】
かわり‐ざけ【変り酒】カハリ‥
腐敗して味の変わった酒。
⇒かわり【変り】
かわり‐せん【替り銭】カハリ‥
江戸時代、普通の寛永銭とは違った古銭。
⇒かわり【替り】
かわり‐だね【変り種】カハリ‥
①普通のものとは変わった種類。変種。
②普通と変わった経歴の人。
⇒かわり【変り】
かわり‐だま【変り玉】カハリ‥
なめているうちに色が次々と変わる飴玉。
⇒かわり【変り】
かわり‐ちんつ【替りちんつ】カハリ‥
(「ちんつ」は三味線の調子)変わった口三味線。変りちんつ。浄瑠璃、女殺油地獄「―の国訛」
⇒かわり【替り】
かわり‐ぬり【変り塗】カハリ‥
種々の色漆と材料を用いた、変化に富む漆物の総称。刀剣の鞘さやの装飾として発達。鞘塗。
⇒かわり【変り】
かわり‐ば【代り歯】カハリ‥
生え代わるべき歯。乳歯。
⇒かわり【代り】
かわり‐ばえ【代り映え】カハリ‥
代わったためによくなること。代わって前者よりまさること。夏目漱石、行人「あんまり変り栄ばえもしない服装なりだね」
⇒かわり【代り】
かわり‐は・てる【変わり果てる】カハリ‥
〔自下一〕[文]かはりは・つ(下二)
(良くない状態に)すっかり変わってしまう。「―・てた姿」
かわり‐ばん【代り番】カハリ‥
①かわりあって事をすること。順番。交番。かわりばんこ。
②交替すべき順番に当たること。
⇒かわり【代り】
かわり‐ばんこ【代り番こ】カハリ‥
交代で事をすること。かわりばん。夏目漱石、行人「家うちのものが―に見て、様々の批評を加へた」。「―にみこしをかつぐ」
⇒かわり【代り】
かわり‐びと【代り人】カハリ‥
代りとなる人。代理人。代人だいにん。
⇒かわり【代り】
かわり‐びと【変り人】カハリ‥
(→)「変り者」に同じ。
⇒かわり【変り】
かわり‐びな【変り雛】カハリ‥
その時の流行をとり入れるなどした、通常の様式とは違う雛人形。
⇒かわり【変り】
かわり‐ふ【変り斑】カハリ‥
普通とはちがった斑ふ。
⇒かわり【変り】
かわり‐まがき【変り籬】カハリ‥
籬節の調子の異なったもの。
⇒かわり【変り】
かわり‐み【変り身】カハリ‥
からだの位置をとっさに変えること。転じて、転身・転向の意。「―が早い」
⇒かわり【変り】
かわり‐め【代り目】カハリ‥
物事のいれかわる時。交替する時。
⇒かわり【代り】
かわり‐め【変り目】カハリ‥
①物事のうつりかわる時。「季節の―」
②けじめ。ちがいめ。
⇒かわり【変り】
かわり‐めし【変り飯】カハリ‥
さまざまな具ぐを入れた筍飯・五目飯の類。
⇒かわり【変り】
かわり‐もの【変り者】カハリ‥
性質や言動が普通とはちがった人。変人。奇人。
⇒かわり【変り】
かわり‐もよう【変り模様】カハリ‥ヤウ
普通とは変わった模様。
⇒かわり【変り】
かわり‐やく【代り役】カハリ‥
代わって勤める役。また、その人。代役。
⇒かわり【代り】
かわ‐りゅう【川流】カハリウ
〔仏〕台密の一派、慈恵大師流のこと。良源を祖とする。↔谷流たにりゅう
かわ‐りょう【川猟】カハレフ
川で魚などを捕ること。川狩。
かわり‐よう【変り様】カハリヤウ
変化のしかた。その具合・程度。「町の―に驚く」
⇒かわり【変り】
かわ・る【替わる・代わる・換わる・変わる】カハル
〔自五〕
➊《替・代・換》別のものが互いに入れちがいになる。
①入れかわる。交替する。万葉集20「今―・る新防人にいさきもりが船出する海原のうへに波な開さきそね」。「相手―・れど主ぬし―・らず」「市長が―・る」「土地が金に―・る」
②《代》代理する。身代りとなる。伊勢物語「例の男、女に―・りてよみてやらす」。平家物語6「命に―・り身に―・らんと忠を存ぜし数万の軍旅は」。「父に―・って出席する」
➋《変》ものごとの性質や中身が前と相違する。
①変化する。万葉集20「宿のなでしこ日ならべて雨は降れども色も―・らず」。「信号が赤に―・る」「人柄が―・る」「方針が―・る」
②普通とちがう。異様である。蜻蛉日記下「さま―・りたる人人ものし侍りしに」。大鏡師尹「いかにかくはせさせ給へるぞと声も―・りて申しつるなむ」。「あの人は―・っている」「―・った趣向」
③両者の間に相違がある。違う。枕草子35「朴・塗骨など、骨は―・れど、ただ赤き紙を、おしなべてうちつかひ持ち給へる」。徒然草「音に聞くと見る時とは、何事も―・るものなり」。「子供と何ら―・るところがない」
④異変がおこる。変動が生ずる。狂言、抜殻「此の間は久しう便りをも承らぬが―・らせらるることもござらぬか」
⑤前と違う時になる。年月などが改まる。源氏物語葵「よのなか―・りて後」。「月が―・る」
⑥前と違う場所になる。居場所が移る。移転する。「住所が―・る」「勤め先を―・る」「右に―・って相手の突進を避けた」
◇「替」は、あるものに入れかわって別のものになる、「代」は、他のもののかわりをする、「換」は、ものがとりかわる意で使う。
かわる‐がわる【代わる代わる】カハルガハル
〔副〕
次々と代わり合って。順番に。かわりがわり。紫式部日記「七日のほど―」。「―発言する」
かわ‐ろう【河郎】カハラウ
河童かっぱの異称。〈日葡辞書〉
かわ‐ろん【川論】カハ‥
水利についての論争。水争い。
かわ‐わ【川曲】カハ‥
川の折れ曲がって流れる所。かわくま。かわわた。天武紀下「大忌神を広瀬の―に祭らしむ」
かわ‐わた【川曲】カハ‥
(→)「かわわ」に同じ。山家集「―の淀みにとまる流れ木の」
かわ‐わたり【川渡り】カハ‥
①川を渡ること。
②(→)「川浸りの朔日ついたち」に同じ。
かわら‐やね【瓦屋根】カハラ‥🔗⭐🔉
かわら‐やね【瓦屋根】カハラ‥
瓦ぶきの屋根。
⇒かわら【瓦】
グラム【gramme; gram・瓦】🔗⭐🔉
グラム【gramme; gram・瓦】
質量の単位。国際キログラム原器の1000分の1の質量。セ氏4度の水1立方センチメートルの質量にほぼ等しい。記号g
⇒グラム‐カロリー【gram-calorie】
⇒グラム‐げんし【グラム原子】
⇒グラム‐じゅう【グラム重】
⇒グラム‐とうりょう【グラム当量】
⇒グラム‐ぶんし【グラム分子】
[漢]瓦🔗⭐🔉
瓦 字形
〔瓦部0画/5画/2004・3424〕
〔音〕ガ〈グヮ〉(漢)
〔訓〕かわら・グラム
[意味]
①一定の形に焼き固めた粘土。かわら。かわらけ。「煉瓦れんが・瓦礫がれき・瓦解」
②グラム。重量の単位。▶gramオランダを「ガラム」と発音して「瓦蘭麻」と音訳したものの略。
[解字]
解字
半円筒型のかわらを交互に重ねた形を描いた象形文字。[
]は異体字。
[難読]
瓦落がら・瓦斯ガス
〔瓦部0画/5画/2004・3424〕
〔音〕ガ〈グヮ〉(漢)
〔訓〕かわら・グラム
[意味]
①一定の形に焼き固めた粘土。かわら。かわらけ。「煉瓦れんが・瓦礫がれき・瓦解」
②グラム。重量の単位。▶gramオランダを「ガラム」と発音して「瓦蘭麻」と音訳したものの略。
[解字]
解字
半円筒型のかわらを交互に重ねた形を描いた象形文字。[
]は異体字。
[難読]
瓦落がら・瓦斯ガス
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が-おく【瓦屋】🔗⭐🔉
が-おく グワヲク [0] 【瓦屋】
かわらぶきの家。
が-かい【瓦解】🔗⭐🔉
が-かい グワ― [0] 【瓦解】 (名)スル
組織や秩序あるものがばらばらに崩れてだめになってしまうこと。「幕藩体制が―する」「一国―せんとする/天賦人権論(辰猪)」
が-き【瓦器】🔗⭐🔉
が-き グワ― [1] 【瓦器】
(1)素焼きの土器。主に古代の土製品にいう。かわらけ。
(2)平安から室町にかけて近畿地方で用いられた軟質の土器。表面がいぶされて灰黒色を呈する。主に食器など日常容器に用いられた。
が-けん【瓦硯】🔗⭐🔉
が-けん グワ― [0] 【瓦硯】
陶製の硯(スズリ)。石の硯が使われる以前に使用された。
が-し【瓦市・瓦子】🔗⭐🔉
が-し グワ― [1] 【瓦市・瓦子】
中国宋代の,劇場・飲食店・妓楼(ギロウ)などが集中していた歓楽街。
が-せき【瓦石】🔗⭐🔉
が-せき グワ― [0] 【瓦石】
(1)かわらと石。価値のないもののたとえ。がしゃく。
(2)煉瓦(レンガ)。
が-ぜん【瓦全】🔗⭐🔉
か-とう【火灯・瓦灯】🔗⭐🔉
か-とう クワ― [0] 【火灯・瓦灯】
〔「がとう」とも〕
(1)中に灯火をともすための陶製の用具。方形で上が狭く,下が広い。
(2)「火灯口」「火灯窓」「火灯額(カトウビタイ)」の略。
が-とう【瓦当】🔗⭐🔉
が-とう グワタウ [0] 【瓦当】
軒丸瓦の先端の半円または円形の部分。半円形から円形へと発展した。文様が施される。
が-とう【瓦塔】🔗⭐🔉
が-とう グワタフ [0] 【瓦塔】
瓦質または須恵器の塔。木造の塔の形を模して各層ごとに焼いてから組み立てたもの。奈良時代または平安前期頃に作られた。礼拝の対象あるいは墳墓の標識などとする説がある。
が-れき【瓦礫】🔗⭐🔉
が-れき グワ― [0] 【瓦礫】
〔「がりゃく」とも〕
(1)瓦(カワラ)と小石。特に,建物の崩れた残骸をいう。「―の山」「一夜にして―と化した街」
(2)値打ちのないもの。「風流才子復た―の訳書を待たず/花柳春話(純一郎)」
かわら【瓦】🔗⭐🔉
かわら カハラ [0] 【瓦】
〔梵 kap
la から生じた語という〕
(1)粘土を一定の形に焼き固めたもの。多く屋根を葺(フ)く材料とし,また地面にも敷く。中国から寺院建築に伴って伝来した。現在ではセメント・ガラス・金属などを原料としたものもあり,和型と洋型がある。鬼瓦・丸瓦・平瓦・軒(ノキ)瓦・鐙(アブミ)瓦など。
(2)(玉に対して)価値のないもの。がらくた。
⇔玉
la から生じた語という〕
(1)粘土を一定の形に焼き固めたもの。多く屋根を葺(フ)く材料とし,また地面にも敷く。中国から寺院建築に伴って伝来した。現在ではセメント・ガラス・金属などを原料としたものもあり,和型と洋型がある。鬼瓦・丸瓦・平瓦・軒(ノキ)瓦・鐙(アブミ)瓦など。
(2)(玉に対して)価値のないもの。がらくた。
⇔玉
かわら-いたべい【瓦板塀】🔗⭐🔉
かわら-いたべい カハラ― [5] 【瓦板塀】
塀の腰の部分を瓦で張り,上部を板張りにしたもの。
かわら-がま【瓦窯】🔗⭐🔉
かわら-がま カハラ― [3] 【瓦窯】
瓦を焼くための窯。古代では,多く丘陵の斜面を利用した登り窯であった。すえがま。
かわら-ぎょう【瓦経】🔗⭐🔉
かわら-ぎょう カハラギヤウ [0] 【瓦経】
仏教経典の文章を瓦に刻んで焼き,土中に埋めたもの。経典を永遠に伝えようとする考えから起こった。平安末期に流行。兵庫県極楽寺などが有名。経瓦。
かわら-くぎ【瓦釘】🔗⭐🔉
かわら-くぎ カハラ― [3] 【瓦釘】
瓦がすべり落ちないように,瓦尻に打つ釘。
かわら-ざ【瓦座】🔗⭐🔉
かわら-ざ カハラ― [0] 【瓦座】
軒の敷平瓦(シキヒラカワラ)がすべらないようにするため裏甲の上に取り付ける細長い木の桟。
かわら-ざる【瓦猿】🔗⭐🔉
かわら-ざる カハラ― [4] 【瓦猿】
土焼きの猿の像。俗に「変わらざる」の意味にとって,平穏無事を祝うものとされた。
かわら-ざん【瓦桟】🔗⭐🔉
かわら-ざん カハラ― [3] 【瓦桟】
引っ掛け桟瓦を引っ掛けるために,軒先に平行に野地(ノジ)に打ち付けた木の桟。
かわら-し【瓦師】🔗⭐🔉
かわら-し カハラ― [3] 【瓦師】
(1)瓦を焼く職人。かわらや。
(2)瓦で屋根を葺(フ)く職人。
かわら-すずり【瓦硯】🔗⭐🔉
かわら-すずり カハラ― [4] 【瓦硯】
陶製の硯。がけん。
かわら-せんべい【瓦煎餅】🔗⭐🔉
かわら-せんべい カハラ― [4] 【瓦煎餅】
小麦粉・卵・砂糖を材料として焼いた,屋根瓦形の煎餅。
かわら-たけ【瓦茸】🔗⭐🔉
かわら-たけ カハラ― [3] 【瓦茸】
担子菌類ヒダナシタケ目のきのこ。広葉樹の枯れた材に屋根瓦のように多数重なりあって生ずる。傘は半円形で径2〜7センチメートル,表面に同心円的な縞模様がある。裏面には多数の管孔(クダアナ)があり,その内面に担子胞子を生ずる。雲茸。
かわら-にんぎょう【瓦人形】🔗⭐🔉
かわら-にんぎょう カハラ―ギヤウ [4] 【瓦人形】
土焼きの人形。伏見人形・今戸人形・堤人形・古賀人形など。
かわら-の-まつ【瓦の松】🔗⭐🔉
かわら-の-まつ カハラ― 【瓦の松】
〔白居易の新楽府「驪宮高」の「牆有
衣兮瓦有
松」から〕
家の荒れたさま。荒れた家の棟に草や木の生えるさま。「我が宿の―の木高さに/散木奇歌集」
衣兮瓦有
松」から〕
家の荒れたさま。荒れた家の棟に草や木の生えるさま。「我が宿の―の木高さに/散木奇歌集」
かわら-の-まど【瓦の窓】🔗⭐🔉
かわら-の-まど カハラ― 【瓦の窓】
(1)瓦焼きのもので作った窓。
(2)貧者・隠者の住居。また,そこに住む者。「―柴の庵の言の葉をも/千載(序)」
かわら-ばん【瓦版】🔗⭐🔉
かわら-ばん カハラ― [0] 【瓦版】
江戸時代,事件などの速報記事を一枚刷りにしたもの。市中を売り歩いた。粘土に文字・絵をほりつけ,瓦形に焼いたものを版にしたというのが語源らしいが,現存するものは木版。
→読み売り
かわら-ぶき【瓦葺き】🔗⭐🔉
かわら-ぶき カハラ― [0] 【瓦葺き】
(1)瓦で屋根を葺くこと。また,その屋根。
(2)寺をいう斎宮の忌み詞。
かわら-べい【瓦塀】🔗⭐🔉
かわら-べい カハラ― [3] 【瓦塀】
竪(タテ)瓦を張った塀。目地(メジ)に海鼠漆喰(ナマコシツクイ)を施す。
かわら-ぼう【瓦棒】🔗⭐🔉
かわら-ぼう カハラバウ [3] 【瓦棒】
金属板葺(ブ)きの屋根で,屋根の傾斜に沿って一定間隔に並べて取り付けた細長い角材。接合部の雨仕舞いのために用いる。
かわら-もち【瓦餅】🔗⭐🔉
かわら-もち カハラ― [3] 【瓦餅】
〔形が平たく瓦のようなのでいう〕
伸餅(ノシモチ)。
かわら-や【瓦屋】🔗⭐🔉
かわら-や カハラ― [3] 【瓦屋】
(1)瓦葺(ブ)きの家。
(2) [0]
瓦師。また,瓦を売る人。
(3)瓦を焼く窯。また,それのある所。瓦窯。
かわら-やき【瓦焼(き)】🔗⭐🔉
かわら-やき カハラ― [0] 【瓦焼(き)】
瓦を焼くこと。また,その職人。
かわら-やね【瓦屋根】🔗⭐🔉
かわら-やね カハラ― [4] 【瓦屋根】
瓦葺(ブ)きの屋根。
がかい【瓦解】(和英)🔗⭐🔉
かわら【瓦】(和英)🔗⭐🔉
かわら【瓦】
a tile.→英和
〜ぶきの tiled.‖瓦家 a tile-roofed house.瓦屋 a tile-maker (焼く人);a tiler (ふく人).
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玉碎
,不