複数辞典一括検索+

なむ【南無】[1]🔗🔉

なむ【南無】[1] (感) 〔「帰命キミヨウ・敬礼キヨウライ」の意の梵ボン語の音訳〕仏や菩薩(ボサツ)に△すべてを任せる(すがる)気持を表わす言葉。拝む時に唱える。

なむあみだぶつ【南無阿弥陀仏】[5]🔗🔉

なむあみだぶつ【南無阿弥陀仏】[5] 〔浄土宗・真宗で〕阿弥陀仏に帰依(キエ)する気持を表わして唱える言葉。六字の名号(ミヨウゴウ)。

なむさん【南無三】[1][0][3]🔗🔉

なむさん【南無三】[1][0][3] (感) 「南無三宝」の略。

なむさんぼう【南無三宝】[3]、[1]‐[0]、[0]🔗🔉

なむさんぼう【南無三宝】[3]、[1]‐[0]、[0] (感) 〔もと仏教で、仏・法・僧の三宝にすがる意〕失敗した時に言う言葉。しまった。

なむみょうほうれんげきょう【南無妙法蓮華経】ナムメウホフレンゲキヤウ[9][0]🔗🔉

なむみょうほうれんげきょう【南無妙法蓮華経】ナムメウホフレンゲキヤウ[9][0] 〔日蓮ニチレン宗で〕法華経(ホケキヨウ)の偉大な徳を讃嘆(サンタン)し、それに帰依(キエ)する意の語。「七字の題目・お題目」とも言う。

なん[南]🔗🔉

なん[南] 北(ホクみなみ(の方)。 「南極・南部・湖南・南下」

なんア【南ア】[0][1]🔗🔉

なんア【南ア】[0][1] (一)「南アルプス」の略。 「―連峰」 (二)「南アフリカ」の略。 「―共和国」 [表記](二)は、「南〈阿」とも書く。

なんい【南緯】ナンヰ[1]🔗🔉

なんい【南緯】ナンヰ[1] 地球の南半球に在る点の緯度を表わす数値〔=零度から九〇度まで〕の前に添える語。北緯

なんおう【南欧】[0]🔗🔉

なんおう【南欧】[0] ヨーロッパの南部。南ヨーロッパ。北欧

なんか【南下】[0]🔗🔉

なんか【南下】[0] ―する 「南方へ進出・移動する」意の漢語的表現。北上

なんが【南画】ナングワ[0]🔗🔉

なんが【南画】ナングワ[0] 〔←南宗ナンシユウ画[0]〕中国の絵の一派。唐の王維(オウイ)を祖とし、水墨で、多く山水を描く。わが国では江戸中期から受け入れた。文人画。北画

なんかいどう【南海道】ナンカイダウ[3]🔗🔉

なんかいどう【南海道】ナンカイダウ[3] もとの七道の一つ。和歌山県・淡路島と四国地方を指した。

なんがく【南学】[0]🔗🔉

なんがく【南学】[0] 江戸時代、土佐に起こった朱子学。

なんきょく【南極】[0]🔗🔉

なんきょく【南極】[0] 北極[一] (一)△地軸(天球軸)の南端。〔広義では、「南極大陸[5]」を指す。例、「―探検」〕 (二)〔磁石の〕南を指している方の磁極。

なんきょくかい【南極海】[4][3]🔗🔉

なんきょくかい【南極海】[4][3] 南極圏の中に在る海。〔南氷洋の改称〕

なんきょくけん【南極圏】[4][3]🔗🔉

なんきょくけん【南極圏】[4][3] (一)南緯六六度三三分の緯線。 (二)「南極圏(一)」より南の地域。夏至(ゲシ)を中心として終日太陽を見ない日が続き、冬至(トウジ)を中心として白夜の期間が有る。

なんきん【南京】🔗🔉

なんきん【南京】 〔中国の中部にある都市。何度か首都にもなった〕 [一][3]〔北陸、岐阜・愛知両県より九州までの方言〕カボチャ。 [二](造語) (一)△中国(外国)から渡来した物の称。 (二)珍しい物や小さくて愛らしい物の称。

なんきんじょう【南京錠】ナンキンヂヤウ[3]🔗🔉

なんきんじょう【南京錠】ナンキンヂヤウ[3] 目的物に取り付けてある金具の穴や、目的物を結び付けた鎖の輪などに差し込んで使う小形の錠。金属製で、開閉装置を内蔵する本体と、そこから出ている馬蹄(バテイ)形の棒とから成る。

なんきんだま【南京玉】[0]🔗🔉

なんきんだま【南京玉】[0] 糸を通して、首飾りや指輪などにするガラス製の小さな玉。

なんきんまい【南京米】[0]🔗🔉

なんきんまい【南京米】[0] かつて中国や東南アジアから輸入した米の俗称。

なんきんまめ【南京豆】[3]🔗🔉

なんきんまめ【南京豆】[3] 「らっかせい」の殻をむいたもの。

なんきんむし【南京虫】[3]🔗🔉

なんきんむし【南京虫】[3] (一)薄い赤茶色で平たい、小形の昆虫。人畜の血を吸い、さされるとあとが二つ付く。〔トコジラミ科〕 (二)金側(キンガワ)でナンキンムシのような形をした小型の腕時計。女性用。〔(二)は俗用〕 [かぞえ方](一)は一匹

なんげん【南限】[0]🔗🔉

なんげん【南限】[0] (その生物が分布する)南の方の限界。

なんごく【南国】[0]🔗🔉

なんごく【南国】[0] 南の暖かい△国(地方)。北国(ホツコク

なんざん【南山】[1]🔗🔉

なんざん【南山】[1] 弘法(コウボウ)大師が開いた高野山(コウヤサン)、特に金剛峰寺コンゴウブジの別称。北嶺(ホクレイ)(一)

なんしん【南進】[0]🔗🔉

なんしん【南進】[0] ―する 南方へ向かって進むこと。

なんせい【南西】[0]🔗🔉

なんせい【南西】[0] 〔風向などで〕南と西との中間にあたる方角。〔南西と南の中間は「南南西[0]」、南西と西の中間は「西南西[0]」〕

なんせんほくば【南船北馬】[5]🔗🔉

なんせんほくば【南船北馬】[5] ―する 〔かつての中国の交通機関は、南部では多く船に依存し、北部では馬を多用した所から〕目的を果たすために、分秒を惜しみ便宜の交通機関を利用して、国内を縦横に活動し続けること。

なんちゅう【南中】[0]🔗🔉

なんちゅう【南中】[0] ―する 〔北半球の、北極以外の地点において〕天体が、子午線の北極以南の部分を通過すること。正中。

なんてん【南天】🔗🔉

なんてん【南天】 (一)[0]南の空。 (二)[3][0]庭木にする常緑低木。葉は細かく枝分かれし、冬、赤くて丸い実がなる。〔メギ科〕 [かぞえ方](二)は一株・一本

なんと【南都】[1]🔗🔉

なんと【南都】[1] (一)〔京都を「北都」と言うのに対して〕「平城京[0][3]」のあった奈良の別称。 (二)藤原(フジワラ)氏の氏寺であった興福寺の別称。北嶺(ホクレイ)(二)

なんとう【南東】[0]🔗🔉

なんとう【南東】[0] 〔風向などで〕南と東との中間にあたる方角。〔南東と南の中間は「南南東[0]」、南東と東の中間は「東南東[0]」〕

なんばん【南蛮】[0]🔗🔉

なんばん【南蛮】[0] 〔南方の野蛮人の意〕 (一)〔昔中国で〕南側に接する現在の東南アジアの諸民族の称。東夷(トウイ北狄(ホクテキ西戎(セイジユウ (二)〔室町から江戸時代にかけて〕海外貿易の対象とされた東南アジア(に植民地をもつポルトガル・スペイン)の称。〔広義では、その時代に渡来した西洋文化・技術・宗教をも指す。例、「―寺[0]」〕 「―屏風ビヨウブ[5]」 (三)(A)〔各地の方言〕トウガラシ。(B)〔近畿・中部の方言〕トウモロコシ。 (四)〔←南蛮煮[0]〕ネギと肉を煮た料理。

なんぴょうよう【南氷洋】ナンピヤウヤウ[3]🔗🔉

なんぴょうよう【南氷洋】ナンピヤウヤウ[3] 「南極海」の旧称。

なんぶ【南部】🔗🔉

なんぶ【南部】 (一)[1]その地域の△うちで南寄りの部分(南に隣る地域)。北部 (二)[0]〔もと、南部氏の領地の意〕盛岡地方。 「―鉄瓶」

なんぷう【南風】[0]🔗🔉

なんぷう【南風】[0] (一)南から吹く風。北風(キタカゼ (二)夏の風。 (三)南方の勢力。〔わが国では、吉野朝廷を指す〕 「―競わず〔=ふるわない〕」

なんべい【南米】[0]🔗🔉

なんべい【南米】[0] 「南アメリカ」の字音語的表現。

なんぽう【南方】ナンパウ[0]🔗🔉

なんぽう【南方】ナンパウ[0] (一)南(の方角)。北方 (二)東南アジアの地域。 「―から復員する」

なんぼく【南北】[1]🔗🔉

なんぼく【南北】[1] 南と北。

なんぼくせんそう【南北戦争】ナンボクセンサウ[5]🔗🔉

なんぼくせんそう【南北戦争】ナンボクセンサウ[5] 奴隷制度廃止問題がもとで米国の北部と南部の間に起こった内乱。北部が勝ち、奴隷制度は廃止された。〔一八六一〜一八六五〕

なんぼくもんだい【南北問題】[5]🔗🔉

なんぼくもんだい【南北問題】[5] 主として北半球の温帯に在る先進工業国群と、その南に在る発展途上国群との間の格差に起因する諸問題。

なんめん【南面】[0]🔗🔉

なんめん【南面】[0] ―する (一)南方に向いて△いる(すわる)こと。北面 (二)〔昔、王者は南面したことから〕帝位につくこと。

なんよう【南洋】ナンヤウ[0]🔗🔉

なんよう【南洋】ナンヤウ[0] (一)太平洋の赤道周辺の海域。北洋 (二)「南洋(一)」にある島じまの総称。マレー諸島・フィリピン諸島など。

なんようしょとう【南洋諸島】ナンヤウショタウ[5]🔗🔉

なんようしょとう【南洋諸島】ナンヤウショタウ[5] 赤道以北の太平洋上に散在するマリアナ・パラオ・カロリン・マーシャルなどの諸島。〔第二次世界大戦以前や戦中に用いた呼称〕

みなみ【南】[0]🔗🔉

みなみ【南】[0] 東に向かった時、右の方角の称。 「―〔=南風〕が強い/―する〔=南の方に行く〕」

みなみかぜ【南風】[0][3]🔗🔉

みなみかぜ【南風】[0][3] 南の方から吹いて来る風。北風

みなみじゅうじせい【南十字星】ミナミジフジセイ[6]🔗🔉

みなみじゅうじせい【南十字星】ミナミジフジセイ[6] ケンタウルス座の四つの星、アルファ・ベータ・ガンマ・デルタ。これらを頂点とする四辺形の対角線を結ぶと十字になり、長い軸の延長線が天球の南極を指す。

みなみはんきゅう【南半球】ミナミハンキウ[4]🔗🔉

みなみはんきゅう【南半球】ミナミハンキウ[4] 地球の、赤道から南の部分。北半球

みんなみ【南】[0]🔗🔉

みんなみ【南】[0] 〔雅〕「みなみ」の変化。みなみ

なんきょくたいりく【南極大陸】[5]🔗🔉

なんきょくたいりく【南極大陸】[5] 南極を中心に広がる大陸。平均二四〇〇メートルの厚い氷におおわれ、永住者は居ない。領土権は凍結されているが、先進各国の基地が在り、観測や調査に当たっている。

みなみアフリカ【南アフリカ】[4]🔗🔉

みなみアフリカ【南アフリカ】[4] 〔←南アフリカ (Africa) 共和国〕 アフリカ大陸の南端部に在る国。一九一〇年にイギリス自治領の南アフリカ連邦として独立。一九六一年に現国名に改称。一九九一年にアパルトヘイト政策を廃止。 首都、プレトリア (Pretoria)。 南ア。

みなみアメリカ【南アメリカ】[4]🔗🔉

みなみアメリカ【南アメリカ】[4] 〔America〕 六大州の一つ。西半球の南部に在る、細長い三角形の、世界で四番目に大きな大陸。十九世紀前半にスペイン・ポルトガルの植民地から独立した国が多い。南米。

みなみシナかい【南シナ海】[5]🔗🔉

みなみシナかい【南シナ海】[5] 中国の華南・フィリピン・ベトナムなどに囲まれた海域。

新明解で始まるの検索結果 1-53