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カボチャ【🔗🔉

カボチャ【 大形の果実を野菜として食用するウリ科のつる性一年草。また、その実。夏、黄色い雄花と雌花を開く。ボウフラ。トウナス。ナンキン。 一六世紀にポルトガル船によってカンボジア(Cambodia)から渡来したことからという。

なむ【南無】🔗🔉

なむ【南無】 仏・菩・三宝などを信じ敬い、心から帰依している気持ちを表すために唱える語。 「━八幡大菩」 ◇梵語namasの音写。帰依するものの名に冠して感動詞的に使う。

なむ‐あみだぶつ【南無陀仏】🔗🔉

なむ‐あみだぶつ【南無陀仏】 阿弥陀仏に帰依する意を表す語。浄土宗では、阿弥陀仏の浄土に救済されることを願って唱える語。六字の名号みょうごう。なむあみだ。

なむ‐さん【南無三】🔗🔉

なむ‐さん【南無三】 「南無三宝」の略。→南無三宝

なむ‐さんぼう【南無三宝】🔗🔉

なむ‐さんぼう【南無三宝】 仏・法・僧の三宝に帰依することを表す語。三宝に呼びかけ、仏の救いを求めるときに唱える語。 驚いたとき、失敗したときなどに発する語。 「━、しくじったか」

なむ‐みょうほうれんげきょう【南無妙法蓮華経】━メウホフレンゲキャウ🔗🔉

なむ‐みょうほうれんげきょう【南無妙法蓮華経】━メウホフレンゲキャウ 法華経に帰依する意を表す語。日蓮宗では、法華経の加護を求めて祈るときに唱える語。七字の題目。お題目。

なん【南】🔗🔉

なん【南】 (造)みなみ。 「━海・━極」 「指━・東━」

なん‐い【南緯】━ヰ🔗🔉

なん‐い【南緯】━ヰ 赤道より南の緯度。 ⇔北緯

なん‐おう【南欧】🔗🔉

なん‐おう【南欧】 ヨーロッパの南部。ギリシア・イタリア・フランス南部・スペイン・ポルトガルなどを含む。南ヨーロッパ。 ⇔北欧

なん‐か【南下】🔗🔉

なん‐か【南下】 名・自サ変南へ向かって進むこと。 「寒気[渡り鳥]が━する」 ⇔北上

なん‐が【南画】━グヮ🔗🔉

なん‐が【南画】━グヮ 中国絵画の系統の一つ。画題は山水を中心とし、水墨によるやわらかな描線を特徴とする。多く文人画家によって描かれた。 ◇「南宗画なんしゅうが」の略。 の影響を受けて、江戸中期ごろから文人画家によって描かれた中国趣味の濃い絵画。 ◇池大雅いけたいが・与謝蕪村よさぶそんらが大成した。

なん‐かい【南海】🔗🔉

なん‐かい【南海】 南方の海。南の海。 ⇔北海

なんかい‐どう【南海道】━ダウ🔗🔉

なんかい‐どう【南海道】━ダウ 律令制下の七道の一つ。紀伊・淡路・阿波あわ・讃岐さぬき・伊予・土佐の六国。また、それらの国を結んだ街道。

なん‐がん【南岸】🔗🔉

なん‐がん【南岸】 南側の岸。 「━低気圧(=日本の南海上を北東または東北東へ進む低気圧)」

なん‐きょく【南極】🔗🔉

なん‐きょく【南極】 地軸が南半球で地表と交わる点。南緯九〇度の点。南極点。 地軸の南方への延長線が天球と交わる点。天の南極。 を中心に広がる大陸。陸上の大半は厚い氷雪におおわれている。 ◇「南極大陸」の略。 「南極圏」の略。→南極圏 ◆⇔北極

なんきょく‐かい【南極海】🔗🔉

なんきょく‐かい【南極海】 南極大陸を囲んでいる、南緯五五度付近までの海域。南氷洋。南極洋。 ◇太平洋・大西洋・インド洋の最南部にあたる。

なんきょく‐けん【南極圏】🔗🔉

なんきょく‐けん【南極圏】 南緯六六度三三分以南の地域。 ⇔北極圏 ◇夏至には一日中太陽が昇らず、冬至には一日中太陽が沈まない。

なんきん【南京】🔗🔉

なんきん【南京】 かぼちゃ。 ◇主に関西地方でいう。 中国から、または中国を経て渡来したものの意を表す。 「━豆・━袋」 小さくてかわいらしいものの意を表す。 「━玉だま・━鼠ねずみ」 ◆は他の語と複合して使う。

なんきん‐じょう【南京錠】━ヂャウ🔗🔉

なんきん‐じょう【南京錠】━ヂャウ 巾着きんちゃくの形をした錠前。棒状または湾曲したかんぬきの一方を本体に押し込むと掛け金がかかる。巾着錠。西洋錠。

なんきん‐だま【南京玉】🔗🔉

なんきん‐だま【南京玉】 陶製またはガラス製の小さな玉。穴に糸を通して指輪や首飾りにする。ビーズ。

なんきん‐まめ【南京豆】🔗🔉

なんきん‐まめ【南京豆】 ラッカセイの通称。

なんきん‐むし【南京虫】🔗🔉

なんきん‐むし【南京虫】 家屋内にすみ、人の血を吸うカメムシ目トコジラミ科の昆虫。体はへんぺいで、五ミリメートル前後。トコジラミ。

なん‐げん【南限】🔗🔉

なん‐げん【南限】 南方の限界。特に、動植物の分布する限界についていう。 「リンゴ栽培の━」 ⇔北限

なん‐ごく【南国】🔗🔉

なん‐ごく【南国】 南方の暖かい国。また、南方の暖かい地方。 ⇔北国

なん‐しん【南進】🔗🔉

なん‐しん【南進】 名・自サ変南へ向かって進むこと。南下。 「部隊が━する」 「市内へ━する」 ⇔北進

なん‐せい【南西】🔗🔉

なん‐せい【南西】 南と西との中間の方角。西南。

なんせん‐ほくば【南船北馬】🔗🔉

なんせん‐ほくば【南船北馬】 あちこちと各地を旅行すること。 ◇中国の南部は川が多いので船で行き、北部は平原や山間部なので馬で行く意から。

なん‐たん【南端】🔗🔉

なん‐たん【南端】 南のはし。 「島の━」 ⇔北端

なん‐ちゅう【南中】🔗🔉

なん‐ちゅう【南中】 名・自サ変天体が天頂の南側で子午線を通過すること。そのとき天体の高度は最も高くなる。正中せいちゅう。 「太陽が━する」

なん‐てん【南天】🔗🔉

なん‐てん【南天】 南の空。 初夏、円錐花序に白い小花をつけるメギ科の常緑低木。小球形の果実は晩秋から冬にかけて赤く熟す。庭木として植えられ、品種も多い。

なん‐と【南都】🔗🔉

なん‐と【南都】 (京都を北都と呼ぶのに対し)奈良。 (比叡山の延暦寺を北嶺と呼ぶのに対し)奈良の興福寺。

なん‐とう【南東】🔗🔉

なん‐とう【南東】 南と東との中間の方角。東南。

なん‐ばん【南蛮】🔗🔉

なん‐ばん【南蛮】 古代中国で、南方の異民族を卑しんで呼んだ語。南夷。→北狄ほくてき東夷とうい西戎せいじゅう 日本で、室町時代末期から江戸時代にかけて、シャム・ルソン・ジャワなど、東南アジアの諸地域を呼んだ語。 東南アジアに植民地をもつポルトガル・スペインなどを呼んだ語。 名詞の上に付けて、から渡来した物、またはそのように異国風の物である意を表す。 「━絵[更紗・漬け]」 「南蛮煮」の略。→南蛮煮 トウガラシの別称。 ◇「南蛮辛子」の略。

なんばん‐に【南蛮煮】🔗🔉

なんばん‐に【南蛮煮】 鶏肉や魚肉に、焼き目をつけてぶつ切りにしたネギと唐辛子とうがらしを加えて煮た料理。

なん‐ぴょうよう【南氷洋】━ピョウヤウ🔗🔉

なん‐ぴょうよう【南氷洋】━ピョウヤウ 南極海の通称。 ⇔北氷洋

なん‐ぶ【南部】🔗🔉

なん‐ぶ【南部】 ある地域の中で、南の方の部分。 「本州━」 ⇔北部

なん‐ぷう【南風】🔗🔉

なん‐ぷう【南風】 南から吹く風。特に、夏に南から吹く風。みなみ。みなみかぜ。はえ。 ⇔北風

なん‐ぽう【南方】━パウ🔗🔉

なん‐ぽう【南方】━パウ 南の方角・方面。また、南の方にある国。 ⇔北方

なん‐ぼく【南北】🔗🔉

なん‐ぼく【南北】 南と北。 「━を走る山脈」 「東西━」 「━アメリカ」

なんぼくちょう‐じだい【南北朝時代】ナンボクテウ━🔗🔉

なんぼくちょう‐じだい【南北朝時代】ナンボクテウ━ 吉野の南朝(大覚寺統)と京都の北朝(持明院統)が対立して争った時代。後醍醐ごだいご天皇が吉野に入った一三三六年(建武三年)から後亀山天皇が京都に戻る一三九二年(南朝は元中九年・北朝は明徳三年)までの五七年間をいう。 中国で、漢民族の南朝と鮮卑せんぴ族の北朝が対立して争った時代。北魏ほくぎが華北を統一した四三九年から隋ずいが陳ちんを滅ぼした五八九年までの一五〇年間をいう。

なん‐めん【南面】🔗🔉

なん‐めん【南面】 名・自サ変 南に向いていること。また、南の面。 「居室に━する庭」 ⇔北面 〔文〕天子の位につくこと。 ◇昔、中国で、天子は臣下に対するとき南を向いて座ったことから。

なん‐よう【南洋】━ヤウ🔗🔉

なん‐よう【南洋】━ヤウ 日本の南方、太平洋西南部の熱帯海域。また、その洋上にある島々。 ⇔北洋

なん‐ろく【南麓】🔗🔉

なん‐ろく【南麓】 山の南側のふもと。 「━に広がる牧場」

はえ【南風🔗🔉

はえ【南風 南から吹く風。 「黒━・白しら━」 ◇主に西日本でいう。

みなみ【南】🔗🔉

みなみ【南】 方角の一つで、南極点に向かう方向。東に向かって右。また、その方向にある場所。 「━の空」 「━に下る」 ⇔

みなみ‐かいきせん【南回帰線】━クヮイキセン🔗🔉

みなみ‐かいきせん【南回帰線】━クヮイキセン 南緯二三度二七分の緯線。冬至とうじの日に太陽はこの線の真上を通る。

みなみ‐かぜ【南風】🔗🔉

みなみ‐かぜ【南風】 南から吹いてくる風。なんぷう。みなみ。 ⇔北風

みなみじゅうじ‐せい【南十字星】ミナミジフジ━🔗🔉

みなみじゅうじ‐せい【南十字星】ミナミジフジ━ 南十字座の中心にある四つの星。対角線を結ぶと十字形になる。長軸を延長すると南極をさし、航海上の目印とされた。 ◇日本では沖縄県の那覇以南で見える。

みなみ‐はんきゅう【南半球】━ハンキウ🔗🔉

みなみ‐はんきゅう【南半球】━ハンキウ 地球の赤道以南の地域。 ⇔北半球

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