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こえ【声】コヱ
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こえ【声】コヱ
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(一)〔人や動物が〕発音器官を使ったりして、それぞれ独特の方法で出す音。有意的・分節的なものと、そうでないものとが有る。
「―を立てて笑う/△虫(蝉セミ・鳥・笛)の―/―はすれども、姿は見えず/進んで―を掛ける/―を大にして説く/驚嘆の―が上がる/△低い(太い・渋い・黄色い)―/―にならない―/―を△抑える(殺す・呑ノむ)/―が弾む〔=抑え切れないうれしさのために、ふだんと違ってうきうきした声が出る〕/―を限りに〔=大きな声の続く限り叫ぶこと〕/しわがれ―ゴエ・胴間―ゴエ」
(二)第三者の考えや、生活者としての意見。
「△神(天)の―〔=人間に何かを告げる言葉〕/―無き―〔=底辺に生きる人たちの意見〕/不満の―が上がる/国民の―にこたえる/住民の―を受け止める/批判する―が高い/退陣を要求する―が渦まく/非難する―が絶えない」
(三)風評。
「石油値上げの―におびえる」
(四)物の音で、人間に何かを感じさせるもの。
「△鐘(怒濤ドトウ)の―/松の―〔=松風の音〕」
(五)それが近づいて来たことを知らせる何ものか。
「近づく秋の―〔=気配〕/師走の―を聞く〔=そろそろ十二月になる〕/二十の―を聞いた〔=ちょうど二十歳になった〕時」

こえがら【声柄】コヱガラ[0]🔗⭐🔉
こえがら【声柄】コヱガラ[0]
〔歌を 歌う時などの〕 声の よさ ・ 悪さ。
こえがわり【声変わり】【声変り】コヱガハリ[3]🔗⭐🔉
こえがわり【声変わり】【声変り】コヱガハリ[3]
―する 十三歳ごろから十五歳ごろに、声域が変わること。二次性徴の一つで、一般に低音に変わる。女子にも見られるが、男子に顕著に現われる。〔広義では、のどを痛めるなどして一時的に、ふだんと違った声になることも指す〕
こえごえ【声声】コヱゴヱ[2][3]🔗⭐🔉
こえごえ【声声】コヱゴヱ[2][3]
いろいろな声。
「―に〔=多くの人が同時に〕言い立てる」
こえつき【声付き】【声付】コヱツキ[0][2]🔗⭐🔉
こえつき【声付き】【声付】コヱツキ[0][2]
人それぞれに異なった特徴の有る声の様子。
こえのした【声の下】コヱノシタ[1]、[1]‐[0][1]‐[2]🔗⭐🔉
こえのした【声の下】コヱノシタ[1]、[1]‐[0][1]‐[2]
その言葉を言い終わるや否や、すぐに何かをする様子。
「…と言う―から」
こわいろ【声色】[0]🔗⭐🔉
こわいろ【声色】[0]
物言う際の、その人独特の声質や抑揚、間の取り方や言い回しなど。〔多く、批評的立場に立っての言い方〕
「―を使う/役者の―をまねる」
こわだか【声高】[0]🔗⭐🔉
こわだか【声高】[0]
―な/―に 声を高く張りあげる様子。
「国連無力論が―に論じられる/―にののしる」
こわづかい【声遣い】【声遣】コワヅカヒ[3]🔗⭐🔉
こわづかい【声遣い】【声遣】コワヅカヒ[3]
声の△様子(出し方)。
こわね【声音】[0]🔗⭐🔉
こわね【声音】[0]
〔感情などの現われた〕声の調子。
しょうてん【声点】シヤウテン[1][0]🔗⭐🔉
しょうてん【声点】シヤウテン[1][0]
漢字の四声を示すために、一つひとつの字の四隅(ヨスミ)に付けた小さな丸。〔濁音には二つ施す。後には、かなで表わす和語にも加えられた〕
しょうみょう【声明】シヤウミヤウ[0][1]🔗⭐🔉
しょうみょう【声明】シヤウミヤウ[0][1]
葬式や仏教上の儀式の際に、仏の徳をたたえて僧が節をつけて唱えるもの。〔キリスト教の讃美サンビ歌に当たる〕 梵唄(ボンバイ)。
しょうもん【声聞】シヤウモン[0][1]🔗⭐🔉
しょうもん【声聞】シヤウモン[0][1]
〔仏教で〕仏の説教を直接に聞き、また死後にのこした教えを学び、羅漢になることを目的とした修行者(たち)。
せい[声]🔗⭐🔉
せい[声]
(一)おと。〔狭義では、こえ〕
「声音・声楽・声帯・声量・発声・奇声・大声」
(二)こえを出す。
「声援・声優・声明」
(三)評判。
「声名・声誉・悪声・名声」
(四)中国語のアクセント。
「四シ声」
せいいき【声域】セイヰキ[0]🔗⭐🔉
せいいき【声域】セイヰキ[0]
その人が出しうる声の、 高低の範囲。〔女声をソプラノ・メゾソプラノ・アルト、男声をテノール・バリトン・バスに分ける〕
せいえん【声援】セイヱン[0]🔗⭐🔉
せいえん【声援】セイヱン[0]
―する 声をかけて△激励(応援)すること。
「―を送る」
せいおん【声音】[0]🔗⭐🔉
せいおん【声音】[0]
「こえ」の意の漢語的表現。
せいか【声価】[1]🔗⭐🔉
せいか【声価】[1]
その人や物に対するよい評判。
「―〔=評価〕を高める」
せいがく【声楽】[0]🔗⭐🔉
せいがく【声楽】[0]
人間の声によって人生の哀歓や崇高美・悲壮美などを聞き手に感じさせる音楽。〔普通、浪曲や演歌などは含まない〕
「―家[0]・―曲[4]」
器楽

せいしつ【声質】[0]🔗⭐🔉
せいしつ【声質】[0]
甲高(カンダカ)いとか 野太いとか、澄んでいるとか 濁っているとかなどの、特徴的な声の質。
せいしょく【声色】[0]🔗⭐🔉
せいしょく【声色】[0]
(一)声や顔の様子。
「―を和らげる」
(二)〔人の生業につくことを妨げるものとしての〕頽廃(タイハイ)的な音楽と女色。
「―にふける」
せいたい【声帯】[0]🔗⭐🔉
せいたい【声帯】[0]
のどの中央部にある発声器官。 弾力のある二条の靭帯(ジンタイ)から成る。
せいたいもしゃ【声帯摸写】[5]🔗⭐🔉
せいたいもしゃ【声帯摸写】[5]
有名な芸人や、その世界での特徴のある著名人などのこわいろ(を使ってみせる話芸)。
せいちょう【声調】セイテウ[0]🔗⭐🔉
せいちょう【声調】セイテウ[0]
(一)話をする時や歌を歌う時の調子。
(二)その詩歌独特の よみぶり。
(三)〔中国語などの〕音節内における高さの変動。
せいぶ【声部】[1]🔗⭐🔉
せいぶ【声部】[1]
楽曲のハーモニーを構成する声音の各部分。例、合唱のソプラノ・アルト・テノール・バスなど。パート。
せいぼう【声望】セイバウ[0]🔗⭐🔉
せいぼう【声望】セイバウ[0]
よい評判と人望。
「―家[0]」
せいめい【声名】[0]🔗⭐🔉
せいめい【声名】[0]
「よい評判」の意の漢語的表現。
「―頓トミに上がる/…の―を集める」
せいめい【声明】[0]🔗⭐🔉
せいめい【声明】[0]
―する
(一)自分の立場・考えをはっきりと人びとに知らせること。
(二)政治・外交上の問題についての、意見の発表。
「―を△出す(採択する)/共同―・―書[5][0]」
せいもん【声門】[0]🔗⭐🔉
せいもん【声門】[0]
声帯の間にある、息の通る狭いすきま。普通に息をする時は開いて三角形に見え、声を出す時に狭くなる。
「―閉鎖音[7]」
せいもん【声紋】[0]🔗⭐🔉
せいもん【声紋】[0]
声の周波数を機械に掛けて分析した結果得られる、縞(シマ)のような模様。指紋のように、個人によって異なる。
せいゆ【声喩】[0][1]🔗⭐🔉
せいゆ【声喩】[0][1]
声・鳴き声・音をそのまま言葉にして まね△ること(たもの)。例、「かあかあ・どしん」など。オノマトペ。
せいゆう【声優】セイイウ[0]🔗⭐🔉
せいゆう【声優】セイイウ[0]
外国映画の吹替え・放送劇やアニメのアテレコなどに 声だけで出演する俳優。
せいよ【声誉】[1]🔗⭐🔉
せいよ【声誉】[1]
「よい評判」の意の漢語的表現。
せいりょう【声量】セイリヤウ[0]🔗⭐🔉
せいりょう【声量】セイリヤウ[0]
その人が△出す(出せる)声の大きさ・強さの度合。
「―が豊かだ」
せいるい【声涙】[0]🔗⭐🔉
せいるい【声涙】[0]
声と涙。
「―ともにくだる〔=強く感激した結果、涙ながらに話す〕」
れいせい【
声】[0]🔗⭐🔉
れいせい【
声】[0]
「声をはりあげる」意の漢語的表現。
「―一番」

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