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いえ【家】🔗🔉

いえ【家】 (1)人が住むための建物。家屋。「立派な構えの―」 (2)自分のうち。自宅。「―へ帰る」 (3)家庭。「結婚して―をもつ」 (4)夫婦・親子・兄弟などからなる生活共同体。家族。「―を支える」 (5)民法旧規定において,一家として戸籍に登録された親族の団体。戸主は戸主権に基づいて家族の居所指定や身分行為の許諾などを行った。現行民法の実施により廃止されたが,戸籍制度や社会習慣に現在もその影響が残る。家制度。 (6)祖先から代々血縁によってつながる家筋・家系。「―を継ぐ」

いえ【家】🔗🔉

いえ【家】 長編小説。島崎藤村作。1911 年(明治 44)刊。由緒ある二つの旧家の没落する過程をたどり,家族制度の因習や宿命的な血の問題を描く。

いえい【遺詠】🔗🔉

いえい【遺詠】 (1)故人がのこした未発表の詩歌。 (2)辞世の詩歌。

いえい【遺影】🔗🔉

いえい【遺影】 故人の写真や肖像。

イエーガー【Werner Wilhelm Jaeger】🔗🔉

イエーガー【Werner Wilhelm Jaeger】 (1888-1961) ドイツの古典学者。ギリシャ的教養とそのキリスト教への連続を説いた「パイデイア」やアリストテレスの思想を発展史から基礎づけた著作を残す。

イエーツ【Frances Amelia Yates】🔗🔉

イエーツ【Frances Amelia Yates】 (1899-1981) イギリスの文化史家。ワールブルク研究所でルネサンス精神史を研究。著「ジョルダーノ=ブルーノとヘルメス学の系譜」「記憶術」

イエーツ【William Butler Yeats】🔗🔉

イエーツ【William Butler Yeats】 (1865-1939) アイルランドの詩人・劇作家。神秘的ロマン的詩風の抒情詩に優れ,またアイルランド文芸復興にも献身。詩集「アシーンの放浪」「塔」,詩劇「鷹の井戸」,散文集「ビジョン」ほか。

イエーテボリ【Gteborg】🔗🔉

イエーテボリ【Gteborg】 〔エーテボリとも〕 スウェーデン南西部,カテガット海峡に面する港湾都市。造船・製材工業が盛ん。ゲーテボルグ。

イエーリング【Rudolf von Jhering】🔗🔉

イエーリング【Rudolf von Jhering】 (1818-1892) ドイツの法学者。歴史法学の立場からローマ法を研究,さらに法を社会における目的や利益の観点から分析・研究する必要性を説いた。著「ローマ法の精神」「権利のための闘争」「法における目的」など。

いえか【家蚊】🔗🔉

いえか【家蚊】 イエカ属のカの総称。アカイエカ・コガタアカイエカなどを含み,日本脳炎・フィラリアの媒介をする種もある。

いえがたせっかん【家形石棺】🔗🔉

いえがたせっかん【家形石棺】 屋根形の蓋(ふた)と箱形の棺からなる石棺。古墳時代後期に多くみられる。

いえがまえ【家構え】🔗🔉

いえがまえ【家構え】 家の外観。家の形。家の作り。

いえがら【家柄】🔗🔉

いえがら【家柄】 (1)家の格式。 (2)格の高い家。名家。「―の出」

いえき【胃液】🔗🔉

いえき【胃液】 胃から分泌される消化液。ペプシンや塩酸を含み,主にタンパク質の消化や,食物とともに胃内に入った病原菌の殺菌を行う。

いえじ【家路】🔗🔉

いえじ【家路】 自分の家に帰る道。帰宅の道。「―につく」

いえじま【伊江島】🔗🔉

いえじま【伊江島】 沖縄県北西部,沖縄諸島の島。南東は伊江水道を隔てて沖縄島の本部半島。中央部に「伊江島タッチュー」と呼ばれる城山(ぐすくやま)がある。

いえしましょとう【家島諸島】🔗🔉

いえしましょとう【家島諸島】 瀬戸内海の播磨灘に浮かぶ島々。主な島は家島など 4 島。兵庫県飾磨(しかま)郡家島町に属する。石材を産する。

イエス【Isous】🔗🔉

イエス【Isous】 〔ヘブライ語人名イェーシュアのギリシャ語形〕 マタイおよびルカ福音書によれば,紀元前 4 年以前に,ユダヤのベツレヘムで生まれ,ガリラヤのナザレで育つ。紀元後 28 年頃バプテスマのヨハネから受洗。ガリラヤの村々を巡り歩き,神の国がこの世にすでに実現されつつあると説いた。差別されていた社会的弱者と交わり,ユダヤ教を厳しく批判。30 年頃エルサレムで十字架の刑に処せられた。死後,復活したイエスと出会ったと信じる弟子たちはイエスを救世主(キリスト)とみなし,キリスト教会が成立した。イエズス。

イエス【Yes】🔗🔉

イエス【Yes】 イギリスのロック-バンド。1968 年に結成され,クラシック的構成の作品でプログレッシブ-ロックを代表するバンドとして人気を呼んだ。

イエス【yes】🔗🔉

イエス【yes】 [1](感) 肯定や承諾の語。はい。 [2]賛成であること。⇔ノー 「―かノーか返答を迫る」

イエスキリスト【(ギ) Isous Christos】🔗🔉

イエスキリスト【(ギ) Isous Christos】 救世主イエス。→キリスト

いえすじ【家筋】🔗🔉

いえすじ【家筋】 家系。家の系統。

イエズス【(ラ) Iesus】🔗🔉

イエズス【(ラ) Iesus】 日本のカトリック教会における伝統的なイエスの呼び名。

イエズスかい【イエズス会】🔗🔉

イエズスかい【イエズス会】 〔(ラ) Societas Jesu〕 カトリック教会の修道会。1534 年宗教改革に対抗して,イグナティウス=デ=ロヨラらによって結成。同会士ザビエルは日本へ初めてキリスト教を伝えるなど,アジアや新大陸をはじめとして世界各地で布教活動を行う。耶蘇(やそ)会。

いえすずめ【家雀】🔗🔉

いえすずめ【家雀】 スズメ目ハタオリドリ科の鳥。全長約 16cm。雄はスズメに似て頭頂は灰色。雌は全身が灰褐色で下面は淡い。分布は世界的だが,日本では 1990 年(平成 2)に利尻島で初めて確認された。

イエスタデー【yesterday】🔗🔉

イエスタデー【yesterday】 きのう。昨日。

イエスマン【yes-man】🔗🔉

イエスマン【yes-man】 「はい,はい」と目上の人の言葉に無批判に従う者。

いえだに【家🔗🔉

いえだに【家 サシダニ科のダニ。体長約 0.75mm。胴部は卵円形で淡黄色,4 対の脚をもつ。ネズミ類に寄生。伝染病を媒介することもある。

いえつき【家付き】🔗🔉

いえつき【家付き】 (1)ある物に家がついていること。「―の土地」 (2)もとからその家にいること。「―の娘」

いえづくり【家作り・家造り】🔗🔉

いえづくり【家作り・家造り】 (1)家を建てること。 (2)家の造り方。家の構造。

いえで【家出】🔗🔉

いえで【家出】 ひそかに自分の家を出て,帰らないこと。出奔(しゆつぽん)。

いえども【雖も】🔗🔉

いえども【雖も】 (連語) …とはいうものの。…であっても。

イエナ【Jena】🔗🔉

イエナ【Jena】 ドイツ中部,ライプチヒの南西にある都市。光学機械・ガラスなどの工業が盛ん。

いえなきこ【家なき子】🔗🔉

いえなきこ【家なき子】 〔(フ) Sans famille〕 エクトル=マロの児童向け小説。1878 年刊。孤児レミが実母にめぐりあうまでの放浪と冒険を描く。

イエナだいがく【イエナ大学】🔗🔉

イエナだいがく【イエナ大学】 イエナ市にあるフリードリッヒ-シラー大学の通称。1558 年創立。18 世紀末から 19 世紀にかけて,フィヒテ・シェリング・シラー・ゲーテ・ヘーゲルなどがこの大学に拠(よ)って活躍した。

いえなみ【家並み】🔗🔉

いえなみ【家並み】 (1)家が続いて並んでいること。やなみ。 (2)家ごと。毎戸。

いえぬし【家主】🔗🔉

いえぬし【家主】 (1)借家の所有者。 (2)一家のあるじ。いえあるじ。

いえねこ【家猫】🔗🔉

いえねこ【家猫】 家で飼われている猫。飼い猫。

いえねずみ【家鼠】🔗🔉

いえねずみ【家鼠】 ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの総称。人家内やその周辺,田畑などに住む。

いえのこ【家の子】🔗🔉

いえのこ【家の子】 (1)代々その家に仕える者。召し使い。家来。従者。 (2)平安末期以降,武門で,総領と主従関係を結んだ一族の者。

いえのころうどう【家の子郎等】🔗🔉

いえのころうどう【家の子郎等】 (1)家の子と郎等。武家社会における一族および家臣の総称。いえのころうとう。 (2)有力者の下に集まった人々。

いえのしゅう【家の集】🔗🔉

いえのしゅう【家の集】 個人の歌集。家集。私家集。

いえのひかり【家の光】🔗🔉

いえのひかり【家の光】 農村向け月刊雑誌。産業組合中央会(農業協同組合の前身)が農村生活の向上を目指して 1925 年(大正 14)に創刊。44 年(昭和19)からは社団法人家の光協会から発行。

いえばえ【家蠅】🔗🔉

いえばえ【家蠅】 イエバエ科のハエ。体長 6〜8mm。幼虫はウジで,ごみためなどの中で育ち,成虫は人家に集まる。細菌を伝播(でんぱ)する害虫。

いえばと【家鳩】🔗🔉

いえばと【家鳩】 カワラバトを家禽(かきん)化したもの。ドバト。カイバト。

イエペス【Narciso Yepes】🔗🔉

イエペス【Narciso Yepes】 (1927-1997) スペインのギター奏者。セゴビアの後継者と称され,10 弦ギターを考案。現代的な感覚で名声を得た。

イエメン【Yemen】🔗🔉

イエメン【Yemen】 アラビア半島の南部,インド洋と紅海に面する共和国。イエメン-アラブ共和国(北イエメン)とイエメン民主人民共和国(南イエメン)とが 1990 年に統合。モカ-コーヒーの産出で知られ,古代の遺跡マーリブのダムがある。住民はアラブ人。首都サヌア。面積 53 万 km2。人口 1450 万(1995)。正称,イエメン共和国。

いえもと【家元】🔗🔉

いえもと【家元】 武道や芸道で,その流派の正統の家。また,その身分や,その人。宗家。

いえやしき【家屋敷】🔗🔉

いえやしき【家屋敷】 その人の所有している家屋や宅地。「先祖代々の―」

イエライシャン【夜来香】🔗🔉

イエライシャン【夜来香】 〔中国語〕 植物チューベローズを日本で俗に呼ぶ語。

い・える【癒える】🔗🔉

い・える【癒える】 (動下一) (1)病気や傷がよくなる。なおる。 (2)悲しみや怒りの気持ちがおさまる。「失恋の痛手が―・える」

イエロー【yellow】🔗🔉

イエロー【yellow】 (1)黄色。黄。 (2)黄色人種の蔑称。

イエローオーカ【yellow ochre】🔗🔉

イエローオーカ【yellow ochre】 「黄土色」に同じ。

イエローカード【yellow card】🔗🔉

イエローカード【yellow card】 (1)サッカーで,故意に悪質な反則を犯したり,スポーツマンらしからぬ行為をした選手に審判が示す黄色のカード。 (2)〔表紙が黄色であることから〕 海外旅行に必要とされる予防接種証明書。イエロー-ブック。

イエローキャブ【Yellow Cab】🔗🔉

イエローキャブ【Yellow Cab】 アメリカで最大のタクシー会社。また,そのタクシー。

イエローケーキ【yellow cake】🔗🔉

イエローケーキ【yellow cake】 ウラン鉱石からウランを分離・抽出する際,粗精錬によってその含有率を高めた黄色の中間製品。ウラン精鉱。

イエロージャーナリズム【yellow journalism】🔗🔉

イエロージャーナリズム【yellow journalism】 扇情的な記事を売り物にする新聞。イエロー-ペーパー。赤新聞。

イエローストン【Yellowstone】🔗🔉

イエローストン【Yellowstone】 アメリカ合衆国,ワイオミング州のロッキー山脈にある国立公園。1872 年世界で最初に指定。巨大な間欠泉と温泉・湖沼・峡谷などから成る。

イエローフラッグ【yellow flag】🔗🔉

イエローフラッグ【yellow flag】 (1)自動車レースで,コースに異常が発生した時に,ドライバーに告知するために振られる黄色の旗。 (2)アメリカン-フットボールで,反則プレーがあった時に審判が投げる黄色の旗。

イエローページ【Yellow Pages】🔗🔉

イエローページ【Yellow Pages】 職業別・企業別電話帳。

イエローぺーパー【yellow paper】🔗🔉

イエローぺーパー【yellow paper】 ⇒イエロー-ジャーナリズム

イエローペリル【yellow peril】🔗🔉

イエローペリル【yellow peril】 ⇒黄禍(こうか)

イエローリボン【yellow ribbon】🔗🔉

イエローリボン【yellow ribbon】 黄色いリボン。映画「幸せの黄色いリボン」より出た言葉。遠く離れた男性に対して自分のところにもどってくることを願う女性が木などにくくりつける。

いえん【以遠】🔗🔉

いえん【以遠】 ある地点よりさらに遠いこと。また,その場所。

いえん【胃炎】🔗🔉

いえん【胃炎】 胃粘膜の炎症の総称。急性のものは,暴飲暴食,刺激物の誤飲や薬物の摂取,病原菌の毒素,ストレスなどによって起こる。胃カタル。

いえんけん【以遠権】🔗🔉

いえんけん【以遠権】 相手国内のある地点を経由してさらに第三国へ運航できる権利。航空協定に基づき航空会社に対して与えられる。

イエンシュ【Erich Rudolf Jaensch】🔗🔉

イエンシュ【Erich Rudolf Jaensch】 (1883-1940) ドイツの心理学者。空間知覚の実験現象学的研究を行なったのち,直観像の研究に進み,それを基礎に独自の性格の類型論を提唱した。

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