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あき【安芸】🔗🔉

あき【安芸】 (1)旧国名の一。広島県西半分に当たる。芸州。 (2)高知県東部の市。土佐湾に臨む。林業・促成栽培農業が盛ん。瓦(かわら)・陶器を特産。

あぐらなべ【安愚楽鍋】🔗🔉

あぐらなべ【安愚楽鍋】 小説。仮名垣魯文作。1871(明治 4)〜72 年刊。牛鍋を囲む庶民の雑談の形で,文明開化の世相を滑稽に描く。牛店雑談安愚楽鍋。

あさかごんさい【安積艮斎】🔗🔉

あさかごんさい【安積艮斎】 (1790-1860) 江戸後期の儒学者。陸奥国郡山の人。名は重信,別号,見山楼。江戸に出て佐藤一斎・林述斎に学び,のち二本松藩儒,また昌平黌(こう)教授となった。著「艮斎文略」「艮斎間話」など。

あさかそすい【安積疏水】🔗🔉

あさかそすい【安積疏水】 福島県中央部の猪苗代湖の水を郡山盆地へ供給する用水路。灌漑(かんがい)用のほか発電・上水道・工業用水にも利用。1882 年(明治 15)完成。1951 年(昭和 26)に新安積疏水が通水。

あさかたんぱく【安積澹泊】🔗🔉

あさかたんぱく【安積澹泊】 (1656-1737) 江戸中期の儒学者。水戸藩士。名は覚,別号は老圃・常山。朱舜水に師事。彰考館総裁として「大日本史」編纂(へんさん)に顕著な功績があった。著「大日本史賛藪」「澹泊斎文集」など。

あじかわ【安治川】🔗🔉

あじかわ【安治川】 淀川下流の一分流。大阪市中之島西端から大阪湾口に至る間の呼称。貞享年間河村瑞軒が開削した運河。河口に天保山がある。

あっかどう【安家洞】🔗🔉

あっかどう【安家洞】 岩手県岩泉町にある鍾乳洞。天然記念物。

あのりざき【安乗崎】🔗🔉

あのりざき【安乗崎】 三重県志摩半島,的矢湾の入り口の岬。荒波が断崖と岩礁に砕ける男性的景観は豪快。

あんい【安易】🔗🔉

あんい【安易】 (1)たやすいこと。「―な道」 (2)ありきたりなこと。「―な発想」

あんいつ【安逸・安佚】🔗🔉

あんいつ【安逸・安佚】 何もせず,のんきにすごすさま。「―をむさぼる」

あんえい【安永】🔗🔉

あんえい【安永】 年号(1772.11.16-1781.4.2)。後桃園・光格天皇の代。

あんか【安価】🔗🔉

あんか【安価】 値段の安いこと。廉価。⇔高価

あんかもんいん【安嘉門院】🔗🔉

あんかもんいん【安嘉門院】 (1209-1283) 後堀河天皇の准母(じゆんぼ)。名は邦子。高倉天皇の皇子守貞親王の娘。1224 年,院号宣下。

あんかん【安閑】🔗🔉

あんかん【安閑】 (ト/タル) (1)やすらかで静かなさま。「―とした日々」 (2)(危急の場合などに)何もせずにのんびりしているさま。「―としていられない」

あんかんてんのう【安閑天皇】🔗🔉

あんかんてんのう【安閑天皇】 記紀で,第 27 代天皇広国押武金日尊(ひろくにおしたけかなひのみこと)の漢風諡号(しごう)。継体天皇の皇子。都は大和勾金橋(まがりかなはし)宮。

あんき【安危】🔗🔉

あんき【安危】 安全か危険かということ。「身の―」

あんき【安徽】🔗🔉

あんき【安徽】 中国長江下流の両岸に広がる省。温和な気候の農耕地帯で,米・小麦・大豆の産出が豊富。省都,合肥。別名,皖(かん)。アンホイ。

あんき【安気】🔗🔉

あんき【安気】 (形動) 気楽で安心なさま。

あんきもんいん【安喜門院】🔗🔉

あんきもんいん【安喜門院】 (1207-1286) 後堀河天皇の皇后。名は有子。藤原公房の娘。1227 年,院号宣下。

あんけい【安慶】🔗🔉

あんけい【安慶】 中国,安徽(あんき)省南部の河港都市。長江中流北岸に位置し,茶・木材の集散地。アンチン。

あんげん【安元】🔗🔉

あんげん【安元】 年号(1175.7.28-1177.8.4)。高倉天皇の代。

あんご【安居】🔗🔉

あんご【安居】 〔仏〕〔梵語の訳で,雨期の意。もとインドで,雨期に僧が寺などにこもって修行したことから〕 僧が夏に一定期間,一か所にこもって修行すること。元来は陰暦 4 月 16 日から 7 月 15 日までの 3 か月間行われ,この間を一夏(いちげ)という。夏安居(げあんご)。夏行(げぎよう)。夏籠(げごもり)。

あんこうてんのう【安康天皇】🔗🔉

あんこうてんのう【安康天皇】 記紀で第 20 代天皇穴穂尊(あなほのみこと)の漢風諡号(しごう)。允恭(いんぎよう)天皇の皇子。都は大和石上(いそのかみ)穴穂宮。眉輪(まよわ)王に暗殺された。倭(わ)の五王の一人「興」に比定する説がある。

あんこくじ【安国寺】🔗🔉

あんこくじ【安国寺】 (1)足利尊氏・直義が国分寺の制にならって全国に設けた臨済宗の寺。元弘以来の戦死者を弔い平和を祈願するために建立されたが,廃絶したものが多い。 (2)鎌倉市にある日蓮宗の寺。日蓮が「立正安国論」を草した場所として有名。安国論寺。

あんこくじえけい【安国寺恵瓊】🔗🔉

あんこくじえけい【安国寺恵瓊】 ⇒恵瓊

あんざ【安座・安坐】🔗🔉

あんざ【安座・安坐】 ゆったりと座ること。特に,あぐらをかくこと。

あんざいひとし【安西均】🔗🔉

あんざいひとし【安西均】 (1919-1994) 詩人。福岡県生まれ。福岡師範中退。洗練された抒情で,古典文学と現代風俗を通底させた詩編に特色がある。詩集「葉の桜」「夜の驟雨」など。

あんざいふゆえ【安西冬衛】🔗🔉

あんざいふゆえ【安西冬衛】 (1898-1965) 詩人。本名勝。奈良市生まれ。「詩と詩論」同人として,新散文詩運動を展開,特異な想像世界を築いた。詩集「軍艦茉莉」「座せる闘牛士」など。

あんざん【安産】🔗🔉

あんざん【安産】 無事に出産すること。⇔難産

あんざんがん【安山岩】🔗🔉

あんざんがん【安山岩】 火山岩の一。斜長石・輝石・角閃(かくせん)石などからなり,黒雲母を含むこともある。灰色ないし暗色。硬くて耐火力が強い。建築用石材や墓石に使う。根府川石・鉄平石などが有名。〔アンデス山中の火山岩につけられた andesite に由来する命名〕

あんしじゅつ【安死術】🔗🔉

あんしじゅつ【安死術】 ⇒安楽死(あんらくし)

あんしのらん【安史の乱】🔗🔉

あんしのらん【安史の乱】 中国,唐の中期,安禄山(あんろくざん)・史思明が起こした反乱(755-763)。玄宗は退位,乱は鎮圧されたが,節度使による地方分権化が進んだ。

あんじゅう【安住】🔗🔉

あんじゅう【安住】 (1)安心し落ち着いて住むこと。「―の地」 (2)ある地位や状態に満足してしまうこと。

あんじゅうこん【安重根】🔗🔉

あんじゅうこん【安重根】 (1879-1910) 朝鮮の独立運動家。黄海道海州生まれ。1909 年(明治 42)韓国統監伊藤博文をハルビン駅頭にて射殺。翌年死刑。アン=ジュングン。

あんじゅひめ【安寿姫】🔗🔉

あんじゅひめ【安寿姫】 山椒太夫(さんしようだゆう)伝説に登場する女性。厨子王の姉。

アンジュングン【安重根】🔗🔉

アンジュングン【安重根】 ⇒あんじゅうこん

あんじょう【安城】🔗🔉

あんじょう【安城】 愛知県中南部,岡崎平野にある市。多角的農業で知られ,現在は機械工業も発達。

あんしん【安心】🔗🔉

あんしん【安心】 不安や心配がないこと。「母を―させる」

あんじん【安心】🔗🔉

あんじん【安心】 〔仏〕 (1)教えを聞いたり,修行を積むことで,心の動くことのなくなった境地。 (2)浄土宗で,阿弥陀仏の救いを信じて疑わず,浄土往生を願う心をいう。

あんじんりゅうみょう【安心立命】🔗🔉

あんじんりゅうみょう【安心立命】 〔「あんじんりつめい」「あんしんりつめい」「あんじんりゅうめい」とも〕 信仰によって心を安らかに保ち,どんなことにも心を乱されないこと。

あんせい【安静】🔗🔉

あんせい【安静】 病気などのとき,心身を休めて静かにしていること。

あんせい【安政】🔗🔉

あんせい【安政】 年号(1854.11.27-1860.3.18)。孝明天皇の代。

あんせいのかりじょうやく【安政の仮条約】🔗🔉

あんせいのかりじょうやく【安政の仮条約】 ⇒安政の五か国条約

あんせいのごかこくじょうやく【安政の五か国条約】🔗🔉

あんせいのごかこくじょうやく【安政の五か国条約】 1858 年(安政 5),江戸幕府の大老井伊直弼が米・蘭・露・英・仏 5 か国と順次締結した通商条約の総称。箱館・兵庫・神奈川・長崎・新潟 5 港の開港を取り決めた。また,治外法権や関税自主権の面で将来に禍根を残す不平等条約であった。→条約改正

あんせいのたいごく【安政の大獄】🔗🔉

あんせいのたいごく【安政の大獄】 1858 年(安政 5)から翌年にかけ,安政の五か国条約の調印および将軍継嗣問題に対して激化した尊王攘夷(そんのうじようい)運動派に対し,大老井伊直弼が行なった弾圧。連座者は公卿・志士百余名。吉田松陰・橋本左内ら 8 名が処刑された。

あんぜん【安全】🔗🔉

あんぜん【安全】 危険がないこと。

あんぜんかみそり【安全剃刀】🔗🔉

あんぜんかみそり【安全剃刀】 皮膚を傷つけないように工夫された西洋かみそり。両刃と片刃がある。

あんぜんガラス【安全ガラス】🔗🔉

あんぜんガラス【安全ガラス】 割れたときに破片が飛び散らないように工夫した網入りガラス・合わせガラス,割れても危険のない丸みのある粒になる強化ガラスなどの称。

あんぜんき【安全器】🔗🔉

あんぜんき【安全器】 過度の電流が流れたときに回路を遮断して,回路の破損や危険を防止する装置。

あんぜんけいすう【安全係数】🔗🔉

あんぜんけいすう【安全係数】 ⇒安全率

あんぜんけん【安全圏】🔗🔉

あんぜんけん【安全圏】 競技・試験・選挙などで,勝利や合格が確実な範囲。「―に入る」「当選の―」

あんぜんこう【安全光】🔗🔉

あんぜんこう【安全光】 暗室作業を行うとき用いる光。人間の目では見えるが,フイルムや印画紙は感光しない光。暗室ランプ。セーフ-ライト。

あんぜんざいこ【安全在庫】🔗🔉

あんぜんざいこ【安全在庫】 商品や原材料,部品などが在庫切れを起こさないように,最低限度確保する在庫量のこと。

あんぜんしきさい【安全色彩】🔗🔉

あんぜんしきさい【安全色彩】 災害の防止や救急処置などのため,特殊な意味をもたせ使用が規定されている色。消火栓の赤や注意表示の黄色など。

あんぜんしゅうかん【安全週間】🔗🔉

あんぜんしゅうかん【安全週間】 工場や交通機関などでの事故防止のためにとくに注意を喚起するよう定められた週間。

あんぜんせい【安全性】🔗🔉

あんぜんせい【安全性】 安全である度合い。「―に問題がある」

あんぜんそうち【安全装置】🔗🔉

あんぜんそうち【安全装置】 不注意や誤操作によって起こる危険を防ぐため,機器に設ける装置。銃器の暴発防止装置など。

あんぜんちたい【安全地帯】🔗🔉

あんぜんちたい【安全地帯】 危険のない場所。特に,路面電車の停留所で,路上中央に設けられた島形の乗降場所。

あんぜんとう【安全島】🔗🔉

あんぜんとう【安全島】 〔pedestrian island〕 歩行者の待避用に車道中央に設置される島状の場所。両端に防護壁を設けて安全を確保する。

あんぜんパイ【安全牌】🔗🔉

あんぜんパイ【安全牌】 麻雀で,捨てても相手に上がられることのない牌。〔事をなすに当たってなんの害もなく扱いやすい人の意でも用いる〕

あんぜんピン【安全ピン】🔗🔉

あんぜんピン【安全ピン】 全体の形を長円形にし,針の先が露出しないようにした留めピン。

あんぜんベルト【安全ベルト】🔗🔉

あんぜんベルト【安全ベルト】 ⇒シート-ベルト

あんぜんべん【安全弁】🔗🔉

あんぜんべん【安全弁】 (1)ボイラー内の蒸気圧やボンベなどの高圧容器内のガス圧が規定をこして上昇した場合,自動的に開いて蒸気やガスを逃がし,内圧を下げて安全を確保する弁。 (2)事前に危険を防ぐのに役立つもの。

あんぜんほしょう【安全保障】🔗🔉

あんぜんほしょう【安全保障】 外部からの侵略に対して国家の安全を保障すること。

あんぜんほしょうかいぎ【安全保障会議】🔗🔉

あんぜんほしょうかいぎ【安全保障会議】 国防及び緊急事態に対処するために内閣に設置された審議機関。従来の国防会議に代わるものとして 1986 年(昭和 61)設置。内閣総理大臣を議長とし,外務大臣・大蔵大臣・内閣官房長官等により構成。

あんぜんほしょうじょうやく【安全保障条約】🔗🔉

あんぜんほしょうじょうやく【安全保障条約】 2 国間または数か国間で締結する安全保障に関する条約。

あんのん【安穏】🔗🔉

あんのん【安穏】 穏やかなこと。「―に暮らす」

あんらく【安楽】🔗🔉

あんらく【安楽】 心身がおだやかで,満ち足りていること。「―に暮らす」

あんらくあんさくでん【安楽庵策伝】🔗🔉

あんらくあんさくでん【安楽庵策伝】 (1554-1642) 江戸初期の説教僧・笑話作者・茶人。俗名未詳。京都,誓願寺住職。茶室安楽庵を営んだ。著「醒睡笑」「策伝和尚送答控」など。

あんらくいす【安楽椅子】🔗🔉

あんらくいす【安楽椅子】 ひじ掛けがあり,体をあずけて楽な姿勢で座れる椅子。

あんらくし【安楽死】🔗🔉

あんらくし【安楽死】 助かる見込みがない病人を苦痛から解放する目的で,その死期を早める処置をとること。また,その死。安死術。オイタナジー。

いずくんぞ【焉んぞ・安んぞ】🔗🔉

いずくんぞ【焉んぞ・安んぞ】 (副) 〔「いづくにぞ」の転〕 どうして。なんで。「燕雀(えんじやく)―鴻鵠(こうこく)の志を知らんや」

やす【安】🔗🔉

やす【安】 (1)金額が安いこと。「―月給」 (2)値段が下がること。「5 円―」 (3)軽々しいこと。「―請け合い」

やすあがり【安上がり】🔗🔉

やすあがり【安上がり】 安い費用で事をなすこと。安価でできること。

やす・い【安い】🔗🔉

やす・い【安い】 (形) (1)(「廉い」とも書く)値段が低い。安価だ。⇔高い (2)→おやすい

安かろう悪かろう🔗🔉

安かろう悪かろう 値段の安い品物は品質も劣る。

やすいそうたろう【安井曾太郎】🔗🔉

やすいそうたろう【安井曾太郎】 (1888-1955) 洋画家。京都生まれ。浅井忠に師事。滞欧後二科会に加わるがやがて脱会し,一水会を創立。ミレー・ピサロ・セザンヌに傾倒,明るい色彩の近代的感覚に支えられた画風を完成。代表作「孔雀と女」「金蓉」

やすいそっけん【安井息軒】🔗🔉

やすいそっけん【安井息軒】 (1799-1876) 江戸後期・幕末の儒者。日向(ひゆうが)の人。江戸で松崎慊堂に師事。郷里の藩儒を経て,昌平坂学問所教授。考証学を主とした。「海防私議」「弁妄」など警世の論,他に「読書余適」「息軒遺稿」「論語集説」など。

やすいたくま【安井琢磨】🔗🔉

やすいたくま【安井琢磨】 (1909-1995) 経済学者。大阪府出身。東北大・大阪大教授。フランスのワルラスが創始した一般均衡理論を発展させ,日本の近代経済学の基礎を作った。著「均衡分析の基本問題」など。

やすいてつ【安井てつ】🔗🔉

やすいてつ【安井てつ】 (1870-1945) 教育者。東京生まれ。英国留学後,キリスト教精神に基づく女子教育のため,東京女子大学の創立に尽くす。

やすいどうとん【安井道頓】🔗🔉

やすいどうとん【安井道頓】 (1533-1615) 安土桃山時代の土木家。河内の人。大坂城の築城やその付近の土木工事に活躍。道頓堀にその名を残す。

やすいなかじ【安井仲治】🔗🔉

やすいなかじ【安井仲治】 (1903-1942) 写真家。大阪生まれ。生を深く凝視するドキュメンタリーから,実験的な作品まで幅広い作風を示す。

やすうけあい【安請け合い】🔗🔉

やすうけあい【安請け合い】 軽々しく引き受けること。

やすおかまさひろ【安岡正篤】🔗🔉

やすおかまさひろ【安岡正篤】 (1898-1983) 国家主義者。大阪生まれ。1924 年(大正 13)行地社を結成,27 年(昭和 2)金鶏学院を創立,新官僚に影響を与える。国粋主義団体国維会に参加。第二次大戦後も政財官界首脳に信奉者がいた。

やすかわかずこ【安川加寿子】🔗🔉

やすかわかずこ【安川加寿子】 (1922-1996) ピアニスト。兵庫県生まれ。パリ国立音楽院卒。東京芸大教授。ドビュッシーやラベルの作品を日本で初演し,フランス音楽を紹介。

やすざいりょう【安材料】🔗🔉

やすざいりょう【安材料】 「悪材料(あくざいりよう)」に同じ。

やすっぽ・い【安っぽい】🔗🔉

やすっぽ・い【安っぽい】 (形) (1)いかにも安物に見える。 (2)品がない。

やすで【安手】🔗🔉

やすで【安手】 (1)値段の安い方の物。「―の品(しな)」 (2)いかにも安っぽいこと。

やすはらていしつ【安原貞室】🔗🔉

やすはらていしつ【安原貞室】 (1610-1673) 江戸前期の俳人。名は正章(まさあきら),号は一嚢(いちのう)軒など。京都の紙商。貞徳の高弟。編著「氷室守(ひむろもり)」「正章千句」「玉海集」「かたこと」など。

やすぴか【安ぴか】🔗🔉

やすぴか【安ぴか】 安物に金めっきなどして高価そうに仕立てた物。

やすめ【安め】🔗🔉

やすめ【安め】 (値段などが)いくぶん安いこと。⇔高め 「相場が―に推移する」

やすやど【安宿】🔗🔉

やすやど【安宿】 宿泊料の安い宿屋。

やすらか【安らか】🔗🔉

やすらか【安らか】 (形動) (1)平穏無事であるさま。「―な世」 (2)心配事もなく,心の穏やかなさま。「心―に眠る」

やすらぎ【安らぎ】🔗🔉

やすらぎ【安らぎ】 心がゆったりと落ち着いて穏やかなこと。「―の時」

やすら・ぐ【安らぐ】🔗🔉

やすら・ぐ【安らぐ】 (動五) 気持ちが安らかになる。

やすん・じる【安んじる】🔗🔉

やすん・じる【安んじる】 (動上一) (1)安心する。「難問が解決し―・じて寝ることができる」 (2)あまんじる。「現状に―・じる」 (3)安らかにする。やすめる。「王の心を―・じる」

やすん・ずる【安んずる】🔗🔉

やすん・ずる【安んずる】 (動サ変) 安んじる。

【安】🔗🔉

【安】 〔画 数〕6画 − 常用漢字 〔区 点〕1634〔JIS〕3042〔シフトJIS〕88C0 〔音 訓〕アン・やすらか・やすらぐ・やすい・やすんじる 〔名乗り〕さだ・やす・やすし 〔熟語一覧〕 →会田安明(あいだやすあき) →安芸(あき) →安愚楽鍋(あぐらなべ) →安積艮斎(あさかごんさい) →安積疏水(あさかそすい) →安積澹泊(あさかたんぱく) →安里屋ゆんた(あさどやゆんた) →安治川(あじかわ) →安島直円(あじまなおのぶ) →安土(あずち) →安曇野(あずみの) →安宅(あたか) →安宅の関(あたかのせき) →安達太良山(あだたらやま) →安達景盛(あだちかげもり) →安達ヶ原(あだちがはら) →安達謙蔵(あだちけんぞう) →安達潮花(あだちちょうか) →安達泰盛(あだちやすもり) →安家洞(あっかどう) →安土(あづち) →安土城(あづちじょう) →安土桃山時代(あづちももやまじだい) →安比温泉(あっぴおんせん) →安曇(あづみ) →安曇川(あどがわ) →安乗崎(あのりざき) →安部磯雄(あべいそお) →安倍川(あべかわ) →安倍川餅(あべかわもち) →安部公房(あべこうぼう) →安倍晋太郎(あべしんたろう) →安倍貞任(あべのさだとう) →安倍晴明(あべのせいめい) →安倍宗任(あべのむねとう) →安倍頼時(あべのよりとき) →安倍能成(あべよししげ) →安房峠(あぼうとうげ) →安満宮山古墳(あまみややまこふん) →安房(あわ) →安易(あんい) →安逸・安佚(あんいつ) →安永(あんえい) →安価(あんか) →安嘉門院(あんかもんいん) →安閑(あんかん) →安閑天皇(あんかんてんのう) →安危(あんき) →安徽(あんき) →安気(あんき) →安喜門院(あんきもんいん) →安慶(あんけい) →安元(あんげん) →安居(あんご) →安康天皇(あんこうてんのう) →安国寺(あんこくじ) →安国寺恵瓊(あんこくじえけい) →安座・安坐(あんざ) →安西均(あんざいひとし) →安西冬衛(あんざいふゆえ) →安産(あんざん) →安山岩(あんざんがん) →安死術(あんしじゅつ) →安史の乱(あんしのらん) →安住(あんじゅう) →安重根(あんじゅうこん) →安寿姫(あんじゅひめ) →安重根(アンジュングン) →安城(あんじょう) →安心(あんしん) →安心(あんじん) →安心立命(あんじんりゅうみょう) →安静(あんせい) →安政(あんせい) →安政の仮条約(あんせいのかりじょうやく) →安政の五か国条約(あんせいのごかこくじょうやく) →安政の大獄(あんせいのたいごく) →安全(あんぜん) →安全剃刀(あんぜんかみそり) →安全ガラス(あんぜんガラス) →安全器(あんぜんき) →安全係数(あんぜんけいすう) →安全圏(あんぜんけん) →安全光(あんぜんこう) →安全在庫(あんぜんざいこ) →安全色彩(あんぜんしきさい) →安全週間(あんぜんしゅうかん) →安全性(あんぜんせい) →安全装置(あんぜんそうち) →安全地帯(あんぜんちたい) →安全島(あんぜんとう) →安全牌(あんぜんパイ) →安全ピン(あんぜんピン) →安全ベルト(あんぜんベルト) →安全弁(あんぜんべん) →安全帽(あんぜんぼう) →安全保障(あんぜんほしょう) →安全保障会議(あんぜんほしょうかいぎ) →安全保障条約(あんぜんほしょうじょうやく) →安全保障理事会(あんぜんほしょうりじかい) →安全率(あんぜんりつ) →安息(あんそく) →安息角(あんそくかく) →安息香(あんそくこう) →安息香酸(あんそくこうさん) →安息日(あんそくにち) →安打(あんだ) →安泰(あんたい) →安置(あんち) →安着(あんちゃく) →安直(あんちょく) →安珍清姫(あんちんきよひめ) →安定(あんてい) →安貞(あんてい) →安定株主(あんていかぶぬし) →安定恐慌(あんていきょうこう) →安定剤(あんていざい) →安定成長(あんていせいちょう) →安定操作(あんていそうさ) →安定大陸(あんていたいりく) →安定多数(あんていたすう) →安定同位体(あんていどういたい) →安定陸塊(あんていりくかい) →安堵(あんど) →安藤昌益(あんどうしょうえき) →安東省庵(あんどうせいあん) →安藤信正(あんどうのぶまさ) →安藤広重(あんどうひろしげ) →安藤正次(あんどうまさつぐ) →安徳天皇(あんとくてんのう) →安和(あんな) →安中(あんなか) →安和の変(あんなのへん) →安南(アンナン) →安南焼(アンナンやき) →安養浄土(あんにょうじょうど) →安寧(あんねい) →安寧天皇(あんねいてんのう) →安穏(あんのん) →安八(あんぱち) →安否(あんぴ) →安保(あんぽ) →安保条約改定阻止国民会議(あんぽじょうやくかいていそしこくみんかいぎ) →安保闘争(あんぽとうそう) →安本(あんぽん) →安本丹(あんぽんたん) →安眠(あんみん) →安陽(あんよう) →安楽(あんらく) →安楽庵策伝(あんらくあんさくでん) →安楽椅子(あんらくいす) →安楽死(あんらくし) →安禄山(あんろくざん) →慰安(いあん) →慰安婦(いあんふ) →焉んぞ・安んぞ(いずくんぞ) →浦安(うらやす) →液安(えきあん) →塩安(えんあん) →延安(えんあん) →円安(えんやす) →応安(おうあん) →王安石(おうあんせき) →大久保長安(おおくぼながやす) →大伴安麻呂(おおとものやすまろ) →太安万侶(おおのやすまろ) →小津安二郎(おづやすじろう) →お安い(おやすい) →懐月堂安度(かいげつどうあんど) →海上保安大学校(かいじょうほあんだいがっこう) →海上保安庁(かいじょうほあんちょう) →格安(かくやす) →風見安定(かざみあんてい) →片岡安(かたおかやすし) →刈安・青茅(かりやす) →為替安定資金(かわせあんていしきん) →輝安鉱(きあんこう) →輝石安山岩(きせきあんざんがん) →気安い(きやすい) →久安(きゅうあん) →金融安定化拠出基金(きんゆうあんていかきょしゅつききん) →倶知安(くっちゃん) →夏安居(げあんご) →慶安(けいあん) →慶安御触書(けいあんおふれがき) →慶安事件(けいあんじけん) →経済安全保障(けいざいあんぜんほしょう) →経済安定本部(けいざいあんていほんぶ) →建安七子(けんあんしちし) →原子力安全委員会(げんしりょくあんぜんいいんかい) →原子力安全条約(げんしりょくあんぜんじょうやく) →胡安国(こあんこく) →公安(こうあん) →弘安(こうあん) →康安(こうあん) →公安委員会(こうあんいいんかい) →公安警察(こうあんけいさつ) →孔安国(こうあんこく) →公安条例(こうあんじょうれい) →公安職(こうあんしょく) →公安調査庁(こうあんちょうさちょう) →孝安天皇(こうあんてんのう) →弘安の役(こうあんのえき) →興安嶺(こうあんれい) →公共職業安定所(こうきょうしょくぎょうあんていじょ) →航空保安大学校(こうくうほあんだいがっこう) →鉱山保安法(こうざんほあんほう) →高齢者雇用安定法(こうれいしゃこようあんていほう) →国際化学物質安全性計画(こくさいかがくぶっしつあんぜんせいけいかく) →国際連合安全保障理事会(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかい) →極安(ごくやす) →心安い(こころやすい) →心安立て(こころやすだて) →国家安全保障会議(こっかあんぜんほしょうかいぎ) →国家公安委員会(こっかこうあんいいんかい) →小安い(こやすい) →子安貝(こやすがい) →子安観音(こやすかんのん) →子安地蔵(こやすじぞう) →最安値(さいやすね) →坂口安吾(さかぐちあんご) →先安(さきやす) →治安(じあん) →重野安繹(しげのやすつぐ) →清水安三(しみずやすぞう) →謝安(しゃあん) →従軍慰安婦(じゅうぐんいあんふ) →集団安全保障(しゅうだんあんぜんほしょう) →準安定(じゅんあんてい) →硝安(しょうあん) →正安(しょうあん) →承安(じょうあん) →硝安爆薬(しょうあんばくやく) →小興安嶺(しょうこうあんれい) →職安(しょくあん) →職業安定所(しょくぎょうあんていじょ) →職業安定法(しょくぎょうあんていほう) →食糧安全保障(しょくりょうあんぜんほしょう) →じり安(じりやす) →新安値(しんやすね) →垂直安定板(すいちょくあんていばん) →水平安定板(すいへいあんていばん) →西安(せいあん) →西安事件(せいあんじけん) →成安造形大学(せいあんぞうけいだいがく) →精神安定剤(せいしんあんていざい) →絶対安静(ぜったいあんせい) →全欧安保協力会議(ぜんおうあんぽきょうりょくかいぎ) →千道安(せんどうあん) →船舶安全法(せんぱくあんぜんほう) →総合安全保障(そうごうあんぜんほしょう) →大安(たいあん) →大興安嶺(だいこうあんれい) →大秦王安敦(たいしんおうあんとん) →太平洋安全保障条約(たいへいようあんぜんほしょうじょうやく) →高安月郊(たかやすげっこう) →高安病(たかやすびょう) →田安宗武(たやすむねたけ) →治安(ちあん) →治安維持法(ちあんいじほう) →治安警察法(ちあんけいさつほう) →治安出動(ちあんしゅつどう) →治安立法(ちあんりっぽう) →地域的集団安全保障(ちいきてきしゅうだんあんぜんほしょう) →長安(ちょうあん) →通貨統合安定協定(つうかとうごうあんていきょうてい) →連れ安(つれやす) →寺島良安(てらしまりょうあん) →天安(てんあん) →天安門(てんあんもん) →天安門事件(てんあんもんじけん) →偸安(とうあん) →都道府県公安委員会(とどうふけんこうあんいいんかい) →富安風生(とみやすふうせい) →内閣安全保障室(ないかくあんぜんほしょうしつ) →内野安打(ないやあんだ) →ナトー安定化部隊(ナトーあんていかぶたい) →日米安全保障共同宣言(にちべいあんぜんほしょうきょうどうせんげん) →日米安全保障条約(にちべいあんぜんほしょうじょうやく) →仁安(にんあん) →花森安治(はなもりやすじ) →パラアミノ安息香酸(パラアミノあんそくこうさん) →一安心(ひとあんしん) →不安(ふあん) →不安神経症(ふあんしんけいしょう) →不安定(ふあんてい) →不安定均衡(ふあんていきんこう) →不安定の釣り合い(ふあんていのつりあい) →不安の文学(ふあんのぶんがく) →福島安正(ふくしまやすまさ) →藤原安子(ふじわらのあんし) →文安(ぶんあん) →文永弘安の役(ぶんえいこうあんのえき) →平安(へいあん) →平安京(へいあんきょう) →平安時代(へいあんじだい) →平安神宮(へいあんじんぐう) →平安朝(へいあんちょう) →平安南道(へいあんなんどう) →平安北道(へいあんほくどう) →保安(ほあん) →保安官(ほあんかん) →保安基準(ほあんきじゅん) →保安警察(ほあんけいさつ) →保安隊(ほあんたい) →保安庁(ほあんちょう) →保安帽(ほあんぼう) →保安林(ほあんりん) →保安(ほうあん) →奉安殿(ほうあんでん) →堀部安兵衛(ほりべやすべえ) →本領安堵(ほんりょうあんど) →松永安左衛門(まつながやすざえもん) →南淵請安(みなみぶちのしょうあん) →宮崎安貞(みやざきやすさだ) →目安(めやす) →目安箱(めやすばこ) →面角安定の法則(めんかくあんていのほうそく) →安(やす) →安上がり(やすあがり) →安い(やすい) →安井算哲(やすいさんてつ) →安井曾太郎(やすいそうたろう) →安井息軒(やすいそっけん) →安井琢磨(やすいたくま) →安井てつ(やすいてつ) →安井道頓(やすいどうとん) →安井仲治(やすいなかじ) →安請け合い(やすうけあい) →安売り(やすうり) →安岡正篤(やすおかまさひろ) →安川加寿子(やすかわかずこ) →安来(やすぎ) →安材料(やすざいりょう) →安田銀行(やすだぎんこう) →安田財閥(やすだざいばつ) →安田女子大学(やすだじょしだいがく) →安田善次郎(やすだぜんじろう) →安田靫彦(やすだゆきひこ) →安っぽい(やすっぽい) →安手(やすで) →安値(やすね) →安値引け(やすねびけ) →安原貞室(やすはらていしつ) →安ぴか(やすぴか) →安普請(やすぶしん) →安め(やすめ) →安物(やすもの) →安宿(やすやど) →安らか(やすらか) →安らぎ(やすらぎ) →安らぐ(やすらぐ) →安んじる(やすんじる) →安んずる(やすんずる) →山本安英(やまもとやすえ) →ヨーロッパ安全保障協力機構(ヨーロッパあんぜんほしょうきょうりょくきこう) →ヨーロッパ安定化条約(ヨーロッパあんていかじょうやく) →良岑安世(よしみねのやすよ) →李安忠(りあんちゅう) →立正安国論(りっしょうあんこくろん) →硫安(りゅうあん) →劉安(りゅうあん) →竜安寺(りゅうあんじ) →竜安寺(りょうあんじ) →竜安寺垣(りょうあんじがき) →燐安(りんあん) →霊安室(れいあんしつ) →労働安全衛生法(ろうどうあんぜんえいせいほう) →脇坂安治(わきさかやすはる) →割安(わりやす)

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