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うきよえ【浮世絵】🔗🔉

うきよえ【浮世絵】 江戸時代,浮き世の風俗を題材に一流派をなした画家たちの絵。17 世紀後半,菱川師宣(ひしかわもろのぶ)によって大成された。遊里・芝居・相撲など町人階級の好んだ風俗や似顔絵・風景などを描いた。肉筆画と版画とがある。鈴木春信・喜多川歌麿・東洲斎写楽・歌川(安藤)広重・葛飾北斎などの作者が著名。

うきよぞうし【浮世草子】🔗🔉

うきよぞうし【浮世草子】 江戸時代の小説の一形態。1682 年成立した井原西鶴の「好色一代男」に始まり,天明年間頃まで上方を中心に流行した。遊里・芝居を中心に町人の世界を描く。西鶴をはじめ,西沢一風・錦文流・江島其磧・八文字屋自笑などの作家がおり,好色物・町人物・怪異小説など,形態・題材も多岐にわたる。浮世本。

うきよどこ【浮世床】🔗🔉

うきよどこ【浮世床】 滑稽本。3 編。初・二編は式亭三馬,三編は滝亭鯉丈作。1813〜23 年刊。髪結床に出入りする人物の会話を通じて当時の江戸の生活・気風を滑稽に描いたもの。

うきよばなれ【浮世離れ】🔗🔉

うきよばなれ【浮世離れ】 世間の煩わしさや俗事から超然としていること。また,無頓着なこと。

うきよぶろ【浮世風呂】🔗🔉

うきよぶろ【浮世風呂】 滑稽本。4 編。式亭三馬作。1809〜13 年刊。江戸町人の社交場であった銭湯を舞台に,客の会話を通じて世相・風俗を描いたもの。

うきよものがたり【浮世物語】🔗🔉

うきよものがたり【浮世物語】 仮名草子。5 巻。浅井了意作。1659〜66 年の間に成立。浮世房と名乗る男の一代記の形式に,見聞・政道批判・笑話などを織り込んだもの。

ふせい【浮世】🔗🔉

ふせい【浮世】 はかない現世。うきよ。

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