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かつえき【滑液】🔗🔉

かつえき【滑液】 滑液膜から分泌される透明アルカリ性の卵白に似た液。関節の運動を滑らかにする。

かつえきまく【滑液膜】🔗🔉

かつえきまく【滑液膜】 関節の内面をおおう膜。神経・血管に富み,滑液を分泌する。

かっくう【滑空】🔗🔉

かっくう【滑空】 (1)航空機がエンジンの力によらず,上昇気流などから揚力を得て空を飛ぶこと。空中滑走。「―飛行」 (2)鳥が羽ばたきをせず,羽を広げたまま飛ぶこと。

かっくうき【滑空機】🔗🔉

かっくうき【滑空機】 グライダー。

かっくうひ【滑空比】🔗🔉

かっくうひ【滑空比】 グライダーなどが滑空するとき,前進した水平距離をその間に沈降した高度差で割った値。

かっこう【滑降】🔗🔉

かっこう【滑降】 (1)すべりおりること。主にスキーでいう。「直―」 (2)「滑降競技」の略。

かっこうきょうぎ【滑降競技】🔗🔉

かっこうきょうぎ【滑降競技】 スキーのアルペン競技の一。急斜面に設けられたコースをすべりおり,その速さを競うもの。

かっこうふう【滑降風】🔗🔉

かっこうふう【滑降風】 斜面を吹きおりる風。山風や,南極大陸の氷の斜面を下降する冷たい強風がある。カタバ風。⇔滑昇風

かっしゃ【滑車】🔗🔉

かっしゃ【滑車】 軸を中心に回転する円板で,普通,周囲の溝に綱・ベルトなどをかけ,加える力の方向を変えたり,動力を伝えたりするもの。定滑車・動滑車・複滑車などがある。

かっしゃしんけい【滑車神経】🔗🔉

かっしゃしんけい【滑車神経】 眼球を下方に動かす上斜筋に分布する神経。第四脳神経。

かっしょう【滑翔】🔗🔉

かっしょう【滑翔】 鳥が羽ばたきをとめて空を飛ぶこと。

かっしょうぎり【滑昇霧】🔗🔉

かっしょうぎり【滑昇霧】 霧の一種。気流が斜面を上昇するとき断熱冷却によって生ずる霧。

かっしょうふう【滑昇風】🔗🔉

かっしょうふう【滑昇風】 斜面を吹き上げる風。地表面付近の空気が熱せられて軽くなり,山の斜面に沿って吹き上がる。谷風がその例。アナバ風。⇔滑降風

かっせき【滑石】🔗🔉

かっせき【滑石】 マグネシウムのケイ酸塩を主成分とし,最も柔らかい鉱物の一。白色・淡緑色・灰色を呈し,絹糸状の光沢がある。粉末にして,滑材,紙の充填剤,熱・電気の絶縁材などに用いる。滑石粉塵を多量に吸入すると激しい塵肺(滑石肺)を起こす。タルク。

かっそう【滑走】🔗🔉

かっそう【滑走】 (1)すべるように走ること。 (2)飛行機が離陸や着陸のため,地上・水上を走ること。

かっそうろ【滑走路】🔗🔉

かっそうろ【滑走路】 飛行場内で,飛行機の離陸や着陸のため,地上を走るのに用いる道路状の部分。ランウエー。

かつだつ【滑脱】🔗🔉

かつだつ【滑脱】 よどみなく自由自在に変化すること。「円転―」

かつどうべん【滑動弁】🔗🔉

かつどうべん【滑動弁】 ⇒滑(すべ)り弁

かつべん【滑弁】🔗🔉

かつべん【滑弁】 ⇒すべりべん

かつらく【滑落】🔗🔉

かつらく【滑落】 山の岩場や雪上をすべりおちること。「―事故」

こっけい【滑稽】🔗🔉

こっけい【滑稽】 (1)おどけていて,おかしいこと。 (2)ばかばかしいこと。

こっけいぼん【滑稽本】🔗🔉

こっけいぼん【滑稽本】 江戸後期の小説の一。江戸を中心として流行した,滑稽を主とする小説。文化・文政期に最盛。町人の日常生活を題材とし,多く対話文でつづる。十返舎一九の「東海道中膝栗毛」,式亭三馬の「浮世風呂」「浮世床」が代表的作品。

すべっこ・い【滑っこい】🔗🔉

すべっこ・い【滑っこい】 (形) なめらかですべすべしている。「―・い肌」

すべら・す【滑らす】🔗🔉

すべら・す【滑らす】 (動五) すべるようにする。すべらせる。「足を―・す」

すべりこみ【滑り込み】🔗🔉

すべりこみ【滑り込み】 (1)野球で,走者が塁をめがけてすべりこむこと。スライディング。 (2)期限の時刻にぎりぎりで間に合うこと。「―で提出する」

すべりこ・む【滑り込む】🔗🔉

すべりこ・む【滑り込む】 (動五) (1)すべるように入り込む。 (2)野球で,走者がすべって塁に入る。 (3)やっと間に合う。「提出期限に―・む」

すべりせつ【滑り説】🔗🔉

すべりせつ【滑り説】 横紋筋の収縮の仕組みを,筋原繊維を構成する 2 種類の繊維状のタンパク質の特殊な結合と解離によって説明する学説。筋原繊維の長軸の方向に規則正しく並んだミオシンとアクチンとが互いにすべりあって筋原繊維の長さを変えるというもの。1954 年に H=S=ハクスリーらにより提唱された。平滑筋やその他の細胞運動にも適用されると考えられている。滑走説。

すべりだい【滑り台】🔗🔉

すべりだい【滑り台】 傾斜した台をすべり下りて遊ぶ遊具。

すべりだし【滑り出し】🔗🔉

すべりだし【滑り出し】 (1)すべりはじめ。 (2)物事の出だし。「好調な―」

すべりどめ【滑り止め】🔗🔉

すべりどめ【滑り止め】 (1)すべりを止めるもの。「―に砂をまく」 (2)志望校を落ちたときのために,他の学校も受験すること。また,その学校。

すべりひゆ【滑🔗🔉

すべりひゆ【滑 スベリヒユ科の一年草。畑地や道端に生える。夏,黄色の小花をつける。若苗は,食用となる。茎・葉は利尿・解毒剤とする。

すべりべん【滑り弁】🔗🔉

すべりべん【滑り弁】 蒸気機関のシリンダー内で,吸排気孔を滑り板を滑らせて開閉する弁。滑動弁。かつべん。

すべりまさつ【滑り摩擦】🔗🔉

すべりまさつ【滑り摩擦】 物体が面上をころがらずにすべっているとき,その面に平行に物体が受ける抵抗。

すべ・る【滑る・辷る】🔗🔉

すべ・る【滑る・辷る】 (動五) (1)物の表面をなめらかに動く。「水面を―・るように進む」 (2)とどまっていられなくて動く。「足が―・る」 (3)雪・氷の上を滑走する。 (4)うっかり言ったり,書いたりする。「口が―・る」 (5)試験に落ちる。

なめ【滑】🔗🔉

なめ【滑】 (登山用語)平滑な岩の上を少量の水が流れている所。

なめこ【滑子】🔗🔉

なめこ【滑子】 (1)担子菌類ハラタケ目のきのこ。秋季,ブナの枯れ木などに群生。表面は粘質物でおおわれる。美味。栽培もされる。 (2)榎茸(えのきだけ)のこと。

なめたけ【滑茸】🔗🔉

なめたけ【滑茸】 エノキタケの別名。

なめらか【滑らか】🔗🔉

なめらか【滑らか】 (形動) (1)平らですべすべしているさま。「―な肌」 (2)物事がすらすらと進むさま。「―な口調で話す」

なめりかわ【滑川】🔗🔉

なめりかわ【滑川】 富山県中部,富山湾に面する市。越中売薬で知られる製薬業や漁業が盛ん。沖合いはホタルイカの群遊海面。

ぬめり【滑り】🔗🔉

ぬめり【滑り】 ぬめること。また,そのもの。「里芋の―をとる」

ぬめりごち【滑鯒】🔗🔉

ぬめりごち【滑鯒】 海魚,ネズッポの別名。

ぬめ・る【滑る】🔗🔉

ぬめ・る【滑る】 (動五) ぬるぬるとしてすべる。「苔(こけ)で―・る山道」

【滑】🔗🔉

【滑】 〔画 数〕13画 − 常用漢字 〔区 点〕1974〔JIS〕336A〔シフトJIS〕8A8A 〔音 訓〕カツ・コツ・すべる・なめらか 〔熟語一覧〕 →上滑り(うわすべり) →円滑(えんかつ) →円転滑脱(えんてんかつだつ) →滑液(かつえき) →滑液膜(かつえきまく) →滑空(かっくう) →滑空機(かっくうき) →滑空比(かっくうひ) →滑降(かっこう) →滑降競技(かっこうきょうぎ) →滑降風(かっこうふう) →滑車(かっしゃ) →滑車神経(かっしゃしんけい) →滑翔(かっしょう) →滑昇霧(かっしょうぎり) →滑昇風(かっしょうふう) →滑石(かっせき) →滑走(かっそう) →滑走路(かっそうろ) →滑脱(かつだつ) →滑動弁(かつどうべん) →滑弁(かつべん) →滑落(かつらく) →空中滑走(くうちゅうかっそう) →滑稽(こっけい) →滑稽本(こっけいぼん) →地滑り・地辷り(じすべり) →斜滑降(しゃかっこう) →潤滑(じゅんかつ) →潤滑剤(じゅんかつざい) →潤滑油(じゅんかつゆ) →砂滑(すなめり) →滑っこい(すべっこい) →滑らす(すべらす) →滑り込み(すべりこみ) →滑り込む(すべりこむ) →滑り説(すべりせつ) →滑り台(すべりだい) →滑り出し(すべりだし) →滑り止め(すべりどめ) →滑(すべりひゆ) →滑り弁(すべりべん) →滑り摩擦(すべりまさつ) →滑る・辷る(すべる) →直滑降(ちょっかっこう) →定滑車(ていかっしゃ) →動滑車(どうかっしゃ) →常滑(とこなめ) →常滑焼(とこなめやき) →滑(なめ) →滑子(なめこ) →滑茸(なめたけ) →滑らか(なめらか) →滑川(なめりかわ) →滑り(ぬめり) →滑鯒(ぬめりごち) →滑る(ぬめる) →平滑(へいかつ) →平滑回路(へいかつかいろ) →平滑筋(へいかつきん) →平滑法(へいかつほう) →横滑り・横辷り(よこすべり)

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