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しゃかい【社会】🔗🔉

しゃかい【社会】 (1)生活空間を共有したり,相互に結びついたり,影響を与えあったりしている人々のまとまり。また,その人々の相互の関係。同種の生物の集まりにもいう。「―を形成する」 (2)同じ傾向・性質・目的をもつ人々のまとまり。「上流―」 (3)世の中。世間。「―に出る」 (4)「社会科」の略。

しゃかいあく【社会悪】🔗🔉

しゃかいあく【社会悪】 社会的矛盾から発生する悪。貧困・犯罪・売春など。

しゃかいいがく【社会医学】🔗🔉

しゃかいいがく【社会医学】 社会的要因と健康との関係について追究する医学の一分野。農村医学・工場医学・地域医療など。

しゃかいいしき【社会意識】🔗🔉

しゃかいいしき【社会意識】 (1)一定の社会の成員が共通してもつ,思考・感情・意志などの総体。 (2)社会の一員であるという自覚。集団意識。

しゃかいいどう【社会移動】🔗🔉

しゃかいいどう【社会移動】 異なった時点間で,社会成員が世代間あるいは世代内で社会階層を移動すること。主たる指標として職業をとり,移動度の高低によって当該社会の構造を把握しようとする。

しゃかいうんどう【社会運動】🔗🔉

しゃかいうんどう【社会運動】 社会問題の解決を目的に行われる大衆運動。

しゃかいか【社会化】🔗🔉

しゃかいか【社会化】 (1)個人が所属する集団の成員として必要な,規範・価値意識・行動様式を身につけること。 (2)個人の相互作用によって集団や社会が形成される過程。 (3)生産労働や育児などが,私的・個別的なものから共同・集団的なものになること。

しゃかいか【社会科】🔗🔉

しゃかいか【社会科】 中学校・高等学校の教科の一。社会生活に関する知識を学習し,社会的な問題に対する解決能力を養い,民主主義社会を形成する社会人の育成を目的とする。歴史・地理・政治・経済・倫理などの領域にわたる。

しゃかいかいそう【社会階層】🔗🔉

しゃかいかいそう【社会階層】 ⇒階層

しゃかいかいはつ【社会開発】🔗🔉

しゃかいかいはつ【社会開発】 生活の場としての社会の保健衛生・住宅・雇用・教育・社会保障などの公共的サービスの増進を図ること。

しゃかいかいりょうしゅぎ【社会改良主義】🔗🔉

しゃかいかいりょうしゅぎ【社会改良主義】 資本主義体制は変革せず,部分的に改良して矛盾・問題を解決しようとする立場。改良主義。漸進主義。

しゃかいかがく【社会科学】🔗🔉

しゃかいかがく【社会科学】 社会現象を実証的な方法で分析し,その客観的法則を明らかにしようとする学問の総称。対象により,経済学・政治学・法律学・社会学・歴史学などに分かれる。

しゃかいがく【社会学】🔗🔉

しゃかいがく【社会学】 〔(フ) sociologie〕 人間の社会的行為と関連づけながら,社会生活・社会組織・社会問題などのしくみを明らかにしようとする学問。

しゃかいかくめいとう【社会革命党】🔗🔉

しゃかいかくめいとう【社会革命党】 ⇒エス-エル(SR)

しゃかいかん【社会館】🔗🔉

しゃかいかん【社会館】 社会福祉法に規定されている,セツルメント運動を行う施設のこと。隣保館・市民館・生活館などとも呼ばれる。

しゃかいきはん【社会規範】🔗🔉

しゃかいきはん【社会規範】 人と人との関係にかかわる行為を規律する規範。習俗や法など。

しゃかいきょういく【社会教育】🔗🔉

しゃかいきょういく【社会教育】 学校教育以外の場で,青少年・成人に対して行われる組織的な教育活動の総称。

しゃかいきょういくしゅじ【社会教育主事】🔗🔉

しゃかいきょういくしゅじ【社会教育主事】 社会教育を行う者に専門的・技術的な助言と指導を行う者。都道府県および市町村の教育委員会事務局におかれる。

しゃかいきょういくほう【社会教育法】🔗🔉

しゃかいきょういくほう【社会教育法】 社会教育に関する国および地方公共団体の任務を定める基本的な法律。1949 年(昭和 24)制定。

しゃかいけい【社会型】🔗🔉

しゃかいけい【社会型】 社会集団または社会的諸関係の基礎的類型。例えば,クーリーの第一次集団,スペンサーの産業型社会・軍事型社会など。社会類型。集団類型。

しゃかいけいかく【社会計画】🔗🔉

しゃかいけいかく【社会計画】 福祉の向上のため,経済・文化・社会などにわたって総合的に設定された計画。

しゃかいけいざいがく【社会経済学】🔗🔉

しゃかいけいざいがく【社会経済学】 ⇒ソシオ-エコノミックス

しゃかいけいざいこうせいたい【社会経済構成体】🔗🔉

しゃかいけいざいこうせいたい【社会経済構成体】 社会発展の諸段階を生産関係の下部構造と,それを土台とする上部構造の総体として区分するマルクス主義の概念。経済的社会構成体。

しゃかいけいざいせいさんせいほんぶ【社会経済生産性本部】🔗🔉

しゃかいけいざいせいさんせいほんぶ【社会経済生産性本部】 1994 年日本生産性本部と社会経済国民会議が統合されてできた財団法人。

しゃかいけいたいがく【社会形態学】🔗🔉

しゃかいけいたいがく【社会形態学】 社会現象・社会意識を形成する社会の外的形態を研究する学問。デュルケームなどによって提唱された。

しゃかいけいやくせつ【社会契約説】🔗🔉

しゃかいけいやくせつ【社会契約説】 社会・国家形成の原理を自由で平等な個人間の契約,あるいは人民と主権者の契約によるものとする学説。主な論者はホッブス・ロック・ルソーら。契約説。民約論。国家契約説。

しゃかいけいやくろん【社会契約論】🔗🔉

しゃかいけいやくろん【社会契約論】 〔(フ) Du contrat social〕 ルソー著。1762 年刊。近代政治思想史上の代表的作品で,常に共通の利益のみを志向する一般意志に基づく共和政治を主張。日本では中江兆民の「民約訳解」によって紹介され,自由民権運動に大きな影響を与えた。

しゃかいげき【社会劇】🔗🔉

しゃかいげき【社会劇】 (1)主題を社会問題に置いた劇。個人と集団・社会,または集団と集団との矛盾・衝突を描く。 (2)⇒ソシオドラマ

しゃかいけん【社会権】🔗🔉

しゃかいけん【社会権】 個人の生存,生活の維持・発展に必要な諸条件を確保するために,国家に積極的な配慮を求める権利の総称。現行憲法は生存権・教育権・勤労権・勤労者の団結権・団体交渉権・争議権を規定。

しゃかいげんか【社会原価】🔗🔉

しゃかいげんか【社会原価】 ⇒社会的費用

しゃかいげんごがく【社会言語学】🔗🔉

しゃかいげんごがく【社会言語学】 〔sociolinguistics〕 言語を人間社会のさまざまな事象に関係づけて研究する言語学の一分野。構造主義的言語学と対比される。

しゃかいげんしょう【社会現象】🔗🔉

しゃかいげんしょう【社会現象】 人間の社会生活・社会関係によって生じる,経済・道徳・法律・芸術・宗教などのすべての現象。

しゃかいこうがく【社会工学】🔗🔉

しゃかいこうがく【社会工学】 社会問題の解決や社会システムの制御を工学的方法を用いて行おうとする学問。

しゃかいこうぞう【社会構造】🔗🔉

しゃかいこうぞう【社会構造】 社会および集団を構成する諸要素が一定の原理に従って有機的に配置・統一される体系。

しゃかいし【社会史】🔗🔉

しゃかいし【社会史】 歴史学の一思潮。政治史・法制史などに対して,市井生活や習俗を具体的にとらえ,特に人間の多様性を重視して社会全体の生き生きとした歴史叙述をめざす。

しゃかいじぎょう【社会事業】🔗🔉

しゃかいじぎょう【社会事業】 庶民の生活救済のみならず,積極的に福祉を向上させ健全な社会を築くことを目的とした組織的な事業。社会福祉事業。

しゃかいシステムろん【社会システム論】🔗🔉

しゃかいシステムろん【社会システム論】 システムという考え方を,人間行為を要素として,社会に適用する研究分野。

しゃかいしほん【社会資本】🔗🔉

しゃかいしほん【社会資本】 国民福祉の向上と国民経済の発展に必要な公共施設。公共的便益を生産する固定資本。道路・港湾・工業用地などの生産関連と,住宅・公園・上下水道などの生活関連に大別される。社会的間接資本。社会共通資本。

しゃかいしほんせいび【社会資本整備】🔗🔉

しゃかいしほんせいび【社会資本整備】 社会資本の維持と蓄積を推し進めること。

しゃかいしゅうだん【社会集団】🔗🔉

しゃかいしゅうだん【社会集団】 共通の関心・目的・規範などをもった人間の集合体。家族・学校・企業・政党など。

しゃかいしゅぎ【社会主義】🔗🔉

しゃかいしゅぎ【社会主義】 〔socialism〕 (1)資本主義の生み出す諸矛盾を,私有財産制の廃止,生産手段および財産の共有・共同管理によって解消し,平等で調和のとれた社会を実現しようとする思想および運動。 (2)マルクス主義において,生産手段の社会的所有が実現され,人々は労働に応じて分配を受けるとされる共産主義の第 1 段階。

しゃかいしゅぎインターナショナル【社会主義インターナショナル】🔗🔉

しゃかいしゅぎインターナショナル【社会主義インターナショナル】 1951 年,コミスコを母体として,各国の社会民主主義政党が結成した国際組織。本部はロンドン。正式名称は社会主義労働者インターナショナル。

しゃかいしゅぎかくめい【社会主義革命】🔗🔉

しゃかいしゅぎかくめい【社会主義革命】 社会主義をめざす革命。プロレタリア革命。

しゃかいしゅぎけいざい【社会主義経済】🔗🔉

しゃかいしゅぎけいざい【社会主義経済】 生産手段の公有,中央計画当局による経済の計画的な制御,労働に応じた分配を柱とする経済制度。1930 年代のソ連でつくられ,第二次大戦後東欧・中国などに広がった。

しゃかいしゅぎしじょうけいざい【社会主義市場経済】🔗🔉

しゃかいしゅぎしじょうけいざい【社会主義市場経済】 社会主義の枠内で私営や市場機構を認め,商品生産・流通を活発化させることを目的とする経済体制。

しゃかいしゅぎしゃちんあつほう【社会主義者鎮圧法】🔗🔉

しゃかいしゅぎしゃちんあつほう【社会主義者鎮圧法】 1878 年ドイツのビスマルクが社会主義勢力を弾圧するため制定した法律。90 年廃止。

しゃかいしゅぎリアリズム【社会主義リアリズム】🔗🔉

しゃかいしゅぎリアリズム【社会主義リアリズム】 現実をその革命的発展において,歴史的具体的に描くリアリズム。1934 年の第 1 回ソビエト作家大会で採択された文学理論。

しゃかいしょうせつ【社会小説】🔗🔉

しゃかいしょうせつ【社会小説】 社会問題を材料または主題とした小説。

しゃかいじん【社会人】🔗🔉

しゃかいじん【社会人】 (1)自立して実社会で生活する人。 (2)社会を構成している一人の人間。

しゃかいしんかろん【社会進化論】🔗🔉

しゃかいしんかろん【社会進化論】 ダーウィンの生物進化論を,社会的諸関係に適用し,弱肉強食・適者生存の原理によって自由競争を説明しようとする理論。その代表者はスペンサー。社会ダーウィン主義。

しゃかいしんり【社会心理】🔗🔉

しゃかいしんり【社会心理】 (1)社会的影響のもとにある個人の心理。 (2)一定の社会・集団・階層に属する成員に共通してみられる心理状態。

しゃかいしんりがく【社会心理学】🔗🔉

しゃかいしんりがく【社会心理学】 社会の中で行動する個人または集団の意識や行動を研究対象とする心理学。

しゃかいじんるいがく【社会人類学】🔗🔉

しゃかいじんるいがく【社会人類学】 文化人類学の中で,特に社会制度や社会構造を中心に研究する分野。

しゃかいせい【社会性】🔗🔉

しゃかいせい【社会性】 (1)集団を作って他人とかかわって生活しようとする,人間の本能的性質・傾向。社交性。 (2)社会生活を重要視する傾向。

しゃかいせいぎ【社会正義】🔗🔉

しゃかいせいぎ【社会正義】 社会生活を行う上で必要な正しい道理。→正義

しゃかいせいこんちゅう【社会性昆虫】🔗🔉

しゃかいせいこんちゅう【社会性昆虫】 同種の個体が集団となり,形態・働き・習性のうえで個体間に分業がおこり,それぞれの個体の協力によって種族全体の生活を維持する昆虫。ミツバチ・アリ・シロアリなどに見られる。

しゃかいせいさく【社会政策】🔗🔉

しゃかいせいさく【社会政策】 主に勤労者を中心に生じる社会問題を,資本主義体制の枠内で解決するために国家が行う政策。

しゃかいせいど【社会制度】🔗🔉

しゃかいせいど【社会制度】 その社会の政治・経済のしくみ。また,その社会で支持される行為様式が法・習慣として組織化されたものにもいう。

しゃかいせいぶつがく【社会生物学】🔗🔉

しゃかいせいぶつがく【社会生物学】 〔sociobiology〕 生物の社会的行動および社会構造の進化を現代の遺伝学や生態学の知見を基盤にして解明しようとする研究分野。E=O=ウィルソンは生物社会の考察を人間社会にも適用しようとしたが,これに対しては批判も多い。行動生態学。

しゃかいぞうか【社会増加】🔗🔉

しゃかいぞうか【社会増加】 移入など社会的条件によって人口が増えること。

しゃかいそしき【社会組織】🔗🔉

しゃかいそしき【社会組織】 共通目的の達成のために,社会の諸要素を一定秩序のもとに有機的に構築した体系。

しゃかいダーウィニズム【社会ダーウィニズム】🔗🔉

しゃかいダーウィニズム【社会ダーウィニズム】 ⇒社会進化論(しやかいしんかろん)

しゃかいたいしゅうとう【社会大衆党】🔗🔉

しゃかいたいしゅうとう【社会大衆党】 1932 年(昭和 7),社会民衆党と全国労農大衆党の合同により成立した政党。委員長安部磯雄。唯一の合法的無産政党として発展したが次第に右傾化し,40 年解党。

しゃかいたいせい【社会体制】🔗🔉

しゃかいたいせい【社会体制】 社会がある特定の支配原理・政治理念によって成立し維持されている状態。また,特定の段階における状態をもいう。

しゃかいちつじょ【社会秩序】🔗🔉

しゃかいちつじょ【社会秩序】 社会を構成する諸要素が調和のある状態にあること。

しゃかいつうねん【社会通念】🔗🔉

しゃかいつうねん【社会通念】 社会一般に行われている考え方。

しゃかいてき【社会的】🔗🔉

しゃかいてき【社会的】 (形動) 社会にかかわりがあるさま。「―な問題」

しゃかいてききょり【社会的距離】🔗🔉

しゃかいてききょり【社会的距離】 〔心〕個人と個人,個人と集団,集団と集団の間における親疎の程度。

しゃかいてきこうせいかんすう【社会的厚生関数】🔗🔉

しゃかいてきこうせいかんすう【社会的厚生関数】 社会を構成する個々の成員の経済的な厚生をもとにして,社会全体としてどのような厚生の水準にあるかを導き出す関数。ある経済政策の実行が望ましいかどうかを判定する価値基準として用いられる。→厚生経済学

しゃかいてきじじつ【社会的事実】🔗🔉

しゃかいてきじじつ【社会的事実】 〔(フ) fait social〕 個人に対して外から社会的に拘束を加えるもの。法・道徳・宗教など。

しゃかいてきじゃくしゃ【社会的弱者】🔗🔉

しゃかいてきじゃくしゃ【社会的弱者】 障害者・高齢者・女性・子どものこと。また,低所得層・不熟練労働者・零細な農漁民など,経済的な富や環境汚染の不公平な分配の悪影響をうけやすい人々をいう。

しゃかいてきしょうひ【社会的消費】🔗🔉

しゃかいてきしょうひ【社会的消費】 個人や世帯・家族を単位とする個人的消費に対し,地域住民や国民全体が共通して行う消費の総体をいう語。

しゃかいてきスキル【社会的スキル】🔗🔉

しゃかいてきスキル【社会的スキル】 ⇒ソーシャル-スキル

しゃかいてきせいかく【社会的性格】🔗🔉

しゃかいてきせいかく【社会的性格】 ある集団や階層に共通する社会的役割や生活様式を通じて類型化された性格特性。男らしさ,母親らしさ,日本人らしさなど。

しゃかいてきせきにん【社会的責任】🔗🔉

しゃかいてきせきにん【社会的責任】 社会に対して負う責任。特に,企業活動において利潤の追求だけではなく,法律の遵守や社会的倫理の尊重などをつねに有して,安全かつ良質な財・サービスの提供を行うという企業の責務。

しゃかいてきそくしん【社会的促進】🔗🔉

しゃかいてきそくしん【社会的促進】 〔心〕集団で同種の作業を行うと,他者の存在が刺激となり,単独で行う場合に比べて作業量が増大する現象。

しゃかいてきにゅういん【社会的入院】🔗🔉

しゃかいてきにゅういん【社会的入院】 入院治療の必要がない患者が,家庭で介護をうけられないなどの理由で,入院状態を続けていること。

しゃかいてきひよう【社会的費用】🔗🔉

しゃかいてきひよう【社会的費用】 個人や企業による私的経済活動の追求の結果,第三者あるいは社会が被らなければならない損失。公害・失業や独占による弊害など。ソーシャル-コスト。社会原価。

しゃかいてきふてきおう【社会的不適応】🔗🔉

しゃかいてきふてきおう【社会的不適応】 その社会での役割分担ができず,うまくやっていけないこと。

しゃかいてきよじょう【社会的余剰】🔗🔉

しゃかいてきよじょう【社会的余剰】 消費者がある財を需要するときに支払ってもよいと思う金額と,実際に支払う金額との差である消費者余剰と,総収入と可変費用との差である利潤と固定費用から成る生産者余剰を合わせたもの。

しゃかいてつがく【社会哲学】🔗🔉

しゃかいてつがく【社会哲学】 社会生活を全体的に把握しようとする考察。哲学の一分科としては倫理学に接近するが,社会科学の一環としてはその基礎づけの学となる。

しゃかいとう【社会党】🔗🔉

しゃかいとう【社会党】 社会主義または社会民主主義を綱領としてかかげる政党。

しゃかいとうけい【社会統計】🔗🔉

しゃかいとうけい【社会統計】 社会的大量現象の量的側面を考察する統計学の領域。また,その対象となる社会事象の統計的観測。人口統計・経済統計など。

しゃかいとうた【社会淘汰】🔗🔉

しゃかいとうた【社会淘汰】 社会的な諸条件によって,人間の出生率・死亡率・寿命が左右される現象。

しゃかいどうとく【社会道徳】🔗🔉

しゃかいどうとく【社会道徳】 社会秩序を維持するために守るべき道徳。

しゃかいなべ【社会鍋】🔗🔉

しゃかいなべ【社会鍋】 救世軍が年末などに,慈善金を集めるために街頭に置く鉄鍋。また,その募金活動。慈善鍋。

しゃかいのぼくたく【社会の木鐸】🔗🔉

しゃかいのぼくたく【社会の木鐸】 社会の人々をめざめさせ,教え導く人。

しゃかいはたおり【社会機織】🔗🔉

しゃかいはたおり【社会機織】 スズメ目ハタオリドリ科の小鳥。大きさも姿もスズメに似る。アカシアの木に草で小屋ほどもある集団の巣を作るので有名。アフリカ南西部に分布。集団機織鳥。

しゃかいびょうりがく【社会病理学】🔗🔉

しゃかいびょうりがく【社会病理学】 犯罪・自殺・離婚・家出・失業・スラム・貧困などの問題を社会の病気ととらえ,これらの現象を社会学的方法を用いて研究する学問。

しゃかいファシズム【社会ファシズム】🔗🔉

しゃかいファシズム【社会ファシズム】 第一次大戦後,資本主義と妥協し,事実上ファシズムの先導となったとして,コミンテルンが社会民主主義に与えた名称。

しゃかいふくいん【社会福音】🔗🔉

しゃかいふくいん【社会福音】 〔Social Gospel〕 社会改革により救いをもたらそうとするキリスト教の運動。19 世紀後半にアメリカで興った。

しゃかいふくし【社会福祉】🔗🔉

しゃかいふくし【社会福祉】 貧困者などの生活を保障し,心身に障害のある人々の援助などを行なって,社会全体の福祉向上をめざすこと。教育・文化・医療・労働など,広い分野にわたる。

しゃかいふくしきょうぎかい【社会福祉協議会】🔗🔉

しゃかいふくしきょうぎかい【社会福祉協議会】 社会福祉事業法に基づき,地域の福祉向上を目的として,住民と福祉関係機関・団体により構成された民間福祉団体。国・都道府県・市区町村単位に設置。

しゃかいふくしし【社会福祉士】🔗🔉

しゃかいふくしし【社会福祉士】 社会福祉士及び介護福祉士法に基づき,福祉に関する相談を受け,助言・指導を行う者。

しゃかいふくしじぎょうだん【社会福祉事業団】🔗🔉

しゃかいふくしじぎょうだん【社会福祉事業団】 地方公共団体が設置した社会福祉施設の受託経営等を行う社会福祉法人格をもつ団体。

しゃかいふくしじぎょうほう【社会福祉事業法】🔗🔉

しゃかいふくしじぎょうほう【社会福祉事業法】 社会福祉事業の全分野における共通的基本事項を記した法。社会福祉事業の種類・基本理念・経営主体などの諸原則について定めている。1951 年(昭和 26)制定。

しゃかいふくししせつ【社会福祉施設】🔗🔉

しゃかいふくししせつ【社会福祉施設】 ⇒福祉施設

しゃかいふじょ【社会扶助】🔗🔉

しゃかいふじょ【社会扶助】 社会保障の扶助方式の一。資産調査・必要即応などを特徴とする公的扶助に対し,所得調査・定額給付などを特徴とする。社会手当・社会的補給金とも。→公的扶助

しゃかいふっき【社会復帰】🔗🔉

しゃかいふっき【社会復帰】 機能障害のある人が,訓練によって再び社会生活を始めること。

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