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ぜつえん【絶縁】🔗🔉

ぜつえん【絶縁】 (1)縁を切ること。「―状」 (2)不導体によって,電気や熱が通じるのを断つこと。「―体」

ぜつえんていこう【絶縁抵抗】🔗🔉

ぜつえんていこう【絶縁抵抗】 絶縁体で絶縁された 2 導体間の電気抵抗。

ぜつえんゆ【絶縁油】🔗🔉

ぜつえんゆ【絶縁油】 電気の絶縁や発生熱の冷却のために,コンデンサー・変圧器・ケーブル等に用いられる油。原油から得られる鉱油と合成油がある。

ぜっか【絶佳】🔗🔉

ぜっか【絶佳】 非常にすぐれていること。「風光―」

ぜっかい【絶海】🔗🔉

ぜっかい【絶海】 陸地からはるか離れた海。遠海。「―の孤島」

ぜっかいちゅうしん【絶海中津】🔗🔉

ぜっかいちゅうしん【絶海中津】 (1336-1405) 室町初期の臨済宗の僧。土佐の人。夢窓疎石に師事。1368 年入明(にゆうみん)。帰国後足利義満に仕え,等持寺・相国寺などの住持を歴任。五山文学。漢詩文集「蕉堅稿(しようけんこう)」など。

ぜつぎ【絶技】🔗🔉

ぜつぎ【絶技】 非常にすぐれたわざ。

ぜっきょう【絶叫】🔗🔉

ぜっきょう【絶叫】 ありったけの声を出して叫ぶこと。

ぜっく【絶句】🔗🔉

ぜっく【絶句】 (1)言葉につまること。「しばし―する」 (2)漢詩の近体詩の一。起・承・転・結の 4 句からなる定型詩。五言絶句と七言絶句とがある。

ぜっけ【絶家】🔗🔉

ぜっけ【絶家】 跡継ぎがなくて家が絶えること。また,その家。ぜっか。

ぜっけい【絶景】🔗🔉

ぜっけい【絶景】 ほかにたとえようもない,すばらしい景色。「天下の―」

ぜつご【絶後】🔗🔉

ぜつご【絶後】 将来二度と同じことが起こらないこと。「空前―」

ぜっこう【絶交】🔗🔉

ぜっこう【絶交】 交際を断つこと。

ぜっこう【絶好】🔗🔉

ぜっこう【絶好】 この上なくよいこと。

ぜっこうちょう【絶好調】🔗🔉

ぜっこうちょう【絶好調】 体調などが非常によいこと。

ぜっさん【絶賛・絶讃】🔗🔉

ぜっさん【絶賛・絶讃】 絶大な賛美。また,この上なくほめること。

ぜっしょう【絶唱】🔗🔉

ぜっしょう【絶唱】 (1)非常にすばらしい詩や歌。 (2)力のこもった歌いぶりで歌うこと。熱唱。

ぜっしょう【絶勝】🔗🔉

ぜっしょう【絶勝】 この上なく景色がすぐれていること。また,その地。

ぜっしょく【絶食】🔗🔉

ぜっしょく【絶食】 食を断つこと。

ぜっしょくりょうほう【絶食療法】🔗🔉

ぜっしょくりょうほう【絶食療法】 食物をとらないで胃腸病などを治療する方法。飢餓療法。

ぜっ・する【絶する】🔗🔉

ぜっ・する【絶する】 (動サ変) (1)たえる。 (2)はるかに超える。「言語に―・する」

ぜっせい【絶世】🔗🔉

ぜっせい【絶世】 世にまたとないほどすぐれていること。ぜっせ。「―の美女」

ぜっそく【絶息】🔗🔉

ぜっそく【絶息】 息が絶えること。

ぜったい【絶対】🔗🔉

ぜったい【絶対】 [1]   (1)比較や対立を絶した存在であること。「―の真理」   (2)一切他に関与・制限されないこと。無条件。「―の権力」   (3)〔哲〕絶対者。「唯一―の神」⇔相対 [2](副) 決して。「―間違いない」

ぜつだい【絶大】🔗🔉

ぜつだい【絶大】 この上もなく大きいこと。「―な権力」

ぜったいあんせい【絶対安静】🔗🔉

ぜったいあんせい【絶対安静】 重病のため歩行・会話を必要最小限に保ち,療養に専念する状態。

ぜったいおんがく【絶対音楽】🔗🔉

ぜったいおんがく【絶対音楽】 文学・絵画などの音楽外的な内容とは一切かかわり合いをもたず,純粋に音の構成面だけを考えてつくられた音楽。

ぜったいおんかん【絶対音感】🔗🔉

ぜったいおんかん【絶対音感】 任意の音の高さを,他の音との比較なしに知覚しうる能力。

ぜったいおんど【絶対温度】🔗🔉

ぜったいおんど【絶対温度】 個々の物質の特性に依存しない温度目盛りを理論的に定めた温度。単位はケルビン,記号 K 1 気圧下の水の凝固点 0℃は 273.15K,沸点 100℃は 373.15K。ケルビン温度。

ぜったいかかく【絶対価格】🔗🔉

ぜったいかかく【絶対価格】 ⇒貨幣価格(かへいかかく)

ぜったいけいご【絶対敬語】🔗🔉

ぜったいけいご【絶対敬語】 ある人に対しては,常に用いられる一定の敬語。神・天皇が自身に関して敬語を用いる奈良時代にこの傾向が見られる。

ぜったいけん【絶対権】🔗🔉

ぜったいけん【絶対権】 〔法〕すべての人に対して主張できる権利。物権・人格権など,特定の物ないし法益を直接に支配することを内容とする。対世権。⇔相対権

ぜったいごさ【絶対誤差】🔗🔉

ぜったいごさ【絶対誤差】 測定値と真の値との差の絶対値。

ぜったいし【絶対視】🔗🔉

ぜったいし【絶対視】 他と比較せず,それだけを卓越したものとして見ること。

ぜったいしつど【絶対湿度】🔗🔉

ぜったいしつど【絶対湿度】 体積 1m3の空気中に含まれる水蒸気の量。グラムで表す。

ぜったいしゃ【絶対者】🔗🔉

ぜったいしゃ【絶対者】 〔哲〕絶対的な存在。神・宇宙・存在の本体など,他の相対的な存在を根拠づける最高の存在。ドイツ観念論では主観と客観との純粋な同一性とされる。

ぜったいしゅぎ【絶対主義】🔗🔉

ぜったいしゅぎ【絶対主義】 〔absolutism〕 (1)絶対的な真理・価値などが存在すると考える立場。⇔相対主義 (2)16 世紀から 18 世紀のヨーロッパにおいて,封建国家が解体して近代国家が誕生する過渡期に出現した,強力な君主による政治支配のこと。 (3)シュプレマティスム。

ぜったいせいしん【絶対精神】🔗🔉

ぜったいせいしん【絶対精神】 〔(ド) absoluter Geist〕 ヘーゲルの用語。自己自身の外に根拠をもたぬ精神の本質が主観的・客観的段階を経て十全に展開され自覚に至ったもの。芸術・宗教・哲学に表れるとされる。

ぜったいぜつめい【絶体絶命】🔗🔉

ぜったいぜつめい【絶体絶命】 危険や困難からどうしても逃れることができないこと。

ぜったいたすう【絶対多数】🔗🔉

ぜったいたすう【絶対多数】 議決などで,圧倒的に多数であること。

ぜったいたんいけい【絶対単位系】🔗🔉

ぜったいたんいけい【絶対単位系】 いくつかの基本単位と,基本単位だけから厳密に導き出された単位からなる単位系。CGS 単位系,MKSA 単位系,SI 単位系などがある。

ぜったいち【絶対値】🔗🔉

ぜったいち【絶対値】 実数aが正数または 0 ならばa自身,aが負数ならば負号を去った数をaの絶対値といい,|a|で表す。複素数z=a+biの絶対値はa2+b2の平方根で,これは複素平面上で原点からその点zまでの距離を表す。

ぜったいちしつねんだい【絶対地質年代】🔗🔉

ぜったいちしつねんだい【絶対地質年代】 放射性元素の崩壊速度から判定される鉱物や岩石の年代。岩石を構成する鉱物中に少量含まれている放射性元素と,それが崩壊してできた新しい元素との量比から,その鉱物ができてから現在までの年数が推定できる。放射年代。

ぜったいてき【絶対的】🔗🔉

ぜったいてき【絶対的】 (形動) 何物にも制限されないさま。⇔相対的

ぜったいてきじょうよかち【絶対的剰余価値】🔗🔉

ぜったいてきじょうよかち【絶対的剰余価値】 剰余価値の一。労働日数や労働時間の絶対数の増大によって生じる剰余価値。⇔相対的剰余価値

ぜったいとうきゅう【絶対等級】🔗🔉

ぜったいとうきゅう【絶対等級】 恒星の実際の光度を表すための等級。天体を 10 パーセク(32.6 光年)の距離に置いたと仮定したときの明るさを等級で示す。

ぜったいねんだい【絶対年代】🔗🔉

ぜったいねんだい【絶対年代】 過去の出来事の時間的隔たりを実際の年数で示す年代。その測定法には放射性炭素法・カリウム-アルゴン法・年輪測定法などがある。⇔相対年代

ぜったいひょうか【絶対評価】🔗🔉

ぜったいひょうか【絶対評価】 カリキュラムの目標などを規準とし,個々の児童生徒の教育目標の達成度をはかる評価の方法。⇔相対評価

ぜったいひんこん【絶対貧困】🔗🔉

ぜったいひんこん【絶対貧困】 〔absolute poverty〕 経済協力開発機構,世界銀行などの国際機関で用いられる貧困の程度の基準の一つ。諸資源の不足により生存が危ぶまれる状態をいい,具体的には各国の最低生活保障制度で定められる基準値以下の収入の状態をいうことが多い。

ぜったいむ【絶対無】🔗🔉

ぜったいむ【絶対無】 西田哲学の用語。対象化を受けつけずあらゆる有を超えて働くと同時に,無自身が一定の仕方で自己限定していくことにより個別の有に至りうる。西洋思想の有の論理に対抗するが,神秘主義的直観と批判されもする。

ぜったいりょう【絶対量】🔗🔉

ぜったいりょう【絶対量】 他の物との関係を無視した量。その物自身の量。

ぜったいれいど【絶対零度】🔗🔉

ぜったいれいど【絶対零度】 絶対温度の 0 度。−273.15℃。

ぜっちょう【絶頂】🔗🔉

ぜっちょう【絶頂】 (1)山の頂上。いただき。 (2)物事の最高の状態。「人気の―」

ぜっとう【絶倒】🔗🔉

ぜっとう【絶倒】 (1)笑いころげること。「抱腹―」 (2)感情が高ぶって倒れるばかりの状態になること。

ぜっぱん【絶版】🔗🔉

ぜっぱん【絶版】 発行した書籍の原版を廃棄し,印刷・販売を中止すること。

ぜっぴつ【絶筆】🔗🔉

ぜっぴつ【絶筆】 (1)生前に最後に書いた文章や絵など。 (2)筆を断つこと。

ぜっぴん【絶品】🔗🔉

ぜっぴん【絶品】 この上なくすぐれた品物・作品など。

ぜっぺき【絶壁】🔗🔉

ぜっぺき【絶壁】 切り立ったがけ。

ぜつぼう【絶望】🔗🔉

ぜつぼう【絶望】 すっかり望みをなくすこと。希望を失うこと。「―的」

ぜつみょう【絶妙】🔗🔉

ぜつみょう【絶妙】 この上なくたくみであること。「―な演技」

ぜつむ【絶無】🔗🔉

ぜつむ【絶無】 全く無いこと。皆無。

ぜつめい【絶命】🔗🔉

ぜつめい【絶命】 命が絶えること。

ぜつめつ【絶滅】🔗🔉

ぜつめつ【絶滅】 すっかり滅びて絶えること。また,滅ぼし絶やすこと。

ぜつめつしゅ【絶滅種】🔗🔉

ぜつめつしゅ【絶滅種】 すでに絶滅した生物の種。

ぜつりん【絶倫】🔗🔉

ぜつりん【絶倫】 群を抜いてすぐれていること。「精力―」

たえざる【絶えざる】🔗🔉

たえざる【絶えざる】 (連語) 休みない。間断のない。「―努力」

たえず【絶えず】🔗🔉

たえず【絶えず】 (副) 間断なく。いつも。「―注意している」

たえだえ【絶え絶え】🔗🔉

たえだえ【絶え絶え】 (形動) (1)今にも絶えそうな状態であるさま。「息も―」 (2)とぎれとぎれ。「声が―に聞こえる」

たえて【絶えて】🔗🔉

たえて【絶えて】 (副) (1)(下に打ち消しの語を伴って)少しも。全然。「―聞かぬ」 (2)それ以後ずっと。「―久しく」

たえま【絶え間】🔗🔉

たえま【絶え間】 (1)物事のとだえている間。あいま。「―なく降る雨」 (2)切れ間。切れ目。「雲の―」

た・える【絶える】🔗🔉

た・える【絶える】 (動下一) (1)物事が途中で切れる。とぎれる。「人通りが―・える」 (2)続かなくなる。つきる。「家系が―・える」 (3)死ぬ。「命が―・える」

た・つ【絶つ】🔗🔉

た・つ【絶つ】 (動五) (1)関係を解消する。「国交を―・つ」 (2)続いてきたものを,そこで終わらせる。「命を―・つ」「参拝者が跡を―・たない」

たや・す【絶やす】🔗🔉

たや・す【絶やす】 (動五) (1)絶えるようにする。絶つ。「子孫を―・す」 (2)切らす。「火を―・さないようにする」

【絶】🔗🔉

【絶】 〔画 数〕12画 − 常用漢字 〔区 点〕3268〔JIS〕4064〔シフトJIS〕90E2 〔音 訓〕ゼツ・たえる・たえて・たやす・たつ 〔名乗り〕たえ・とう 〔熟語一覧〕 →韋編三絶(いへんさんぜつ) →隔絶(かくぜつ) →蚊絶やし(かだやし) →冠絶(かんぜつ) →気絶(きぜつ) →奇絶(きぜつ) →義絶(ぎぜつ) →拒絶(きょぜつ) →拒絶症(きょぜつしょう) →拒絶証書(きょぜつしょうしょ) →拒絶反応(きょぜつはんのう) →禁絶(きんぜつ) →空前絶後(くうぜんぜつご) →懸絶(けんぜつ) →孤絶(こぜつ) →根絶(こんぜつ) →謝絶(しゃぜつ) →秀絶(しゅうぜつ) →証言拒絶権(しょうげんきょぜつけん) →勝絶(しょうぜつ) →人工妊娠中絶(じんこうにんしんちゅうぜつ) →凄絶(せいぜつ) →絶縁(ぜつえん) →絶縁抵抗(ぜつえんていこう) →絶縁油(ぜつえんゆ) →絶佳(ぜっか) →絶海(ぜっかい) →絶海中津(ぜっかいちゅうしん) →絶技(ぜつぎ) →絶叫(ぜっきょう) →絶句(ぜっく) →絶家(ぜっけ) →絶景(ぜっけい) →絶後(ぜつご) →絶交(ぜっこう) →絶好(ぜっこう) →絶好調(ぜっこうちょう) →絶賛・絶讃(ぜっさん) →絶唱(ぜっしょう) →絶勝(ぜっしょう) →絶食(ぜっしょく) →絶食療法(ぜっしょくりょうほう) →絶する(ぜっする) →絶世(ぜっせい) →絶息(ぜっそく) →絶対(ぜったい) →絶大(ぜつだい) →絶対安静(ぜったいあんせい) →絶対音楽(ぜったいおんがく) →絶対音感(ぜったいおんかん) →絶対温度(ぜったいおんど) →絶対価格(ぜったいかかく) →絶対敬語(ぜったいけいご) →絶対権(ぜったいけん) →絶対誤差(ぜったいごさ) →絶対視(ぜったいし) →絶対湿度(ぜったいしつど) →絶対者(ぜったいしゃ) →絶対主義(ぜったいしゅぎ) →絶対精神(ぜったいせいしん) →絶体絶命(ぜったいぜつめい) →絶対多数(ぜったいたすう) →絶対単位系(ぜったいたんいけい) →絶対値(ぜったいち) →絶対地質年代(ぜったいちしつねんだい) →絶対的(ぜったいてき) →絶対的剰余価値(ぜったいてきじょうよかち) →絶対等級(ぜったいとうきゅう) →絶対年代(ぜったいねんだい) →絶対評価(ぜったいひょうか) →絶対貧困(ぜったいひんこん) →絶対無(ぜったいむ) →絶対量(ぜったいりょう) →絶対零度(ぜったいれいど) →絶頂(ぜっちょう) →絶倒(ぜっとう) →絶版(ぜっぱん) →絶筆(ぜっぴつ) →絶品(ぜっぴん) →絶壁(ぜっぺき) →絶望(ぜつぼう) →絶妙(ぜつみょう) →絶無(ぜつむ) →絶命(ぜつめい) →絶滅(ぜつめつ) →絶滅種(ぜつめつしゅ) →絶倫(ぜつりん) →壮絶(そうぜつ) →絶えざる(たえざる) →絶えず(たえず) →絶え絶え(たえだえ) →絶えて(たえて) →絶え間(たえま) →絶える(たえる) →卓絶(たくぜつ) →絶つ(たつ) →絶やす(たやす) →断絶(だんぜつ) →中絶(ちゅうぜつ) →超絶(ちょうぜつ) →途絶・杜絶(とぜつ) →途絶える(とだえる) →妊娠中絶(にんしんちゅうぜつ) →根絶やし(ねだやし) →廃絶(はいぜつ) →引受拒絶(ひきうけきょぜつ) →抱腹絶倒・捧腹絶倒(ほうふくぜっとう) →面会謝絶(めんかいしゃぜつ) →悶絶(もんぜつ)

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