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かお【顔】🔗🔉

かお【顔】 (1)頭部の前面。眉(まゆ)・目・鼻・口などがある部分。「―を洗う」 (2)顔かたち。顔だち。「苦みばしった―」 (3)顔の様子。表情。顔つき。「物思いに沈んだ―」 (4)人。人数。「―を出す」「―がそろう」 (5)その人のもつ世間的な知名度・影響力・評判・信用・名誉など。「―が広い」「業界の―」「―がきく」「―を立てる」

かおあわせ【顔合わせ】🔗🔉

かおあわせ【顔合わせ】 (1)初めて会合すること。 (2)演劇・映画などで,俳優が共演すること。「二大スターの初―」 (3)スポーツなどの組み合わせ。「横綱どうしの―」

かおいろ【顔色】🔗🔉

かおいろ【顔色】 (1)顔の色。血色。「―が悪い」 (2)気持ちの動きを反映した顔つき。「―が変わる」

かおかたち【顔貌】🔗🔉

かおかたち【顔貌】 顔のつくり。器量。容貌。

かおきき【顔利き】🔗🔉

かおきき【顔利き】 ある方面でよく知られていて勢力がある人。「町内の―」

かおだし【顔出し】🔗🔉

かおだし【顔出し】 人の家を訪れたり,会合に出席したりすること。

かおだち【顔立ち】🔗🔉

かおだち【顔立ち】 顔のつくり。顔つき。目鼻だち。「上品な―」

かおつき【顔付き】🔗🔉

かおつき【顔付き】 顔の様子。表情。

かおつなぎ【顔繋ぎ】🔗🔉

かおつなぎ【顔繋ぎ】 (1)縁が切れないようにときどき会いに行ったりすること。 (2)知らない人どうしを紹介すること。

かおなじみ【顔馴染み】🔗🔉

かおなじみ【顔馴染み】 顔を知り合っていて親しいこと。また,その人。

かおパス【顔パス】🔗🔉

かおパス【顔パス】 地位や権力などを利用して,無料で乗車・入場すること。

かおばせ【顔ばせ】🔗🔉

かおばせ【顔ばせ】 顔つき。かんばせ。

かおぶれ【顔触れ】🔗🔉

かおぶれ【顔触れ】 (1)会合などに集まる人々。メンバー。 (2)事業・仕事などに参加する人々。

かおまけ【顔負け】🔗🔉

かおまけ【顔負け】 相手の技量・力量がすぐれていて面目を失いそうであること。「本職―の腕前」

かおみしり【顔見知り】🔗🔉

かおみしり【顔見知り】 お互いに顔を知っている間柄。「―の犯行」

かおみせ【顔見世】🔗🔉

かおみせ【顔見世】 (1)初めて人に顔を見せること。披露(ひろう)すること。 (2)歌舞伎で,一座の役者・俳優が総出演する芝居。顔触れ。面見世。 (3)顔見世狂言。

かおみせきょうげん【顔見世狂言】🔗🔉

かおみせきょうげん【顔見世狂言】 江戸時代の歌舞伎で,各座が毎年 10 月に 1 年契約で役者を入れ替え,新しい一座の顔見世を目的として 11 月に上演した狂言。また,その興行。現在も,東京での 11 月興行,京都南座での 12 月興行にこの名がある。

かおむけ【顔向け】🔗🔉

かおむけ【顔向け】 他人と顔を合わせること。

かおやく【顔役】🔗🔉

かおやく【顔役】 (1)その土地や仲間の間で大きな勢力をもっている人。実力者。ボス。「町の―」 (2)博徒の親分・幹部など。

がんえん【顔淵】🔗🔉

がんえん【顔淵】 ⇒顔回(がんかい)

がんえんし【顔延之】🔗🔉

がんえんし【顔延之】 (384-456) 中国,南北朝時代の宋の詩人。字(あざな)は延年。華麗な詩風は,謝霊運と並称された。

がんかい【顔回】🔗🔉

がんかい【顔回】 (前 514-前 483) 中国,春秋時代の魯(ろ)の学者。孔門十哲の第 1。字(あざな)は子淵。彼の好学をめでた孔子はその短命を嘆いた。顔淵。

がんき【顔輝】🔗🔉

がんき【顔輝】 中国,元初の画家。字(あざな)は秋月。代表作「蝦蟇(がま)・鉄拐(てつかい)図」が京都知恩寺に伝存。生没年未詳。

がんこうけい【顔杲卿】🔗🔉

がんこうけい【顔杲卿】 (692-756) 中国,唐の政治家。顔真卿の従兄。安禄山に認められる。禄山が反すると,朝廷のための義兵を挙げ,敗れて殺された。

がんしこ【顔師古】🔗🔉

がんしこ【顔師古】 (581-645) 中国,唐代の学者。名は籀(ちゆう)。顔之推の孫。太宗の時,「五経正義」を完成。

がんしすい【顔之推】🔗🔉

がんしすい【顔之推】 (531-590 頃) 中国,南北朝時代の学者。字(あざな)は介。子孫に「顔氏家訓」を残した。

がんしょく【顔色】🔗🔉

がんしょく【顔色】 (1)顔の色。 (2)顔に表れる感情や気持ち。「―をうかがう」

がんしんけい【顔真卿】🔗🔉

がんしんけい【顔真卿】 (709-785) 中国,唐の政治家・書家。字(あざな)は清臣。平原太守となり,安史の乱に挙兵し唐朝に尽した。のち乱を起こした李希烈の説得に派遣され,捕らえられて殺された。王羲之(おうぎし)の典雅な書風に対し,正鋒(直筆)をもってする力強い書風。

かんばせ【顔】🔗🔉

かんばせ【顔】 顔つき。「花の―」

がんめん【顔面】🔗🔉

がんめん【顔面】 顔の表面。かお。

がんめんかく【顔面角】🔗🔉

がんめんかく【顔面角】 横顔を対象とした顎の突出角度。眉間点と口裂点を結ぶ直線と外耳孔と,鼻の下点を結ぶ直線とのつくる角度をいう。

がんめんきん【顔面筋】🔗🔉

がんめんきん【顔面筋】 ⇒表情筋

がんめんしんけい【顔面神経】🔗🔉

がんめんしんけい【顔面神経】 第七脳神経。顔面筋に分布して,顔の表情運動をつかさどる。また,知覚性繊維と,副交感性繊維を含む。

がんめんしんけいつう【顔面神経痛】🔗🔉

がんめんしんけいつう【顔面神経痛】 顔面に現れた神経痛の俗称。三叉(さんさ)神経痛。

がんめんしんけいまひ【顔面神経麻痺】🔗🔉

がんめんしんけいまひ【顔面神経麻痺】 顔面の末梢(まつしよう)神経の麻痺。外傷・中耳炎・リューマチなどが原因で,多くは顔の片側がひきつり表情が動かなくなる。

がんりょう【顔料】🔗🔉

がんりょう【顔料】 (1)色彩をもち,水その他の溶剤に溶けない微粉末。添加剤とともに水や油などで練って,塗料や化粧料とし,またプラスチックなどに練り込んで着色に用いる。無機顔料と有機顔料がある。→染料 (2)特に,絵の具のこと。

【顔】🔗🔉

【顔】 〔画 数〕18画 − 常用漢字 〔区 点〕2073〔JIS〕3469〔シフトJIS〕8AE7 〔異体字〕顏 〔音 訓〕ガン・ゲン・かお 〔熟語一覧〕 →赤ら顔(あからがお) →呆れ顔(あきれがお) →朝顔(あさがお) →朝顔市(あさがおいち) →瓜実顔(うりざねがお) →憂い顔(うれいがお) →雲谷等顔(うんこくとうがん) →笑顔(えがお) →恵比須顔・夷顔(えびすがお) →温顔(おんがん) →顔(かお) →顔合わせ(かおあわせ) →顔色(かおいろ) →顔貌(かおかたち) →顔利き(かおきき) →顔出し(かおだし) →顔立ち(かおだち) →顔付き(かおつき) →顔繋ぎ(かおつなぎ) →顔馴染み(かおなじみ) →顔パス(かおパス) →顔ばせ(かおばせ) →顔触れ(かおぶれ) →顔負け(かおまけ) →顔見知り(かおみしり) →顔見世(かおみせ) →顔見世狂言(かおみせきょうげん) →顔向け(かおむけ) →顔役(かおやく) →花顔(かがん) →顔淵(がんえん) →顔延之(がんえんし) →顔回(がんかい) →汗顔(かんがん) →完顔希尹(かんがんきいん) →顔輝(がんき) →顔杲卿(がんこうけい) →顔師古(がんしこ) →顔之推(がんしすい) →顔色(がんしょく) →顔真卿(がんしんけい) →顔(かんばせ) →顔面(がんめん) →顔面角(がんめんかく) →顔面筋(がんめんきん) →顔面神経(がんめんしんけい) →顔面神経痛(がんめんしんけいつう) →顔面神経麻痺(がんめんしんけいまひ) →顔料(がんりょう) →玉顔(ぎょくがん) →蛍光顔料(けいこうがんりょう) →厚顔(こうがん) →紅顔(こうがん) →厚顔無恥(こうがんむち) →心得顔(こころえがお) →思案顔(しあんがお) →地顔(じがお) →鹿都部真顔(しかつべまがお) →しかつめ顔(しかつめがお) →子細顔(しさいがお) →地蔵顔(じぞうがお) →したり顔(したりがお) →死に顔(しにがお) →赭顔(しゃがん) →知らぬ顔(しらぬかお) →知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ) →知らん顔(しらんかお) →新顔(しんがお) →酔顔(すいがん) →素顔(すがお) →洗顔(せんがん) →尊顔(そんがん) →体質顔料(たいしつがんりょう) →朝鮮朝顔(ちょうせんあさがお) →衝羽根朝顔(つくばねあさがお) →童顔(どうがん) →涙顔(なみだがお) →似顔絵(にがおえ) →寝顔(ねがお) →呑み込み顔(のみこみがお) →拝顔(はいがん) →破顔(はがん) →破顔一笑(はがんいっしょう) →初顔(はつがお) →初顔合わせ(はつかおあわせ) →浜昼顔(はまひるがお) →美顔術(びがんじゅつ) →人待ち顔(ひとまちがお) →昼顔(ひるがお) →古顔(ふるがお) →真顔(まがお) →丸顔(まるがお) →満月様顔貌(まんげつようがんぼう) →無機顔料(むきがんりょう) →目顔(めがお) →物知り顔(ものしりがお) →夕顔(ゆうがお) →夕顔(ゆうがお) →有機顔料(ゆうきがんりょう) →洋種朝鮮朝顔(ようしゅちょうせんあさがお) →横顔(よこがお) →夜顔(よるがお) →竜顔(りゅうがん) →我が物顔(わがものがお)

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