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かお【顔】カホ🔗🔉

かお【顔】カホ 頭部の前面。目・鼻・口などがある部分。 「━を洗う」 顔かたち。顔だち。容貌。 「整った━」 顔つき。表情。 「悲しそうな━」 「笑い━がお・得意━がお 体面。面目。名誉。 態度。 「大きな━をするな」 知名度。また、勢力。影響。 ある組織・集団などの代表や典型となるもの。また、表にあらわれて目立つ部分。 「業界の━」 「富士山は日本の━だ」 関連語 大分類‖表情‖ひょうじょう 中分類‖‖かお 「顔」の敬語表現 〔尊敬語〕 お顔「お顔を拝見し、お元気の御様子に安あんどいたしました」 尊顔そんがん・御尊顔「先日思いがけなく佐藤先生の御尊顔を拝し、しばし歓談の時を得ることができました」 尊容そんよう・御尊容「久しぶりに兄けいの御尊容を拝みに御自宅に伺いたく思います」  *「尊顔」「尊容」は、それ自体が尊敬の意を含む語だが、「御〜」を添えた、より敬度の高い言い方も広く行われる。

顔が合わせられな・い🔗🔉

顔が合わせられな・い 面目なくて人に会えない。

顔が売・れる🔗🔉

顔が売・れる 広く名が知られる。有名になる。

顔が利・く🔗🔉

顔が利・く 信用や力があって相手に無理が言える。 「彼は財界に━」 →「利く」の注意

顔が立・つ🔗🔉

顔が立・つ 世間に対する体面が保たれる。

顔が広・い🔗🔉

顔が広・い 交際範囲が広い。知り合いが多い。

顔から火が・出る🔗🔉

顔から火が・出る 恥ずかしくて顔が真っ赤になる。

顔に泥どろを塗・る🔗🔉

顔に泥どろを塗・る 体面を傷つける。恥をかかせる。

顔を合わ・せる🔗🔉

顔を合わ・せる 対面する。会う。 「決勝で━」

顔をそろ・える🔗🔉

顔をそろ・える 列席するはずの人がすべて集まる。

顔を出・す🔗🔉

顔を出・す出す

顔を立・てる🔗🔉

顔を立・てる 相手の面目が保たれるようにする。

顔をつな・ぐ🔗🔉

顔をつな・ぐ 折にふれて訪問するなどして、相手との関係が切れないようにする。顔つなぎをする。 「得意先を回って━」 「顔をつなげる」は標準的でない。

顔を潰つぶ・す🔗🔉

顔を潰つぶ・す 面目を失わせる。名誉を傷つける。

かお‐あわせ【顔合わせ】カホアハセ🔗🔉

かお‐あわせ【顔合わせ】カホアハセ 知り合うために、集まって会うこと。 映画・演劇などで、俳優が共演すること。 「二大スターの━」 競技などで、対戦すること。 関連語 大分類‖会う‖あう 中分類‖会う‖あう

かお‐いろ【顔色】カホ━🔗🔉

かお‐いろ【顔色】カホ━ 顔の色やつや。 「━が悪い」 感情が表れた顔のようす。 「上司の━をうかがう」 「━ひとつ変えず(=動揺せず。また、感情の変化を隠して)話を聞いていた」 関連語 大分類‖表情‖ひょうじょう 中分類‖表情‖ひょうじょう

かお‐かたち【顔形(顔貌)】カホ━🔗🔉

かお‐かたち【顔形(顔貌)】カホ━ 顔のようす。容貌ようぼう

かお‐じゃしん【顔写真】カホ━🔗🔉

かお‐じゃしん【顔写真】カホ━ 顔の部分をうつした写真。

かお‐だし【顔出し】カホ━🔗🔉

かお‐だし【顔出し】カホ━ 名・自サ変 あいさつなどのために、人の家を訪問すること。 会合などに出席すること。 「総会には━だけでもしたほうがいい」

かお‐だち【顔立ち】カホ━🔗🔉

かお‐だち【顔立ち】カホ━ 顔のつくり。目鼻立ち。 「整った━」 関連語 大分類‖形‖かたち 中分類‖姿‖すがた

かお‐つき【顔つき(顔付き)】カホ━🔗🔉

かお‐つき【顔つき(顔付き)】カホ━ 顔のようす。特に、感情の表れた顔のようす。 「怪けげんそうな━」 関連語 大分類‖表情‖ひょうじょう 中分類‖表情‖ひょうじょう

かお‐つなぎ【顔ぎ】カホ━🔗🔉

かお‐つなぎ【顔ぎ】カホ━ 名・自サ変 忘れられないように、顔を出しておくこと。 「━に出席する」 間に立って、知らない人同士を引き合わせること。

かお‐なじみ【顔馴染み】カホ━🔗🔉

かお‐なじみ【顔馴染み】カホ━ いつも会うので、顔をよく知っていること。また、その人。 「━の客」

かお‐パス【顔パス】カホ━🔗🔉

かお‐パス【顔パス】カホ━ 地位や権力を利用して、切符や証明書を提示せずに、乗り物に乗ったり施設に入場したりすること。

かお‐はめ【顔嵌め・顔め】カホ━🔗🔉

かお‐はめ【顔嵌め・顔め】カホ━ 〔俗〕人物やキャラクターなどを描き、顔の部分をくり抜いた立て看板。顔はめ看板。 「旅の思い出に━で写真を撮る」 多く「顔ハメ」と書く。

かお‐ぶれ【顔ぶれ(顔触れ)】カホ━🔗🔉

かお‐ぶれ【顔ぶれ(顔触れ)】カホ━ 会合・事業などに参加し、名を連ねる人々。メンバー。 「豪華な━がそろう」

かお‐まけ【顔負け】カホ━🔗🔉

かお‐まけ【顔負け】カホ━ すぐれた力量や自信たっぷりの態度に圧倒されて、たじろぐこと。 「大人━の名演技」

かお‐みしり【顔見知り】カホ━🔗🔉

かお‐みしり【顔見知り】カホ━ 親しくはないが、互いに顔を見知っていること。また、そういう間柄の人。 「━の犯行」

かお‐みせ【顔見せ】カホ━🔗🔉

かお‐みせ【顔見せ】カホ━ 人々に知らせるために、はじめて顔を見せること。 一座の役者が総出演して観客に顔を見せること。 「━興行」 ふつう「顔見世」と書く。

かお‐むけ【顔向け】カホ━🔗🔉

かお‐むけ【顔向け】カホ━ 人と顔を合わせること。 「世間に━ができない(=面目なくて人と会うことができない)」

かお‐もじ【顔文字】カホ━🔗🔉

かお‐もじ【顔文字】カホ━ 電子メールなどに用いる、記号で表現した顔。(^o^)や(‐_‐;)など、ちょっとした感情表現に使う。

かお‐やく【顔役】カホ━🔗🔉

かお‐やく【顔役】カホ━ その土地や仲間うちで大きな勢力をもち、よく顔を知られている人。ボス。 「町の━」 ◇やくざの親分などにもいう。

がん【顔】🔗🔉

がん【顔】 (造) かお。かおつき。 「━色・━面」 「厚━・酔━・洗━・童━・拝━」 いろどり。 「━料」

がん‐しょく【顔色】🔗🔉

がん‐しょく【顔色】 かおいろ。また、かおつき。 「押し寄せる軍勢を前に━なし(=顔色を失う)」 関連語 大分類‖表情‖ひょうじょう 中分類‖表情‖ひょうじょう

顔色を失うしな・う🔗🔉

顔色を失うしな・う 恐れや驚きのために顔色が青くなる。 圧倒されて手も足も出なくなる。 ◆「顔色」を「かおいろ」と読むのは避けたい。

かん‐ばせ【顔・顔容🔗🔉

かん‐ばせ【顔・顔容 〔雅〕顔。顔つき。 「花の━(=花のように美しい顔)」 体面。面目。 「何の━あって相まみえん(=合わせる顔がない)」 ◆「かおばせ」の転。 関連語 大分類‖表情‖ひょうじょう 中分類‖‖かお

がん‐めん【顔面】🔗🔉

がん‐めん【顔面】 顔の表面。顔。 「━を殴打する」 「━蒼白」

がん‐りょう【顔料】━レウ🔗🔉

がん‐りょう【顔料】━レウ 水や油に溶けない、有色・不透明な物質。着色剤として塗料・印刷インキ・化粧品などに用いる。 絵の具。

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