しん‐じょ【神助】 神の慈悲の力によるたすけ。「天佑神助」

しんじょ【晋書】 中国の正史。一三〇巻。唐の太宗の時、房玄齢等奉勅撰。二十四史の一つ。貞観二〇年(六四六)成立。帝紀一〇・志二〇・列伝七〇・載記三〇巻からなる。宣帝・武帝の二帝紀と陸機・王羲之の二伝は太宗自撰。陸機以下一八家の晋史を集め、編修。

しん‐じょ【新序】 相撲で、番付外の「本中」で連勝の勝ち星二つをとった力士の進む地位。次場所から、「序の口」となり、立合いの際、「仕切り」と「待った」が一回許される。

しん‐じょ【寝所】 睡眠をとるための場所。寝室。ねどこ。ねどころ。

しん‐じょ【薯】 料理の一種。すり身にした魚や鳥肉に、すった山の芋とうどん粉を加え、味をつけてすりまぜ、固めてむしたもの。

しん‐じょう【心状】（‥ジャウ） 心の状態。心の有様。

しん‐じょう【心情】（‥ジャウ） 心で感じ、思っていること。ある物事に接したときの心の中の思い。「心情的」

しん‐じょう【申状】（‥ジャウ） 下位の者から上位の者に上申する文書。もうしじょう。もうしぶみ。

しん‐じょう【身上】（‥ジャウ） １ 体の表面。＊太平記‐一二「落葉を攅(あつ)めて身上の衣と為し」 ２ 一身にかかわること。みのうえ。しんしょう。「身上の調査」 ３ 本来のねうち。本領。しんしょう。「これが彼の身上だ」 ４ (感動詞的に用いる)うまくいったこと。＊滑・浮世床‐初「『二百下(さが)る』『身上身上』」

しん‐じょう【信条】（‥デウ） １ 信仰の箇条。教義。 ２ 堅く信じ守っている考え。信念。

しん‐じょう【真情】（‥ジャウ） １ いつわりのない心。まことの心。まごころ。「真情を吐露する」 ２ 真実の状態。実際のありさま。実情。実相。

しん‐じょう【進上】（‥ジャウ） １ たてまつること。さしあげること。献上。進呈。贈呈。 ２ 目上の人にさし出す書状などの上書(うわがき)に書いて敬意を表する語。

しんじょう【新庄】（シンジャウ） 山形県北東部の地名。最上川が流れる新庄盆地の中心都市。江戸時代は戸沢氏六万八千石の城下町として発達。奥羽本線と陸羽東線・陸羽西線が交わる交通の要地。昭和二四年市制。

しん‐じょう【新嘗】（‥ジャウ） (「しんしょう」とも)＝にいなめ(新嘗)

しんじょう‐え【新嘗会】（シンジャウヱ） ＝しんじょうさい(新嘗祭)

しんじょう‐ごよみ【進上暦】（シンジャウ‥） 贈呈用の暦。

しんじょう‐さい【新嘗祭】（シンジャウ‥） ＝にいなめさい(新嘗祭)

しんじょう‐さい【神嘗祭】（シンジャウ‥） (「じんじょうさい」とも)＝かんなめさい(神嘗祭)

しんじょう‐しょ【信条書】（シンデウ‥） (英symbolical booksの訳語)教会での、教理・布教・倫理に関する信条を集めたもの。

しんじょう‐しょ【進上書】（シンジャウ‥） 自分より目上の人に送る書状。

しんじょう‐だい【進上台】（シンジャウ‥） 進上する物品をのせる台。

しんじょう‐ばこ【進上箱】（シンジャウ‥） 進上物を入れる箱。品物を入れて贈り物にする箱。

しんじょう‐もの【進上物】（シンジャウ‥） 進上する品物。贈り物。献上物。進物(しんもつ)。

しんじょう‐れんごう【身上連合】（シンジャウレンガフ） (英personal unionの訳語)二つ以上の国家が、王位継承法などの偶然の事情から、同一の君主を有する形態。それぞれの国家は独立の主権をもち、連合そのものは国際法上の人格を認められない。一七一四〜一八三七年のイギリスとハノーバー、一八八五〜一九〇八年のベルギーとコンゴ自由国など。同君連合。