複数辞典一括検索+
れん‐が【連火】(‥グヮ)🔗⭐🔉
れん‐が【連火】(‥グヮ)
漢字の脚(あし)の一つ。「然」「烈」「照」などの「
」の部分をいう。「火」の変体で、字典で火部に属する。列火。四点(よつてん)。

れん‐が【連歌】🔗⭐🔉
れん‐が【連歌】
五・七・五・七・七の和歌形式を、ふたりが応答してよむ詩歌の一種。ふつう、五・七・五の上の句と、七・七の下の句を別人がよむ形で行われる。短連歌(一句連歌)と長連歌(鎖連歌)に分けられ、発生期の平安時代には、和歌の上の句と下の句をふたりが唱和する短連歌がもっぱら行われていた。院政期(一二世紀半ば)ごろから、多人数または単独で、上の句と下の句を交互につらねてゆく長連歌に発達し、中世を経て、近世初期まで流行した。長連歌は、句数によって、歌仙・世吉(よよし=四十四)・五十韻・百韻・千句・万句などの形式がある。第一句を発句(ほっく)、第二句を脇(わき)、第三句を第三と呼び、最終の句を挙句(あげく)という。二条良基らによる「菟玖波集」から、飯尾宗祇他の「新撰菟玖波集」を経て、中世末期ごろから俳諧連歌や日常的な漢語を句によみこむ畳字連歌が流行し、山崎宗鑑・荒木田守武などが出て、滑稽・洒落の作風をもっぱらとする俳諧連歌が独立して江戸期の俳諧のもとをなした。つづけうた。
●連歌と盗人(ぬすびと)は夜(よる)がよい
連歌をよむのは静かになった夜がよく、盗人が仕事をするのも人が寝しずまった夜ふけに限る。
れん‐が【煉瓦】(‥グヮ)🔗⭐🔉
れん‐が【煉瓦】(‥グヮ)
粘土に砂や石灰などを加えて練り固め、型に入れて窯(かま)で焼いたもの。ふつう赤れんがをさす。土木建築材料として、壁や道路・窯など広く用いられる。
れんが‐あわせ【連歌合】(‥あはせ)🔗⭐🔉
れんが‐あわせ【連歌合】(‥あはせ)
歌合に準じて、二句一連の付句を左右に番(つが)わせて優劣を争う遊戯。自連歌合の場合は多く前もって自分の付句を番わせ、当座の連歌合は、古くは鎖連歌を行いながら出し合った句の勝負によって進められるか、前句付の形式によって行われた。
れん‐がい【簾外】(‥グヮイ)🔗⭐🔉
れん‐がい【簾外】(‥グヮイ)
みすの外。
れん‐かく【蓮角】🔗⭐🔉
れん‐かく【蓮角】
1 レンカク科の鳥。全長約四五センチメートル。尾羽が約二五センチメートルと長く、キジに似る。あしの指とつめが著しく長く、水面に浮くスイレンの葉上をも歩くことができる。頭およびくびの前面は白色、くびの背面は黄色で、両部は黒線で画される。背面は紫褐色で翼は白色。翼の先端と尾羽は黒い。腹面は黒褐色。冬羽は頭頂が赤みを帯び、背面は銅褐色を帯びる。中国・台湾・マライ・インドなど東南アジアに分布。水草の茂った湖沼にすみ、昆虫や草の根・種子などを食べる。みずきじ。
2 レンカク科の鳥の総称。世界の熱帯地方に七種が分布する。尾が長くないこと以外は、いずれも体型・習性は1に似る。
れんが‐し【連歌師】🔗⭐🔉
れんが‐し【連歌師】
1 連歌に巧みな人。連歌の専門作者。連歌の指導を職業とする人。
2 江戸幕府の職名。寺社奉行の支配の下で連歌のことをつかさどったもの。里村氏(紹巴の後裔)・坂氏が世襲した。
れんがしんしき【連歌新式】🔗⭐🔉
れんがしんしき【連歌新式】
室町中期から後期の連歌の式目。一巻。「応安新式」を基本とし、それに享徳元年、一条兼良、宗砌が「今案」を追加し、さらに文亀元年、牡丹花肖柏が全面的に増補改編して、兼良の「連歌初学抄」を付け加えたもの。連歌詠吟の修辞学的規制方式を述べる。また、「応安新式」をさす場合もある。
れんが‐づくり【煉瓦造】(レングヮ‥)🔗⭐🔉
れんが‐づくり【煉瓦造】(レングヮ‥)
煉瓦を積み上げて建造すること。また、その建造物。
れんがぬすびと【連歌盗人】🔗⭐🔉
れんがぬすびと【連歌盗人】
狂言。各流。貧乏な男二人が困って連歌仲間の有徳人の家に盗みにはいるが、床の上の懐紙を見つけて連歌を始め、主人に見つかる。しかし、主人の句に見事に付句をして許され、太刀などをもらう。盗人連歌。
れんが‐はじめ【連歌始】🔗⭐🔉
れんが‐はじめ【連歌始】
室町・江戸両幕府における年中行事の一つ。室町幕府では正月一九日、江戸幕府では最初正月二〇日、慶安五年以後は同一一日に、新年始めて催された連歌の会。室町幕府では発句、江戸幕府では脇句を将軍が詠ずる(代作)習慣があった。
日国に「れんが」で始まるの検索結果 1-11。