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いつ‐つき【五月】🔗🔉

いつ‐つき【五月】 五か月。特に懐妊してから五か月目。この月の戌(いぬ)の日に岩田帯を締める。

うるさ・い【煩い・五月蠅い】🔗🔉

うるさ・い【煩い・五月蠅い】 〔形口〕うるさ・し〔形ク〕 1 ゆきとどいて完全であるさま。また、その度が過ぎて、反発されたり敬遠されたりするさまをいう。平安時代では多くその両面をもった表現になる。 いやになるほどすぐれている。多くすぐれた人物にいう。*宇津保‐沖つ白浪「御心とどめて物宣ふにこそあめれ。うるさき人の幸ひなりや」いやになるほどこまごまとしたところまでゆきとどいている。煩わしいほどよく気がまわる。現代語では、精通していて口やかましいなどの意にいう。「味にうるさい人」「彼は野球のことになるとうるさい」*伊勢‐一三「とはぬもつらしとふもうるさし」*源氏‐夕顔「れいのうるさき御心とはおもへども」 2 技芸がすぐれている。じょうずだ。巧者だ。うるせし。*源氏‐帚木「たなばたの手にも劣るまじく、その方も具して、うるさくなん侍りし」 3 いかにもわざとらしくていやみだ。*篁物語「引きとどめて、今日までさぶらはせ給ふ。うるさしかし」 4 ものが多くつきまといすぎて煩わしい。うっとうしい。 身体にまといついて不快である。「髪がうるさい」*堀河百首‐夏「庭に置く蚊火の煙うるさき夏の夕暮」音が大きくてやかましい。「機械の音がうるさくて眠れない」あれこれ言われたり、冗長であったりして話が煩わしい。*咄・軽口露がはなし‐三「こびたる口上うるさし」手続きとか、手順が複雑でやっかいである。「うるさい手続きが必要だ」 5 (多く「…するとうるさい」の形で)めんどうだ。煩わしい。「世間に知れるとうるさいから」 うるさ‐が・る(他ラ五(四))/うるさ‐げ(形動)/うるさ‐さ(名)

ご‐がつ【五月】(‥グヮツ)🔗🔉

ご‐がつ【五月】(‥グヮツ) 一年の第五番目に当たる月。仏教では三長斎月の一つとして、精進して、悪事を慎む。さつき。さなえづき。ごがち。《季・夏》 ●五月の節供(せっく) 五月五日の端午の節供。

●五月の節供(せっく)🔗🔉

●五月の節供(せっく) 五月五日の端午の節供。 ごがつ‐あき【五月秋】(ゴグヮツ‥) 陰暦五月の、田植で忙しい季節。

ごがつ‐あき【五月秋】(ゴグヮツ‥)🔗🔉

ごがつ‐あき【五月秋】(ゴグヮツ‥) 陰暦五月の、田植で忙しい季節。

ごがつ‐おんな【五月女】(ゴグヮツをんな)🔗🔉

ごがつ‐おんな【五月女】(ゴグヮツをんな) 陰暦五月の田植時に必要とする女手。早乙女(さおとめ)。 ●五月女に秋男(あきおとこ) 陰暦五月の田植時に必要とする女手と、秋の刈入時に必要とする男手。

●五月女に秋男(あきおとこ)🔗🔉

●五月女に秋男(あきおとこ) 陰暦五月の田植時に必要とする女手と、秋の刈入時に必要とする男手。 ごがつ‐かぶと【五月兜】(ゴグヮツ‥) 江戸時代、陰暦五月五日に、甲冑などの武具を飾った儀式。

ごがつ‐かぶと【五月兜】(ゴグヮツ‥)🔗🔉

ごがつ‐かぶと【五月兜】(ゴグヮツ‥) 江戸時代、陰暦五月五日に、甲冑などの武具を飾った儀式。

ごがつ‐かや【五月蚊帳】(ゴグヮツ‥)🔗🔉

ごがつ‐かや【五月蚊帳】(ゴグヮツ‥) 陰暦五月につるかや。この月から蚊帳をつるのを凶として、四月につりぞめをした。

ごがつ‐ご【五月子】(ゴグヮツ‥)🔗🔉

ごがつ‐ご【五月子】(ゴグヮツ‥) 五月に生まれた子。中国の俗説では、父母を害するといってきらった。

ごがつ‐さい【五月祭】(ゴグヮツ‥)🔗🔉

ごがつ‐さい【五月祭】(ゴグヮツ‥) メーデーをいう。

ごがつ‐ささげ【五月豆】(ゴグヮツ‥)🔗🔉

ごがつ‐ささげ【五月豆】(ゴグヮツ‥) 「いんげんまめ(隠元豆)」の異名。

ごがつ‐にんぎょう【五月人形】(ゴグヮツニンギャウ)🔗🔉

ごがつ‐にんぎょう【五月人形】(ゴグヮツニンギャウ) 五月五日の端午の節供に飾る、武者、鍾馗(しょうき)などの人形。《季・夏》

ごがつ‐ねぎ【五月葱】(ゴグヮツ‥)🔗🔉

ごがつ‐ねぎ【五月葱】(ゴグヮツ‥) 「ねぎ(葱)」の異名。

ごがつ‐のぼり【五月幟】(ゴグヮツ‥)🔗🔉

ごがつ‐のぼり【五月幟】(ゴグヮツ‥) 五月五日の端午の節供に、戸外にたてるのぼり。鍾馗(しょうき)などの武者絵を描いたが、のちに鯉の滝登りの絵を描くことが流行し、今日の鯉のぼりになった。こいのぼり。さつきのぼり。

ごがつ‐ばしょ【五月場所】(ゴグヮツ‥)🔗🔉

ごがつ‐ばしょ【五月場所】(ゴグヮツ‥) 五月に東京で興行される大相撲。江戸時代には春場所だけ興行されたが、明治一〇年五月から例年夏場所として五月にも興行されるようになった。夏場所。《季・夏》

さ‐おとめ【早乙女・早少女・五月少女】(‥をとめ)🔗🔉

さ‐おとめ【早乙女・早少女・五月少女】(‥をとめ) (「さ」は接頭語) 1 田植をする少女。田植女。《季・夏》 2 一般に、おとめ。少女。 3 花田植などの田植行事や、各地の神社の田植神事で、その神事に奉仕するおとめ。田の神に仕える聖なる女性としての印象をとどめる。川柳では特に大阪市住吉区の住吉神社の御田植祭に奉仕した泉州(堺市)の乳守の遊女をいう。

さ‐つき【五月・皐月】🔗🔉

さ‐つき【五月・皐月】 (「さ」は神稲の意か。→さ〔接頭〕2 1 陰暦五月の称。《季・夏》 2 ツツジ科の常緑低木。本州の関東以西、四国、九州の川岸の岩上などに野生し、また、観賞用として庭に植えたり鉢植えや盆栽などにする。幹は高さ約一メートルになり、枝はよく分枝して横にひろがり、若枝には葉柄、花柄、萼(がく)とともに褐色の伏毛を密生。葉は互生で枝の先に集まって付き、披針形で両端はとがり、縁はなめらか。五〜七月、春葉の開いた後、枝先に径四〜八センチメートルの漏斗状の花を一個、まれに二個開く。花冠は紅紫色で先が五裂し上面に濃紅紫の斑点があり、雄しべは五本で葯(やく)は帯紫色。おびただしい園芸品種があり、花色も白・紅・紫紅色や絞りなどさまざまである。陰暦五月に咲く花の意からこの名がある。漢名に杜鵑花を当てるが誤用。さつきつつじ。《季・夏》 ●五月の鯉(こい)の吹流(ふきなが)し 1 =こいのぼり(鯉幟) 2 五月の鯉のぼりのように、腹の中はさっぱりとしていて、少しのわだかまりもない様子。 ●五月の節(せち) =ごがつ(五月)の節供 ●五月の玉(たま) 五月の節供に飾る、不浄を払うための飾り。薬玉(くすだま)。一説に、橘の実を糸に通して輪にし、かずらなどにしたものとも。 ●五月の御精進(みそうじ) 陰暦五月に行われる精進(しょうじん)潔斎。

●五月の鯉(こい)の吹流(ふきなが)し🔗🔉

●五月の鯉(こい)の吹流(ふきなが)し 1 =こいのぼり(鯉幟) 2 五月の鯉のぼりのように、腹の中はさっぱりとしていて、少しのわだかまりもない様子。 ●五月の節(せち) =ごがつ(五月)の節供 ●五月の玉(たま) 五月の節供に飾る、不浄を払うための飾り。薬玉(くすだま)。一説に、橘の実を糸に通して輪にし、かずらなどにしたものとも。 ●五月の御精進(みそうじ) 陰暦五月に行われる精進(しょうじん)潔斎。 ざっ‐き【雑記】 いろいろ思いついたままに統一なく書きつけること。また、そのもの。雑録。雑筆。ぞうき。「身辺雑記」

●五月の節(せち)🔗🔉

●五月の節(せち) =ごがつ(五月)の節供 ●五月の玉(たま) 五月の節供に飾る、不浄を払うための飾り。薬玉(くすだま)。一説に、橘の実を糸に通して輪にし、かずらなどにしたものとも。 ●五月の御精進(みそうじ) 陰暦五月に行われる精進(しょうじん)潔斎。 ざっ‐き【雑記】 いろいろ思いついたままに統一なく書きつけること。また、そのもの。雑録。雑筆。ぞうき。「身辺雑記」

●五月の玉(たま)🔗🔉

●五月の玉(たま) 五月の節供に飾る、不浄を払うための飾り。薬玉(くすだま)。一説に、橘の実を糸に通して輪にし、かずらなどにしたものとも。 ●五月の御精進(みそうじ) 陰暦五月に行われる精進(しょうじん)潔斎。 ざっ‐き【雑記】 いろいろ思いついたままに統一なく書きつけること。また、そのもの。雑録。雑筆。ぞうき。「身辺雑記」

●五月の御精進(みそうじ)🔗🔉

●五月の御精進(みそうじ) 陰暦五月に行われる精進(しょうじん)潔斎。 ざっ‐き【雑記】 いろいろ思いついたままに統一なく書きつけること。また、そのもの。雑録。雑筆。ぞうき。「身辺雑記」

さつき‐あめ【五月雨】🔗🔉

さつき‐あめ【五月雨】 =さみだれ(五月雨)1

さつき‐おんな【五月女】(‥をんな)🔗🔉

さつき‐おんな【五月女】(‥をんな) =さおとめ(早乙女)

さつき‐きょうげん【五月狂言】(‥キャウゲン)🔗🔉

さつき‐きょうげん【五月狂言】(‥キャウゲン) 江戸時代、陰暦五月に興行された歌舞伎芝居。五日の節供に初日を出し、主として仇討物、または弥生狂言の曾我物の後日譚などが組まれた。《季・夏》

さつき‐じる【五月汁】🔗🔉

さつき‐じる【五月汁】 野菜、干し魚などをいろいろ入れて煮込んだ汁。すまし汁または味噌汁で作り、五月五日に食すると邪気を払うという。あつめ汁。

さつき‐つつじ【五月躑躅】🔗🔉

さつき‐つつじ【五月躑躅】 「さつき(五月)2」の別名。

さつき‐ばれ【五月晴】🔗🔉

さつき‐ばれ【五月晴】 1 五月雨の晴れ間。梅雨のからっとした晴れ間。つゆばれ。《季・夏》 2 五月のさわやかに晴れわたった天気。

さつき‐め【五月女】🔗🔉

さつき‐め【五月女】 =さおとめ(早乙女)

さつき‐やま【五月山】🔗🔉

さつき‐やま【五月山】 五月のころの山。《季・夏》

さつき‐やみ【五月闇】🔗🔉

さつき‐やみ【五月闇】 梅雨(つゆ)のころの夜のくらさ。また、その暗やみ。《季・夏》 暗いところから、「くら(闇)」と同音を含む語にかかる。

さ‐ばえ【五月蠅】(‥ばへ)🔗🔉

さ‐ばえ【五月蠅】(‥ばへ) (「さ」は「さつき(五月)」の「さ」) 1 陰暦五月頃にむらがりさわぐ蠅。夏の蠅。小さな蠅。 2 あばれてさわぐこと。*五社百首「さはへの神もなびけとぞ思ふ」

さばえ‐なす【五月蠅なす】(さばへ‥)🔗🔉

さばえ‐なす【五月蠅なす】(さばへ‥) (「なす」は「のように」の意の接尾語) 〔副〕陰暦五月頃の蠅ようにの意で、騒がしく、煩いさまにいう。邪神の形容として用いる。*古事記‐上「是に万の神の声は狭蠅那須(さばへナス)満ち、万の妖(わざわひ)悉に発(おこ)りき」 「騒ぐ」「荒ぶ」などにかかる。

さみだ・る【五月雨る】🔗🔉

さみだ・る【五月雨る】 〔自ラ下二〕さみだれが降る。和歌で、多く「さ乱る」の意をかけて用いる。《季・夏》*曾丹集「さみたれて物思ふ時は」

さみだれ【五月雨】🔗🔉

さみだれ【五月雨】 (「さ」は「さつき(五月)」の「さ」、「みだれ」は「水垂(みだ)れ」かという) 1 陰暦五月頃に降りつづく長雨。また、その時期。つゆ。さつきあめ。《季・夏》*古今‐一五四「五月雨に物思ひをれば」 2 (「さみだれ」が少しずつ繰り返し降ることから)継続しないで、繰り返す行動などについていう。「さみだれ式に押し寄せる」「さみだれスト」

さみだれ‐ぐも【五月雨雲】🔗🔉

さみだれ‐ぐも【五月雨雲】 五月雨が降る時期の雲。五月雨を降らせる雲。《季・夏》

さみだれ‐せんじゅつ【五月雨戦術】🔗🔉

さみだれ‐せんじゅつ【五月雨戦術】 五月雨のように、長期にわたって闘争を繰り返し持続する労働組合の戦術の俗称。

さみだれ‐ちょう【五月雨蝶】(‥テフ)🔗🔉

さみだれ‐ちょう【五月雨蝶】(‥テフ) 1 「とんぼえだしゃく(蜻蛉枝尺)」の異名。 2 つゆの頃に多く見られる蝶や蛾の総称。

さみだれ‐づき【五月雨月】🔗🔉

さみだれ‐づき【五月雨月】 陰暦五月の異称。

さみだれ‐まめ【五月雨豆】🔗🔉

さみだれ‐まめ【五月雨豆】 「そらまめ(空豆)」の異名。

さみだれ‐もも【五月雨桃】🔗🔉

さみだれ‐もも【五月雨桃】 「さもも(早桃)1」の異名。

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