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うるさ・い【▽煩い・
五月▼蠅
い】🔗⭐🔉
うるさ・い【▽煩い・
五月▼蠅
い】

形
音が強かったり多かったりして不快に感じる。やかましい。
「時計の音が耳について━」
「(私には)学生の雑談が━」
「選挙中は街宣車で町じゅうが━・く(=騒々しく・騒がしく)なる」
「子供がちょろちょろして━」のように、視覚的な不快感の表現にも転用する。
「うるさい」「やかましい」「騒がしい」は、いずれも音の過剰の不快を問題にした言い方。「うるさい」は広く用いられ、「やかましい」は主に音源の性質に注目していう。「騒がしい」は騒音の持続(する環境)に注目していう傾向が強い。「都会の夜は騒がしい」
表現や行為が度を超していて不快に感じる。やかましい。
「親が━・くいうので就職することにした」
じゃまで、すっきりしないと感じる。うっとうしく感じる。
「この飾りは━(=目障りだ)から外そう」
「前髪が額にかかって━」
(物事に一家言あって)あれこれ文句や注文をつける。やかましい。
「彼はコーヒーには━」
「うちの親は礼儀作法に━」
「何だかだと━ことを言う人だ」
→やかましい
煩瑣はんさなさま。面倒だ。煩わずらわしい。
「━手続きが残っている」
◆
送りがなは、慣用的に「煩さい」とも送る。
‐げ/‐さ/‐が・る


















ご‐がつ【五月】━グヮツ🔗⭐🔉
ご‐がつ【五月】━グヮツ

名
一年の五番目の月。さつき。
五月のことば
別称(本来は陰暦五月の称。今は新暦に転用する)
皐月さつき(早月)・菖蒲月あやめづき・早苗月さなえづき・田草月たぐさづき・橘月たちばなづき・雨月うげつ
暦
メーデー(一日。労働者の祭典)・八十八夜はちじゅうはちや(立春から八八日目。二日ごろ。この日以後は霜が降らないとされ〔八十八夜の別れ霜〕、農家は種まきや茶摘みに忙しくなる)・憲法記念日(三日。国民の祝日)・みどりの日(四日。国民の祝日)・こどもの日(五日。国民の祝日)・端午たんごの節句(五日。男子の節句。軒に菖蒲しょうぶや
よもぎをさして邪気を払う)・立夏りっか(二十四節気の一つ。六日ごろ。暦の上ではこの日から夏に入る)・小満しょうまん(二十四節気の一つ。二一日ごろ。草木が茂って天地に満ちる意)・母の日(第二日曜日)
行事・風物・気象
夏場所(大相撲の五月場所)・卯うの花腐くたし(卯の花の咲いているころの長雨)・走り梅雨(梅雨の前ぶれ)・五月晴さつきばれ(五月のすがすがしい晴天。本来は梅雨の合間の晴天のこと)・青嵐せいらん・あおあらし(青葉の繁るころに吹く強い風)・菖蒲あやめ(花札で、五月を表す)・鯉こいのぼり・武者人形・オークス
誕生石
エメラルド(翠玉すいぎょく・緑玉)
手紙文のあいさつ
晩春[暮春/惜春/新緑/若葉/青葉]の候[折/みぎり]・薄暑[軽暑]の候[折/みぎり](立夏以後に使う)・新緑が目にしみる今日このごろ
逝ゆく春の惜しまれる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
薫風くんぷうの候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
薫風緑樹りょくじゅをわたる[風薫るさわやかな]季節となりました。
目には青葉、山ほととぎすの季節となりました。






ごがつ‐にんぎょう【五月人形】ゴグヮツニンギャウ🔗⭐🔉
ごがつ‐にんぎょう【五月人形】ゴグヮツニンギャウ

名
五月五日の端午の節句に飾る武者・鍾馗しょうきなどの人形。




ごがつ‐びょう【五月病】ゴグヮツビャウ🔗⭐🔉
ごがつ‐びょう【五月病】ゴグヮツビャウ

名
四月に入った新入生や新入社員に、五月ごろになると現れる、環境不適応による精神的不安定状態をいう語。




さ‐つき【《五月》(▼皐月)】🔗⭐🔉
さ‐つき【《五月》(▼皐月)】

名
陰暦五月の別称。
◇太陽暦の五月にもいう。
初夏、枝先に紅紫色・白色などの花をつけるツツジ科の常緑低木。盆栽や庭木に好まれ、園芸品種が多い。サツキツツジ。






さつき‐ばれ【《五月》晴れ】🔗⭐🔉
さつき‐ばれ【《五月》晴れ】

名
梅雨の合間の、晴れた天気。つゆばれ。
五月の、さわやかに晴れた天気。






さつき‐やみ【《五月》闇】🔗⭐🔉
さつき‐やみ【《五月》闇】

名
梅雨のころの夜が暗いこと。また、その暗やみ。




さみだれ【《五月雨》】🔗⭐🔉
明鏡国語辞典に「五月」で始まるの検索結果 1-9。