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くるみ【胡桃】🔗🔉

くるみ【胡桃】 1 クルミ科植物の総称名。北半球の温帯に約一五種ほどある。日本には、オニグルミ、ヒメグルミ、ノグルミ、サワグルミがある。古くクルミと呼んだものは、オニグルミをさすことが多い。胡桃の木。《季・秋》 2 紋所の名。割った胡桃の実を図案化したもので、丸に胡桃、三つ割胡桃、三つ胡桃などがある。

くるみ‐あえ【胡桃和】(‥あへ)🔗🔉

くるみ‐あえ【胡桃和】(‥あへ) 胡桃をすりつぶし、味噌、砂糖、みりんなどで味をつけ、魚、鳥、野菜などをあえたもの。

くるみあし‐ぜん【胡桃足膳】🔗🔉

くるみあし‐ぜん【胡桃足膳】 春慶塗などの膳の四隅に、胡桃の二つ割をつけ、足とした粗製の膳。

くるみ‐あぶら【胡桃油】🔗🔉

くるみ‐あぶら【胡桃油】 胡桃の実をしぼって製した油。黄緑色で芳香がある。食用とするほか、油絵の具、塗料、石けんなどの製造に用いる。

くるみ‐いろ【胡桃色】🔗🔉

くるみ‐いろ【胡桃色】 1 胡桃の樹皮を煎じてとった染料で染めた色。薄い色。 2 紙の色の一つ。表は黄がかった薄赤色で、厚いものでは裏が白くなっているもの。*蜻蛉‐中「くるみいろの紙にかきて、色かはりたる松につけたり」

くるみ‐か【胡桃科】(‥クヮ)🔗🔉

くるみ‐か【胡桃科】(‥クヮ) 双子葉植物の一科。世界に七属約五〇種あり、北半球の温帯、亜熱帯、およびアンデスに分布する高木。葉は互生し托葉があり、雌雄同株。雄花は前年の小枝に尾状花序をなしてつき、花弁は四で、三〇〜四〇の雄しべからなる。雌花は単生し、子房に合着した花弁があり、下位で二心皮からなる一室を形成、中に一個の卵子がある。花柱は短く、先端が二個の柱頭に分かれる。果実は石果または堅果。胚乳(はいにゅう)を食用とするので、栽培もされる。

くるみ‐とう【胡桃糖】(‥タウ)🔗🔉

くるみ‐とう【胡桃糖】(‥タウ) 火にかけて溶かした白砂糖に、細かく刻んだ胡桃の実を加え、胡桃油を塗った鉄板に載せて焼いた菓子。

くるみ‐どうふ【胡桃豆腐】🔗🔉

くるみ‐どうふ【胡桃豆腐】 胡桃の実をすりつぶして葛粉をまぜて豆腐のように仕上げた食品。

くるみ‐もち【胡桃餅】🔗🔉

くるみ‐もち【胡桃餅】 1 すりつぶした胡桃の実を砂糖、醤油で調味して餅にからめたもの。 2 青豆の餡と胡桃の実の粉、砂糖を混ぜ合わせた中に餅をちぎって入れたもの。大阪府堺市の名物。

くるみ‐やき【胡桃焼】🔗🔉

くるみ‐やき【胡桃焼】 水で溶いた小麦粉を、金属製の板の凹みに流し入れ、中に餡を包んで表裏を焼いた菓子。形が胡桃に似る。

くるみ‐わり【胡桃割】🔗🔉

くるみ‐わり【胡桃割】 胡桃をはさんで殻を割る器具。ナットクラッカー。

くるみわりにんぎょう【胡桃割人形】(‥ニンギャウ)🔗🔉

くるみわりにんぎょう【胡桃割人形】(‥ニンギャウ) (原題ロシアjelkunik)バレー曲。二幕三場。チャイコフスキー作曲。イワーノフ振付。一八九二年初演。ホフマンの童話に基づく。「こんぺい糖の踊り」「花のワルツ」など一五曲からなる。

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