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あし【葦・蘆・葭】🔗🔉

あし【葦・蘆・葭】 1 イネ科の多年草。世界の温帯および暖帯に広く分布し、水辺に群生。根茎は地中を長くはい、茎は中空の円柱形で直立し、高さ二〜三メートルに達する。葉は長さ約五〇センチメートルの線形で縁がざらついて、互生する。秋、茎頂に多数の小花からなる穂をつける。穂は初め紫色で、のち褐色。若芽は食用、茎は葭簀(よしず)材や製紙の原料。根茎は漢方で蘆根(ろこん)といい、煎汁(せんじゅう)は利尿、止血、解毒などのほか、嘔吐(おうと)をおさえるのにも用いる。よし。《季・秋》 2 =あしすだれ(葦簾) 3 紋所の名。1の葉または葉と茎とをかたどったもの。葦葉、二つ葦葉、三つ葦葉、葦の丸、抱き葦などがある。 ●葦の仮寝(かりね) かりそめに一夜を過ごすこと。仮寝。 ●葦の=仮屋(かりや)[=仮庵(かりお)] (葦で屋根をふいた粗末な仮小屋の意)仮の宿。仮庵。 ●葦の篠屋(しのや) 葦や篠で屋根をふいた粗末な家。 ●葦の角(つの) =あしづの(葦角) ●葦の縄(なわ) 葦をよりあわせて作った縄。門の戸に懸けて災禍をはらうまじないとした。 ●葦の一夜(ひとよ) (葦の「一節(ひとよ)」を「一夜(ひとよ)」に言いかけたもの)一夜。一晩。*新後拾遺‐二七九「蘆の一よに秋をへだてて」 ●葦の節(ふし)の間(ま) 時間の短いことをたとえていう。 ●葦の=穂綿(ほわた)[=穂の綿] 葦の穂の細毛がけばだったものを、摘んだもの。また、それを衣服に入れて綿の代用にしたもの。葦絮(あしわた)。《季・秋》 ●葦の矢(や) 葦で篦(の)を作った矢。奈良時代には、東北地方からの貢物。朝廷で、一二月晦日の追儺(ついな)の式に、桃の弓とともに鬼払いのまじないの具とした。 ●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り] 葦で屋根をふいた粗末な小屋。 ●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。

●葦の仮寝(かりね)🔗🔉

●葦の仮寝(かりね) かりそめに一夜を過ごすこと。仮寝。 ●葦の=仮屋(かりや)[=仮庵(かりお)] (葦で屋根をふいた粗末な仮小屋の意)仮の宿。仮庵。 ●葦の篠屋(しのや) 葦や篠で屋根をふいた粗末な家。 ●葦の角(つの) =あしづの(葦角) ●葦の縄(なわ) 葦をよりあわせて作った縄。門の戸に懸けて災禍をはらうまじないとした。 ●葦の一夜(ひとよ) (葦の「一節(ひとよ)」を「一夜(ひとよ)」に言いかけたもの)一夜。一晩。*新後拾遺‐二七九「蘆の一よに秋をへだてて」 ●葦の節(ふし)の間(ま) 時間の短いことをたとえていう。 ●葦の=穂綿(ほわた)[=穂の綿] 葦の穂の細毛がけばだったものを、摘んだもの。また、それを衣服に入れて綿の代用にしたもの。葦絮(あしわた)。《季・秋》 ●葦の矢(や) 葦で篦(の)を作った矢。奈良時代には、東北地方からの貢物。朝廷で、一二月晦日の追儺(ついな)の式に、桃の弓とともに鬼払いのまじないの具とした。 ●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り] 葦で屋根をふいた粗末な小屋。 ●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。 あし【阿私】 =あしだ(阿私陀)

●葦の=仮屋(かりや)[=仮庵(かりお)]🔗🔉

●葦の=仮屋(かりや)[=仮庵(かりお)] (葦で屋根をふいた粗末な仮小屋の意)仮の宿。仮庵。 ●葦の篠屋(しのや) 葦や篠で屋根をふいた粗末な家。 ●葦の角(つの) =あしづの(葦角) ●葦の縄(なわ) 葦をよりあわせて作った縄。門の戸に懸けて災禍をはらうまじないとした。 ●葦の一夜(ひとよ) (葦の「一節(ひとよ)」を「一夜(ひとよ)」に言いかけたもの)一夜。一晩。*新後拾遺‐二七九「蘆の一よに秋をへだてて」 ●葦の節(ふし)の間(ま) 時間の短いことをたとえていう。 ●葦の=穂綿(ほわた)[=穂の綿] 葦の穂の細毛がけばだったものを、摘んだもの。また、それを衣服に入れて綿の代用にしたもの。葦絮(あしわた)。《季・秋》 ●葦の矢(や) 葦で篦(の)を作った矢。奈良時代には、東北地方からの貢物。朝廷で、一二月晦日の追儺(ついな)の式に、桃の弓とともに鬼払いのまじないの具とした。 ●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り] 葦で屋根をふいた粗末な小屋。 ●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。 あし【阿私】 =あしだ(阿私陀)

●葦の篠屋(しのや)🔗🔉

●葦の篠屋(しのや) 葦や篠で屋根をふいた粗末な家。 ●葦の角(つの) =あしづの(葦角) ●葦の縄(なわ) 葦をよりあわせて作った縄。門の戸に懸けて災禍をはらうまじないとした。 ●葦の一夜(ひとよ) (葦の「一節(ひとよ)」を「一夜(ひとよ)」に言いかけたもの)一夜。一晩。*新後拾遺‐二七九「蘆の一よに秋をへだてて」 ●葦の節(ふし)の間(ま) 時間の短いことをたとえていう。 ●葦の=穂綿(ほわた)[=穂の綿] 葦の穂の細毛がけばだったものを、摘んだもの。また、それを衣服に入れて綿の代用にしたもの。葦絮(あしわた)。《季・秋》 ●葦の矢(や) 葦で篦(の)を作った矢。奈良時代には、東北地方からの貢物。朝廷で、一二月晦日の追儺(ついな)の式に、桃の弓とともに鬼払いのまじないの具とした。 ●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り] 葦で屋根をふいた粗末な小屋。 ●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。 あし【阿私】 =あしだ(阿私陀)

●葦の角(つの)🔗🔉

●葦の角(つの) =あしづの(葦角) ●葦の縄(なわ) 葦をよりあわせて作った縄。門の戸に懸けて災禍をはらうまじないとした。 ●葦の一夜(ひとよ) (葦の「一節(ひとよ)」を「一夜(ひとよ)」に言いかけたもの)一夜。一晩。*新後拾遺‐二七九「蘆の一よに秋をへだてて」 ●葦の節(ふし)の間(ま) 時間の短いことをたとえていう。 ●葦の=穂綿(ほわた)[=穂の綿] 葦の穂の細毛がけばだったものを、摘んだもの。また、それを衣服に入れて綿の代用にしたもの。葦絮(あしわた)。《季・秋》 ●葦の矢(や) 葦で篦(の)を作った矢。奈良時代には、東北地方からの貢物。朝廷で、一二月晦日の追儺(ついな)の式に、桃の弓とともに鬼払いのまじないの具とした。 ●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り] 葦で屋根をふいた粗末な小屋。 ●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。 あし【阿私】 =あしだ(阿私陀)

●葦の縄(なわ)🔗🔉

●葦の縄(なわ) 葦をよりあわせて作った縄。門の戸に懸けて災禍をはらうまじないとした。 ●葦の一夜(ひとよ) (葦の「一節(ひとよ)」を「一夜(ひとよ)」に言いかけたもの)一夜。一晩。*新後拾遺‐二七九「蘆の一よに秋をへだてて」 ●葦の節(ふし)の間(ま) 時間の短いことをたとえていう。 ●葦の=穂綿(ほわた)[=穂の綿] 葦の穂の細毛がけばだったものを、摘んだもの。また、それを衣服に入れて綿の代用にしたもの。葦絮(あしわた)。《季・秋》 ●葦の矢(や) 葦で篦(の)を作った矢。奈良時代には、東北地方からの貢物。朝廷で、一二月晦日の追儺(ついな)の式に、桃の弓とともに鬼払いのまじないの具とした。 ●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り] 葦で屋根をふいた粗末な小屋。 ●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。 あし【阿私】 =あしだ(阿私陀)

●葦の一夜(ひとよ)🔗🔉

●葦の一夜(ひとよ) (葦の「一節(ひとよ)」を「一夜(ひとよ)」に言いかけたもの)一夜。一晩。*新後拾遺‐二七九「蘆の一よに秋をへだてて」 ●葦の節(ふし)の間(ま) 時間の短いことをたとえていう。 ●葦の=穂綿(ほわた)[=穂の綿] 葦の穂の細毛がけばだったものを、摘んだもの。また、それを衣服に入れて綿の代用にしたもの。葦絮(あしわた)。《季・秋》 ●葦の矢(や) 葦で篦(の)を作った矢。奈良時代には、東北地方からの貢物。朝廷で、一二月晦日の追儺(ついな)の式に、桃の弓とともに鬼払いのまじないの具とした。 ●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り] 葦で屋根をふいた粗末な小屋。 ●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。 あし【阿私】 =あしだ(阿私陀)

●葦の節(ふし)の間(ま)🔗🔉

●葦の節(ふし)の間(ま) 時間の短いことをたとえていう。 ●葦の=穂綿(ほわた)[=穂の綿] 葦の穂の細毛がけばだったものを、摘んだもの。また、それを衣服に入れて綿の代用にしたもの。葦絮(あしわた)。《季・秋》 ●葦の矢(や) 葦で篦(の)を作った矢。奈良時代には、東北地方からの貢物。朝廷で、一二月晦日の追儺(ついな)の式に、桃の弓とともに鬼払いのまじないの具とした。 ●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り] 葦で屋根をふいた粗末な小屋。 ●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。 あし【阿私】 =あしだ(阿私陀)

●葦の=穂綿(ほわた)[=穂の綿]🔗🔉

●葦の=穂綿(ほわた)[=穂の綿] 葦の穂の細毛がけばだったものを、摘んだもの。また、それを衣服に入れて綿の代用にしたもの。葦絮(あしわた)。《季・秋》 ●葦の矢(や) 葦で篦(の)を作った矢。奈良時代には、東北地方からの貢物。朝廷で、一二月晦日の追儺(ついな)の式に、桃の弓とともに鬼払いのまじないの具とした。 ●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り] 葦で屋根をふいた粗末な小屋。 ●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。 あし【阿私】 =あしだ(阿私陀)

●葦の矢(や)🔗🔉

●葦の矢(や) 葦で篦(の)を作った矢。奈良時代には、東北地方からの貢物。朝廷で、一二月晦日の追儺(ついな)の式に、桃の弓とともに鬼払いのまじないの具とした。 ●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り] 葦で屋根をふいた粗末な小屋。 ●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。 あし【阿私】 =あしだ(阿私陀)

●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り]🔗🔉

●葦の=屋(や)[=丸屋(まろや)・宿(やど)り] 葦で屋根をふいた粗末な小屋。 ●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。 あし【阿私】 =あしだ(阿私陀)

●葦をふくむ雁(かり)🔗🔉

●葦をふくむ雁(かり) 遠く海を渡る時、海上で翼(つばさ)を休めるために、葦を口にくわえていくという雁。 あし【阿私】 =あしだ(阿私陀)

あし‐か【葦鹿・海驢】🔗🔉

あし‐か【葦鹿・海驢】 (「あじか」とも) 1 アシカ科の哺乳類。オットセイに似ているが、やや大形で雄は体長二メートル以上に達し、雌は約一・五メートル。体は暗褐色。四肢はひれ状で泳ぎがうまく、魚類を食べる。海岸にあがることもあるが、非常に用心深く、一群のうち一頭だけは見張りをするという。太平洋に広く分布。綿毛はない。繁殖期には一雄多雌。うみおそ。みち。 2 (アシカは眠りを好み島の上でいびきをかいて眠る(和漢三才図会)と信じられたところから)いつも眠りたがる人の異称。特に、睡眠不足に慣れないため、横になるとすぐ熟睡する若い娼婦(新造)の異名。 ●葦鹿の明番(あけばん) よく寝る者のさま。または、よく眠りたがる者のさまにいう。 ●葦鹿の番(ばん) (アシカは、群居して眠る時、必ず一頭は起きていて警戒する習慣があるところから)眠るとき交替で不寝番を置くこと。 ●葦鹿を使(つか)う 客の相手をきらい、遊女が眠くてたまらないふりをする。

●葦鹿の明番(あけばん)🔗🔉

●葦鹿の明番(あけばん) よく寝る者のさま。または、よく眠りたがる者のさまにいう。 ●葦鹿の番(ばん) (アシカは、群居して眠る時、必ず一頭は起きていて警戒する習慣があるところから)眠るとき交替で不寝番を置くこと。 ●葦鹿を使(つか)う 客の相手をきらい、遊女が眠くてたまらないふりをする。 あじか【簣】 竹、葦(あし)、藁(わら)などで編んだ、籠(かご)、笊(ざる)の一種。

●葦鹿の番(ばん)🔗🔉

●葦鹿の番(ばん) (アシカは、群居して眠る時、必ず一頭は起きていて警戒する習慣があるところから)眠るとき交替で不寝番を置くこと。 ●葦鹿を使(つか)う 客の相手をきらい、遊女が眠くてたまらないふりをする。 あじか【簣】 竹、葦(あし)、藁(わら)などで編んだ、籠(かご)、笊(ざる)の一種。

●葦鹿を使(つか)う🔗🔉

●葦鹿を使(つか)う 客の相手をきらい、遊女が眠くてたまらないふりをする。 あじか【簣】 竹、葦(あし)、藁(わら)などで編んだ、籠(かご)、笊(ざる)の一種。

あし‐がい【葦貝】(‥がひ)🔗🔉

あし‐がい【葦貝】(‥がひ) ナミノコガイ科の二枚貝。殻は長卵形で、長さ約七センチメートル。表面は灰黄色で、紫色の放射状模様があるものが多い。南日本沿岸に分布。

あし‐がき【葦垣】🔗🔉

あし‐がき【葦垣】 葦を組み合わせてつくった垣。 催馬楽(さいばら)の呂の歌の曲名。

あしがき‐の【葦垣の】🔗🔉

あしがき‐の【葦垣の】 1 葦垣が、内と外とをへだてるところから、「ほか」にかかる。 2 葦垣が古びて乱れやすいところから「古る」「思い乱る」にかかる。 3 葦垣はその間(ま)を狭く結うところから、「間近し」にかかる。 4 「よし」と同音を持つ地名「吉野」にかかる。

あし‐が‐ちる【葦が散る】🔗🔉

あし‐が‐ちる【葦が散る】 葦が多い地であるところから「なにわ(難波)」にかかる。

あし‐がに【葦蟹】🔗🔉

あし‐がに【葦蟹】 葦の生えている所に棲息する蟹。

あし‐かび【葦牙】🔗🔉

あし‐かび【葦牙】 (「かび」は植物の芽の意)=あしづの(葦角)

あしかび‐の【葦牙の】🔗🔉

あしかび‐の【葦牙の】 ⇒あしのうれの(葦若末乃)

あし‐がも【葦鴨】🔗🔉

あし‐がも【葦鴨】 (「あしかも」とも。葦の生えている所に見られるところから)鴨の称。《季・冬》

あしがも‐の【葦鴨の】🔗🔉

あしがも‐の【葦鴨の】 葦辺にすむ鴨がむらがる習性があるところから「うち群(む)る」にかかる。

あしかや‐ぶき【葦茅葺】🔗🔉

あしかや‐ぶき【葦茅葺】 葦や茅で屋根をふくこと。また、その家。

あし‐かり【葦刈・蘆刈】🔗🔉

あし‐かり【葦刈・蘆刈】 葦を刈ること。また、その人。《季・秋》 謡曲。四番目物。各流。「大和物語」などによる。落ちぶれて葦売りをしている摂津国の日下左衛門と、都へのぼって立身した妻との再会を描く。

あしかり‐おぶね【葦刈小舟】(‥をぶね)🔗🔉

あしかり‐おぶね【葦刈小舟】(‥をぶね) 葦を刈って運ぶ舟。葦の小舟。葦小舟。

あし‐げ【葦毛】🔗🔉

あし‐げ【葦毛】 (葦の芽生えの時の青白の色に基づいていう)馬の毛色の名。栗毛、青毛、鹿毛、の原毛色に後天的に白色毛が発生してくるもの。馬の年齢が進むに従い、色を変えていくので、広く、白毛に黒毛または他の色の差毛(さしげ)のあるものをさす。白葦毛、黒葦毛、赤葦毛、山鳥葦毛、連銭葦毛、腹葦毛などの種類がある。

あし‐ごい【葦五位】(‥ゴヰ)🔗🔉

あし‐ごい【葦五位】(‥ゴヰ) 「よしごい(葦五位)」の異名。

あし‐すずめ【葦雀】🔗🔉

あし‐すずめ【葦雀】 「おおよしきり(大葦切)」の異名。

あし‐たず【葦田鶴】(‥たづ)🔗🔉

あし‐たず【葦田鶴】(‥たづ) (葦の生える水辺に多く居るところから)「つる(鶴)」の異名。

あしたず‐の【葦田鶴の】(あしたづ‥)🔗🔉

あしたず‐の【葦田鶴の】(あしたづ‥) 鶴が鳴くようにの意で「ね泣く」にかかる。

あし‐つき【葦付】🔗🔉

あし‐つき【葦付】 (葦の茎や小石の表面に付着するところからいう)藍藻類ネンジュモ科の淡水藻。富山県の庄川付近で採れ、食用となる。球形ないし楕円形の細胞が一列に連なって寒天質に包まれた糸状をしており、分裂によってふえる。あしつきのり。

あし‐づつ【葦筒】🔗🔉

あし‐づつ【葦筒】 葦の茎。一説に、葦の茎の中にある薄い紙のような皮。一重であるもの、薄いもののたとえに用いる。*後撰‐六二六「なにはがたかりつむあしのあしづつのひとへも君を我やへだつる」

あし‐づの【葦角】🔗🔉

あし‐づの【葦角】 (先がとがって、角に似ているところから)葦の若芽。あしかび。あしわか。《季・春》

あし‐で【葦手】🔗🔉

あし‐で【葦手】 1 平安時代に行なわれた書体の一つ。葦、水流、鳥、石など水辺の光景の中に、文字を絵画化し、歌などを散らし書きにして書きまぜたもの。主として葦の群生したさまに模したものについていうが、水流のさまに模した水手(みずて)などを含めてもいう。あしでがき。 2 1を下絵として描くこと。また、その描いた紙。歌や手紙を書き記すのに用いた。 ●葦手の剣(けん) 鞘(さや)に、葦手の模様の蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)の類をほどこした剣。

●葦手の剣(けん)🔗🔉

●葦手の剣(けん) 鞘(さや)に、葦手の模様の蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)の類をほどこした剣。 あしで‐え【葦手絵】(‥ヱ) 葦手の文字を巧みに取り入れた装飾的な大和絵。料紙の下絵などに用いられたが次第に模様化して、蒔絵(まきえ)や服飾などに用いられるようになった。葦手。

あしで‐え【葦手絵】(‥ヱ)🔗🔉

あしで‐え【葦手絵】(‥ヱ) 葦手の文字を巧みに取り入れた装飾的な大和絵。料紙の下絵などに用いられたが次第に模様化して、蒔絵(まきえ)や服飾などに用いられるようになった。葦手。

あしで‐がき【葦手書】🔗🔉

あしで‐がき【葦手書】 =あしで(葦手)1

あしで‐がた【葦手形】🔗🔉

あしで‐がた【葦手形】 葦手で山水の風景をかたどったもの。

あしで‐まきえ【葦手蒔絵】(‥まきヱ)🔗🔉

あしで‐まきえ【葦手蒔絵】(‥まきヱ) 葦手模様の蒔絵細工をすること。また、そのもの。

あしで‐もじ【葦手文字】🔗🔉

あしで‐もじ【葦手文字】 =あしで(葦手)1

あしで‐もよう【葦手模様】(‥モヤウ)🔗🔉

あしで‐もよう【葦手模様】(‥モヤウ) 葦手の模様。

あし‐に【葦荷】🔗🔉

あし‐に【葦荷】 刈り取った葦を束ねた積み荷。

あしね‐はう【葦根延う】(‥はふ)🔗🔉

あしね‐はう【葦根延う】(‥はふ) 〔連語〕葦の根の連想から「下(した)」を、また葦のはえる泥土(うき)と同音の「憂き」を引き出す序詞のように用いる。

あし‐の‐うら【蘆浦・葦浦】🔗🔉

あし‐の‐うら【蘆浦・葦浦】 滋賀県草津市常盤付近の古名。琵琶湖に臨み、古代、屯倉(みやけ)が置かれた。

あしのうれ‐の【葦若末乃】🔗🔉

あしのうれ‐の【葦若末乃】 同音のくりかえしで、「足」にかかる。「アシカビノ」と訓み、「足痛」にかかるとも。

あし‐の‐しんじ【葦の神事】🔗🔉

あし‐の‐しんじ【葦の神事】 悪疫を払うための神事。葦を束ねて疫病神を託して川に流し、流れ寄った所に疫病がはやるとされ、その地では祭を行なう。津島市の津島神社の六月一四日夜の神事などが著名。

あしのね‐の【葦の根の】🔗🔉

あしのね‐の【葦の根の】 1 「ね」の音のくりかえしから「ねもころ」にかかる。 2 葦には節(よ)があるところから、「夜」「世」または「よ」の音で始まることばにかかる。 3 葦の根の節(よ)が短いところから、「短し」にかかる。 4 葦の根は繁茂して分かれるところから、「分く」「分かる」にかかる。 5 葦の根は泥土(うき)の中にあるところから、「憂き」にかかる。

あしのは‐がれい【葦の葉鰈】(‥がれひ)🔗🔉

あしのは‐がれい【葦の葉鰈】(‥がれひ) 魚「このはがれい(木葉鰈)」の異称。

あしのは‐ぶえ【葦の葉笛】🔗🔉

あしのは‐ぶえ【葦の葉笛】 =あしぶえ(葦笛)

あしはな‐げ【葦花毛】🔗🔉

あしはな‐げ【葦花毛】 馬の毛色の名。黄色の毛の混じった葦毛。

あし‐はら【葦原】🔗🔉

あし‐はら【葦原】 1 葦の生えている広い土地。《季・秋》 2 女性の陰毛、性器をいう俗語。 ●葦原の国(くに) (葦の生い茂っている国の意)日本国の異称。 ●葦原の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂(みずほ)の国 (葦が生い茂って、千年も万年も穀物が豊かにみのる国の意)日本国の美称。 ●葦原の中(なか)つ国(くに) (「中つ国」は、天上の高天原と地下の黄泉(よみ)の国との中間にある、現実の地上の世界の意)日本国の異称。 ●葦原の瑞穂(みずほ)の国(くに) (葦原にあるみずみずしい稲の穂が実っている国の意)日本国の美称。 ●葦原の道(みち) 和歌の道。敷島(しきしま)の道。

●葦原の国(くに)🔗🔉

●葦原の国(くに) (葦の生い茂っている国の意)日本国の異称。 ●葦原の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂(みずほ)の国 (葦が生い茂って、千年も万年も穀物が豊かにみのる国の意)日本国の美称。 ●葦原の中(なか)つ国(くに) (「中つ国」は、天上の高天原と地下の黄泉(よみ)の国との中間にある、現実の地上の世界の意)日本国の異称。 ●葦原の瑞穂(みずほ)の国(くに) (葦原にあるみずみずしい稲の穂が実っている国の意)日本国の美称。 ●葦原の道(みち) 和歌の道。敷島(しきしま)の道。 あし‐ばらい【足払】(‥ばらひ) 柔道で、相手が重心をかけようとする足を、足裏で払って倒す足技。

●葦原の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂(みずほ)の国🔗🔉

●葦原の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂(みずほ)の国 (葦が生い茂って、千年も万年も穀物が豊かにみのる国の意)日本国の美称。 ●葦原の中(なか)つ国(くに) (「中つ国」は、天上の高天原と地下の黄泉(よみ)の国との中間にある、現実の地上の世界の意)日本国の異称。 ●葦原の瑞穂(みずほ)の国(くに) (葦原にあるみずみずしい稲の穂が実っている国の意)日本国の美称。 ●葦原の道(みち) 和歌の道。敷島(しきしま)の道。 あし‐ばらい【足払】(‥ばらひ) 柔道で、相手が重心をかけようとする足を、足裏で払って倒す足技。

●葦原の中(なか)つ国(くに)🔗🔉

●葦原の中(なか)つ国(くに) (「中つ国」は、天上の高天原と地下の黄泉(よみ)の国との中間にある、現実の地上の世界の意)日本国の異称。 ●葦原の瑞穂(みずほ)の国(くに) (葦原にあるみずみずしい稲の穂が実っている国の意)日本国の美称。 ●葦原の道(みち) 和歌の道。敷島(しきしま)の道。 あし‐ばらい【足払】(‥ばらひ) 柔道で、相手が重心をかけようとする足を、足裏で払って倒す足技。

●葦原の瑞穂(みずほ)の国(くに)🔗🔉

●葦原の瑞穂(みずほ)の国(くに) (葦原にあるみずみずしい稲の穂が実っている国の意)日本国の美称。 ●葦原の道(みち) 和歌の道。敷島(しきしま)の道。 あし‐ばらい【足払】(‥ばらひ) 柔道で、相手が重心をかけようとする足を、足裏で払って倒す足技。

●葦原の道(みち)🔗🔉

●葦原の道(みち) 和歌の道。敷島(しきしま)の道。 あし‐ばらい【足払】(‥ばらひ) 柔道で、相手が重心をかけようとする足を、足裏で払って倒す足技。

あしはら‐がに【葦原蟹】🔗🔉

あしはら‐がに【葦原蟹】 イワガニ科のカニ。内湾の河口に近い湿地や草原にすむ。甲羅は一辺が約三・五センチメートルの方形で、全体に暗緑色、はさみは黄色を帯びる。雄ははさみと目の下方の部分とをすり合わせて音を出す。本州、四国、九州の各地に生息。

あし‐び【葦火・蘆火】🔗🔉

あし‐び【葦火・蘆火】 干した葦を燃料としてたく火。あしふ。

あしびき‐えまき【足曳絵巻・足引絵巻・葦曳絵巻】(‥ヱまき)🔗🔉

あしびき‐えまき【足曳絵巻・足引絵巻・葦曳絵巻】(‥ヱまき) 絵巻物。五巻。絵は飛騨守惟久(これひさ)、詞書は世尊寺定成と鑑定書があるが不明。室町時代の作。延暦寺僧と東大寺の稚児の愛情を描く。

あし‐ふ【葦火】🔗🔉

あし‐ふ【葦火】 「あしび(葦火)」の上代東国方言。

あし‐ふ【葦生】🔗🔉

あし‐ふ【葦生】 葦の生い茂っているところ。

あし‐ぶえ【葦笛・蘆笛・笳】🔗🔉

あし‐ぶえ【葦笛・蘆笛・笳】 葦の葉を巻いて作った笛。葦の葉笛。葦の葉の笛。

あし‐ぶき【葦葺】🔗🔉

あし‐ぶき【葦葺】 屋根を葦でふいてあること。また、その屋根や家。

あし‐ぶね【葦船】🔗🔉

あし‐ぶね【葦船】 1 葦で編んで作った船。上代神話に、水蛭子(ひるこ)をのせて流したと伝える。あしの船。 2 葦を積んだ船。あしかりぶね。《季・秋》 3 水に浮いている葦の葉を船にたとえていう語。《季・秋》

あし‐べ【葦辺】🔗🔉

あし‐べ【葦辺】 葦の生い茂っている水辺。

あしほ‐やま【葦穂山】🔗🔉

あしほ‐やま【葦穂山】 「あしおやま(足尾山)」の古名。同音の「悪(あ)し」「止(や)まず」の序として用いる。

あし‐ま【葦間】🔗🔉

あし‐ま【葦間】 葦の生い茂っている間。

あし‐や【葦屋・蘆屋】🔗🔉

あし‐や【葦屋・蘆屋】 1 =あし(葦)の屋 2 「あしやがま(蘆屋釜)」の略。

あしや‐の‐うないおとめ【葦屋菟原処女】(‥うなゐをとめ)🔗🔉

あしや‐の‐うないおとめ【葦屋菟原処女】(‥うなゐをとめ) ⇒うないおとめ(菟原処女)

あし‐わか【葦若】🔗🔉

あし‐わか【葦若】 =あしづの(葦角)

あし‐わけ【葦分】🔗🔉

あし‐わけ【葦分】 (形動)葦の生い茂った間を押し分けて、舟が進むこと。また、その状態では舟は進みにくいところから、物事にさしさわりのあること。*散木奇歌集‐悲歎「折節のあしわけにても過しつる哉」

あしわけ‐おぶね【葦分小舟】(‥をぶね)🔗🔉

あしわけ‐おぶね【葦分小舟】(‥をぶね) =あしわけぶね(葦分舟)

あしわけ‐そう【葦分草】(‥サウ)🔗🔉

あしわけ‐そう【葦分草】(‥サウ) 植物「すずさいこ(鈴柴胡)」の異名。

あしわけ‐ぶね【葦分舟】🔗🔉

あしわけ‐ぶね【葦分舟】 葦の生い茂った間をこぎ分けて行く小舟。多く、物事にさしさわりの多いことにたとえていう。

あし‐わた【葦綿・絮】🔗🔉

あし‐わた【葦綿・絮】 葦の穂がのびて、綿のように見えるもの。

あし‐わら【葦原】(‥はら)🔗🔉

あし‐わら【葦原】(‥はら) ⇒あしはら(葦原)

い‐さく【葦索】(ヰ‥)🔗🔉

い‐さく【葦索】(ヰ‥) 葦(あし)をなって作った綱。東北の鬼門の神荼(しんと)と鬱塁(うつりつ)の二神が、悪鬼をこの綱を用いて捕え、虎に食わせるという。元旦に門にかけて魔よけ、邪気払いにする。

よし【葦・蘆・葭】🔗🔉

よし【葦・蘆・葭】 (「あし」が「悪(あ)し」に通じるのを忌んで「善(よ)し」にちなんで呼んだ語)=あし(葦) ●葦の髄(ずい)から天井(てんじょう)を=覗(のぞ)く[=見る] 自分の狭い考えで広大なことについて勝手な判断をすることのたとえ。管(くだ)を以て天を窺う。

●葦の髄(ずい)から天井(てんじょう)を=覗(のぞ)く[=見る]🔗🔉

●葦の髄(ずい)から天井(てんじょう)を=覗(のぞ)く[=見る] 自分の狭い考えで広大なことについて勝手な判断をすることのたとえ。管(くだ)を以て天を窺う。 よ‐し【余子】 1 嫡子以外の子。次子以下の子。 2 その人以外の人。ほかの人。

よし‐えび【葦海老】🔗🔉

よし‐えび【葦海老】 節足動物十脚目長尾類クルマエビ科の一種。体長一八センチメートルに達し、淡褐色。全体が粗毛におおわれる。南方系の種類で、東京湾以南からオーストラリアにかけて広く分布し、商品価値が高い。すえび。

よし‐がき【葦垣・葭垣】🔗🔉

よし‐がき【葦垣・葭垣】 杉丸太を立て、胴縁(どうぶち)の上に葦簀(よしず)を張り、竹の押し縁を縄で結び固めた垣。あしがき。

よし‐がこい【葦囲・葭囲】(‥がこひ)🔗🔉

よし‐がこい【葦囲・葭囲】(‥がこひ) 葦でかこうこと。葦簀(よしず)でかこうこと。また、そのもの。

よし‐がも【葦鴨】🔗🔉

よし‐がも【葦鴨】 ガンカモ科の水鳥。中形の美しいカモで、全長約四八センチメートル。雄の頭上は紫褐色、顔は金緑色。背面や胸は白地に多くの黒色細線があり、翼鏡は金緑色と白の縞模様をなす。内側の風切羽は長く蓑羽状となる。雌の頭部は紫褐色で白斑があり、背面は黄褐色。シベリア・北海道北部などで繁殖し、アジア南部で越冬。日本には九月下旬ころ各地の海湾や湖沼に大群で現れる。みのがも。みのよし。

よし‐きり【葦切・葭切・葦雀】🔗🔉

よし‐きり【葦切・葭切・葦雀】 1 ウグイス科の小鳥。大小二種ある。オオヨシキリは全長約一八センチメートル。ウグイスに似ているが大形。背面は淡緑褐色で、眉斑(びはん)は淡く、腹面は黄白色。ユーラシア中部に広く分布。日本では各地で繁殖し、冬は南方へ渡る。水辺の葦原にすみ、五〜七月に大きな声で「ギョギョシ」と鳴くので俳句では行々子(ぎょうぎょうし)ともいう。コヨシキリは全長約一三・五センチメートル。前種に似ているが小形で、羽色は頭・腰に赤みが強い。東アジア中部に分布し、日本では本州北部・北海道で繁殖し、南方で越冬。習性もオオヨシキリに似るが鳴き声は小さい。よしすずめ。よしわらすずめ。よしどり。《季・夏》 2 早口で多弁な人をたとえていう語。

よしきり‐ざめ【葦切鮫】🔗🔉

よしきり‐ざめ【葦切鮫】 メジロザメ科の海魚。全長六メートルを越えるものもある。体は細長い紡錘形で吻(ふん)がとがる。胸鰭(むなびれ)は長い鎌状。背側は濃青色で、腹は白い。性質が荒く、人を襲う。肉は練り製品、鰭は上等な中国料理の材料とされる。温・熱帯海域に分布する。《季・冬》

よし‐ご【葦子・葭子】🔗🔉

よし‐ご【葦子・葭子】 葦の若芽。あしかび。

よし‐ごい【葦五位】(‥ゴヰ)🔗🔉

よし‐ごい【葦五位】(‥ゴヰ) サギ科の鳥。全長約三五センチメートルで、日本産サギ類のうち最も小さい。全体に黄褐色で頭上・風切羽・尾羽は黒い。腹面は淡く、胸に褐色斑がある。雌と幼鳥は縦斑に富む。日本のほかアジア東南部で繁殖し冬は南方へ渡る。水辺の葦や真菰の茂る草むらにすみ、昆虫や蛙などを捕食、六、七月ごろに営巣。敵が近づくとくびをのばし、くちばしを上に向ける習性がある。あしごい。ぼんのうさぎ。《季・夏》

よしご‐ぶえ【葦子笛・葭子笛】🔗🔉

よしご‐ぶえ【葦子笛・葭子笛】 葦子でつくる笛。

よし‐すずめ【葦雀】🔗🔉

よし‐すずめ【葦雀】 「よしきり(葦切)」の異名。

よし‐ど【葦戸・葭戸】🔗🔉

よし‐ど【葦戸・葭戸】 葦簀(よしず)を張った戸。夏、襖・障子などの代用にする。《季・夏》

よし‐のぼり【葦登】🔗🔉

よし‐のぼり【葦登】 ハゼ科の淡水魚。全長六〜八センチメートルぐらい。体はハゼ型で、ふつう黄褐色または灰褐色の地に暗色斑がある。雄の第一背びれは長く伸びる。六〜七月ころの産卵期には雄は体が黒ずむ。各地の河川・湖沼でみられ、海へ下ることもある。つくだ煮などとして食用。

よし‐ふ【葦生・葭生】🔗🔉

よし‐ふ【葦生・葭生】 葦の茂っている土地。

よし‐ぶえ【葦笛・葭笛】🔗🔉

よし‐ぶえ【葦笛・葭笛】 葦でつくった笛。

よし‐ぶき【葦葺・葭葺】🔗🔉

よし‐ぶき【葦葺・葭葺】 葦で屋根を葺くこと。また、葦で葺いた屋根。

よし‐わら【葦原・葭原】(‥はら)🔗🔉

よし‐わら【葦原・葭原】(‥はら) 葦が生いしげった原。

よしわら‐すずめ【葦原雀】(よしはら‥)🔗🔉

よしわら‐すずめ【葦原雀】(よしはら‥) 1 鳥「よしきり(葦切)」の異名。 2 転じて、口数が多くてうるさい人。早口で多弁な人。おしゃべり。

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