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ちょう【貼】(テフ)🔗⭐🔉
ちょう【貼】(テフ)
〔接尾〕調合して包んだ薬などを数えるのに用いる。服。
ちょう‐じ【貼示】(テフ‥)🔗⭐🔉
ちょう‐じ【貼示】(テフ‥)
はり出して示すこと。掲示。
ちょう‐・す【貼す】(テフ‥)🔗⭐🔉
ちょう‐・す【貼す】(テフ‥)
〔他サ変〕⇒ちょうする(貼)
ちょう‐・する【貼する】(テフ‥)🔗⭐🔉
ちょう‐・する【貼する】(テフ‥)
〔他サ変〕
てふ・す〔他サ変〕(「ちょうずる」とも)糊などではりつける。比喩的にも用いる。「一面に落葉を貼した庭」

ちょう‐ふ【貼付】(テフ‥)🔗⭐🔉
ちょう‐ふ【貼付】(テフ‥)
はりつけること。
ちょう‐よう【貼用】(テフ‥)🔗⭐🔉
ちょう‐よう【貼用】(テフ‥)
はりつけて用いること。
てん‐ぷ【貼付】🔗⭐🔉
てん‐ぷ【貼付】
(「貼付(ちょうふ)」の慣用読み)はりつけること。
はり‐おうぎ【張扇・貼扇】(‥あふぎ)🔗⭐🔉
はり‐おうぎ【張扇・貼扇】(‥あふぎ)
1 骨に紙を張った扇。現在ふつうに用いられているもの。
2 能楽の稽古などで、大・小の鼓などの打楽器の代わりに木製の盤などを打って拍子をとるのに用いる特殊な扇。紙を張り合わせたり、皮などで包んだりする。
3 外側を紙で張り包んだ扇。講談師などが、机をたたいて調子を取るのに用いる。
はり‐かえ【張替・貼替】(‥かへ)🔗⭐🔉
はり‐かえ【張替・貼替】(‥かへ)
(「はりがえ」とも)
1 はりかえること。古いものを張り直すこと。「障子の張替え」
2 衣服をほどいて、洗い張りすること。また、その衣服。
3 弦をかけかえて使うための予備の弓。かえ弓。「張替えの弓」
はり‐か・える【張り替える・貼り替える】(‥かへる)🔗⭐🔉
はり‐か・える【張り替える・貼り替える】(‥かへる)
〔他ア下一(ハ下一)〕
はりか・ふ〔他ハ下二〕古いものを取り去って、代わりに新しいものを張る。張り直す。「襖を張り替える」

はり‐かべ【張壁・貼壁】🔗⭐🔉
はり‐かべ【張壁・貼壁】
表面に紙や布の類を張って仕上げた壁。
はり‐がみ【張紙・貼紙】🔗⭐🔉
はり‐がみ【張紙・貼紙】
1 糊で貼りつけた紙。
2 告知、広告、宣伝などの目的で、多くの人に示すために貼って掲げる紙。張文。
3 使用するための注意や、内容の説明、また、様式、商標などを書いて物品に貼る紙。ラベル。
4 注記や意見などを書いて書類に貼る紙。付箋。
はりがみ‐ねだん【張紙値段・貼紙値段】🔗⭐🔉
はりがみ‐ねだん【張紙値段・貼紙値段】
江戸時代、幕府・諸藩が家臣に支給する禄米を金で渡す場合の公定値段。年三回城内に張紙をもって公示され、金納年貢の基準となり、市中物価の標準ともなった。
はり‐つ・く【張り付く・貼り付く】🔗⭐🔉
はり‐つ・く【張り付く・貼り付く】
〔自カ五(四)〕はりつけた状態になる。あるものにぴったりと付着する。ねばりつく。粘着する。「ぬれた額に髪がはりつく」
〔他カ下二〕⇒はりつける(張付)


はり‐つけ【張付・貼付】🔗⭐🔉
はり‐つけ【張付・貼付】
1 布、紙などをひろげてくっつけること。また、そのもの。
2 紙または布を貼りつけた戸、または壁。
はりつけ‐が【貼付画】(‥グヮ)🔗⭐🔉
はりつけ‐が【貼付画】(‥グヮ)
絹や紙に描いて、室内の板や壁に貼りつけた障壁画。
はりつけ‐かべ【張付壁・貼付壁】🔗⭐🔉
はりつけ‐かべ【張付壁・貼付壁】
1 ふすまをはめ殺しにしたような構造の壁。
2 板に紙または布を貼った壁。
はりつけ‐びょうぶ【貼付屏風】(‥ビャウブ)🔗⭐🔉
はりつけ‐びょうぶ【貼付屏風】(‥ビャウブ)
色紙・短冊・扇面などに文字や絵を描いて張った屏風。
はり‐つ・ける【張り付ける・貼り付ける】🔗⭐🔉
はり‐つ・ける【張り付ける・貼り付ける】
〔他カ下一〕
はりつ・く〔他カ下二〕
1 布や紙などをひろげてくっつける。*仮・竹斎‐下「戸板にひたとはりつけ」
2 罪人を磔にする。*今昔‐二九・九「張付て射殺してけり」
3 なぐりつける。たたきつける。「顔をはりつける」

はり‐ふだ【張札・貼札】🔗⭐🔉
はり‐ふだ【張札・貼札】
通行人の目にふれるように、紙や板に知らせるべき事柄を書いてはり出すもの。
はり‐ぶみ【張文・貼文】🔗⭐🔉
はり‐ぶみ【張文・貼文】
=はりがみ(張紙)2
はり‐め【張目・貼目】🔗⭐🔉
はり‐め【張目・貼目】
1 糊をひいて張ったままの布帛の地質。
2 賭博で、よい賽(さい)の目。
はり‐もん【貼紋】🔗⭐🔉
はり‐もん【貼紋】
貼りつけた紋。切付紋。
は・る【張る・貼る】🔗⭐🔉
は・る【張る・貼る】
〔他ラ五(四)〕
たるみのないように引きのばし広げる。
1 布、網などを、たるみのないようにのばし広げる。*万葉‐四〇一一「鳥網(となみ)波里(ハリ)」
2 (貼)平らな薄いものをとり付ける。また、そのようにして作る。「羽目をはる」*蜻蛉‐下「あまがははりたる車」
3 糸、紐、綱などを、一方からもう一方へ延ばして渡す。*万葉‐二八九「白真弓張(はり)て懸けたり」
4 肘、肩、胸などをぐっと延ばしたり広げたりする。*天草本伊曾保「ヒヂヲfatte(ハッテ)」
5 大きく開く。*日葡辞書「メヲ fatte(ハッテ) ミル」
6 液体を一面に満たす。「桶に水を張る」
設備する。また、ある位置をとって構える。
1 広げるように作り設ける。「宴を張る」*古事記‐中・歌謡「鴫羂(しぎわな)波留(ハル)」
2 (将棋の駒を)ある場所に打つ。*咄・鹿の巻筆‐一「敵よりとりたる駒をはる事」
3 博打(ばくち)で、金銭などを賭(か)ける。また、ある箇所、ある物に賭ける。*浄・本朝二十四孝‐二「胴取りゃくさる。張ればかかれる」
4 何をするかと見守る。また、捕えようとして、来そうな所を見張る。特に、色恋の相手としてねらう。*源氏‐真木柱「いとさがなげににらみてはり居たれば」
5 娼妓が客をひくために店先に並ぶ。
6 ある地位にしっかりと身を置く。「横綱を張る」
声や気持などをゆるみのないようにする。
1 (多く「ハル」と書く)謡曲、義太夫などで、声を強く出す。節を、上音にうたいあげる。*申楽談儀「『君をいはひて』『はひて』と張るべからず」
2 威勢などを見せる。盛んであるようなさまを人に示す。「みえを張る」*浮・世間胸算用‐一「世間をはって棟のたかき内には」
3 自分の意見や気持を押し通す。主張する。「意地を張る」*日葡辞書「ジャウヲ faru(ハル)」
4 気持をゆるみなく保つ。緊張させる。*浮・世間胸算用‐三「外聞に無用の気をはりける」
5 心を奮い起こす。*浄・当流小栗判官‐一「いで物見せんと心をはり」
6 (「気を張る」の形で)費用を出すことに気前よくする。きばる。*浮・傾城禁短気‐六「気をはって段々御馳走申ければ」
7 (頭や顔を)たたく。なぐる。特に、平手で横ざまに打つ。*平家‐四「仲綱め打て、はれなんどの給ひ」
8 取引市場で、思惑売買をする。
〔自ラ五(四)〕
1 はちきれそうにふくらむ。芽、腹、乳などがふくらむ。*万葉‐三四四三「わが行く道に青柳の波里(ハリ)て立てれば」
2 筋肉が、固くなったりはれたりする。*伎・浮世柄比翼稲妻‐三幕「いかう肩が張って参った」
3 たるみなくひき渡される。「糸が張る」
4 つき出てかどができる。かくばる。「顎骨が張る」
5 一面におおうように広がる。また、長くのびひろがる。「根が張る」
6 強く盛んになる。目立って現われる。「欲が張る」*洒・志羅川夜船「昔はおれもはった者よ」
7 気持が引き締まる。*浄・国性爺合戦‐唐船「気がはってねられはせぬ」
8 他に負けまいとして対抗する。競争する。張り合う。*評判・難波物語「銭なければ、はるべき手だてもなく」
9 ふつう以上に数量や度合が大きくなる。「値が張る」*滑・八笑人‐三「ちと荷が張(ハリ)ましたゆゑ」





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