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しめ‐どり【
鳥】🔗⭐🔉
しめ‐どり【
鳥】
=しめ(
)


そに‐どり【
鳥】🔗⭐🔉
そに‐どり【
鳥】
「かわせみ(翡翠)」の異名。

そにどり‐の【
鳥の】🔗⭐🔉
そにどり‐の【
鳥の】
かわせみの羽の青いところから、「青し」にかかる。


ちょう‐うん【鳥雲】(テウ‥)🔗⭐🔉
ちょう‐うん【鳥雲】(テウ‥)
小鳥が群がり飛んでいるさまが、遠くから見ると、雲のように見えること。《季・秋》
●鳥雲の=陣(じん)[=備え]
鳥が集散し、雲が変化するように、士卒を分散しておいて、離合集散が自在であるように備える陣立て。山中の備えとして用いる。
●鳥雲の=陣(じん)[=備え]🔗⭐🔉
●鳥雲の=陣(じん)[=備え]
鳥が集散し、雲が変化するように、士卒を分散しておいて、離合集散が自在であるように備える陣立て。山中の備えとして用いる。
ちょううん‐ぼう【朝雲暮雨】(テウウン‥)
1 朝の雲と夕方の雨。
2 (中国、楚の懐王が高唐に遊び、夢で神女と契ったことをうたった宋玉の「高唐賦」から)男女のかたい契り。
ちょうかい‐かざんたい【鳥海火山帯】(テウカイクヮザンタイ)🔗⭐🔉
ちょうかい‐かざんたい【鳥海火山帯】(テウカイクヮザンタイ)
北海道渡島半島南西方の渡島大島から那須火山帯とほぼ並走し、新潟県を経て、長野県北東部で那須火山帯と合わさる火山帯。岩木山・寒風山・鳥海山・守門(すもん)岳・浅草岳などが含まれる。
ちょうかい‐こくていこうえん【鳥海国定公園】(テウカイコクテイコウヱン)🔗⭐🔉
ちょうかい‐こくていこうえん【鳥海国定公園】(テウカイコクテイコウヱン)
秋田・山形両県にまたがる国定公園。鳥海山と象潟(きさかた)、庄内海岸の一部、および、日本海の飛島を含む。
ちょうかい‐さん【鳥海山】(テウカイ‥)🔗⭐🔉
ちょうかい‐さん【鳥海山】(テウカイ‥)
山形・秋田両県境にそびえる火山。享和元年噴出の新火山と、それよりも古い旧火山との二つの二重式火山が複合してできた。標高二二三〇メートル。出羽富士。
ちょうかいさん‐おおものいみじんじゃ【鳥海山大物忌神社】(テウカイサンおほものいみジンジャ)🔗⭐🔉
ちょうかいさん‐おおものいみじんじゃ【鳥海山大物忌神社】(テウカイサンおほものいみジンジャ)
山形県飽海郡遊佐町にある旧国幣中社。本社は鳥海山山頂にあり、ふもとに吹浦口之宮、蕨岡口之宮がある。祭神は大物忌神。古く仏教と習合して本地を薬師如来とし、天台宗、のち真言宗に属した。出羽国一の宮。大物忌神社。
ちょうかい‐ふすま【鳥海衾】(テウカイ‥)🔗⭐🔉
ちょうかい‐ふすま【鳥海衾】(テウカイ‥)
ナデシコ科の多年草。雌阿寒岳・鳥海山・月山の高山帯の岩間や砂礫地に生える。高さ五〜一五センチメートル。細長い根茎から束生する。葉は長さ一〜二センチメートルの長卵形または広楕円形でやや厚く、対生する。夏、葉腋および茎頂に細長い柄のある径約一センチメートルの白い五弁花を少数つける。萼片は緑色で花弁と同長。おしべは一〇本。めあかんふすま。
ちょう‐けい【鳥径・鳥逕】(テウ‥)🔗⭐🔉
ちょう‐けい【鳥径・鳥逕】(テウ‥)
=ちょうろ(鳥路)
ちょう‐ご【鳥語】(テウ‥)🔗⭐🔉
ちょう‐ご【鳥語】(テウ‥)
1 鳥の鳴き声。鳥の声。
2 (鳥の鳴き声のように聞こえるところから)外国人のことば。鴃舌(げきぜつ)。
と【鳥】🔗⭐🔉
と【鳥】
〔語素〕名詞の上について、とり(鳥)の意を表す。「とがり(鳥狩)」「とぐら(鳥栖)」「とや(鳥屋)」「とあみ(鳥網)」「とさか(鶏冠)」など。
と‐くき【鳥茎】🔗⭐🔉
と‐くき【鳥茎】
1 鳥の羽根の茎(くき)。
2 「とくき(鳥茎)の矢」の略。
●鳥茎の矢(や)
鳥茎に付子(ぶし)の毒を塗った矢。昔、陸奥の蝦夷(えぞ)が用いたもので、鎧(よろい)のすき間などをねらって射た。鳥茎。
●鳥茎の矢(や)🔗⭐🔉
●鳥茎の矢(や)
鳥茎に付子(ぶし)の毒を塗った矢。昔、陸奥の蝦夷(えぞ)が用いたもので、鎧(よろい)のすき間などをねらって射た。鳥茎。
とく‐ぎ【特技】
他の者に比べ特に上手で自信のある技芸・技術・能力。「変わった特技の持ち主」
と‐さけび【鳥叫】🔗⭐🔉
と‐さけび【鳥叫】
鷹狩りで、鷹匠がそれた鷹を呼ぶこと。また、狩人が鳥を追い出すために大声で叫ぶこと。《季・冬》
とっ‐ぱ【鳥羽】🔗⭐🔉
とっ‐ぱ【鳥羽】
=かばり(蚊針)
とば【鳥羽】🔗⭐🔉
とば【鳥羽】
三重県東部の地名。志摩半島の北東部にあり、伊勢湾に面する。水産資源に富む。伊勢志摩国立公園の観光基地。昭和二九年市制。
京都市南区と伏見区とにまたがる地域名。鳥羽田(とばた)。


とば‐え【鳥羽絵】(‥ヱ)🔗⭐🔉
とば‐え【鳥羽絵】(‥ヱ)
江戸時代、日常生活を題材とした戯画。簡略、軽妙に人物などを描いた墨書きの滑稽な絵。平安時代の画僧、鳥羽僧正覚猷が戯画に長じていたといわれるところからいう。ざれ絵。おどけ絵。
歌舞伎所作事。鳥羽僧正の描いた「鳥羽絵」のうち、裸の下男が枡(ます)を持ってねずみを追いかける図を舞踊化したもの。
清元。三世桜田治助作。清沢万吉作曲。藤間勘助など振付。文政二年江戸中村座初演。
長唄。歌詞は三升屋二三治が前曲に手を入れたもの。一〇世杵屋六左衛門作曲。天保一二年江戸中村座初演。




とば‐そうじょう【鳥羽僧正】(‥ソウジャウ)🔗⭐🔉
とば‐そうじょう【鳥羽僧正】(‥ソウジャウ)
平安時代の僧。源隆国の第九子。出家して覚猷(かくゆう)と号す。四天王寺・証金剛院・法住寺の別当、園城寺長吏を歴任し大僧正に進み、のち天台座主となる。鳥羽の証金剛院に住したところから、鳥羽僧正と称された。密教図像の収集・研究を行い、また、画技にもすぐれ、「鳥獣戯画」の作者とも伝えられる。(一〇五三〜一一四〇)
とば‐てんのう【鳥羽天皇】(‥テンワウ)🔗⭐🔉
とば‐てんのう【鳥羽天皇】(‥テンワウ)
第七四代天皇。堀河天皇第一皇子。名は宗仁(むねひと)。母は藤原茨子。在位一七年で譲位し、崇徳・近衛・後白河三代二八年間院政を行った。皇子崇徳上皇と不和となり、後白河天皇をたてたことから保元の乱が起こる。(一一〇三〜五六)
とば‐どの【鳥羽殿】🔗⭐🔉
とば‐どの【鳥羽殿】
平安中期、白河上皇が山城国紀伊郡鳥羽(京都市伏見区下鳥羽と竹田にまたがる地)に造営した離宮。のち、鳥羽上皇も入居した。北・南・東の三殿に分かれていた。東殿の安楽寿院と近衛天皇御陵宝塔だけが現存する。鳥羽離宮。城南離宮。
とばふしみ‐の‐たたかい【鳥羽伏見の戦】(‥たたかひ)🔗⭐🔉
とばふしみ‐の‐たたかい【鳥羽伏見の戦】(‥たたかひ)
王政復古の大号令発布後の慶応四年正月三日徳川慶喜を擁護する大坂在城の幕兵および会津・桑名の藩兵が、薩摩藩討伐のため入京しようとし、京都南郊の鳥羽、伏見で薩長軍と戦った戦い。幕府軍が敗退、慶喜は江戸に帰り、戊辰(ぼしん)戦争の発端となった。
とば‐りきゅう【鳥羽離宮】🔗⭐🔉
とば‐りきゅう【鳥羽離宮】
=とばどの(鳥羽殿)
とみ‐の‐やま【鳥見山】🔗⭐🔉
とみ‐の‐やま【鳥見山】
=とみやま(鳥見山)
●鳥見山の霊畤(まつりのにわ)
神武天皇四年、天皇が天神をまつったという地。奈良県桜井市外山(とび)にある鳥見山の付近。また、宇陀郡榛原(はいばら)町との説もある。
●鳥見山の霊畤(まつりのにわ)🔗⭐🔉
●鳥見山の霊畤(まつりのにわ)
神武天皇四年、天皇が天神をまつったという地。奈良県桜井市外山(とび)にある鳥見山の付近。また、宇陀郡榛原(はいばら)町との説もある。
とみ‐ば【富場】
富くじを興行する場所。
とみ‐やま【鳥見山】🔗⭐🔉
とみ‐やま【鳥見山】
奈良県桜井市外山(とび)にある山。昭和一四年文部省が鳥見山霊畤(とみのやまのまつりのにわ)の地と決定した所。標高二二四メートル。
奈良県宇陀郡榛原(はいばら)町の西北境にある山。標高七三三メートル。


と‐や【鳥屋・塒】🔗⭐🔉
と‐や【鳥屋・塒】
1 鳥を飼っておく小屋。ふつう鶏や種々の鳥を飼う小屋をさすが、特に鷹を飼育するための小屋をいうこともある。鳥小屋。
2 鷹の羽が夏の末に抜け落ち、冬になって生え整うこと。この間1にこもるところからいう。その回数によって鷹の年齢を数え、三歳あるいは四歳以上の鷹、または四歳の秋から五歳までの鷹を特に称するともいう。
3 (2にたとえていう)梅毒のために頭髪の抜け落ちること。転じて、梅毒。
4 歌舞伎の劇場で、花道の揚幕の内部にある小部屋。役者が花道から舞台に出る前に小憩する所で、もとは狭くて1に似ていたところからいう。転じて、出を待つの意から、役者・寄席芸人が地方巡業の時、不入りのため収支がつぐなわず、または、次の乗込み先に故障があったりして、その土地に無駄な滞在をすることをいう。
5 鶫(つぐみ)などの小鳥を捕えるために山中に設けた小屋。
●鳥屋に就(つ)く
1 鳥が羽の抜けかわる時、一時、小屋にはいって餌(え)も食べなくなる。また、鶏などが産卵のために巣にこもる。
2 遊女が梅毒で床につく。
3 旅芸人などが宿屋や家にこもる。
●鳥屋に就(つ)く🔗⭐🔉
●鳥屋に就(つ)く
1 鳥が羽の抜けかわる時、一時、小屋にはいって餌(え)も食べなくなる。また、鶏などが産卵のために巣にこもる。
2 遊女が梅毒で床につく。
3 旅芸人などが宿屋や家にこもる。
ど‐や
(「やど(宿)」の「や」と「ど」を逆にした語)宿屋・簡易旅館をいう、盗人・てきや・寄席芸人仲間などの隠語。また、私娼窟・淫売宿の意にもいう。
とや‐いり【鳥屋入】🔗⭐🔉
とや‐いり【鳥屋入】
=とやごもり(鳥屋籠)
とや‐がえ・る【鳥屋返る】(‥がへる)🔗⭐🔉
とや‐がえ・る【鳥屋返る】(‥がへる)
〔自ラ四〕夏の末、鳥屋にいる鷹の羽が抜けかわる。とがえる。*後拾遺‐三九三「とやかへるしらふの鷹の」
とや‐がけ【鳥屋掛】🔗⭐🔉
とや‐がけ【鳥屋掛】
鳥屋を掛け作ること。また、その鳥屋。
とや‐ごもり【鳥屋籠】🔗⭐🔉
とや‐ごもり【鳥屋籠】
夏の末、鷹が羽の抜けかわる間、鳥屋にこもっていること。とやいり。とやぶみ。《季・夏》
とや‐だか【鳥屋鷹】🔗⭐🔉
とや‐だか【鳥屋鷹】
鳥屋ごもりしている鷹。《季・夏》
とや‐だし【鳥屋出】🔗⭐🔉
とや‐だし【鳥屋出】
鳥屋ごもりしていた鷹を、その時期が終わって鳥屋から出すこと。
とや‐で【鳥屋出】🔗⭐🔉
とや‐で【鳥屋出】
1 鳥屋ごもりしていた鷹が羽毛が抜けかわって鳥屋から出ること。*宝治百首‐恋「とやでの鷹のあふ事も」
2 鳥が巣や鳥小屋から飛び出ること。
3 梅毒をわずらった遊女がなおって病床を出ること。*浮・傾城仕送大臣‐六「扨はいにしへ川竹の、とや出の果とがてんして」
とや‐ぶみ【鳥屋踏】🔗⭐🔉
とや‐ぶみ【鳥屋踏】
=とやごもり(鳥屋籠)
とや‐まさり【鳥屋勝】🔗⭐🔉
とや‐まさり【鳥屋勝】
鷹が鳥屋ごもりをした後、以前にまさって勢いが強いこと。《季・秋》
とり【鳥・禽】🔗⭐🔉
とり【鳥・禽】
1 =ちょうるい(鳥類)
2 特に、鶏(にわとり)をいう。
3 特に、雉(きじ)をいう。
4 よい獲物。うまく利益をせしめることのできるような相手。かけごとや詐欺(さぎ)などをするのに都合のよい相手。鴨。
5 鳥肉。特に、鶏の肉。
=とりのがく(鳥楽)
●鳥が鳴(な)く
⇒親見出し
●鳥なき=里(さと)[=島]の蝙蝠(こうもり・こうぶり)
すぐれた者のいない所ではつまらない者が幅をきかすたとえ。
●鳥の遊(あそ)び
鳥を猟する遊び。
●鳥の=跡(あと)[=足]
1 鳥の足あと。
2 (中国の黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡を見て文字を創作したという伝承から)文字。筆跡。また、手紙。
3 へたな筆跡。金釘流。
●鳥の磐樟船(いわくすぶね)
⇒親見出し
●鳥の楽(がく)
⇒親見出し
●鳥の口(くち)
⇒親見出し
●鳥の子(こ)
⇒親見出し
●鳥の舌(した)
鳥の舌の形状に似せた征矢尻(そやじり)。
●鳥の空音(そらね)
(斉の孟嘗君が秦の国を脱出しようとして夜中に函谷関に着き供の食客が鶏の鳴きまねをして関門を開けさせ、無事通過したという故事による)鶏の鳴きまね。*後拾遺‐九四〇「夜をこめて鳥のそらねははかるとも世に相坂の関は許さじ」
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。


●鳥が鳴(な)く🔗⭐🔉
●鳥が鳴(な)く
⇒親見出し
●鳥なき=里(さと)[=島]の蝙蝠(こうもり・こうぶり)
すぐれた者のいない所ではつまらない者が幅をきかすたとえ。
●鳥の遊(あそ)び
鳥を猟する遊び。
●鳥の=跡(あと)[=足]
1 鳥の足あと。
2 (中国の黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡を見て文字を創作したという伝承から)文字。筆跡。また、手紙。
3 へたな筆跡。金釘流。
●鳥の磐樟船(いわくすぶね)
⇒親見出し
●鳥の楽(がく)
⇒親見出し
●鳥の口(くち)
⇒親見出し
●鳥の子(こ)
⇒親見出し
●鳥の舌(した)
鳥の舌の形状に似せた征矢尻(そやじり)。
●鳥の空音(そらね)
(斉の孟嘗君が秦の国を脱出しようとして夜中に函谷関に着き供の食客が鶏の鳴きまねをして関門を開けさせ、無事通過したという故事による)鶏の鳴きまね。*後拾遺‐九四〇「夜をこめて鳥のそらねははかるとも世に相坂の関は許さじ」
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。
と‐り【肚裡・肚裏】
(「肚」は胃の意)腹の中。心中。
●鳥なき=里(さと)[=島]の蝙蝠(こうもり・こうぶり)🔗⭐🔉
●鳥なき=里(さと)[=島]の蝙蝠(こうもり・こうぶり)
すぐれた者のいない所ではつまらない者が幅をきかすたとえ。
●鳥の遊(あそ)び
鳥を猟する遊び。
●鳥の=跡(あと)[=足]
1 鳥の足あと。
2 (中国の黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡を見て文字を創作したという伝承から)文字。筆跡。また、手紙。
3 へたな筆跡。金釘流。
●鳥の磐樟船(いわくすぶね)
⇒親見出し
●鳥の楽(がく)
⇒親見出し
●鳥の口(くち)
⇒親見出し
●鳥の子(こ)
⇒親見出し
●鳥の舌(した)
鳥の舌の形状に似せた征矢尻(そやじり)。
●鳥の空音(そらね)
(斉の孟嘗君が秦の国を脱出しようとして夜中に函谷関に着き供の食客が鶏の鳴きまねをして関門を開けさせ、無事通過したという故事による)鶏の鳴きまね。*後拾遺‐九四〇「夜をこめて鳥のそらねははかるとも世に相坂の関は許さじ」
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。
と‐り【肚裡・肚裏】
(「肚」は胃の意)腹の中。心中。
●鳥の遊(あそ)び🔗⭐🔉
●鳥の遊(あそ)び
鳥を猟する遊び。
●鳥の=跡(あと)[=足]
1 鳥の足あと。
2 (中国の黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡を見て文字を創作したという伝承から)文字。筆跡。また、手紙。
3 へたな筆跡。金釘流。
●鳥の磐樟船(いわくすぶね)
⇒親見出し
●鳥の楽(がく)
⇒親見出し
●鳥の口(くち)
⇒親見出し
●鳥の子(こ)
⇒親見出し
●鳥の舌(した)
鳥の舌の形状に似せた征矢尻(そやじり)。
●鳥の空音(そらね)
(斉の孟嘗君が秦の国を脱出しようとして夜中に函谷関に着き供の食客が鶏の鳴きまねをして関門を開けさせ、無事通過したという故事による)鶏の鳴きまね。*後拾遺‐九四〇「夜をこめて鳥のそらねははかるとも世に相坂の関は許さじ」
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。
と‐り【肚裡・肚裏】
(「肚」は胃の意)腹の中。心中。
●鳥の=跡(あと)[=足]🔗⭐🔉
●鳥の=跡(あと)[=足]
1 鳥の足あと。
2 (中国の黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡を見て文字を創作したという伝承から)文字。筆跡。また、手紙。
3 へたな筆跡。金釘流。
●鳥の磐樟船(いわくすぶね)
⇒親見出し
●鳥の楽(がく)
⇒親見出し
●鳥の口(くち)
⇒親見出し
●鳥の子(こ)
⇒親見出し
●鳥の舌(した)
鳥の舌の形状に似せた征矢尻(そやじり)。
●鳥の空音(そらね)
(斉の孟嘗君が秦の国を脱出しようとして夜中に函谷関に着き供の食客が鶏の鳴きまねをして関門を開けさせ、無事通過したという故事による)鶏の鳴きまね。*後拾遺‐九四〇「夜をこめて鳥のそらねははかるとも世に相坂の関は許さじ」
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。
と‐り【肚裡・肚裏】
(「肚」は胃の意)腹の中。心中。
●鳥の磐樟船(いわくすぶね)🔗⭐🔉
●鳥の磐樟船(いわくすぶね)
⇒親見出し
●鳥の楽(がく)
⇒親見出し
●鳥の口(くち)
⇒親見出し
●鳥の子(こ)
⇒親見出し
●鳥の舌(した)
鳥の舌の形状に似せた征矢尻(そやじり)。
●鳥の空音(そらね)
(斉の孟嘗君が秦の国を脱出しようとして夜中に函谷関に着き供の食客が鶏の鳴きまねをして関門を開けさせ、無事通過したという故事による)鶏の鳴きまね。*後拾遺‐九四〇「夜をこめて鳥のそらねははかるとも世に相坂の関は許さじ」
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。
と‐り【肚裡・肚裏】
(「肚」は胃の意)腹の中。心中。
●鳥の楽(がく)🔗⭐🔉
●鳥の楽(がく)
⇒親見出し
●鳥の口(くち)
⇒親見出し
●鳥の子(こ)
⇒親見出し
●鳥の舌(した)
鳥の舌の形状に似せた征矢尻(そやじり)。
●鳥の空音(そらね)
(斉の孟嘗君が秦の国を脱出しようとして夜中に函谷関に着き供の食客が鶏の鳴きまねをして関門を開けさせ、無事通過したという故事による)鶏の鳴きまね。*後拾遺‐九四〇「夜をこめて鳥のそらねははかるとも世に相坂の関は許さじ」
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。
と‐り【肚裡・肚裏】
(「肚」は胃の意)腹の中。心中。
●鳥の口(くち)🔗⭐🔉
●鳥の口(くち)
⇒親見出し
●鳥の子(こ)
⇒親見出し
●鳥の舌(した)
鳥の舌の形状に似せた征矢尻(そやじり)。
●鳥の空音(そらね)
(斉の孟嘗君が秦の国を脱出しようとして夜中に函谷関に着き供の食客が鶏の鳴きまねをして関門を開けさせ、無事通過したという故事による)鶏の鳴きまね。*後拾遺‐九四〇「夜をこめて鳥のそらねははかるとも世に相坂の関は許さじ」
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。
と‐り【肚裡・肚裏】
(「肚」は胃の意)腹の中。心中。
●鳥の子(こ)🔗⭐🔉
●鳥の子(こ)
⇒親見出し
●鳥の舌(した)
鳥の舌の形状に似せた征矢尻(そやじり)。
●鳥の空音(そらね)
(斉の孟嘗君が秦の国を脱出しようとして夜中に函谷関に着き供の食客が鶏の鳴きまねをして関門を開けさせ、無事通過したという故事による)鶏の鳴きまね。*後拾遺‐九四〇「夜をこめて鳥のそらねははかるとも世に相坂の関は許さじ」
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。
と‐り【肚裡・肚裏】
(「肚」は胃の意)腹の中。心中。
●鳥の舌(した)🔗⭐🔉
●鳥の舌(した)
鳥の舌の形状に似せた征矢尻(そやじり)。
●鳥の空音(そらね)
(斉の孟嘗君が秦の国を脱出しようとして夜中に函谷関に着き供の食客が鶏の鳴きまねをして関門を開けさせ、無事通過したという故事による)鶏の鳴きまね。*後拾遺‐九四〇「夜をこめて鳥のそらねははかるとも世に相坂の関は許さじ」
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。
と‐り【肚裡・肚裏】
(「肚」は胃の意)腹の中。心中。
●鳥の空音(そらね)🔗⭐🔉
●鳥の空音(そらね)
(斉の孟嘗君が秦の国を脱出しようとして夜中に函谷関に着き供の食客が鶏の鳴きまねをして関門を開けさせ、無事通過したという故事による)鶏の鳴きまね。*後拾遺‐九四〇「夜をこめて鳥のそらねははかるとも世に相坂の関は許さじ」
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。
と‐り【肚裡・肚裏】
(「肚」は胃の意)腹の中。心中。
●鳥の司(つかさ)🔗⭐🔉
●鳥の司(つかさ)
1 大化改新以前に、鳥を飼うことを職掌として朝廷に仕えた鳥飼部の伴造(とものみやつこ)。
2 中古、宮中で、時刻を知らせる役目の人。内豎(ないじゅ)がつとめる。鶏人(けいじん)。
と‐り【肚裡・肚裏】
(「肚」は胃の意)腹の中。心中。
とり‐い【鳥居】(‥ゐ)🔗⭐🔉
とり‐い【鳥居】(‥ゐ)
1 (古く神に供えた鶏のとまり木の意という)神社の参道入口や社殿の周囲の玉垣に開かれた門。左右二本の柱の上に笠木をわたし、その下に柱を連結する貫(ぬき)を入れたもの。黒木鳥居と島木鳥居とに大別され、笠木が反り、島木・額束を備えた明神鳥居が最も多い。木造の外に石造・銅製のものもある。華表(かひょう)。
2 人家の門の屋根のないもの。
3 腰輿・腰車の高欄の上の横木。
4 衣桁の上の笠木。
5 天秤の針口をつるす1の型の横木。
とりい【鳥居】(とりゐ)🔗⭐🔉
とりい【鳥居】(とりゐ)
姓氏。
とりい‐きよなが【鳥居清長】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐きよなが【鳥居清長】(とりゐ‥)
江戸中期の浮世絵師。江戸の人。清満の門人。清満没後鳥居家四代を継承。はじめ鳥居派風の役者絵、美人画を描いたが、しだいにのびやかな描線による清長独自の女性描写を確立、その女性美は清長美人と俗称されている。(一七五二〜一八一五)
とりい‐きよのぶ【鳥居清信】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐きよのぶ【鳥居清信】(とりゐ‥)
江戸初・中期の浮世絵師。大坂の人。鳥居派の開祖清元の子で鳥居派の初代。初め菱川師宣に私淑したが、しだいに芝居小屋の看板絵に適した大まかな、肥痩の強い描線による独自の画法、いわゆる瓢箪足・蚯蚓(みみず)描という豪放な筆致を創案。(一六六四〜一七二九)
とりい‐きよます【鳥居清倍】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐きよます【鳥居清倍】(とりゐ‥)
江戸中期の浮世絵師。初世。清信の長男。弟ともいう。清信に比べて描線に柔らかみと生気が加わり、丹絵・漆絵による役者絵・美人画に優れた作がある。(〜一七一六)
とりい‐きよみつ【鳥居清満】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐きよみつ【鳥居清満】(とりゐ‥)
江戸中期の浮世絵師。二世清倍の次男。鳥居家三代目。役者看板絵以外に黒本・黄表紙の挿絵、紅摺絵の美人画、役者絵などを描いた。(一七三五〜八五)
とりい‐しょうじ【鳥居障子】(とりゐシャウジ)🔗⭐🔉
とりい‐しょうじ【鳥居障子】(とりゐシャウジ)
清涼殿の台盤所から鬼の間まで立て渡した衝立(ついたて)障子。台に立てた柱の上部が鳥居の形をしている。
とりい‐すねえもん【鳥居強右衛門】(とりゐすねヱモン)🔗⭐🔉
とりい‐すねえもん【鳥居強右衛門】(とりゐすねヱモン)
安土桃山時代の武士。名は勝商(かつあき)。三河長篠城主奥平信昌の家臣。天正三年武田勝頼が長篠城を包囲した際、城を脱出して密使として家康に援助を請うた。帰途武田方に捕らえられ、降伏勧告を強要されたが、城門で援軍の来ることを告げたため、磔刑に処せられた。(〜一五七五)
とりい‐そせん【鳥居素川】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐そせん【鳥居素川】(とりゐ‥)
明治・大正時代の新聞記者。本名赫雄(てるお)。熊本県出身。大阪朝日新聞で政論記者として活躍、大正期に寺内内閣攻撃の論陣をはって筆禍事件を起こした。(一八六七〜一九二八)
とりい‐ぞり【鳥居反】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐ぞり【鳥居反】(とりゐ‥)
=かさぎぞり(笠木反)
とりい‐だち【鳥居立】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐だち【鳥居立】(とりゐ‥)
両脚を開いて、立ちはだかること。その形状が鳥居の姿に似通っているところからいう。仁王立ち。
とりい‐たつ【鳥居立】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐たつ【鳥居立】(とりゐ‥)
和船の艫、床船梁の上に立てる鳥居形または
形の構造物。また、その二本の柱。

とりい‐だて【鳥居建】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐だて【鳥居建】(とりゐ‥)
二本の柱の上に、水平に材をのせた構造。鳥居のような形なのでいう。
とりい‐だな【鳥居棚】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐だな【鳥居棚】(とりゐ‥)
床脇に設ける棚の一つ。上に袋戸棚があり、その下に左右を低く中央を高く、三枚の棚を架けたもの。
とりい‐つむじ【鳥居旋毛】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐つむじ【鳥居旋毛】(とりゐ‥)
二つ並んでいる旋毛。担旋毛(にないつむじ)。
とりい‐とうげ【鳥居峠】(とりゐたうげ)🔗⭐🔉
とりい‐とうげ【鳥居峠】(とりゐたうげ)
群馬県と長野県との境にある峠。四阿(あずまや)山と湯ノ丸山との鞍部にあたる。標高一三六二メートル。
長野県、木曾谷の北方にある峠。江戸時代は中山道が通り、御岳神社遥拝の鳥居がある。標高一一九七メートル。


とりい‐は【鳥居派】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐は【鳥居派】(とりゐ‥)
浮世絵の一派。鳥居清信に始まり、代々歌舞伎の絵看板・絵番付を描くことを世襲とした。鳥居流。
とりいまえ‐まち【鳥居前町】(とりゐまへ‥)🔗⭐🔉
とりいまえ‐まち【鳥居前町】(とりゐまへ‥)
神社の鳥居の前に発達した町。神社を中心として発達した町。
とりいもと【鳥居本】(とりゐもと)🔗⭐🔉
とりいもと【鳥居本】(とりゐもと)
滋賀県彦根市の地名。江戸時代は中山道の番場と高宮の間にあった宿駅。
とりい‐もとただ【鳥居元忠】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐もとただ【鳥居元忠】(とりゐ‥)
安土桃山時代の武将。徳川譜代の臣。通称彦右衛門。下総矢作四万石。関ケ原戦で伏見城留守役となって豊臣方に囲まれ、自刃。(一五三九〜一六〇〇)
とりい‐りゅうぞう【鳥居竜蔵】(とりゐリュウザウ)🔗⭐🔉
とりい‐りゅうぞう【鳥居竜蔵】(とりゐリュウザウ)
考古学者、人類学者。徳島県出身。中国東北の考古学的調査に従事。燕京大学教授となり戦後帰国。日本石器時代人アイヌ説は有名。著「千島アイヌ」「上代の日向延岡」など。(一八七〇〜一九五三)
とりい‐わく【鳥居枠】(とりゐ‥)🔗⭐🔉
とりい‐わく【鳥居枠】(とりゐ‥)
1 頭部を切りさった角錐形の木枠。中に石材を詰めて、水防工事に用いる。弁慶枠。
2 支柱の一種。両脚の頭部に一本の梁を渡したもの。坑内などで用いる。
とり‐え【鳥餌】(‥ゑ)🔗⭐🔉
とり‐え【鳥餌】(‥ゑ)
鳥のえさ。鳥のえ。
とり‐おどし【鳥威】🔗⭐🔉
とり‐おどし【鳥威】
1 農作物を食い荒らす鳥をおどして追い散らすしかけ。案山子(かかし)・鳴子などの類。《季・秋》
2 (案山子が弓矢を持っているところから)弓矢をあざけっていう語。
とり‐がい【鳥貝】(‥がひ)🔗⭐🔉
とり‐がい【鳥貝】(‥がひ)
ザルガイ科の二枚貝。本州中部以南の内湾の水深一〇〜三〇メートルの砂泥底にすみ、瀬戸内海や伊勢湾は古くから産地として知られる。殻は円形でふくらみ、球状を呈する。殻径約一〇センチメートル。表面は淡黄色で、多数の低い「うね」が放射状に走る。内面は美しい紫紅色、肉は淡灰色で、あしの部分は「く」の字形に曲がり、美味で、酢の物などに用いられる。あしの形を鳥の足にみたてて名づけられたとも、味が鶏肉に似ているためともいわれる。
とり‐かげ【鳥影】🔗⭐🔉
とり‐かげ【鳥影】
鳥の飛ぶ影。鳥の姿。
とりがた【鳥潟】🔗⭐🔉
とりがた【鳥潟】
姓氏。
とりがた‐ういち【鳥潟右一】🔗⭐🔉
とりがた‐ういち【鳥潟右一】
電気工学者。秋田県出身。鉱石検波器の完成に続き、世界最初のTYK式無線電話機を発明、無線電話実用化の先駆けとなる。(一八八三〜一九二三)
とり‐が‐なく【鳥が鳴く】🔗⭐🔉
とり‐が‐なく【鳥が鳴く】
「あづま」にかかる。かかり方未詳。

とり‐かぶと【鳥兜・鳥甲】🔗⭐🔉
とり‐かぶと【鳥兜・鳥甲】
1 舞楽の常装束に用いるかぶりもの。鳳凰の頭にかたどって、錦や織物などで紙型にかぶせてつくり、頂が前方にとがり、錏(しころ)が後方に突き出たもの。
2 1をかたどって図案化した紋所。鳥兜、変わり鳥兜などがある。
3 キンポウゲ科の多年草。中国原産。茎は直立して高さ一メートル内外。塊状のよく発達する根がある。葉は互生し有柄で掌状に深く三裂し、側裂片はさらに二裂して縁は欠刻状。秋、枝先や上部の葉腋に円錐状の花序をつけ、深紫色の兜状の花を多数開く。切り花用などに栽培される。日本には、ヤマトリカブトなど本種に似た種類が多数野生。一般に猛毒があり神経を麻痺させるが、漢方では根を烏頭(うず)・付子(ぶし)などといい、鎮痛・興奮・強心薬に用いる。花の形が1に似ているところからの名。はなとりかぶと。かぶとぎく。漢名、烏頭。《季・秋》
とり‐ぐち【鳥口】🔗⭐🔉
とり‐ぐち【鳥口】
1 文杖(ふづえ)などの尖端の、物を挟む所。鳥の嘴(くちばし)に似ている。
2 一端が細く、鳥の嘴に似た形の鉄床(かなとこ)。
とり‐ざお【鳥竿】(‥ざを)🔗⭐🔉
とり‐ざお【鳥竿】(‥ざを)
=とりさしざお(鳥刺竿)
とり‐じもの【鳥じもの】🔗⭐🔉
とり‐じもの【鳥じもの】
(「じもの」はそのようなものの意を表す接尾語)鳥のようなもの。副詞的に、鳥のようにの意に用いる。*万葉‐一一八四「鳥自物(とりジもの)海に浮きゐて」
とり‐の‐あし【鳥の足・鳥の脚】🔗⭐🔉
とり‐の‐あし【鳥の足・鳥の脚】
1 植物「うど(独活)」の異名。
2 ゴカクウミユリ科の棘皮(きょくひ)動物。相模湾、紀伊水道などの水深一〇〇〜五〇〇メートルの海底にすみ、根状の部分で他物に着生する。植物のユリに似た形で、長い柄の先端に約五〇個の腕をつける。高さ三〇〜五〇センチメートル。全体に淡紅色で死ぬと淡黄色になる。茎に相当する部分には多くの節があり、それが鳥のあしに似ているのでこの名がある。生きている化石として知られる。
とりのあし‐ぐさ【鳥の足草】🔗⭐🔉
とりのあし‐ぐさ【鳥の足草】
植物「とりあししょうま(鳥足升麻)」の古名。
とりのがく【鳥の楽】🔗⭐🔉
とりのがく【鳥の楽】
雅楽・唐楽の曲名。壱越調では迦陵頻(かりょうびん)の破・急、双調の曲では鳥の破・急を呼ぶ。なお、舞楽(左舞の童舞)では壱越調の迦陵頻の急が用いられるが、舞人の装束で背に鳥の羽、足に鳥足を着けて舞うので、鳥と呼ぶこともある。
とり‐の‐くち【鳥の口】🔗⭐🔉
とり‐の‐くち【鳥の口】
苗代の籾まきの後、残りの種籾を焼米にして水口(みなくち)に供え、田の神をまつる行事。転じて、その焼米。
とり‐の‐こ【鳥の子】🔗⭐🔉
とり‐の‐こ【鳥の子】
1 鳥のたまご。特に、鶏のたまご。鶏卵(けいらん)。
2 鳥のひな。特に、鶏のひな。ひよこ。
3 「とりのこがみ(鳥子紙)」の略。
とりのこ‐いろ【鳥の子色】🔗⭐🔉
とりのこ‐いろ【鳥の子色】
鶏卵(けいらん)のからのいろ。淡黄色。豆緑色。
とりのこ‐がさね【鳥の子襲】🔗⭐🔉
とりのこ‐がさね【鳥の子襲】
中古の貴族の着用した、装束の襲(かさね)の色目の一つ。表はきらきらした白、裏は蘇芳(すおう)。一説に、表は白、中重は薄紅梅、裏は黄。
とりのこ‐がみ【鳥の子紙】🔗⭐🔉
とりのこ‐がみ【鳥の子紙】
雁皮(がんぴ)で製される上等な和紙の一種。鳥の卵のような淡黄色をしているのでこの名がある。厚様・中様・薄様の区別があり、中古は書冊・書簡の用紙として、中世以後はさらに加工して襖紙・色紙・短冊などとして用いられた。五箇(福井県武生市)・名塩(兵庫県西宮市)産出のものを最上とする。
とりのこ‐もち【鳥の子餅】🔗⭐🔉
とりのこ‐もち【鳥の子餅】
鶏の卵の形をした扁平な餅。紅白二種をつくって、祝儀に用いる。鶴の子餅。
とりのまい【鳥の舞】(とりのまひ)🔗⭐🔉
とりのまい【鳥の舞】(とりのまひ)
鳥の楽(がく)の舞楽のうち、左舞の童舞をいう。
とりのみ‐の‐き【鳥海柵】🔗⭐🔉
とりのみ‐の‐き【鳥海柵】
岩手県胆沢郡金ケ崎町にあった平安後期の武将、安倍宗任の居城。
とり‐み【鳥見】🔗⭐🔉
とり‐み【鳥見】
江戸幕府の職名。鷹匠の下役。若年寄の支配に属し、鷹場を巡視して、鷹に捕獲させる鳥の群生状態を確かめる役。
とり‐や【鳥屋】🔗⭐🔉
とり‐や【鳥屋】
1 鳥小屋。
2 小鳥を飼い育てて売り買いする店。
3 鳥肉を売る店。また、それを料理して食わせる店。
とり‐よせ【鳥寄】🔗⭐🔉
とり‐よせ【鳥寄】
餌やおとり、または鳥笛などを用いて、鳥を近よせること。
ぬえ‐どり【
鳥】🔗⭐🔉
ぬえ‐どり【
鳥】
「とらつぐみ(虎鶫)」の異名。

ぬえどり‐の【
鳥の】🔗⭐🔉
ぬえどり‐の【
鳥の】

の鳴き声が悲しげに聞こえるところから、「うら歎(な)く」「のどよう」「片恋」にかかる。



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