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アリナレ‐がわ【阿利那礼河】(‥がは)🔗🔉

アリナレ‐がわ【阿利那礼河】(‥がは) (ナレは「川」の意の朝鮮naiの古形nariから)鴨緑江(おうりょっこう)の古名か。〔書紀‐神功摂政前〕

エヌ🔗🔉

エヌ (英N,n) 1 英語のアルファベットの第一四字。 2 (n)数学で、任意の自然数を表わす記号。n元、n次、n次元など。 3 (N)化学で窒素の元素記号。 4 (N)方位で、北(英North)を示す記号。 5 (N)北極を示す記号。 6 (N)北緯を示す記号。 7 (n)文法で、名詞(英noun)の略号。 8 MN式血液型の一つ。N型。 9 (n)生物の生殖細胞の染色体数を表わす符号。 10 (N)力の大きさの単位、ニュートン(英newton)の略号。

エヌ‐イー‐ディー【NED】🔗🔉

エヌ‐イー‐ディー【NED】 (英A New English Dictionary on Historical Principlesの略称)イギリスの代表的大辞典の一つ。オックスフォード大学出版。一八八四〜一九二八年に刊行。歴史主義の立場から語義解説を行なう。OED。

エヌ‐オー‐シー【NOC】🔗🔉

エヌ‐オー‐シー【NOC】 (英National Olympic Committeeから)国内オリンピック委員会。オリンピック参加国がそれぞれ組織する、その国のオリンピック委員会をいう。日本の場合には、JOC(日本オリンピック委員会)がこれにあたる。

エヌ‐ジー【NG】🔗🔉

エヌ‐ジー【NG】 (洋語N.G.英no good「不良」の意の略)映画などで、本番の撮影が、失敗に終わること。また、そのためにむだになったフィルム。

エヌ‐ディー‐シー【NDC】🔗🔉

エヌ‐ディー‐シー【NDC】 (英Nippon Decimal Classificationから)図書の「日本十進分類法」の略称。

エヌ‐ビー‐シー【NBC】🔗🔉

エヌ‐ビー‐シー【NBC】 (英National Broadcasting Co.の略称)アメリカ合衆国の放送会社。ABC、CBSと並び、ラジオ、テレビの全国的なネットワークをもつ。

かんぎ‐てん【歓喜天】(クヮンギ‥)🔗🔉

かんぎ‐てん【歓喜天】(クヮンギ‥) (梵nandikevaraの意訳。「大聖(だいしょう)自在歓喜天」の略)仏語。仏教守護神の一。もとヒンドゥー教のシバ神の異称で、のち仏教に帰依した神。形像は象頭人身で単身と双身の像があり、単身のものは、二臂、四臂、六臂などの別があって、刀、杵などを持ち、双身のものは一つは男天で魔王、一つは女天で十一面観音の化身といい、男女和合の姿に作られる。治病、除難、夫婦和合、子宝などの功徳があるとされる。聖天(しょうでん)。

き‐みょう【帰命】(‥ミャウ)🔗🔉

き‐みょう【帰命】(‥ミャウ) (梵namasの訳語)仏語。仏の教えを信じて、そのまことを表わすこと。

きん‐とう【近東】🔗🔉

きん‐とう【近東】 (英Near Eastの訳語)ヨーロッパ人が、アジアの西部、ヨーロッパに近い地域をさしていう呼称。トルコ、シリア、レバノン、ヨルダン、イスラエルからエジプトまでを含む。

クループスカヤ🔗🔉

クループスカヤ (Nadjeda Konstantinovna Krupskaja ナジェジュダ=コンスタンチノブナ―)ソ連の教育学者、政治家。レーニンの妻。夫とともに長い亡命生活を送り、一九一七年革命と同時に帰国。ピオニール運動を育てたことでも知られる。著「国民教育と民主主義」など。(一八六九〜一九三九)

こうかい‐ほう【航海法】(カウカイハフ)🔗🔉

こうかい‐ほう【航海法】(カウカイハフ) (英Navigation Actsの訳語)イギリスのクロムウェルが一六五一年、イギリスの外国貿易から外国船を排除し、特にオランダの仲介貿易の覇権を打倒するために制定した条例。第一次・二次英蘭戦争の一因となった。一八四九年廃止。航海条例。

こくほう‐ぎんこう【国法銀行】(コクハフギンカウ)🔗🔉

こくほう‐ぎんこう【国法銀行】(コクハフギンカウ) (アメリカnational bank の訳語)アメリカ合衆国で、連邦銀行法により連邦政府の免許を得た商業銀行。

こくみん‐しゃかいしゅぎ【国民社会主義】(‥シャクヮイシュギ)🔗🔉

こくみん‐しゃかいしゅぎ【国民社会主義】(‥シャクヮイシュギ) (ドイツNationalsozialismus の訳語)ファシズムの一形態。特にナチスドイツの立場をいう。国家社会主義。民族社会主義。

こっかあんぜんほしょう‐かいぎ【国家安全保障会議】(コクカアンゼンホシャウクヮイギ)🔗🔉

こっかあんぜんほしょう‐かいぎ【国家安全保障会議】(コクカアンゼンホシャウクヮイギ) (英National Security Councilの訳語)アメリカ合衆国政府最高の国防会議。外交政策と軍事政策の統合、政府各機関の活動と国防政策との統合に関して大統領に勧告する。略称NSC。

さんぎょうふっこう‐ほう【産業復興法】(サンゲフフクコウハフ)🔗🔉

さんぎょうふっこう‐ほう【産業復興法】(サンゲフフクコウハフ) (英National Industrial Recovery Actの訳語)全国産業復興法。アメリカで、ニュー‐ディールの一環として一九三三年六月制定。国家権力による産業統制と労働条件改善を規定。三五年違憲の判決を受け、いくつかの法律に細分化。略称NIRA。

シーニア🔗🔉

シーニア (Nassau William Senior ナソー=ウィリアム―)イギリスの経済学者。制欲説を唱え、後の利潤学説に影響を与えた。主著に「経済学綱要」。(一七九〇〜一八六四)

シクロヘキシルスルファミンさん‐ナトリウム【シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム】🔗🔉

シクロヘキシルスルファミンさん‐ナトリウム【シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム】 (ドイツ Natriumcyclohexylsulfamate)化学式 C6H12NNaO3S 白色結晶。人工甘味料の一つ。甘味が庶糖によく似ており、サッカリンのような苦味もないため、一九四四年の発見以来広く用いられたが、染色体に異常を生じるなどの毒性が問題になり、一九六八年使用禁止。チクロ。サイクラミン酸ナトリウム。シューカリール。

じ‐ごく【地獄】(ヂ‥)🔗🔉

じ‐ごく【地獄】(ヂ‥) (梵naraka(那落迦)、niraya(泥犁)の訳。「地下にある牢獄」の意からといわれる) 1 仏語。六道の一つ。現世で悪業(あくごう)を重ねた者が死後その報いによって、落ちて、責め苦を受けるという所。またはその世界に落ちた者、あるいはその生存のあり方。等活・黒縄・衆合・叫喚・大叫喚・焦熱・大焦熱・阿鼻(無間)が八大地獄で、このそれぞれには四方の門外にまたそれぞれ四つずつの小地獄があり、このほか、八寒地獄、孤地獄などがあるという。また、閻魔大王が死者の生前の罪を審判するという。地獄界。地獄道。奈落(ならく)。冥府。 2 キリスト教で、悔い改めのない罪人が死後行くところ、あるいはその状態。 3 1に落ちたような苦しみの境界。救いがたい状態。「試験(通勤)地獄」 4 噴火山や温泉地などで、たえず火煙が燃えあがり、また、熱湯などが吹き出ている所。焦熱地獄のさまを連想していった語。 5 ひそかに売春行為をする女。私娼。 6 =じごくやど(地獄宿) 7 =ならく(奈落)4 ●地獄から=火を取りに来たよう[=飛脚(ひきゃく)に来たよう] やせ衰えて貧相なさまの形容。 ●地獄極楽はこの世にあり =じごく(地獄)も極楽も目の前にある。 ●地獄で仏(ほとけ)に会ったよう 非常な危難にあったり、大変困ったりしている時などに思いがけない助けに会った喜びをたとえていう。地獄の地蔵。 ●地獄にも鬼ばかりはない 地獄のようにせち辛いこの世にも慈悲深い親切な人はいる、ということ。渡る世間に鬼はなし。 ●地獄にも=知る人[=近づき] どのような所でも、どのような苦難の境遇の中でも、知己はできるものだ。また、どんな遠い知らない土地へ行っても知人にめぐりあえるものだの意。 ●地獄の一丁目(いっちょうめ) のっぴきならない羽目に陥り破滅に向かう第一歩。 ●地獄の上の一足飛び きわめて危険な行為をいうたとえ。 ●地獄の馬で=顔[=面(つら)]ばかりが人 地獄にいるという顔だけが人間になっている馬。転じて、畜生同然の心を持った人をののしっていうことば。人面獣心。 ●地獄の釜(かま) 地獄で罪人を煮るという釜。 ●地獄の釜の蓋(ふた)があく 正月一六日と盆の七月一六日をいう。この日には地獄の鬼が亡者の呵責(かしゃく)を休む日とされ、使用人にもやぶ入りとして暇を与える習慣があった。 ●地獄の=業風(ごうふう)[=業の風(かぜ)] 地獄で吹くという猛風。 ●地獄の業力(ごうりき) 地獄に落ちる因となる悪業の力。また、そのはげしさ。 ●地獄の沙汰(さた)も=金次第[=銭次第(ぜにしだい)] 地獄で受ける裁判も金を出せば有利になるというくらいだから、ましてこの世では、金さえあれば何事も思うがままだというたとえ。 ●地獄の地蔵 =じごく(地獄)で仏に会ったよう。 ●地獄は壁一重(かべひとえ) 人間はわずかな事から罪悪を犯しやすいことのたとえ。 ●地獄も極楽も目の前にある 地獄も極楽もこの世の姿であり、未来を待つまでもなく、この世での悪行には悪い報いがあり、善行にはよい報いがある。 ●地獄も住家(すみか) どんなひどいところでも住みなれればよくなることのたとえ。住めば都。

しぜんてき‐たんおんかい【自然的短音階】🔗🔉

しぜんてき‐たんおんかい【自然的短音階】 (英natural minor scaleの訳語)短音階の一つ。第二音と第三音の間および第五音と第六音の間に半音をもち、他は全音の七音音階。

じんみん‐しゅぎ【人民主義】🔗🔉

じんみん‐しゅぎ【人民主義】 (ロシアnarodnijestvo の訳語)ロシアで一八七〇年代から二〇世紀初頭にかけて唱えられたユートピア社会主義的運動、およびその主張。

ゼーデルブロム🔗🔉

ゼーデルブロム (Nathan Sderblom ナーターン―)スウェーデンの神学者、宗教史家。スウェーデンに近代的な宗教史学を導入。(一八六六〜一九三一)

そぼく‐じつざいろん【素朴実在論】🔗🔉

そぼく‐じつざいろん【素朴実在論】 (ドイツnaiver Realismusの訳語)人間感覚に与えられたものすべてが、実際に客観的に実在すると考える認識論。

ナク🔗🔉

ナク (NaK)(ナトリウムの元素記号Na+カリウムの元素記号K)ナトリウム二二パーセント、カリウム七八パーセントの合金。常温で液体。原子炉の冷却材に用いる。空気や水と接触すると激しく反応する。

ナイマン🔗🔉

ナイマン (Naiman)一〇〜一三世紀にアルタイ山脈地方およびその西方で活躍したトルコ系遊牧民。一二一八年蒙古に滅ぼされた。

ナイロビ🔗🔉

ナイロビ (Nairobi)ケニア共和国の首都。内陸部の高原にある。

ナウル🔗🔉

ナウル (Nauru)太平洋中部の赤道直下にあるナウル島を占める共和国。住民の半数はポリネシア系のナウル人。燐鉱石を産出。首都ナウル。

ナサ【NASA】🔗🔉

ナサ【NASA】 (アメリカNational Aeronautics and Space Administrationの略)アメリカ航空宇宙局。一九五八年に設立されたアメリカの宇宙開発の政府機関。大統領の直属。非軍事的宇宙開発を目的とし、一九六九年七月には、アポロ計画の月着陸を成功させた。

ナザレ🔗🔉

ナザレ (Nazareth)イスラエル共和国北部の都市。ガリラヤ高地の麓にある。新約聖書によればイエス‐キリストの両親ヨゼフ、マリアの出身地で、イエスも約三〇年を過ごした。

ナショナリスト🔗🔉

ナショナリスト (英nationalist)ナショナリズムを信奉する者。民族主義者。国家主義者。

ナショナリズム🔗🔉

ナショナリズム (英nationalism)一つの共同体としての国家という理念を前面にかかげ、他からの圧力・干渉を排して、その国家の統一・独立・発展を推し進めようとする思想や運動。国家主義(一民族国家については「民族主義」)と訳され、時代や国の違いによってさまざまのニュアンスで用いられる。

ナショナリティー🔗🔉

ナショナリティー (英nationality)〈ナショナリテー〉 1 国家の体制。国体。 2 国民性。民族性。

ナショナル‐ミニマム🔗🔉

ナショナル‐ミニマム (英national minimum)社会的に公認されている国民の最低限の生活水準。

ナショナル‐リーグ🔗🔉

ナショナル‐リーグ (アメリカNational League)アメリカプロ野球の二大リーグの一つ。一八七六年結成。→アメリカン‐リーグ

ナスターチウム🔗🔉

ナスターチウム (英nasturtium)〈ナスタシヤム・ナスタアシウム〉=のうぜんはれん(凌霄葉蓮)

ナチ🔗🔉

ナチ (ドイツNazi)=ナチス

ナチス🔗🔉

ナチス (ドイツNazis,Naziの複数形。NaziはNationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei「国家社会主義ドイツ労働者党」の略)ドイツ、オーストリアなどで組織されたファシズムを奉ずる政党。また、その党員。一九一九年、ドイツ労働者党としてミュンヘンで結成。二〇年四月、国家社会主義ドイツ労働者党と改称。国粋主義、社会主義のスローガンのもとに独占資本と妥協して、三三年政権を獲得、ヒトラーが首相(翌年「総統」)となった。その後は、議会政治の否定、労働組合の弾圧、ユダヤ人の追放などを強行、対内的には全体主義的独裁制をしき、対外的には侵略戦争を開始し、第二次世界大戦を引き起こした。四五年五月の敗戦後壊滅。ナチ。

ナチズム🔗🔉

ナチズム (英Nazism)ナチスの政治思想またはその政治体制。全体主義や偏狭な民族主義など。

ナチュラリスト🔗🔉

ナチュラリスト (英naturalist) 1 自然に関心をもって観察・研究する人。 2 自然主義者。

ナチュラリズム🔗🔉

ナチュラリズム (英naturalism)自然主義。

ナチュラル🔗🔉

ナチュラル (英natural) 〔形動〕自然であるさま。 変化記号をとり消して、音符の音を本来の高さにもどす記号のこと。の記号が用いられる。本位記号。

ナチュラル‐サイエンス🔗🔉

ナチュラル‐サイエンス (英natural science)自然科学。

ナチュラル‐チーズ🔗🔉

ナチュラル‐チーズ (洋語natural cheese)乳を、酵素と乳酸菌で発酵させたままのチーズ。ゴーダチーズ、チェダーチーズ、パルメザンチーズなど種々ある。プロセスチーズに対していう。

ナツーラ🔗🔉

ナツーラ (ポルトガルnatura)〈ナツラ〉キリシタン用語。自然。天性。造花。

ナップ【NAPF】🔗🔉

ナップ【NAPF】 (エスペラントNippona Artista Proleta Federacioの略称)昭和三年三月結成された全日本無産者芸術連盟の略称。初めプロレタリア芸術運動の統一組織であったが、のち文学、演劇、美術など各部門同盟体の協議体として全日本無産者芸術団体協議会に改組。機関誌「戦旗」および「ナップ」を刊行。同六年、コップに合流して解消。

ナトー【NATO】🔗🔉

ナトー【NATO】 (英North Atlantic Treaty Organizationの略称)=きたたいせいようじょうやくきこう(北大西洋条約機構)

ナトリウム🔗🔉

ナトリウム (ドイツNatrium)〈ナトリューム〉アルカリ金属の一つ。元素記号 Na 原子番号一一。原子量二二・九八九八。銀白色の柔らかい金属。等軸晶系。天然には各種の塩として地殻中に広く存在し、また海水には食塩として多量に含まれ、クラーク数第六位でカルシウムに次ぐ。空気中で酸化されやすい。常温では自然発火しないが融点以上に加熱すると黄色の炎をあげて燃え過酸化ナトリウムとなる。水とはきわめて反応しやすい。電気的陽性が強く、強い還元力をもつ。一八〇七年、イギリスのH=デービーが発見。原子炉の冷却材、還元剤・合金元素・触媒などに広く用いられる。ソジウム。

ナトリウム‐アマルガム🔗🔉

ナトリウム‐アマルガム (ドイツNatriumamalgam)ナトリウムと水銀との合金。混合比により組成や性状を異にするが、ナトリウムが約一パーセントまでは液体またはペースト状、それ以上ではもろい固体となる。ナトリウムが三パーセントまでのものは空気中で酸化されにくいので還元剤に用いられる。

ナナ【NANA】🔗🔉

ナナ【NANA】 (英North American Newspaper Allianceの略)ナナ通信。北アメリカ新聞連合。アメリカの会員制特約通信社で、一九二二年、ニューヨーク‐タイムズと契約のある評論家たちが組織した。

ナナ🔗🔉

ナナ (原題フランスNana)長編小説。ゾラ作。一八七九年完成。ゾラの小説集「ルーゴン‐マッカール叢書」中の第九巻として発表。肉体美の人気女優ナナが、多くの男たちと次々に関係を続け、みずからも破滅して死ぬまでを描く。自然主義文学の代表作の一つ。

ナパーム‐だん【ナパーム弾】🔗🔉

ナパーム‐だん【ナパーム弾】 (ナパームは英napalm)焼夷弾の一種。ナフサとパーム油を主原料とした油脂焼夷弾で、第二次世界大戦中に開発された。広範囲に強力な破壊力と燃焼力をもつ。

ナフキン🔗🔉

ナフキン (英napkinに「ふきん(布巾)」の連想がはたらいてできた語)=ナプキン1

ナプキン🔗🔉

ナプキン (英napkin) 1 西洋料理を食べる際、胸やひざにかけておき、衣服のよごれるのを防いだり、口や手をぬぐったりする布。紙製もある。ナフキン。 2 生理用品の一つ。

ナフサ🔗🔉

ナフサ (英naphtha)原油の蒸留によって得られる、主としてガソリンと同じ沸点範囲をもつ軽質留分をいう。接触改質により自動車ガソリンを造り、また、熱分解によって石油化学原料のエチレンなどの製造にも用いる。ナフタ。

ナフタリン🔗🔉

ナフタリン (ドイツNaphtalin)〈ナフタレン〉芳香族炭化水素の一つ。化学式 C10H8 白色または無色の光沢のある単斜晶系のうろこ状結晶。特有の香気があり、常温で昇華する。染料中間体・殺虫剤・殺菌剤・爆薬・プラスチック・溶剤・洗浄剤などの有機合成原料として広く用いられる。

ナホトカ🔗🔉

ナホトカ (Nahodka)ロシア連邦の日本海沿岸南部、ピョートル大帝湾に臨む港湾都市。シベリア鉄道の支線の終点、また不凍の貿易港として発展。

ナポリ🔗🔉

ナポリ (Napoli)(ラテン語で新市を意味するネアポリスに由来)イタリア南西部、チレニア海のナポリ湾に面する商工業都市。東方にベスビオ火山がそびえ、天然の良港ナポリ港は世界三大美港の一つ。

ナポレオン🔗🔉

ナポレオン (Napolon) (Napolon ,Napolon Bonaparte―ボナパルト)一世。フランス皇帝(在位一八〇四〜一五年)。コルシカ生まれ。砲兵将校としてフランス革命に参加後頭角をあらわし、一七九九年第一執政に就任、軍事独裁の道を開く。新憲法を制定し、ナポレオン法典の編修、諸制度の改革を行い、さらに帝位につき第一帝政を樹立した。ついでヨーロッパ大陸を征服したが、対英大陸封鎖および一二年のロシア遠征に失敗し一四年退位。エルバ島に流されたが、一五年帰国、いわゆる「百日天下」を実現したが、ワーテルローの戦いに敗れ、セント‐ヘレナ島に流されて没した。(一七六九〜一八二一) (Napolon ,Charles Louis Napolon Bonaparte シャルル=ルイ―ボナパルト)三世。フランス皇帝(在位一八五二〜七〇年)。ナポレオン一世の甥。第一帝政崩壊後亡命、二月革命で帰国、大統領に当選。五二年帝位につき第二帝政を樹立。クリミア戦争、イタリア出兵など対外政策を推進。メキシコ遠征に失敗し、七〇年、普仏戦争に敗れて退位、イギリスに亡命して没した。(一八〇八〜七三) ブランデーを貯蔵年数から類別したときの最高級の等級をいう。 1 トランプゲームの一種。ナポレオン軍と連合軍が、取った絵札の数を競うもの。前者が宣言した枚数以上取れば勝ち、取れないときは後者の勝ちとなる。 2 ナポレオン一世が鋳造させた二〇フラン金貨。

ナミビア🔗🔉

ナミビア (Namibia)アフリカ南西部にある共和国。国名は、一九六八年国際連合が南西アフリカを独立させようとして与えたもので、大西洋岸のナミブ砂漠に由来する。一八八四年ドイツ領となり、第一次世界大戦後一九二〇年より委任統治領、第二次世界大戦後は信託統治領として南アフリカ共和国が統治。一九九〇年独立。首都ウィントフック。

なゆた【那由他・那多】🔗🔉

なゆた【那由他・那多】 (梵nayutaの音訳)数の単位。ふつう、一千億とするが、ほかに十万、一億など諸説がある。きわめて大きな数量。

ならえん【那羅延】🔗🔉

ならえん【那羅延】 (梵Nrayaaの音訳。勝力と訳す)仏語。「ならえんてん(那羅延天)」または「ならえんこんごう(那羅延金剛)」の略。

ならく【奈落・那落・捺落】🔗🔉

ならく【奈落・那落・捺落】 (梵narakaの音訳) 1 仏語。地獄。泥犁(ないり)。 2 地獄におちること。 3 物事のどん底。最終のところ。「奈落に沈む」 4 劇場で、舞台や花道の下に設けられた地下室。回り舞台やせり出しの装置がある。地獄。 ●奈落の底(そこ) 1 仏語。地獄の底。 2 底の知れない深いところ。どん底。 3 物事の最終。最後の最後。

ナルキッソス🔗🔉

ナルキッソス (ギリシアNarkissos)ギリシア神話中の美青年。泉にうつる自分の姿にこがれ死にして、水仙の花に化したという。ナーシサス。ナルシス。

ナルシシズム🔗🔉

ナルシシズム (英narcissism)自己陶酔症。自分自身を愛の対象とすること。ギリシア神話の、ナルキッソスにちなんで、精神分析学でつくり出した概念。

ナルシス🔗🔉

ナルシス (フランスNarcisse)「ナルキッソス」のフランス語名。

ナルビク🔗🔉

ナルビク (Narvik)ノルウェー北部の港湾都市。ロフォーテン峡湾の湾奥、北緯六八度二八分にある不凍港で、鉄鉱石の積み出し港。

ナレーション🔗🔉

ナレーション (英narration) 1 物語ること。叙述。話術。話法。 2 ラジオ番組の話の部分。また、映画・テレビ・演劇などで、場面の進行に応じて解説を加える場面外の声。語り。

ナレーター🔗🔉

ナレーター (英narrator,narrater)映画・テレビ・演劇などで、顔を見せずに解説や物語りをする人。

ナロー‐ゲージ🔗🔉

ナロー‐ゲージ (英narrow gauge)鉄道で、狭軌のこと。わが国では、JR在来線の軌間より狭い軌間の軽便鉄道などをさしていう。

ナロードニキ🔗🔉

ナロードニキ (ロシアnarodniki)〈ナロドニキ・ナロードニク〉一九世紀後半から二〇世紀初頭にかけて、ロシアの資本主義を批判し、革命的な政治・文学運動に加わった急進的知識階級。農民社会主義を唱え、農民の啓蒙に努めたが、テロ行為に走るなどして弾圧にあい、レーニンらの批判も受けて影響力を失った。

なんだ【難陀】🔗🔉

なんだ【難陀】 (梵Nandaの音訳) 釈迦の異母弟。有喜と意訳する。紀元前四〜五世紀のインドの人。美貌の妻孫陀利への思いを出家後も捨てきれずたびたび諭され、のち悟りを得て、五官などの制御に特に傑出したという。と区別するため孫陀利難陀とも。 釈迦の弟子の一人。牧牛者であったところから、牧牛難陀とも。善歓喜。牧牛。 六群比丘の一人。 唯識十大論師の一人。六世紀頃のインドの仏教学者。 =なんだりゅうおう(難陀竜王)

なんだ【難陀】🔗🔉

なんだ【難陀】 (梵Nandの音訳) 波斯匿王(はしのくおう)が仏に万灯を供養したのに対して、わずかに一灯を捧げた貧女の名。 釈迦の異母妹。孫陀利難陀の妹で、尼となって禅定第一とうたわれた。

ナント🔗🔉

ナント (Nantes)フランス西部、ロアール川の下流にある商工業都市。 ●ナントの勅令(ちょくれい) 一五九八年、フランス王アンリ四世の発した新旧両教徒和解のための勅令。新教徒が信仰の自由と政治上の平等を認められ、ユグノー戦争を終結させたが、宗教上の対立は残り、絶対主義体制強化のために宗教的統一を求めたルイ一四世によって一六八五年廃棄。

ニア‐ミス🔗🔉

ニア‐ミス (英near miss) 1 至近弾。 2 航空機同士が異常に接近し、衝突しそうな状態になること。

にれんぜん‐が【尼連禅河】🔗🔉

にれんぜん‐が【尼連禅河】 (梵Nairajan,Nilajana)インドのビハール州を流れるガンジス川の一支流、パルガ川の古称。河畔で仏陀が大悟したと伝える。

ヌジャメナ🔗🔉

ヌジャメナ (N' djamena)〈ンジャメナ・エンジャメナ〉チャド共和国の首都。チャド湖の南方、シャリ川の東岸にある商業都市。旧称、フォールラミー。

ネアンデルタール‐じん【ネアンデルタール人】🔗🔉

ネアンデルタール‐じん【ネアンデルタール人】 (ネアンデルタールはNeandertal)化石人類の一つ。一八五六年にドイツのデュッセルドルフ東方の谷ネアンデルタールで発見。ホモサピエンスに含めることもある。脳容量は現代人と同じないしは大きい値を示す。洪積世後期、ヨーロッパから西アジアにかけて居住。→旧人

ネーション🔗🔉

ネーション (英nation) 1 国民。 2 国家。

ネーチャー🔗🔉

ネーチャー (英nature)自然。本性。

ネーブル🔗🔉

ネーブル (英navel orangeから)〈ネープル〉ミカン科の常緑低木。ブラジル原産。アメリカ・ブラジルとともに日本でも重要柑橘として栽植される。果実は球形または卵円形で頂に「へそ」のあるのが特徴。果皮は黄橙色で薄く、ほぼなめらか。果肉は一二室ぐらいに分かれ、芳香があり液汁が多く甘酸っぱい。生食やジュースにされる。へそかん。へそだいだい。へそみかん。《季・春》

ネーミング🔗🔉

ネーミング (英naming)命名すること。名づけること。特に、商品名や会社名など、消費者に印象づけることを目的とするものについていう。

ネーム🔗🔉

ネーム (英name) 1 名前。 2 特に、背広の見返しや、ワイシャツの腕・胸などに刺繍(ししゅう)したもの。 3 書籍・雑誌などの口絵や図版、さし絵などにつけられた簡単な説明文。

ネーム‐バリュー🔗🔉

ネーム‐バリュー (洋語name value)名前が世間によく知られていること。また、その度合。

ネーム‐プレート🔗🔉

ネーム‐プレート (英nameplate)機械や器具の、製造会社・機種や所有者などを記入した、金属の札。

ネクタイ🔗🔉

ネクタイ (英necktie)洋装で、首またはカラーの下に巻き、前で結んで飾りにする細長い布の総称。タイ。

ネクタイ‐ピン🔗🔉

ネクタイ‐ピン (洋語necktie pin)ネクタイの下げた部分を止める装飾をかねたピン。ネクタイ止め。タイピン。

ネッカチーフ🔗🔉

ネッカチーフ (英neckerchief)装飾、保温などのために、首のまわりにまく薄手の正方形の布。スカーフ。

ネッキング🔗🔉

ネッキング (英necking) 1 建築で、柱身上部の玉縁と柱頭との間の部分。 2 男女が首から上の範囲で行う愛撫。

ネック‐ライン🔗🔉

ネック‐ライン (英neckline)洋服のえりまわりの線。えりぐり。

ネックレス🔗🔉

ネックレス (英necklace)〈ネックレース〉首飾り。

ネビュラ🔗🔉

ネビュラ (英nebula)星雲のこと。

ネブカドネザル‐にせい【ネブカドネザル二世】🔗🔉

ネブカドネザル‐にせい【ネブカドネザル二世】 (Nebuchadnezzar)カルデア王国(新バビロニア)第二代の王(在位前六〇四〜前五六二年)。アッシリアを滅ぼし、シリア、パレスチナを征服。ユダヤ人をバビロンに強制移住させて「バビロンの捕囚」とした。治世中新バビロニアの最盛期を現出。(〜前五六二)

ネブラスカ🔗🔉

ネブラスカ (Nebraska)アメリカ合衆国の州の一つ。ロッキー山脈東斜面の大平原に位置し、東辺をミズーリ川が流れる。州都リンカーン。灌漑農業が行われ、オマハには大家畜市場、大穀物市場がある。

のうまく【曩莫・那謨・納莫】(ナウマク)🔗🔉

のうまく【曩莫・那謨・納莫】(ナウマク) (梵namasの音訳)=なむ(南無)

ホーソン🔗🔉

ホーソン (Nathaniel Hawthorne ナサニエル―)アメリカの小説家。人間性の暗黒面を、寓意的、象徴的に描いた。代表作「緋文字」「ワンダー‐ブック」など。(一八〇四〜六四)

らに【蘭】🔗🔉

らに【蘭】 (「らん」のnを「に」で表記したもの)「ふじばかま(藤袴)」の古名。

りゅうじゅ【竜樹】🔗🔉

りゅうじゅ【竜樹】 (梵Ngrjunaの訳)南インドのバラモン出身の仏教者。中観学派の祖。空(くう)の思想を基礎づけて大乗仏教を宣揚し、八宗の祖師といわれる。提婆の師。竜猛(りゅうみょう)。著「中論頌」「十二門論」「大智度論」など。竜宮から「華厳経」を持ち帰ったという伝説は有名。(一五〇頃〜二五〇頃)

りゅうち【竜智】🔗🔉

りゅうち【竜智】 (梵Ngabodhiの訳)南インドの僧。真言密教付法の第四祖で、竜樹の弟子。八世紀まで長寿を保ち、金剛智に付法したという。

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