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さくら🔗🔉

さくら 講演会などで、他の聴衆に共鳴を起こさせるために聴衆にまじって講演者に賛同の声などをかける人。また、露店などで、客の買い気をそそるために、客のふりをして品物をほめたり買ったりする仲間の人。 ◇「花はただで見る」意から、芝居を無料で見物する代わりになれ合いで役者に声をかける者をいい、そこから生じたという。

さくら【桜】🔗🔉

さくら【桜】 春、白色・淡紅色で一重・八重・菊咲きなどの花を多数咲かせるバラ科サクラ属の落葉高木。また、その花。日本にはヤマザクラ・カスミザクラ・オオシマザクラ・ヒガンザクラなどが自生。古くから植栽もされ、園芸品種が多い。現在最も多く見られるのはソメイヨシノ。材は家具・建築・細工物に利用される。単に花といえば桜をさすなど、春を代表する花として親しまれ、短期間で散る花の見頃には花の下で花見の宴をする風習がある。古来多くの和歌にも詠まれ、また近世以降は国学者などによって日本を象徴する花とされる。 「世の中にたえて━のなかりせば春の心はのどけからまし在原業平・古今集 桜の花のような、薄い紅色。 ◇「桜色」の略。 馬肉。桜肉。 「━鍋なべ色が桜の花の色に似ていることからとも、「咲いた桜になぜ駒つなぐ、駒が勇めば花が散る」の里謡からともいう。

さくら‐えび【桜海老・桜蝦】🔗🔉

さくら‐えび【桜海老・桜蝦】 多く相模湾・駿河湾などで漁獲されるサクラエビ科の小エビ。体は透明だが、微小な色素胞があり、淡紅色に見える。生食のほか、干しえびに加工する。ヒカリエビ。

さくら‐がい【桜貝】━ガヒ🔗🔉

さくら‐がい【桜貝】━ガヒ 浅海の砂底にすむニッコウガイ科の二枚貝。淡紅色の薄い貝殻は美しく、貝細工などに使われる。ベニガイ。

さくら‐がみ【桜紙】🔗🔉

さくら‐がみ【桜紙】 薄くて柔らかい和紙。ちり紙などに使う。 ◇もと反故ほご紙をすきかえして作ったが、現在ではマニラ麻・化学パルプなどを原料にする。

さくら‐がり【桜狩り】🔗🔉

さくら‐がり【桜狩り】 桜の花を訪ね歩いて観賞すること。

さくら‐ぜんせん【桜前線】🔗🔉

さくら‐ぜんせん【桜前線】 国内各地のサクラ(特にソメイヨシノ)の開花日が等しい地点を結んだ線。順次北上するさまを天気図上の前線にたとえていう。

さくら‐そう【桜草】━サウ🔗🔉

さくら‐そう【桜草】━サウ 春、茎の先に桜花に似た紅紫色の五弁花をつける、サクラソウ科の多年草。観賞用に栽培され、多くの品種がある。

さくら‐だい【桜鯛】━ダヒ🔗🔉

さくら‐だい【桜鯛】━ダヒ 桜花の開くころ、産卵のために内湾に集まるマダイ。 ◇特に瀬戸内海沿岸でとれたものをいい、タイの中で最も美味とされる。 南日本の岩礁底にすむハタ科の海水魚。雄は鮮やかな紅色、雌は黄色を帯びた紅色。形はタイに似るが、尾びれの上下両端が著しく長い。食用。

さくら‐づき【桜月】🔗🔉

さくら‐づき【桜月】 陰暦三月の別称。 ◇太陽暦の三月にもいう。

さくら‐づけ【桜漬け】🔗🔉

さくら‐づけ【桜漬け】 開きかけた八重桜の花を塩漬けにしたもの。熱湯を注いで、桜湯として飲む。 短冊に切った日野菜の根と細かく刻んだその葉とを塩漬けにしたもの。

さくら‐めし【桜飯】🔗🔉

さくら‐めし【桜飯】 しょうゆと酒を入れて炊いた飯。茶飯。

サクラメント[sacrament]🔗🔉

サクラメント[sacrament] キリスト教で、神の恩恵を信者に授ける儀式。洗礼・聖餐せいさんなど。 ◇カトリック教会では「秘跡」、ギリシア正教会では「機密」、プロテスタントでは「礼典」または「聖礼典」と訳す。

さくら‐もち【桜🔗🔉

さくら‐もち【桜 白玉粉・小麦粉を水溶きして焼いた薄い皮にあんを入れて巻き、さらに塩漬けにした桜の葉で包んだ和菓子。

さくら‐ゆ【桜湯】🔗🔉

さくら‐ゆ【桜湯】 塩漬けにした八重桜の花に湯を注いだ飲み物。祝儀の席で用いる。

さく‐らん【錯乱】🔗🔉

さく‐らん【錯乱】 名・自サ変さまざまな感情や思考が入り乱れて統一を失うこと。 「精神が━する」 関連語 大分類‖乱れる‖みだれる 中分類‖混乱‖こんらん

さくらん‐ぼ【桜ん坊・桜桃🔗🔉

さくらん‐ぼ【桜ん坊・桜桃 桜の実の通称。特に、果樹として栽培される桜桃おうとうの実をいう。さくらんぼう。

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