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せ‐まい【施米】🔗🔉

せ‐まい【施米】 名・自サ変貧しい人や托鉢たくはつ僧に米をほどこし与えること。また、その米。

せま・い【狭い】🔗🔉

せま・い【狭い】 空間にゆとりのないさま。 面積が小さい。特に、活用できる面積が小さい。 「この球場は━ので本塁打が出やすい」 「部屋が━・くて勝手が悪い」 仕切られた両端の幅が小さい。 「入り口は━が、内部は広い」 「道幅[肩幅]が━」 「愛煙家で肩身が━(=引け目を感じる)」 「細い/狭い道」は、小さい意で共通するが、前者はとぎれそうで頼りない意を、後者は通り抜けるのが難儀である意を含む。 活動範囲などの広がりの程度が小さい。 「世間は━」 「━業界だ、すぐにまた会える」 物事が小さい範囲にしか行き渡らないさま。 「今度の試験は出題範囲が━」 「視野[用途]が━」 《多く「━・く深く」の形で》知識などが広範囲に及ぶことを求めず、ひたすら深みに達することを求めるさま。 「━・く深く(⇔広く浅く)知識を吸収する」 人を受け入れる気持ちに乏しいさま。偏狭だ。狭量だ。 「度量[心]が━」 ◆⇔広い ‐さ

せまき‐もん【狭き門】🔗🔉

せまき‐もん【狭き門】 連語 キリスト教で、天国に至ることの困難をいう。 ◇『新約聖書』マタイ伝の山上の垂訓に基づく。 希望者が多く、そこへの入学や就職が困難なことをいう。 「━を突破する」 ◇がジードの同名小説を介して一般化した。

せま‐くるし・い【狭苦しい】🔗🔉

せま‐くるし・い【狭苦しい】 まわりの空間が狭くて窮屈な感じがするさま。 「━部屋」 ‐げ/‐さ

せま‐さ【狭さ】🔗🔉

せま‐さ【狭さ】 狭いこと。また、その程度。 「部屋の━が気になる」 「了見の━にあきれる」 ⇔広さ

せま・る【迫る(る)】🔗🔉

せま・る【迫る(る)】 自五 (他を圧するように)すぐ近くまで押し寄せる。近づく。〔意図的な行為にも非意図的な作用にもいう〕 「敵が目前に━」 「語気鋭く議長(席)に━」 「じわじわと背後から相手に━」 「火砕流が人家に━」 「宵闇よいやみが━」 「危険が身に━」 「鬼気━光景」 「船が岸壁に━」のように動く主体を主語にしていう場合と、「岸壁が目前に━」「行く手に樹海が━」のように不動の対象を主語にしていう場合とがある。 切り立った崖がけなどが狭い間隔を保って、他を圧するように存在する。 「渓谷の両岸には崖が━・っている」 「町のすぐ背後に険しい山並みが━」 時間的な隔たりが小さくなる。刻限が近づく。 「期日[死期]が間近に━」 「決戦の時が刻一刻と━・ってくる」 「勝利は目睫もくしょうの間かん(=目前)に━」 基準とする状態(特に、物事の本質)に近づく。肉迫する。 「世界記録に━好タイム」 「事件の核心に━」 「真に━・った演技」 《「胸[心]に━」の形で》感動で胸が締めつけられたようになる。 「迫真の演技が胸に━」 「感動が心に━」 「万感ばんかん胸に━」 〔やや古い言い方で〕動悸どうきや息遣いが激しくな(って苦しくな)る。切迫する。 「息[胸]が━」 〔慣用句的に〕行き詰まる。せっぱつまる。 「悠揚ゆうよう━・らぬ態度」 「貧に━」 他五強い態度で要求する。強要する。 「首相に退陣を━」 「開国[決断]を━」 「返済を━」 「必要に━・られる」 関連語 大分類‖近付く‖ちかづく 中分類‖接近‖せっきん

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