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しん【伸】🔗🔉

しん【伸】 (造) 長くのびる。のばす。 「━縮・━展」 「屈━」 のべる。申す。 「追━」

しん‐し【伸子()】🔗🔉

しん‐し【伸子()】 両端に針がついた竹製の細い串くし。洗い張りや染色のとき、布幅の両端にかけ渡して布を張り伸ばす。 「━張り」

しん‐しゅく【伸縮】🔗🔉

しん‐しゅく【伸縮】 名・自他サ変伸びたり縮んだりすること。また、伸ばしたり縮めたりすること。 「生地が━する」 「━性に富む素材」 関連語 大分類‖伸びる‖のびる 中分類‖伸縮‖しんしゅく

しん‐ちょう【伸長(伸暢)】━チャウ🔗🔉

しん‐ちょう【伸長(伸暢)】━チャウ 名・自他サ変伸びること。また、伸ばすこと。 「学力が━する」 「伸長」は代用表記。

しん‐ちょう【伸張】━チャウ🔗🔉

しん‐ちょう【伸張】━チャウ 名・自他サ変伸びて広がること。また、伸ばして広げること。 「勢力が━する」 「銅の━率」 類義の「伸長」で代用することもある。 関連語 大分類‖伸びる‖のびる 中分類‖延長‖えんちょう

しん‐てん【伸展】🔗🔉

しん‐てん【伸展】 名・自他サ変伸び広がること。また、伸ばし広げること。 「貿易の━をはかる」

のし【伸し・延し】🔗🔉

のし【伸し・延し】 布のしわをのばすこと。 日本泳法の一つ。体を横にしてのばし、あおり足で泳ぐもの。横泳ぎ。のし泳ぎ。

のし‐あが・る【伸し上がる】🔗🔉

のし‐あが・る【伸し上がる】 自五下位のものが他をおさえて一挙に高い地位などにあがる。 「一躍トップ企業に━」

のし‐かか・る【伸しかかる(伸し掛かる)】🔗🔉

のし‐かか・る【伸しかかる(伸し掛かる)】 自五 体をのばし、体重をかけて相手の上におおいかぶさる。 「賊に━」 責任・負担などが身の上にかかる。 「生活の重圧が━・ってくる」

のし‐もち【伸し🔗🔉

のし‐もち【伸し 長方形に薄く大きくのばしたもち。これを切って、切りもちにする。

の・す【伸す】🔗🔉

の・す【伸す】 自五 のびる。のびて広がる。 「鋸のこぎりのような葉が四方へ━・して漱石 他を押さえて地位などがあがる。また、勢力・規模などが広がる。 「急速に━・してきた会社」 さらに遠くまで行く。足をのばす。 「小田原から箱根まで━」 他五 のばす。のばして広げる。 「もちを━」 熱を加えてしわなどをのばす。 「アイロンでしわを━」 熨す」とも。 〔俗〕なぐり倒す。のばす。 「つべこべ言うやつは━・してしまえ」 関連語 大分類‖打つ‖うつ 中分類‖打つ‖うつ

のば・す【伸ばす】🔗🔉

のば・す【伸ばす】 他五 引っぱって長くする。また、巻き取ったひもなどを繰り出して長くする。引き伸ばす。 「ゴムひもを━」 「あめを細長く棒状に━」 「巻き尺を━・して道幅を測る」 「アンテナを━とよく聞こえる」 曲がったものや縮れたものなどをまっすぐにする。また、しわなどをとって表面を平らにする。 「曲がった釘くぎをたたいて━」 「書類のしわになった所を━」 《「しわを━」の形で》「伸ばす」の動作をすることによって、しわのない状態を作り出す。 「美顔術で目じりのしわを━」 「アイロンをかけて衣服のしわを━」 植物が枝やつるなどを長くする。 「松が枝を四方に━」 「朝顔が上へ上へとつるを━」 人が髪やつめなどを生長に任せて長くする。特に、その手入れを忘れずに長くする。 「髪を━」 「彼女はつめを長く━・している」 「無精ひげ[ちょびひげ]を━」は、〜ヲに結果をとる言い方。伸ばしてそうした状態を作り出す意。 (空に突き出すようにして)身体の部分をまっすぐにする。伸びをする。特に、手をまっすぐにしてその先端がある所に届くようにする。 「背筋をぴんと━」 「足を━・してくつろぐ」 「手を━・して握手を求める」 「(手にした)はしを━・して漬物をとる」 「主人のいない間に羽を━(=気がねなくふるまう)」 「右ストレートを━」は、〜ヲに結果をとる言い方。「伸ばす」の動作をして、その状態を作り出す意。 発音を引いて長くする。 「語尾を━・して発音する」 「延ばす」とも。 記録・業績・勢力などを発展させる。また、能力などを向上させる。 「学力[売り上げ・シェア・支持率・才能]を━」 相手をうち倒す。のす。 「一発で相手を━」 は「延ばす」とも。かな書きも多い。 ◆「延ばす」と同語源。 伸ばせる 関連語 大分類‖伸びる‖のびる 中分類‖延長‖えんちょう

のび【伸び・延び】🔗🔉

のび【伸び・延び】 伸びること。また、その度合い。 「輸出の━が著しい」 疲れたときなどに手足をのばすこと。 「大きな━をする」 延びること。また、その度合い。 「寿命の━」 「━のよいクリーム」 関連語 大分類‖伸びる‖のびる 中分類‖延長‖えんちょう

のび‐あが・る【伸び上がる】🔗🔉

のび‐あが・る【伸び上がる】 自五つま先で立つなどして背をのばす。背伸びをする。 「━・って塀の中をのぞく」

のび‐ざかり【伸び盛り】🔗🔉

のび‐ざかり【伸び盛り】 成長や進展などが最も盛んな時期。 「━の若手」 「━の業界」 関連語 大分類‖盛ん‖さかん 中分類‖隆盛‖りゅうせい

のび‐しろ【伸び代】🔗🔉

のび‐しろ【伸び代】 金属などを折り曲げたり熱したりする際に発生する伸び。また、その長さ。 人や組織などが成長・発展していく可能性。 「━の大きい企業」 関連語 大分類‖伸びる‖のびる 中分類‖延長‖えんちょう

のび‐ちぢみ【伸び縮み】🔗🔉

のび‐ちぢみ【伸び縮み】 名・自サ変伸びることと縮むこと。伸びたり縮んだりすること。しんしゅく。 「自在に━するシャツ」 関連語 大分類‖伸びる‖のびる 中分類‖伸縮‖しんしゅく

のび‐なや・む【伸び悩む】🔗🔉

のび‐なや・む【伸び悩む】 自五伸びそうでいながらある段階で停滞し、それ以上は伸びずにいる。 「輸出[記録]が━」 伸び悩み 関連語 大分類‖遅れる‖おくれる 中分類‖遅滞‖ちたい

のび‐のび【伸び伸び】🔗🔉

のび‐のび【伸び伸び】 押さえられることなく自由であるさま。また、押さえつけるものがなく、気持ちがゆったりしているさま。 「子供が━(と)育つ」 「━(と)仕事に取り組める環境」

のび‐やか【伸びやか】🔗🔉

のび‐やか【伸びやか】 形動のびのびしているさま。ゆったりとして、こせこせしたところがないさま。 「子供が━に育つ」 「━な筆致の絵」 ‐さ

のび‐りつ【伸び率】🔗🔉

のび‐りつ【伸び率】 伸びる割合。 「売上の━」

の・びる【伸びる】🔗🔉

の・びる【伸びる】 自上一 引っぱられて長くなる。また、巻き取ったひもなどが繰り出されて長くなる。 「このもちはよく━」 「救助隊のはしごが━・びて階上に届く」 《「しわが━」の形で》衣服などのしわが取り去られてまっすぐになる。 「しわが━」 生長して長くなったり高くなったりする。 「雑草が━」 「枝[芽]が━」 「身長が━」 「髪[ひげ・つめ]が━」 曲がっていた体の部分がまっすぐになる。また、曲がることなくまっすぐに(長く)なっている。 「相手の攻勢にひざが━・びて土俵を割る」 「腰がしゃんと━・びている」 「足がすらりと━・びている」 《「手が━」の形で》目標物に届くところまで、まっすぐにした手が差し出される。 「いきなり手が━・びて胸ぐらをつかまれる」 「菓子に手が━」 「被災者に救済の手が━」 野球などで、球が勢いよく進む。 「直球が打者の胸元でぐいと━」 「打球がぐんぐん━・びてスタンドに入る」 声楽や音響で、声や音が伸びやかに響く。 「彼の声は高音域がよく━」 記録・業績・勢力などが発展する。また、能力などが向上する。 「成績[輸出]が━」 「会社が順調に━」 長くなって本来の弾力を失う。 「そば[うどん]が━」 「パンツのゴムが━」 めん類の場合は「延びる」とも。 打ちのめされて動けなくなる。また、ひどく疲れてぐったりする。 「パンチをくらって━」 「残業続きで━・びてしまう」 は「延びる」とも。かな書きも多い。 ◆「延びる」と同語源。 の・ぶ(上二) 伸び 関連語 大分類‖植物‖しょくぶつ 中分類‖芽生える‖めばえる 大分類‖伸びる‖のびる 中分類‖延長‖えんちょう

の・べる【延べる・伸べる】🔗🔉

の・べる【延べる・伸べる】 他下一 たたんであるものなどを広げる。 「床とこを━」 「布団を━」 展べる」とも。 かたまった状態のものを打って薄く広げる。打ち延べる。 「金きんを━」 展べる」とも。 《「手を━」の形で》対象に向けて手をのばす。手をさしだす。さしのべる。 「手を━・べて肩をつかむ」 「救いの手を━」 〔やや古い言い方で〕時刻・期日・期限などをおくらせる。くりのべる。 「日を━」 ◆「述べる」と同語源。 の・ぶ(下二) 延べ

のるか‐そるか【伸るか反るか】🔗🔉

のるか‐そるか【伸るか反るか】 連語成否は天にまかせ、思い切って事を行うさま。いちかばちか。 「━の大ばくち」 ◇「のる」は、伸びる意。 「乗るか反るか」と書くのは誤り。

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