複数辞典一括検索+

じゅう【縦】🔗🔉

じゅう【縦】 (造) たて。上下・南北の方向。 「━横・━走・━断」 思うままにする。ほしいまま。 「━覧じゅうらんしょうらん」 「操━」

じゅう‐おう【縦横】━ワウ🔗🔉

じゅう‐おう【縦横】━ワウ 名・形動 たてとよこ。また、南北と東西。 「市街を━につらぬく大通り」 あらゆる方向。四方八方。 「通信網を━に張りめぐらす」 自分の思うままに振る舞うこと。自由自在。 「━に活躍する」 「━無尽むじん(=この上なく自由自在であること)」

じゅう‐かん【縦貫】━クヮン🔗🔉

じゅう‐かん【縦貫】━クヮン 名・自サ変たて、または南北につらぬくこと。 「九州を━する」 「━鉄道」

じゅう‐せん【縦線】🔗🔉

じゅう‐せん【縦線】 たての線。たてせん。 ⇔横線おうせん 楽譜で、小節を区切る垂直の線。小節線。

じゅう‐そう【縦走】🔗🔉

じゅう‐そう【縦走】 名・自サ変 縦または南北の方向に連なること。 「━山脈」 登山で、山を尾根伝いに歩くこと。

じゅう‐たい【縦隊】🔗🔉

じゅう‐たい【縦隊】 たてに並んだ隊形。 「一列━」 ⇔横隊

じゅう‐だん【縦断】🔗🔉

じゅう‐だん【縦断】 他サ変縦に断ち切ること。 「━面」 自サ変縦または南北に通り抜けること。 「大陸━飛行」 ◆⇔横断 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖通過‖つうか

じゅう‐らん【縦覧】🔗🔉

じゅう‐らん【縦覧】 名・他サ変〔文〕見たいものを自由に見ること。思うままに見て回ること。

じゅう‐れつ【縦列】🔗🔉

じゅう‐れつ【縦列】 たてに並ぶこと。また、その列。 「━行進[駐車]」 ⇔横列

たて【縦】🔗🔉

たて【縦】 垂直・上下の方向。 「大地が━に揺れる」 「刀を━に振り下ろす」 「首を━に振る(=了承・肯定する)」 前後の方向。特に、前に進む方向。また、南北の方向。 「駐車場をまっすぐ━に突っ切る」 「━にパスを送る」 「ナイル川がアフリカ大陸を━に貫く」 その人の視線が上下に動く方向。 「線を━に引く」 「このテレビは━横奥行きのうち、━が一番短い」 物の形で、最も長いほうに沿った場合の、その方向。 「キュウリを━に切る」 物の置かれた形が、人が立ったときのように上下に長く伸びていること。 「筆を筆立てに━に挿す」 「尺八は━に構えて吹く」 列で、前と後ろが連なる形になっていること。 「活字を━に組む」 「窓口に━一列に並ぶ」 階級・役職・年齢などで、上下の関係。 「この会社は━の人間関係が緊密だ」 縦糸。 もと「経」と書いたが、今は「縦」でまかなう。 ◆「立て」と同語源。 ⇔よこ 竪」は、「竪琴」「竪穴」などの熟語で使う。

縦から見ても横から見ても🔗🔉

縦から見ても横から見ても どこから見ても。横から見ても縦から見ても。

縦の物ものを横にもしない🔗🔉

縦の物ものを横にもしない 面倒くさがって何もしようとしない。横の物を縦にもしない。

たて‐あな【縦穴】🔗🔉

たて‐あな【縦穴】 地面に垂直に掘った穴。 「━住居(=地面を数十センチメートル掘り下げて床とし、上に草ぶきなどの屋根をかけた古代人の住居)」 ⇔横穴 考古学では「竪穴」と書く。

たて‐いと【縦糸(経糸・経)】🔗🔉

たて‐いと【縦糸(経糸・経)】 織物で、たての方向に通っている糸。 ⇔横糸

たて‐がき【縦書き】🔗🔉

たて‐がき【縦書き】 文字を上から下へ縦に並べて書くこと。 ⇔横書き

たて‐ぐみ【縦組み】🔗🔉

たて‐ぐみ【縦組み】 印刷などで、各行の文字を上から下へ縦に並べる組み方。 ⇔横組み

たて‐こう【立て坑・縦坑(竪坑)】━カウ🔗🔉

たて‐こう【立て坑・縦坑(竪坑)】━カウ 地表から垂直に掘り下げた坑道。通路や通風に使う。

たて‐じ【縦地】━ヂ🔗🔉

たて‐じ【縦地】━ヂ 織物で、縦糸の通った方向。また、その方向に裁断した布。

たて‐じく【縦軸】━ヂク🔗🔉

たて‐じく【縦軸】━ヂク 数学で、直交座標の縦の軸。y軸。 ⇔横軸

たて‐じま【縦縞・縞】🔗🔉

たて‐じま【縦縞・縞】 縦の方向に走ったしま模様。 ⇔横じま

たて‐しゃかい【縦社会】━シャクヮイ🔗🔉

たて‐しゃかい【縦社会】━シャクヮイ 役職や階級などの上下関係を重視する社会。 ⇔横社会

たて‐なが【縦長】🔗🔉

たて‐なが【縦長】 名・形動横より縦のほうが長いこと。 「━の紙」 ⇔横長

たて‐ぶえ【縦笛(竪笛)】🔗🔉

たて‐ぶえ【縦笛(竪笛)】 管を縦に構えて吹く笛。尺八・クラリネット・リコーダーなど。 ⇔横笛

たて‐むすび【縦結び】🔗🔉

たて‐むすび【縦結び】 結んだひもの両端が結び目の上下にくるように結ぶこと。また、その結び方。 ◇下手な結び方とされる。

たて‐ゆれ【縦揺れ】🔗🔉

たて‐ゆれ【縦揺れ】 名・自サ変 船や航空機が上下に揺れること。ピッチング。 地震で、垂直に揺れること。 ◆⇔横揺れ

たて‐わり【縦割り】🔗🔉

たて‐わり【縦割り】 たてに割ること。 組織が上下関係を中心に編成されること。 「━行政」

たとい【仮令縦令タトヒ🔗🔉

たとい【仮令縦令タトヒ 「たとえ」のやや古い言い方。→たとえ

たとえ【仮令縦令タトヘ🔗🔉

たとえ【仮令縦令タトヘ 《下に「ても」「とも」「せよ」などを伴って》ある譲歩的条件を仮定し、その条件のもとでも帰結する事柄は変わらないことを表す。立場を譲ってその条件を認めたとしても。かりに。よしんば。たとい。 「━殺されても信念は曲げられない」 「━冗談にせよ、傷つけるようなことは言うべきでない」 「━火の中水の中」 ◇「たとい」の転。現在は「たとえ」が一般的。 「例え」と書くのは誤り。

ほしい‐まま【擅・恣・縦】🔗🔉

ほしい‐まま【擅・恣・縦】 形動自分の思うままにふるまうさま。 「権勢を━にする」

よし【縦し】🔗🔉

よし【縦し】 《逆接の仮定表現を伴って》そうはなりそうもないが、仮にそうなったとしても、という気持ちを表す。たとえ。万一。 「━上演できたとしても客の入りは望めないだろう」

よし‐や【縦しや】🔗🔉

よし‐や【縦しや】 たとえ。かりに。 「━つらい思いをしようとも…」

よしん‐ば【縦しんば】🔗🔉

よしん‐ば【縦しんば】 たとえ。かりに。 「━失敗したとしても後悔はしない」 ◇「よし(縦)」を強めた語。

明鏡国語辞典で始まるの検索結果 1-32