複数辞典一括検索+

🔗🔉

【縦】 16画 糸部 [六年] 区点=2936 16進=3D44 シフトJIS=8F63 【縱】旧字人名に使える旧字 17画 糸部 区点=6952 16進=6554 シフトJIS=E373 《常用音訓》ジュウ/たて 《音読み》 ジュウ/ショウ/シュ〈zng〉 《訓読み》 たて/ほしいまま/ほしいままにする(ほしいままにす)/はなつ/ゆるす/たとえ(たとへ) 《名付け》 なお 《意味》 {名}たて。上下・前後の方向に、まっすぐのびた線。また、南北の方向にのびた線。▽平声に読む。〈対語〉→横。「縦横」「縦横家(南北、または東西の連盟を策した、中国の戦国時代の弁論家)」「合縦ガッショウ(南北連盟)」 {形}ほしいまま。したいほうだい。かって気ままにするさま。▽以下、去声に読む。〈類義語〉→放。「放縦ホウショウ」「天縦テンショウ(うまれつき、天命のまま)」 {動}ほしいままにする(ホシイママニス)。したいほうだいにまかせる。また、かって気ままにする。〈対語〉→縮(ちぢむ)。〈類義語〉→放→任(まかす)。「縦酒=酒ヲ縦ニス」「縦目=目ヲ縦ニス」「縦欲=欲ヲ縦ニス」「縦性情=性情ヲ縦ニス」〔→荀子{動}はなつ。ゆるす。思いきりのばす。かってに遠くへいかせる。ときはなしてゆるす。「遂縦兵追之=ツヒニ兵ヲ縦チテコレヲ追ハシム」〔→史記{接続}たとえ(タトヘ)。かってな予想をする意から、たとえ、万が一、という意をあらわす。たとえ…でも。「且予縦不得大葬=カツ予縦ヘ大葬ヲ得ズトモ」〔→論語〕 《解字》 会意兼形声。从ジュウは、Aの人のあとにBの人が従うさまを示す会意文字。それに止(足)と彳印を加えたのが從(=従)の字。縱は「糸+音符從ジュウ」で、糸がつぎつぎと連なって、細長くのびること。たてに長く縦隊をつくるから、たての意となり、縦隊は、どこまでものびるので、のびほうだいの意となる。 《類義》 →肆 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

縦囚 ショウシュウ🔗🔉

【縦囚】 ショウシュウ 罪人を釈放して自分の家に帰らせる。

縦目 ショウモク🔗🔉

【縦目】 ショウモク メヲホシイママニス思う存分ながめる。「南楼縦目初=南楼目ヲ縦ニスル初メ」〔→杜甫縦に並んだ目。

縦使 タトイ🔗🔉

【縦令】 タトエ・タトイ かりに、…しても。『縦使タトエ・タトイ』「縦令然諾暫相許=縦令然諾シテ暫クアヒ許ストモ」〔張謂〕

縦放 ショウホウ🔗🔉

【縦放】 ショウホウ 思いどおりに。かってに。思いどおりにさせる。かってにさせる。しほうだい。自由自在。

縦臾 ショウユ🔗🔉

【縦臾】 ショウユ おだてすすめてやらせる。そそのかす。

縦恣 ショウシ🔗🔉

【縦恣】 ショウシ ほしいまま。わがまま。気まま。『縦肆ショウシ』〈類義語〉恣縦シショウ・擅恣センシ。

縦酒 サケヲホシイママニス🔗🔉

【縦酒】 ショウシュ・サケヲホシイママニス 飲みほうだいに酒をのむ。すきなだけ酒をのむ。〔→史記

縦迹 ショウセキ🔗🔉

【縦迹】 ショウセキ =蹤跡。足あと。ゆくえ。

縦容 ショウヨウ🔗🔉

【縦容】 ショウヨウ 自然にまかせて。ゆったりとして。ゆるす。黙認する。やりっぱなし。

縦溢 ショウイツ🔗🔉

【縦逸】 ショウイツ きままかって。『縦溢ショウイツ・縦佚ショウイツ』

縦淫 ショウイン🔗🔉

【縦淫】 ショウイン 度をこして、深入りする。色ごとにふける。

縦貫 ジュウカン🔗🔉

【縦貫】 ジュウカン〔国〕縦にまっすぐに貫く。南北に貫く。

縦欲 ショウヨク🔗🔉

【縦欲】 ショウヨク・ヨクヲホシイママニス 欲望のままに、したいほうだいにする。また、したいほうだいにさせる。

縦飲 ショウイン🔗🔉

【縦飲】 ショウイン ほしいままに度をすごして飲む。〈類義語〉暴飲。

縦適 ショウテキ🔗🔉

【縦適】 ショウテキ 思いどおりに自由な気持ちでくらす。〔→蜀志

縦横 ショウオウ🔗🔉

【縦横】 ショウオウ・ジュウオウ 縦と横。また、南北と東西。十文字。右に左に曲がりくねっているさま。「縦横一川水=縦横一川ノ水」〔→王安石思うまま。自由自在。「有書任縦横=書有ルモ縦横ナルニ任ス」〔→高啓涙のやたらに流れ落ちるさま。「四座涕縦横=四座涕ハ縦横タリ」〔→杜甫〕(6)中国、戦国時代の南北・東西同盟の政策。→「合従」→「連衡」

縦横家 ショウオウカ🔗🔉

【縦横家】 ショウオウカ・ジュウオウカ 中国の戦国時代、新興勢力の秦シンを仲間はずれにして、南北(=縦)に同盟することを主張した蘇秦ソシンや、東の国々が秦と東西(=横)に同盟することを主張した張儀など、外交政策を説いた人々。転じて、はかりごとをめぐらす人。

縦誕 ショウタン🔗🔉

【縦誕】 ショウタン きままで締まりがない。▽「誕」は、うそつき。

縦縦 ソウソウ🔗🔉

【縦縦】 ソウソウ いそいで事におもむくさま。あわてて。多いさま。たくさん。▽怱怱ソウソウに当てた用法。

縦覧 ショウラン🔗🔉

【縦覧】 ショウラン 自由に、存分に見る。

縦観 ショウカン🔗🔉

【縦観】 ショウカン 思う存分に見わたす。

漢字源で始まるの検索結果 1-22