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【要】🔗🔉

【要】 9画 襾部 [四年] 区点=4555 16進=4D57 シフトJIS=9776 《常用音訓》ヨウ/い…る 《音読み》 ヨウ(エウ)〈yo・yo〉 《訓読み》 いる/こし/かなめ/もとめる(もとむ)/まつ 《名付け》 かなめ・しの・とし・め・もとむ・もとめ・やす 《意味》 {名}こし。細くしまったこし。〈同義語〉→腰。「細要(=細腰)」 {名・形}かなめ。要点の要。こしは人体のしめくくりの箇所なので、かんじんかなめの意となる。たいせつな。「要点」「提要(要点だけをあげた概説)」「要領(こしと、くび→たいせつな要点)」「重要」 ヨウス{動}物事をしめくくる。つづめる。〈類義語〉→約。「要約」 {接続}「要之=コレヲ要スルニ」「要は」などの形で用い、前文をしめくくってまとめることば。「要之以仁義為本=コレヲ要スルニ仁義ヲモッテ本ト為ス」〔→史記{動}もとめる(モトム)。しめつけてしぼり出す。要求する。「強要」「以要人爵=モッテ人爵ヲ要ム」〔→孟子ヨウス{動}まつ。しむける。そうなるようにしむけてまちうける。〈同義語〉→邀。「要撃(=邀撃。まちぶせ)」「要我乎上宮=我ヲ上宮ニ要ツ」〔→詩経ヨウス{動}必要とする。いりようである。しなくてはならない。なくてはならない。「須要シュヨウ(=需要)」 〔俗〕「将要…」とは、これからの意志やなりゆきをあらわすことば。…しようとする。「将要行(行こうとする)」 〔俗〕「要是」とは、仮定をあらわすことば。もし…ならば。如是。 《解字》 会意。「臼(りょう手)+あたま、もしくはせぼねのかたち+女」で、左右の手でボディーをしめつけて細くするさま。女印は、女性のこしを細くしめることから添えた。 《単語家族》 腰竅キョウ(細くしまった穴)約ヤク(しめくくる)などと同系。 《異字同訓》 いる。 →入 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 4020 での単語。