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杷 え🔗🔉

【杷】 8画 木部  区点=3939 16進=4747 シフトJIS=9466 《音読み》 ハ/ベ〈p〉 《訓読み》 さらい(さらひ)/え 《意味》 {名}さらい(サラヒ)。土をならしたり、穀物をかきあつめたりするのに用いる農具。〈類義語〉→耙ハ{名}え。物のえ。つか。 「枇杷ビワ」とは、(イ)楽器の名。琵琶ビワ。(ロ)果樹の名。楽器の琵琶の形に似ていることから呼ぶようになった。 《解字》 会意兼形声。「木+音符巴ハ(平らにのばす)」。土の面を平らにのばす木の柄つきの農具。 《単語家族》 把(てのひらで持つ)耙ハ(地面を平らにならす)と同系。

柯 え🔗🔉

【柯】 9画 木部  区点=5941 16進=5B49 シフトJIS=9E68 《音読み》 カ〈k〉 《訓読み》 え/えだ 《意味》 {名}え。型に曲がった斧オノのえ。〈類義語〉→柄エ。「伐柯如何、匪斧不克=柯ヲ伐ルニハイカンセン、斧ニアラズンバアタハズ」〔→詩経{名}えだ。草木のえだや茎。「金柯キンカ玉葉」 《解字》 会意兼形声。「木+音符可(型に曲がる)」。型のえだや柄。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

柄 え🔗🔉

【柄】 9画 木部 [常用漢字] 区点=4233 16進=4A41 シフトJIS=95BF 《常用音訓》ヘイ/え/がら 《音読み》 ヘイ/ヒョウ(ヒャウ)〈bng・bng〉 《訓読み》 え/とる/がら 《名付け》 え・えだ・かい・かみ・つか・もと 《意味》 {名}え。ぴんとのび出ている物のとって。〈類義語〉→把ハ{動}とる。手にとって動かす。一手ににぎる。〈類義語〉→秉ヘイ。「柄政=政ヲ柄ル」 {名}とらえて動かすことのできるところ。また、その力。支配する力のこと。原動力。権力。「政柄(政権)」「柄任儒術崇丘軻=柄ハ儒術ニ任ジテ丘軻ヲ崇ブ」〔→韓愈{名}つかまえて材料にするもの。「話柄(話題)」 〔国〕がら。人や物の性質。品位。「銘柄」「人柄」がら。布地などの模様。 《解字》 会意兼形声。「木+音符丙(ぴんとはる)」で、ぴんと張り出す意味を含む。 《単語家族》 病(危篤で足が硬直する)妨(両手を張って通せんぼする)と同系。また、秉ヘイ(ぴんとはった物を手に持つ)とも近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

江 え🔗🔉

【江】 6画 水部 [常用漢字] 区点=2530 16進=393E シフトJIS=8D5D 《常用音訓》コウ/え 《音読み》 コウ(カウ)/コウ〈jing〉 《訓読み》 かわ(かは)/え 《名付け》 え・きみ・ただ・のぶ 《意味》 {名}中国大陸を東西に貫いて流れる揚子江のこと。▽中国ではこの川全体を長江といい、揚子江とはその下流を呼ぶことば。 {名}かわ(カハ)。大きなかわ。 〔国〕え。海や湖の水が陸地に入りこんだところ。「入り江」 《解字》 会意兼形声。工は、上下の面に穴をあけてつき通すことをあらわす指事文字。江は「水+音符工」で、つき通す意味を含む。大陸をつらぬく大河。 《単語家族》 口(くち)空(あな)と同系。 《類義》 →河 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

矜 え🔗🔉

【矜】 9画 矛部  区点=6666 16進=6262 シフトJIS=E1E0 《音読み》 キン/ゴン〈qn〉/キョウ/キン〈jng・jn〉 《訓読み》 え/あわれむ(あはれむ)/ほこる 《意味》 {名}え。ほこのえ。刃物をかたくとりつけるえ。「伐棘棗而為矜=棘棗ヲ伐リテ矜ト為ス」〔→淮南子{動}あわれむ(アハレム)。かわいそうに思う。くよくよと思い悩む。〈類義語〉→憐レン。「哀矜アイキン」「矜不能=不能ヲ矜ム」〔→論語{名}あわれな人。▽鰥カン(男やもめ)に当てた用法。カン(クワン)(現代音gun)と読むのが正しいが、日本では、慣用音で、キンと読む。「矜寡キンカ」 {動}ほこる。かたく自信を持って自負する。「矜持キョウジ・キンジ」「君子矜而不争=君子ハ矜ナレドモ争ハズ」〔→論語{動}かたくまもる。 「矜矜キョウキョウ」とは、しっかりと構えて自信あるさま。 《解字》 形声。「あわれむ」という意味は、憐レンに当てたもので、「矛+音符令レイ・レン」。矛の柄や自信が強いの意に用いるのは「矛+音符今キン」。今では両者を混同して同一の字で書く。矜はかたく締めてとりつけた矛の柄。かたく固定することから、自信のかたいことをもあらわす。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

荏 え🔗🔉

【荏】 9画 艸部  区点=1733 16進=3141 シフトJIS=8960 《音読み》 ジン(ジム)/ニン(ニム)〈rn〉 《訓読み》 え 《意味》 {名}え。草の名。しその一種。種子から油をとる。えごま。 ジンナリ{形}やわらかである。力がぬけてだらしない。じわじわとしている。「荏染ジンゼン」 「荏菽ジンシュク」とは、大豆、またはえんどうのこと。 《解字》 会意兼形声。壬ニンは、やわらかく包みこむ意を含む。荏は「艸+音符壬」で、種をやわらかく包みこんだ植物。 《単語家族》 妊(赤ん坊を腹の中に包みこむ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

重 え🔗🔉

【重】 9画 里部 [三年] 区点=2937 16進=3D45 シフトJIS=8F64 《常用音訓》ジュウ/チョウ/え/おも…い/かさ…なる/かさ…ねる 《音読み》 ジュウ(ヂュウ)/チョウ〈zhng〉〈chng〉 《訓読み》 え/おもい(おもし)/おもさ/おもんずる(おもんず)/かさなる/かさねる(かさぬ) 《名付け》 あつ・あつし・いかし・え・おもし・かさぬ・かず・かたし・しげ・しげし・しげる・のぶ・ふさ 《意味》 {形・名}おもい(オモシ)。おもさ。↓の方向に力が加わった状態。↓の方向の力が底面に加わった感じ。おもみ。〈対語〉→軽。「軽重ケイチョウ/ケイジュウ(おもさ)」「重量」「重一鈞オモサイッキン」 {形}おもい(オモシ)。病気・罪・声・やり方などがおもい。おもおもしい。てあつい。「厳重」「慎重」「重濁」「重賄之=重クコレニ賄ス」〔→左伝〕「君子不重則不威=君子ハ重カラザレバスナハチ威アラズ」〔→論語{動}おもんずる(オモンズ)。たいせつなものとして敬い扱う。おもくみる。転じて、はばかる。▽この訓は「おもみす」の転じたもの。「尊重」「重社稷=社稷ヲ重ンズ」〔→礼記{動・形}かさなる。かさねる(カサヌ)。上へおいて下におもみをかける。層をなしてかさなったさま。▽平声に読む。「重複チョウフク」「重畳チョウジョウ」 {単位}下をおさえて上にかさなった物を数えることば。▽平声に読む。〈類義語〉→層ソウ。「万重山バンチョウノヤマ(いくえにもかさなった山)」 〔国〕かさなった物を数えることば。え。「七重八重ナナエヤエ」 《解字》 会意兼形声。東トウは、心棒がつきぬけた袋を描いた象形文字で、つきとおすの意を含む。重は「人が土の上にたったさま+音符東」で、人体のおもみが↓型につきぬけて、地上の一点にかかることを示す。→東 《単語家族》 動(トンと足ぶみして↓型におもみをかける)衝ショウ(↓型につきあたる)と同系。 《類義》 申は、下の物をおしのばすこと。累ルイは、ごろごろとつみかさねること。襲は、かさねて二重にすること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

餌 え🔗🔉

【餌】 14画 食部  区点=1734 16進=3142 シフトJIS=8961 《音読み》 ジ/ニr〉 《訓読み》 え/えさ(ゑさ) 《意味》 {名}米の粉をこね、まるめて柔らかくむしたもの。ねりもち。〈類義語〉→餠ヘイ{名}米と肉を混ぜて柔らかく煮た食べ物。 ジス{動}食べる。食べさせる。 ジス{動}えさでつる。「餌敵=敵ニ餌ス」 {名}柔らかくした食べ物。「食餌ショクジ」 {名}え()。えさ(サ)。柔らかいねりえ。魚や獣を誘って捕らえるためのえさ。転じて、人をつるために与える利益。 〔国〕え()。えさ(サ)。鳥・獣・虫・魚の食べ物。 《解字》 会意兼形声。「食+音符耳(ねっとり、柔らかい)」。 《単語家族》 耳(柔らかい耳たぶ)恥(心がひるんで軟らかくなる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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