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弋 くい🔗🔉

【弋】 3画 弋部  区点=5521 16進=5735 シフトJIS=9C54 《音読み》 ヨク/イキ〈y〉 《訓読み》 いぐるみ/くい(くひ)/とる/くろい(くろし) 《意味》 {名}いぐるみ。鳥をからめて落とすために矢にひもをつけて射るようにしかけたもの。また、それを射る方法。「弋射ヨクシャ」 {名}くい(クヒ)。棒ぐい。〈同義語〉→杙ヨクヨクス{動}とる。獲物をからめとる。「弋獲ヨクカク」「弋不射宿=弋スルニハ宿ヲ射ズ」〔→論語「遊弋ユウヨク」とは、警備の船が、敵を求めて航行すること。 {形}くろい(クロシ)。 《解字》 象形。上端にまたのついた棒ぐいを描いたもので、棒ぐいの形をした矢にひもをつけて放つので弋射ヨクシャのこととなり獲物をからめとる意ともなった。杙(くい)の原字。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

悔 くい🔗🔉

【悔】 人名に使える旧字 9画 部 [常用漢字] 区点=1889 16進=3279 シフトJIS=89F7 《常用音訓》カイ/く…いる/くや…しい/く…やむ 《音読み》 カイ(クイ)/ケ〈hu〉 《訓読み》 くやしい/くいる(くゆ)/くやむ/くい/くやみ 《意味》 {動}くいる(クユ)。くやむ。失敗したあと、暗い気持ちになる。がっかりして残念がる。「改悔」「太甲悔過=太甲、過チヲ悔ユ」〔→孟子{名}くい。残念な気持ち。「後悔」「死而無悔者=死シテ悔イナキモノ」〔→論語〕 〔国〕くやみ。人の死をとむらうことば。 《解字》 形声。毎マイの音は、海・悔・晦カイにおいては子音が変わり、カイ(クイ)という音をあらわす。悔は「心+音符毎」で、心が暗い気持ちになること。 《単語家族》 海(暗い色をしたうみ)晦(月のない暗いみそか)灰(黒い燃えかす)などと同系。 《参考》 人名に旧字使用可。旧字の総画数は10画。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

杙 くい🔗🔉

【杙】 7画 木部  区点=5927 16進=5B3B シフトJIS=9E5A 《音読み》 ヨク/イキ〈y〉 《訓読み》 くい(くひ) 《意味》 {名}くい(クヒ)。牛馬をつなぐためのくい。〈類義語〉→弋ヨク。 《解字》 会意兼形声。弋ヨクとは上端にまたのついたくい。杙は「木+音符弋」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

杭 くい🔗🔉

【杭】 8画 木部  区点=2526 16進=393A シフトJIS=8D59 《音読み》 コウ(カウ)/ゴウ(ガウ)〈hng〉 《訓読み》 わたる/くい(くひ) 《意味》 {動}わたる。舟がまっすぐに進む。〈同義語〉→航。「一葦杭之=一葦モテコレヲ杭ル」〔→詩経「杭州コウシュウ」とは、浙江セッコウ省、銭塘セントウ江の下流の都市の名。今の杭州市にあたる。南宋ナンソウの都で、臨安ともいった。 {名}くい(クヒ)。土中にまっすぐにいれこみ、その頭を出して目標などにする棒。 《解字》 会意兼形声。亢コウは、まっすぐなのど首のことで、まっすぐたつ意を含む。杭は「木+音符亢」。航(まっすぐ舟が進む)に当てて用いる。

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