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圜 わ🔗🔉

【圜】 16画 囗部  区点=5208 16進=5428 シフトJIS=9AA6 《音読み》 カン(クン)/ゲン〈hun〉/エン(ン)〈yun〉 《訓読み》 めぐる/わ 《意味》 {動}めぐる。ぐるぐるとまるく回る。〈同義語〉→還{名}わ。まるい、わ。リング。〈同義語〉→環{名・形}まる。まるい。〈同義語〉→円。「圜丘エンキュウ(=円丘)」 {名}大地をまるくとり巻く空。天空。▽昔は、天がまるく、地が方(四角い)と考えた。 《解字》 会意兼形声。圜の中は「目+音符袁エン」から成り、目玉のようにまるいことをあらわす。圜はそれを音符とし、囗(かこい)を加えた字で、まるい、回るなどの意を含む。 《単語家族》 環円などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

我 わ🔗🔉

【我】 7画 戈部 [六年] 区点=1870 16進=3266 シフトJIS=89E4 《常用音訓》ガ/わ/われ 《音読み》 ガ〈w〉 《訓読み》 わ/われ/わが 《意味》 {代}われ。わが。一人称代名詞。古くはおもに所有格と目的格に用いた。〈対語〉→汝ジョ。〈類義語〉→吾ゴ。「問孝於我=孝ヲ我ニ問フ」〔→論語〕「三人行、必有我師焉=三人行ヘバ、必ズ我ガ師アリ」〔→論語{名}自分の考えに凝り固まること。かた意地。「我執」「毋固、毋我=固ヲナクシ、我ヲナクス」〔→論語{代}わが。自分の。親しみの意をこめた呼び方。「我兄ガケイ・ワガケイ(あなた)」「窃比於我老彭=ヒソカニ我ガ老彭ニ比ス」〔→論語{名}〔仏〕自分への執着。▽元来は自己の心・身体をいい、迷いに執着する自分の心を指す。これを脱することが仏教の根本の一つとされる。「我執」 《解字》 象形。刃がぎざぎざになった戈(ほこ)を描いたもので、峨ガ(ぎざぎざと切りたった山)と同系。「われ」の意味に用いるのは、我ガの音を借りて代名詞をあらわした仮借。 《類義》 吾ゴは、おもに主格・所有格に用いたが、のち我と吾を混同した。私は、公に対する語で、ひそかに、自分だけの、の意。余ヨ(予)は、古めかしい一人称。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

環 わ🔗🔉

【環】 17画 玉部 [常用漢字] 区点=2036 16進=3444 シフトJIS=8AC2 《常用音訓》カン 《音読み》 カン(クン)/ゲン〈hun〉 《訓読み》 たまき/わ/めぐる/めぐらす/まわる(まはる) 《名付け》 たま・たまき・わ 《意味》 {名}たまき。わ。◎型の輪の形をした玉。腕輪や指輪などに用いる。転じて広く、輪の形をした物。「耳環」「環球」 {動}めぐる。めぐらす。まわる(マハル)。ぐるりとまわる。また○型にとりまく。かこむ。〈同義語〉→還。〈類義語〉→旋→回。「循環」「環而攻之=環リテコレヲ攻ム」〔→孟子{動}もどる。もとの地に帰る。▽還に当てた用法。 《解字》 会意兼形声。袁エンは、からだをまるくとりまく寛衣。環の右側の字(音カン)は「目+音符袁」からなり、目をぐるりとまわす、目をまるくすること。環はそれを音符とし、玉を加えた字で、まるくとりまいた形の玉。 《単語家族》 円エン圏ケン(とりまく)などと同系。 《類義》 旋は、尾を引いてぐるぐる円を描く。回・廻は、中心点をぐるぐる回転すること。転じて、円を描いてもとにもどること。運・巡も、やはりぐるぐるまわること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

輪 わ🔗🔉

【輪】 15画 車部 [四年] 区点=4656 16進=4E58 シフトJIS=97D6 《常用音訓》リン/わ 《音読み》 リン〈ln〉 《訓読み》 わ 《名付け》 もと・わ 《意味》 {名}わ。放射状に車輻シャフクが順序よく並んだ車輪。 {名}車輪のように平らな円形をしたもの。「日輪」「火輪」 {動}順序よくめぐる。順番にする。「輪講」 {名}釣り糸。▽綸に当てた用法。 {名}広(東西のひろがり)に対して、南北のひろがりのこと。「広輪(ひろさ)」 〔国〕花をかぞえることば。「梅一輪」 《解字》 会意兼形声。侖は、順序よく並ぶ意を含む。輪は「車+音符侖リン」で、軸のまわりに整然と輻ヤが配列され、組みたてられたわのこと。 《単語家族》 論リン(言語を順序よく組みたてる)倫リン(人間関係について順序をつける)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

鐶 わ🔗🔉

【鐶】 21画 金部  区点=7934 16進=6F42 シフトJIS=E861 《音読み》 カン(クン)/ゲン〈hun〉 《訓読み》 わ 《意味》 {名}わ。かなわ。ゆびわ。また、みみわ。〈同義語〉→環。 《解字》 会意兼形声。右側の字(音カン)は、まるい意を含む。鐶はそれを音符とし、金を加えた字で、金属のわ。玉なら環と書き、金属なら鐶と書くが、ことばとしては同じ。

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