複数辞典一括検索+

わ(音節)🔗🔉

①両唇を近よせて発する半母音〔w〕と母音〔a〕との結合した音節。〔wa〕 ②平仮名「わ」は「和」の草体。片仮名「ワ」は「和」の旁つくりの転形。一説に「輪」の象形「〇」の転形とも。

わ【曲・回】🔗🔉

曲・回】 山・川・海などの入りまがって一区域をなした所。み。永久百首「峰の―のむら草隠れきぎす鳴くなり」。「浦―」「島―」「川―」

わ【輪・環】🔗🔉

輪・環】 ①長いものをまげて円くしたもの。また、円い形のもの。万葉集9「望月の満れる面おも―に」。「―になって踊る」 ②車軸を中心に回転して車を進める円形の具。車輪。〈倭名類聚鈔11〉。「―がはずれる」 ③桶の箍たが。 ④鍬くわ・鋤すきなどを数える語。孝徳紀「鍬一―」 ⑤わがねたものを数える語。古事記「麻の三―」 ⇒輪にも葛にも掛からず ⇒輪をかける

わ【羽】🔗🔉

鳥や兎などを数える語。撥音の後では「ば」、促音の後では「ぱ」となる。「鶏1―」

わ【把】🔗🔉

束ねたものを数える語。撥音の後では「ば」、促音の後では「ぱ」となる。「薪1―」

わ【和】🔗🔉

】 (呉音。唐音はオ) ①仲よくすること。「―を結ぶ」 ②〔数〕二つ以上の数・式などを加えて得た値。「―を求める」 ③(大和国の意) ㋐日本。倭。 ㋑日本製・日本風・日本語などの意を表す。 ㋒大和国の略。「―州」 →わ(我)[二] ⇒和を講ずる ⇒和を以て貴しと為す

わ【倭】🔗🔉

】 ①中国・朝鮮で用いられた日本の古称。「―人」 ②日本の自称。やまと。和。「―漢朗詠集」

わ【我・吾】🔗🔉

我・吾】 [一]〔代〕 ①(一人称)わたし。われ。あ。おのれ。古事記「―が立たせれば」 ②(二人称)お前。親愛または軽侮の意をこめて呼ぶ語。仮名草子、伊曾保「―が第一と思はう珍物を買ひ求めて来い」 [二]〔接頭〕 (「和」とも書く)親愛または軽侮の意を表す。今昔物語集28「―御許はうるさき兵の妻とこそ思ひつるに」。古今著聞集10「―法師めが人あなづりして」

わ(助詞)🔗🔉

〔助詞〕 (終助詞) ①呼びかけを表す。万葉集13「小子わくごどもいざ―出で見む」 ②(係助詞ハの転。習慣で「は」と書かれることが多い)活用語の終止形を受ける。 ㋐詠嘆・感動を表す。狂言、入間川「おいとまを下された―」。古今和歌集集遠鏡「これは、アレ鴈がかへるワ、アレ松虫の声がするワなど訳すべし」。「よく言う―」「出る―出る―」 ㋑(女性語)軽い主張・決意・詠嘆を表す。「もう帰ります―」「あらすてきだ―」

わ(感動詞)🔗🔉

〔感〕 ①意外なことに驚いた時や人を驚かす時に発する語。わあ。わっ。 ②泣く声。わっ。

広辞苑で完全一致するの検索結果 1-10