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【項領】🔗🔉

【項領】 コウリョウ はっきりと目だつ首すじ。「四牡シボ項領」〔→詩経首。うなじ。転じて、大事な所。要害の地。

【項縮】🔗🔉

【項縮】 コウシュク 恥ずかしくて、首がすくむ。

【項羽】🔗🔉

【項羽】 コウウ〈人名〉前232〜前202 秦シン末、楚ソの人。字アザナは羽、名は籍。漢の劉邦リュウホウ(高祖)とともに、秦を滅ぼし、一時西楚の覇王ハオウを名のったが、のち、劉邦と天下を争い、敗れて死んだ。鴻門コウモンでの会見や『垓下ガイカの歌』の作者として有名。→「鴻門之会コウモンノカイ」

【項荘】🔗🔉

【項荘】 コウソウ〈人名〉秦シン末、楚ソの武将。項羽コウウの従弟。前206年の鴻門コウモンの会で、剣舞により劉邦リュウホウを撃とうとしたが、項伯コウハクに妨げられて失敗。

【項伯】🔗🔉

【項伯】 コウハク〈人名〉秦シン末漢初の武将。名は纏テン、伯は字アザナ。項羽コウウの叔父。前206年の鴻門コウモンの会では、陰に劉邦リュウホウを助けた。漢の統一後、射陽侯に封じられ、劉姓を与えられた。

【須】🔗🔉

【須】 12画 頁部 [人名漢字] 区点=3160 16進=3F5C シフトJIS=907B 《音読み》 シュ/ス〈x〉 《訓読み》 ひげ/もちいる(もちゐる・もちふ)/もとめる(もとむ)/まつ/もとめ/すべからく…すべし 《名付け》 まつ・もち・もとむ 《意味》 {名}ひげ。柔らかいひげ。とくに、あごひげ。〈同義語〉→鬚シュ。「竜須リュウシュ(竜のひげ)」「須髯シュゼン」 {動}もちいる(モチル・モチフ)。もとめる(モトム)。他の何物かにたよろうとしてまちうける。ぜひ必要とする。ぜひにと期待する。〈類義語〉→需シュ/ジュ。「必須ヒッス/ヒッシュ」「急須キュウシュ(さし迫って必要とする。日本では急いで湯をわかすきゅうすのこと)」「何須…=ナンゾ…スルヲ須ンヤ」「不須…=…スルヲ須ズ」 {動}まつ。こちらが動かず、相手の動きをまち望む。その機会をまちうける。〈類義語〉→待。「須待シュタイ」「相須甚切=アヒ須ツコトハナハダ切ナリ」「須其成列而後撃之=ソノ列ヲ成スヲ須チテ後コレヲ撃ツ」〔→穀梁{名}もとめ。要求。需要。〈同義語〉→需。「不給使君須=使君ノ須ヲ給セズ」〔→李賀{助動}すべからく…すべし。動詞の前につけ、ぜひ…する必要がある、の意をあらわす。「須知=須ラク知ルベシ」▽「応須」というかたちで用いたときは、「まさにすべからく…すべし」と読み、当然…する必要がある、の意。 「須臾シュユ」とは、ほんの短い間、ごくわずかの時間がたって、の意。▽「須」は、細いひげ。「臾」は、細く抜き出すこと。いずれも細く小さいの意を含む。「不可須臾離也=須臾モ離ルベカラザルナリ」〔→中庸〕 《解字》 会意。もと、あごひげの垂れた老人を描いた象形文字。のち「彡(ひげ)+頁(あたま)」で、しっとりとしたひげのこと。柔らかくしめって、きびきびと動かぬ意から、しぶる、じっとたってまつの意となり、他者を頼りにして期待する、必要としてまちうけるなどの意となった。需も同じ経過をたどって必需の意となり、須と通用する。 《単語家族》 需(柔らかい)濡(しっとり)乳(ねっとり)などと同系。 《類義》 →可→必→胡 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

漢字源 ページ 4904