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卒🔗⭐🔉
【卒】
8画 十部 [四年]
区点=3420 16進=4234 シフトJIS=91B2
【卆】異体字異体字
4画 十部
区点=5032 16進=5240 シフトJIS=99BE
《常用音訓》ソツ
《音読み》
ソツ
/ソチ
〈z
〉〈c
〉/
シュツ
/シュチ
〈z
〉
《訓読み》 にわかに(にはかに)/おわる(をはる)/おえる(をふ)/おわり(をはり)/ついに(つひに)
《名付け》 たか
《意味》

{名}十ぱひとからげの雑兵ゾウヒョウや人夫。小者たち。「従卒」「料度諸侯之卒=諸侯ノ卒ヲ料度ス」〔→史記〕
{形・副}にわかに(ニハカニ)。急なさま。突然に。〈同義語〉→猝。「卒然」「卒中(急にのぼせて中風になる)」「卒起不意、尽失其度=卒カニ起コリ不意ナリ、尽クソノ度ヲ失フ」〔→史記〕

{動}おわる(ヲハル)。おえる(ヲフ)。締めくくる。「卒業」
{名}おわり(ヲハリ)。締めくくり。「有始有卒者、其惟聖人乎=始メ有リ卒リ有ル者ハ、ソレタダ聖人カ」〔→論語〕
シュッス{動}身分の高い人が死ぬ。▽直接「死」といわず「(年を)卒オえた」と表現した忌みことば。「古公卒、季歴立=古公卒シ、季歴立ツ」〔→史記〕
{副}ついに(ツヒニ)。おわりに。とどのつまりは。「卒為善士=卒ニ善キ士ト為ル」〔→孟子〕
《解字》
会意。「衣+十」で、はっぴのような上着を着て、十人ごと一隊になって引率される雑兵や小者をあらわす。小さいものという意を含む。「にわか」の意は猝ソツに当てたもの。また、小さくまとめて引き締める意から、最後に締めくくる意となり、「おわり」の意を派生した。
《単語家族》
碎(=砕。小さくくだいた石)また、引率の率(引き締めてまとめる)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語




















卒中 ソッチュウ🔗⭐🔉
【卒中】
ソッチュウ 脳の血液循環が悪化して、突然倒れたりする発作ホッサ性の病気。「卒中風ソッチュウブウ」の略。脳溢血ノウイッケツ。
卒去 シュッキョ🔗⭐🔉
【卒去】
ソッキョ・シュッキョ〔国〕
昔、五位以上三位以下の人の死。
転じて、一般の人の死。


卒史 ソッシ🔗⭐🔉
【卒史】
ソッシ 漢代の官名。人材登用の試験をつかさどった。年俸百石。
卒伍 ソツゴ🔗⭐🔉
【卒伍】
ソツゴ
周代の兵隊の編制単位。▽卒は、百人一組。伍は、五人一組。
平民。また、身分の低い者。
身分の低い兵隊。兵卒。また、その組や隊列。



卒先 ソッセン🔗⭐🔉
【卒先】
ソッセン〔国〕=率先。人の先にたつ。人より進んで物事を行うこと。
卒年 シュツネン🔗⭐🔉
【卒年】
ソツネン・シュツネン
年のおわり。
死亡したときの年齢。〈類義語〉没年。


卒倒 ソットウ🔗⭐🔉
【卒倒】
ソットウ 急に意識を失って倒れること。
卒都婆 ソトバ🔗⭐🔉
【卒都婆】
ソトバ〔仏〕
仏舎利を安置するために建てた五重塔・五輪塔。『卒塔婆ソトバ』▽梵語ボンゴの音訳。
死者の供養のため、墓のうしろにたてる細長い板。


卒爾 ソツジ🔗⭐🔉
【卒爾】
ソツジ
にわかに。だしぬけに。『卒然ソツゼン・卒而ソツジ』
そそっかしいこと。かるはずみ。


卒暴 ソツボウ🔗⭐🔉
【卒暴】
ソツボウ にわかなさま。だしぬけ。▽「暴」は、にわか。
漢字源に「卒」で始まるの検索結果 1-14。