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【殊】 10画 歹部 [常用漢字] 区点=2876 16進=3C6C シフトJIS=8EEA 《常用音訓》シュ/こと 《音読み》 シュ/ズ/ジュ〈sh〉 《訓読み》 こと/たつ/ことなる/ことにする(ことにす)/ことに 《名付け》 こと・よし 《意味》 {動}たつ。株を切るように胴切りにする。また、胴や首を横に切断して殺す。〈類義語〉→断→誅チュウ。「殊死」 {形・動}ことなる。ことにする(コトニス)。普通とまったく違う。「殊異」「特殊」「天下同帰而殊塗=天下帰ヲ同ジウシテ塗ヲ殊ニス」〔→易経{副}ことに。普通とまったく違って。とりわけ。「有殊弗知慎者=殊ニ慎ミヲ知ラザルモノ有リ」〔→呂覧〕 《解字》 会意兼形声。朱は、木を―印で切断するさまを示す指事文字で、切り株のこと。殊は「歹(死ぬ)+音符朱」で、株を切るように切断して殺すこと。特別の極刑であることから、特殊の意となった。 《単語家族》 誅チュウ(胴切りにして殺す)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

殊方 シュホウ🔗🔉

【殊方】 シュホウ ほかと方法が異なる。故郷などとまったく風土の異なった地方。「殊方日落玄猿哭=殊方ニ日ハ落チテ玄猿哭ス」〔→杜甫

殊尤 シュユウ🔗🔉

【殊尤】 シュユウ 特にすぐれている。

殊死 シュシ🔗🔉

【殊死】 シュシ 死を覚悟する。死にものぐるい。決死。「軍皆殊死戦=軍ミナ殊死シテ戦フ」〔→史記殺す。死刑。また、死刑囚。「其赦天下殊死以下=ソレ天下ノ殊死以下ヲ赦セ」〔→漢書

殊色 シュショク🔗🔉

【殊色】 シュショク 特別にすぐれた美人。

殊位 シュイ🔗🔉

【殊位】 シュイ 特別にとうとい地位。

殊姿 シュシ🔗🔉

【殊姿】 シュシ 特にすぐれて美しい容姿。「人言挙動有殊姿=人ハ言フ挙動ニ殊姿有リト」〔→白居易

殊俗 シュゾク🔗🔉

【殊俗】 シュゾク 風俗が異なる。習慣・しきたりなどが異なること。風俗の異なった国。他国のこと。

殊珍 シュチン🔗🔉

【殊珍】 シュチン 特に珍しいもの。また、珍しい宝。

殊恩 シュオン🔗🔉

【殊恩】 シュオン 特別の恩恵。

殊致 シュチ🔗🔉

【殊致】 シュチ おもむきが異なる。すぐれた風景。絶景。

殊能 シュノウ🔗🔉

【殊能】 シュノウ 普通と異なったすぐれた才能。

殊異 シュイ🔗🔉

【殊異】 シュイ 特に異なる。また、異にする。特別あつかいにする。

殊域 シュイキ🔗🔉

【殊域】 シュイキ 異なる地域。よその地方。『殊境シュキョウ』

殊郷 シュキョウ🔗🔉

【殊郷】 シュキョウ 風土の異なったよその地方。異民族の住む地域。

殊遇 シュグウ🔗🔉

【殊遇】 シュグウ 特別の礼を尽くしてもてなす待遇。「蓋追先帝之殊遇、欲報之於陛下也=ケダシ先帝ノ殊遇ヲ追ヒテ、コレヲ陛下ニ報イント欲スル也」〔→諸葛亮

殊勝 シュショウ🔗🔉

【殊勝】 シュショウ 特にすぐれている。〔国〕けなげでりっぱであること。奇特。

殊絶 シュゼツ🔗🔉

【殊絶】 シュゼツ 普通とちがって特にすぐれている。

殊裔 シュエイ🔗🔉

【殊裔】 シュエイ 遠い果ての国。

殊塗同帰 シュトドウキ🔗🔉

【殊塗同帰】 シュトドウキ〈故事〉異なった道を進んでも、結局は同じところへ落ち着くこと。▽「易経」繋辞伝下から。

殊勲 シュクン🔗🔉

【殊勲】 シュクン ほかよりも特にすぐれた功績。『殊功シュコウ・殊効シュコウ・殊績シュセキ』

殊類 シュルイ🔗🔉

【殊類】 シュルイ 種類が異なる。身分・才能がかけはなれている。また、そのもの。鬼神・化け物など、人間からみて普通と異なったもの。

殊寵 シュチョウ🔗🔉

【殊寵】 シュチョウ 天子の特別の寵愛チョウアイ。『殊眷シュケン』

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