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【濡】 17画 水部  区点=3908 16進=4728 シフトJIS=9447 《音読み》 ジュ/ニュウ〈r〉 《訓読み》 ぬれる(ぬる)/うるおう(うるほふ)/ぬらす/うるおす(うるほす)/うるおい(うるほひ) 《意味》 {動・形}ぬれる(ヌル)。うるおう(ウルホフ)。ぬらす。うるおす(ウルホス)。しっとりぬれる。ぬれて柔らかい。しっとりとぬらす。また、そのさま。〈対語〉→涸コ。〈類義語〉→潤→湿。「濡如ジュジョ(しっとり)」「雨露既濡=雨露スデニ濡フ」〔→礼記{動・形}じっとりぬれたように、ぐずつく。ふんぎりがつかない。また、そのさま。「濡滞ジュタイ」 {名}うるおい(ウルホヒ)。雨の恵み。人の恵み。 《解字》 会意兼形声。需ジュは「雨+而(柔らかいひげ)」の会意文字で、雨つゆにぬれて垂れたひげのように柔らかいこと。のち須(ねばって待つ)に当て、需用(待ち求める)の意に用いる。濡は「水+音符需」で、需の原義(ぬれて柔らかい)を示す。 《単語家族》 臑ジュ(柔らかい肉)儒(柔和な人)乳ニュウ・ジュ(ねっとりしたちち)などと同系。 《類義》 潤は、じわじわと外にしみ出る、ぬれてゆとりのあること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

濡忍 ジュニン🔗🔉

【濡忍】 ジュニン 侮辱をたえしのぶ。「無濡忍之志=濡忍ノ志無シ」〔→史記

濡首 コウベヲヌラス🔗🔉

【濡首】 ジュシュ・コウベヲヌラス 首まで酒にひたる。酒に酔って本性を失うこと。「飲酒濡首亦不知節也=酒ヲ飲ミテ首ヲ濡ラストハマタ節ヲ知ラザルナリ」〔→易経

濡染 ジュセン🔗🔉

【濡染】 ジュセン・ジュゼン うるおい染まる。見たり聞いたりしているうちに自然に能力がつくこと。筆を墨でぬらす。文字を書くこと。

濡滞 ジュタイ🔗🔉

【濡滞】 ジュタイ ぐずつく。とどまり滞在する。とどこおる。〈類義語〉渋滞。「三宿而後出昼、是何濡滞也=三宿シテ後ニ昼ヲ出ヅルトハ、コレ何ゾ濡滞ナルヤ」〔→孟子

濡需 ジュジュ🔗🔉

【濡需】 ジュジュ しばらくの間、安逸をむさぼる。〔→荘子

濡潤 ジュジュン🔗🔉

【濡潤】 ジュジュン しっとりとうるおう。また、うるおす。

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