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祖🔗⭐🔉
【祖】
人名に使える旧字
9画 示部 [五年]
区点=3336 16進=4144 シフトJIS=9163
《常用音訓》ソ
《音読み》 ソ
〈z
〉
《訓読み》 じじ(ぢぢ)/はじめ
《名付け》 おや・さき・のり・はじめ・ひろ・もと
《意味》
{名}世代をかさねた昔の人。また先祖のみたまや。「先祖」
{名}じじ(ヂヂ)。父母の父。祖父。
{名}はじめ。その仕事や教えをはじめた人。また、王朝をはじめた帝王。▽中国で、芸道の祖師は唐の玄宗、大工の祖師は墨子ボクシ、薬屋の祖師は神農、医者の祖師は扁鵲ヘンジャクとされる。「開祖」「元祖」
{名}修行して一派を開き、信仰の中心となった人。「教祖」「宗祖」
{形}もとになるものであること。「祖国(母国)」「祖型(もとの型)」
{動}おおもととして尊敬して従う。「仲尼祖述
舜=仲尼ハ
舜ヲ祖述ス」〔→中庸〕
{名}道路をつかさどると考えられた神。道祖神。「祖神」
ソス{動}道祖神をまつって旅路のぶじを祈る。「既祖取道=スデニ祖シテ道ヲ取ル」〔→史記〕
《解字》
会意兼形声。且ショは、物を重ねたさまを描いた象形文字。祖は「示(祭壇)+音符且」で、世代の重なった先祖のこと。いくえにも重なる意を含む。先祖はまつられるので示へんを加えた。
《単語家族》
助(力を重ねる)
苴ショ(重ねてしく)
組(ひもを重ねてくみひもをあむ)などと同系。
《参考》
人名に旧字使用可。旧字の総画数は10画。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語

















祖生鞭 ソセイノムチ🔗⭐🔉
【祖生鞭】
ソセイノムチ〈故事〉人に先立って着手する。先鞭センベンをつける。▽晋の人が、友人の祖逖ソテキが官に任用されたのを聞き、祖生(祖逖)に先鞭をつけられたといつた故事。〔→晋書〕
祖考 ソコウ🔗⭐🔉
【祖考】
ソコウ
死んだ祖父。
遠い祖先。


祖先 ソセン🔗⭐🔉
【祖先】
ソセン
その家系の初代の人。先祖。
初代以来先代までの代々の人々。


祖妣 ソヒ🔗⭐🔉
【祖妣】
ソヒ
死んだ祖母。
先祖と、その妻。


祖国 ソコク🔗⭐🔉
【祖国】
ソコク
先祖代々、住んできた国。自分がうまれた国。
民族がわかれた、もとの国。本国。


祖宗 ソソウ🔗⭐🔉
【祖宗】
ソソウ
第一代の祖先と、中興の祖。
初代から先代までの代々の君主。


祖神 ソシン🔗⭐🔉
【祖神】
ソシン 旅路の交通の安全を守る神。道祖神。
祖送 ソソウ🔗⭐🔉
【祖送】
ソソウ 旅に出る人を送る。
祖師 ソシ🔗⭐🔉
【祖師】
ソシ
その技術や流派の学問をはじめた人。
〔仏〕その流派の宗旨を開いた僧。
〔仏〕釈迦シャカのこと。
〔仏〕日本で、日蓮ニチレンのこと。
〔仏〕日本で、親鸞シンランのこと。





祖宴 ソエン🔗⭐🔉
【祖帳】
ソチョウ 旅人に列れを惜しむ送別の宴。『祖宴ソエン・祖筵ソエン・祖席ソセキ』▽「帳」は、旅人を送るとき、道祖神をまつるのに用いる幕。「祖帳離声咽管絃=祖帳ノ離声管絃咽ブ」〔→白居易〕
祖道 ソドウ🔗⭐🔉
【祖道】
ソドウ 旅に出発する人に別れを惜しむ宴会。▽一説に、「祖」は、「徂」で、遠くへいくの意とも。
祖廟 ソビョウ🔗⭐🔉
【祖廟】
ソビョウ 先祖の霊をまつるみたまや。
祖餞 ソセン🔗⭐🔉
【祖餞】
ソセン 旅だつ人を送るとき、道祖神をまつって旅の平安を祈り、はなむけの宴会を行うこと。
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