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【茶】 9画 艸部 [二年] 区点=3567 16進=4363 シフトJIS=9283 《常用音訓》サ/チャ 《音読み》 チャ/サ/タ/ジャ(ヂャ)〈ch〉 《名付け》 さ 《意味》 {名}木の名。ちゃの木。また、その若葉をとって製したもの。また、その葉に湯を注いだり、または煮だしたりしてつくった飲料。 {名}晩茶を茗メイというのに対して、新芽をつんで製したちゃ。 {名}すべて草木の葉を煮だした飲料。「菖蒲茶ショウブチャ」 {名}色で、ちゃ。ちゃいろ。 〔国〕作法にしたがってちゃをたててのむこと。「茶会」 《解字》 会意兼形声。もと「艸+音符余(のばす、くつろぐ)」。舒ジョ(くつろぐ)と同系で、もと緊張をといてからだをのばす効果のある植物。味がほろにがいことから、苦荼クトともいった。のち、一画をへらして茶と書くようになった。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物

茶人 サジン🔗🔉

【茶人】 サジン 茶をつむのを業とする人。チャジン〔国〕茶の湯を趣味とする人。転じて、風流な人。

茶宴 チャエン🔗🔉

【茶会】 サカイ 茶をたててのむ会。『茶宴チャエン』商人が茶店に集まって商売の相談をすること。チャカイ〔国〕客を招いて抹茶マッチャをたててすすめる会。茶の湯の会。

茶臼 サキュウ🔗🔉

【茶臼】 サキュウ 茶の葉をひくうす。ちゃうす。『茶磑サガイ・茶磨サマ』「山童隔竹敲茶臼=山童竹ヲ隔テテ茶臼ヲ敲ク」〔→柳宗元

茶托 チャタク🔗🔉

【茶托】 チャタク 茶を客にすすめる時、茶碗チャワンをのせる小さい皿サラ状のもの。

茶店 サテン🔗🔉

【茶坊】 サボウ 休息する客に茶などをのませる小さい店。『茶店サテン・茶肆サシ』

茶坊主 チャボウズ🔗🔉

【茶坊主】 チャボウズ〔国〕武家時代に、頭髪をそって、茶事いっさいを専門にあつかった人。

茶果 サカ🔗🔉

【茶果】 サカ・チャカ =茶菓。茶と果物。〈類義語〉茗果メイカ。〔国〕茶と菓子。

茶房 サボウ🔗🔉

【茶房】 サボウ・チャボウ 茶をたてるへや。役所の中の茶のみ所。〔国〕喫茶店。

茶炉 サロ🔗🔉

【茶炉】 サロ 茶をわかすためのいろり。

茶茗 サメイ🔗🔉

【茶茗】 サメイ・チャメイ 茶のこと。▽「茶」は、はやくつんだもの。「茗」は、おそくつんだもの。

茶匙 サシ🔗🔉

【茶匙】 サシ・チャシ 茶をたてるときに使うさじ。茶さじ。

茶商 サショウ🔗🔉

【茶商】 サショウ・チャショウ 茶の売買をする商人。

茶粥 チャシュク🔗🔉

【茶粥】 チャシュク 茶をせんじだした汁でたいたかゆ。ちゃがゆ。〈類義語〉茗粥メイシュク。

茶筅 チャセン🔗🔉

【茶筅】 チャセン 抹茶マッチャをたてるときの道具の一つ。ささらのような形で、茶をかきまぜるのに使う。ちゃぼうき。〔国〕「茶筅」のような形にゆったまげのこと。茶筅髻チャセンマゲ。

茶湯 サトウ🔗🔉

【茶湯】 サトウ 茶と湯。たてた茶。チャノユ〔国〕一定の作法にしたがって抹茶マッチャをたてて客をもてなすこと。また、その会。

茶道 サドウ🔗🔉

【茶道】 サドウ・チャドウ〔国〕一定の作法にしたがって茶をたてて客をもてなすこと。また、それをきわめる道。

茶飯事 サハンジ🔗🔉

【茶飯事】 サハンジ〔国〕ありふれていること。「日常茶飯事」

茶園 チャエン🔗🔉

【茶園】 チャエン 茶畑。『茶圃チャホ』〈類義語〉茗園メイエン。

茶煙 サエン🔗🔉

【茶煙】 サエン 茶を煮るときに出るけむり。『茶烟チャエン・茶靄サアイ』「一榻茶煙成偶睡=一榻ノ茶煙偶睡ヲ成ス」〔→高啓

茶禁 サキン🔗🔉

【茶禁】 サキン 政府が茶の専売を行うために出した禁令。

茶話 サワ🔗🔉

【茶話】 サワ・チャワ 茶をのみながら話すこと。茶のみばなし。

茶槍 サソウ🔗🔉

【茶槍】 サソウ 茶の芽。▽はじめて出たふた葉を「一槍」という。「槍」は、細く突き出たもの。

茶室 チャシツ🔗🔉

【茶寮】 サリョウ・チャリョウ 茶をたてるへや。〔国〕茶会をするへや。『茶室チャシツ』〔国〕喫茶店。

茶経 チャケイ🔗🔉

【茶経】 チャケイ・サケイ〈書物〉三巻。唐の陸羽リクウ(?〜804)の著。760年ごろ成立。中国の茶道の代表的でまた最も古い書。著者の陸羽については、隠棲の生活を送った人らしいというほかは、よく分からない。中国独特の団茶、あるいは餠茶の法を、各篇に則して述べている。単なる形式だけの記述ではなく、日本の茶道とも通ずる面もあり、また文章もすぐれている。日本の大典禅師の『茶経詳説』(1774)は注釈書としてすぐれたものである。

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