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貞🔗⭐🔉
【貞】
9画 貝部 [常用漢字]
区点=3671 16進=4467 シフトJIS=92E5
《常用音訓》テイ
《音読み》 テイ
/チョウ(チャウ)
〈zh
ng・zh
n〉
《訓読み》 ただしい(ただし)/とう(とふ)/きく
《名付け》 さだ・ただ・ただし・ただす・つら・みさお
《意味》
テイナリ{形}ただしい(タダシ)。まっすぐである。動揺しない。〈類義語〉→正。「中貞」「貞女(節をまげないただしい女)」「君子貞而不諒=君子ハ貞ニシテ諒セズ」〔→論語〕
テイス{動}とう(トフ)。きく。占って神意をきく。▽殷イン代の卜辞ボクジでは聴テイ・チョウに当てた。「甲子王貞=甲子ニ王貞ク」〔→卜辞〕
テイス{動}ただしく神意をききあてる。▽「周易」の語。卜辞の習慣をひいたことば。「貞吉=貞シテ吉ナリ」
《解字》
形声。もと鼎テイ(かなえ)の形を描いた象形文字で、貝ではない。のち、卜(うらなう)を加えて、「卜+音符鼎テイ」。
《単語家族》
聴テイ(まっすぐにききあてる)
正(まっすぐ)
定(まっすぐたって動かない)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要書物











貞一 テイイツ🔗⭐🔉
【貞一】
テイイツ
正直で、そむこうとする心がないこと。
道家で、唯一の奥義がただしく不動であること。


貞卜文字 テイボクモンジ🔗⭐🔉
【貞卜文字】
テイボクモンジ 甲骨文字のこと。▽占って貞(きく)したことから。
貞士 テイシ🔗⭐🔉
【貞士】
テイシ 誠実で行いのただしい人。
貞正 テイセイ🔗⭐🔉
【貞正】
テイセイ 節操がかたくて、ただしいこと。『貞方テイホウ』
貞石 テイセキ🔗⭐🔉
【貞石】
テイセキ かたい石。石碑のこと。
貞白 テイハク🔗⭐🔉
【貞白】
テイハク 心が誠実で潔白なこと。
貞臣 テイシン🔗⭐🔉
【貞臣】
テイシン 節操をかたく守る忠義な家臣。
貞松 テイショウ🔗⭐🔉
【貞松】
テイショウ 冬になっても青々としていて色のかわらない松のこと。▽松の色がかわらないことを操がただしいことにたとえていう。
貞烈 テイレツ🔗⭐🔉
【貞烈】
テイレツ 節操がかたくて行いがただしいこと。
貞晦 テイカイ🔗⭐🔉
【貞晦】
テイカイ 心がただしく、自分の才能をほこらないこと。
貞淑 テイシュク🔗⭐🔉
【貞淑】
テイシュク 女が、節操がかたくて態度がしとやかなこと。『貞婉テイエン』
貞順 テイジュン🔗⭐🔉
【貞順】
テイジュン 操がかたくて従順なこと。
貞幹 テイカン🔗⭐🔉
【貞幹】
テイカン
ただしくてしっかりしている。
中心になるただしい部分。


貞節 テイセツ🔗⭐🔉
【貞節】
テイセツ
行いがただしくて節操がかたいこと。
女としての節操がかたいこと。


貞概 テイガイ🔗⭐🔉
【貞概】
テイガイ 行いがただしくて節操がかたいこと。
貞静 テイセイ🔗⭐🔉
【貞静】
テイセイ 節操がかたく、しとやかなこと。
貞潔 テイケツ🔗⭐🔉
【貞潔】
テイケツ 節操がかたくて、行いがいさぎよいこと。『貞廉テイレン』
貞操 テイソウ🔗⭐🔉
【貞操】
テイソウ
かたくてかわらない節操。
女としてのかたい操。
女が純潔を保つこと。



貞観之治 ジョウガンノチ🔗⭐🔉
【貞観之治】
ジョウガンノチ
唐の太宗の貞観年間(六二七年から六四九年まで)の治世。房玄齢・杜如晦トジョカイなどの賢相や、魏徴ギチョウ・李靖リセイらの名将があらわれて、その治世は太平であった。▽テイカンのチとも読む。
〔国〕貞観年間(八五九年から八七七年まで)の清和天皇の治世。諸国の徭役ヨウエキをへらし、墾田をすすめ、風俗をただしたので、天下はよくおさまったという。


貞観政要 ジョウガンセイヨウ🔗⭐🔉
【貞観政要】
ジョウガンセイヨウ〈書物〉一〇巻四〇編。唐の呉兢ゴキョウ(670〜749)の著。成立年代不詳。唐の太宗とその臣下たちとの間の政治上の論議を集めた書。帝王経世の書として、中国歴代の帝王はもちろん、日本においても鎌倉時代以後に広く愛読され、特に北条政子・徳川家康がこれを珍重し、政子は和訳本を、家康は覆刻本をそれぞれ作らせている。
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