複数辞典一括検索+

一切 イッサイ🔗🔉

【一切】 イッサイ すべて。〈同義語〉壱切。しばらく。一時。〈同義語〉壱切。同時に。〈同義語〉壱切。▽はイッセツとも読む。〔仏〕すべての事物をそなえる。〔国〕まったく。▽下に打ち消しのことばを伴う。

一切衆生 イッサイシュジョウ🔗🔉

【一切衆生】 イッサイシュジョウ〔仏〕この世に生存するすべての生き物。〔涅槃経〕

一札 イッサツ🔗🔉

【一札】 イッサツ 一枚の書き物。〔国〕「一札入れる」とは、謝罪や約束を記した文書を相手に差し出すこと。

一散 イッサン🔗🔉

【一目散】 イチモクサン『一散イッサン』〔国〕急いでいっしょうけんめいに走るさま。

一再 イッサイ🔗🔉

【一再】 イッサイ 一、二回。▽日本語では多く、下に打ち消しのことばを伴う。たびたび。

一茶頃 イッサケイ🔗🔉

【一茶頃】 イッサケイ〔仏〕一度茶をのむ間。わずかな時間のこと。

一殺多生 イッサツタショウ🔗🔉

【一殺多生】 イッサツタショウ・イッセツタショウ〔仏〕ひとりをぎせいにして多くの人を生かすこと。〔報恩経〕

一盞 イッサン🔗🔉

【一盞】 イッサン 一つの杯。また、わずかな量の酒。

一盞灯 イッサントウ🔗🔉

【一盞灯】 イッサントウ 一つだけのさびしげな灯火。

博一粲 イッサンヲハクス🔗🔉

【博一粲】 イッサンヲハクス「一笑に供する」の意で、自作の詩文などを人に贈るときの謙そんのことば。▽「粲」は、白く、はっきりしていることで、白い歯を出して笑う意。

一撮 イッサツ🔗🔉

【一撮】 イッサツ ひとつまみほどのわずかな量。「一撮土(わずかな土地)」〔→中庸

一切経音義 イッサイキョウオンギ🔗🔉

【一切経音義】 イッサイキョウオンギ〈書物〉『一切経』に音注と字解をほどこしたもの。二五巻(玄応ゲンノウ撰)。玄応(?〜663)は長安の僧で、645年以降、玄奘ゲンジョウのもとで経典漢訳の校正に任じ、四五八部の経論についての音義(音注と字解)を作った。音注の説明に使われた反切は『切韻』とほぼ同質で、唐初の文語音を表す。一〇〇巻(慧琳エリン撰)。慧琳(737〜820)はカシュガル(疎勒ソロク)の人、不空三蔵のもとで経典漢訳にあたり、788〜810年ごろに音義を作った。体裁は玄応のものと同じだが、分量は多く、また『字林』『玉篇』『三倉』などの逸書や、今の『説文セツモン解字』にはない説文解説を引用している。その反切は『切韻』より簡素化した体系を示し、唐代長安音の韻書である『韻英』などによっている。九世紀の長安音を表す貴重な材料で、日本の漢音、朝鮮漢字音の主部分とよく一致する。『衆経音義』ともいう。

壱切 イッサイ🔗🔉

【壱切】 イッセツ・イッサイ すべて。いっさい。〈同義語〉一切。一時。

逸散 イッサン🔗🔉

【逸散】 イッサン さっと逃げちる。その場をぬけて逃げさること。いちもくさんに走っていくこと。

漢字源いっさで始まるの検索結果 1-14