I・o^１ /o ｜ / n. 1 【ギリシャ神話】 イオ 《Argos の川の神 Inachus の娘; Zeus に愛されたので, Hera にねたまれ白色の雌牛に変えられた; cf. Argus 2 a》. 2 【天文】 イオ 《木星 (Jupiter) の第 1 衛星; cf. Galilean satellites》. 《1592》 L I Gk I

I・o^２ /o ｜ / n. (pl. 〜s) 【昆虫】 1 ＝Io moth. 2 ＝peacock butterfly. 《1870》 ← NL 〜: ↑

Io 《記号》 【化学】 ionium.

I/O / ｜ / 《略》 input/output; inspecting order.

Io. 《略》 Iowa.

I・o・an・ni・na /jonin ｜ j-/ n. ヨアニーナ 《ギリシャ北西部の都市; Ali Pasha が独立運動を起こした地; Yanina ともいう》.

o btterfly n. 【昆虫】 ＝peacock butterfly.

IOC /s ｜ --/ 《略》 International Olympic Committee.

i・od- /ad, -()d- ｜ -d/ (母音の前にくるときの) iodo- の異形.

I・od・a・ma /a()m ｜ -d-/ n. 【ギリシャ神話】 イオダマ 《頭が蛇である怪物 Gorgon を見て恐怖のあまり石に化した Athena の女神官》. Gk Iodma

i・o・date /dt ｜ ()-/ 【化学】 n. ヨウ素酸塩[エステル] 《ヨウ素酸ナトリウム (NaIO_３) など》. vt. ＝iodize. i・o・da・tion /dn ｜ ()-/ n. 《1826》: ⇒↓, -ate^１，　３

i・od・ic /a()k ｜ -d-/ adj. 【化学】 ヨウ素の; (特に) 5 価のヨウ素 (I^ｖ) を含む (cf. iodous); ヨウ素酸の. 《1826》 F iodique ← IODO-＋-IC^１

idic cid n. 【化学】 ヨウ素酸 (HIO_３) 《ヨウ素が酸化してできる白色結晶; 分析試薬・酸化剤に用いる》. 1826

i・o・dide /dd, -d ｜ -()dd/ n. 【化学】 ヨウ化物, ヨウ素化合物. ・iodide of potassium ヨウ化カリウム (KI). ・iodide of silver ヨウ化銀 (AgI). 《1822》 ← IODO-＋-IDE^２

i・o・dim・e・try /dmtri ｜ -mtri/ n. 【化学】 ＝iodometry.

i・o・din /n, -d ｜ -()dn/ n. 【化学】 ＝iodine.

i・o・di・nate /nt, -d- ｜ -dn-, -d-/ vt. 【化学】 ヨウ素化する, ヨウ素で処理する. i・o・di・na・tion /nn, -d- ｜ -dn-, -d-/ n. 《1908》: ⇒↓, -ate^３

i・o・dine /dn, -dn, -n, -d ｜ ()dn, -dn/ n. 1 【化学】 ヨウ素, ヨード 《ハロゲン元素の一つ; 記号 I, 原子番号 53, 原子量 126.9045》. ・iodine preparation ヨード剤. ・tincture of iodine＝iodine tincture ヨードチンキ. 2 《口語》 ヨードチンキ. 《1814》 ← F iode iodine ( Gk ids violetlike ← on violet＋edos form)＋-INE^３: 英国の化学者 Humphry Davy (1778-1829) の造語

odine 131 n. 【化学】 ヨード 131 《ヨウ素の放射性同位体; 記号 I^１３１, ^１３１I》.

odine nmber [vlue] n. 【化学】 ヨウ素価 《油脂などの 100 g 中に吸収されるハロゲンの量をヨウ素に換算してグラム数で表したもの》. 1885

i・o・dism /dz ｜ ()-/ n. 【病理】 ヨード中毒(症). 《1832》 ← IOD-＋-ISM

i・o・dize /dz ｜ ()-/ vt. 【化学】 ヨードで処理する, ヨウ素化する, …をヨードの蒸気に当てる. ・iodized plates ヨー化銀で処理した乾板. ・o・dz・er n. 《1841》 ← IODO-＋-IZE

・o・dized slt n. ヨー素添加食卓塩 《特にヨード欠乏の人がダイエットの補助に用いる》.

i・o・do- /ao, -()- ｜ -d/ 「ヨウ素 (iodine)」の意の連結形.　★母音の前では通例 iod- になる. ← NL idum ← F iode: ⇒iodine

i・od・o・form /afm, a()- ｜ -dfm/ n. 【化学】 ヨードホルム (CHI_３) 《主に防腐剤, 劇薬; triiodomethane ともいう》. 《1835》 ← IODO-＋FORM(YL): cf. chloroform

I・o・dol /d() ｜ -()d/ n. 【商標】 ヨードル 《tetraiodopyrrole の商品名》. ← IODO-＋-OL^２

i・o・dom・e・try /d()mtri ｜ -dmtri/ n. 【化学】 ヨードメトリー, ヨウ素滴定, ヨウ素酸化滴定. i・o・do・met・ric /amtrk, a()- ｜ ad-←/ adj. 《1883》 ← IODO-＋-METRY

i・o・do・phor /af, -()- ｜ -df^（ｒ/ n. 【化学】 ヨードフォア 《界面活性剤を担体とするヨウ素剤》. 《1952》 ← IODO-＋-PHORE

ido・prtein n. 【化学】 (ヨウ素を含む)ヨード蛋白質 (cf. thyroprotein). 《1909》 ← IODO-＋PROTEIN

i・o・dop・sin /d()psn, -s ｜ -()dpsn/ n. 【生化学】 ヨードプシン, 視紫 《網膜錐体細胞中の紫色の色素; 昼光における視覚に関係する; visual violet ともいう; cf rhodopsin》. 《1938》 ← IODO-＋Gk ps-is sight＋-IN^２

i・o・do・pyr・a・cet /aprst, -()- ｜ -d-/ n. 【化学】 ヨードピラセート (C_８H_１９I_２N_２O_３) 《レントゲン写真の造影剤, 尿路 X 線造影剤; diodone ともいう》. 《1947》 《短縮》 ← (di)iodo-pyr(idone)-(n)-acet(ic)-(acid)

i・o・dous /as, -()- ｜ ad-, d-/ adj. 【化学】 1 ヨウ素の; (特に) 3 価のヨード (I^ＩＩＩ) を含む (cf. iodic); ヨードのような. 2 亜ヨウ素酸の. 《1826》 ← IODO-＋-OUS

IOE 《略》 International Organization of Employers 国際経営者団体連盟 《1920 年設立》.

IOF 《略》 Independent Order of Foresters 米国 New Jersey 州の Newark に創立 (1874) され, 米国・カナダに多くの支部を持つ慈善共済団.

Iof・f br /j()f- ｜ j-; Russ. ife-/ n. 【物理】 ヨッフェ棒 《核融合装置においてプラズマを磁気的な井戸の中にとじ込めるために外磁場の方向に電流を通す棒》. ← M. S. Ioffe (1962 年に初めて実験に成功したソ連の物理学者)

I・o・la /al ｜ --/ n. アイオーラ 《女性名》.　★ウェールズに多い. L Iol Gk Il 《原義》 ? dawn cloud, violet color

i・o・lite /olt ｜ ()-/ n. 【鉱物】 アイオライト, 菫青石(_{きんせいせき}) (⇒cordierite). 《1810》 G Iolith ← Gk on violet: ⇒-lite: ドイツの地質学者 A. G. Werner (1750-1817) の造語 (1810)

IOM 《略》 Isle of Man.

・o mth, - m- /o- ｜ -/ n. 【昆虫】 イオメダマヤママユ 《北米産ヤママユガ科のガ (Automeris io); 黄色い後翅(_こうし)に青い眼状紋がある大形のガ; 日本のエゾヨツメ (Aglia tau) に近い; 単に Io ともいう》. 《1870》 ← NL Io ← L I: ⇒Io^１ Io moth 【挿絵】

i・on /n, ()n ｜ n, n/　★《英》 では /n/ は特に iron との混同を避けるときに使う. n. 【物理化学】 イオン 《電子の一部を失い, または付加して荷電を得た原子または分子》. ・a positive ion 陽イオン (cation). ・a negative ion 陰イオン (anion). 《1834》 Gk in (neut. pres.p.) ← inai to go ← IE ei- to go: M. Faraday が電解実験の際, 電極に向かって '移動する' ものを発見し命名したもの

Ion. 《略》 Ionic.

-ion /n/ suf. ラテン語系動詞語幹に付いて動作・状態・結果などを表す名詞語尾. ・communion, correction, dominion, legion, religion.　★主に t, s, x に終わるラテン語過去分詞幹に付く: inflation, mission, connexion. ME -ioun (O)F -ion L -i(n-): cf. -sion, -tion

I・o・na^１ /an ｜ --/ n. アイオーナ(島) 《スコットランドの西方 Inner Hebrides 諸島中の小島; ケルト教会の中心地であった; 面積 16 km^２》.

I・o・na^２ /an ｜ --/ n. アイオーナ 《女性名》. ← Gk on violet: スコットランドでは Iona^１ と関係づける

on chmber n. 【物理化学】 ＝ionization chamber.

on ngine n. 【宇宙】 イオンエンジン 《イオンを静電界で加速・噴出して推力を得る形式の電気ロケットエンジン; 《米》 では ion jet ともいう》. 1958

Io・nes・co /jnsko, - ｜ jnsk, -, -; F. jonsko/, Eugne n. イヨネスコ 《1912-94 ; ルーマニア生まれのフランスの劇作家; 不条理劇の主唱者; La Cantatrice chauve 「禿の女歌手」 (1950)》.

on tching n. 【物理】 イオンエッチング 《金属・ガラス・ポリマー・生体組織などの構造を明らかにするために, それらに高エネルギーイオンを当てたのち腐蝕させる技術; また高エネルギー重イオンの検出にも使われる》. 1965

on exchnge n. 【物理化学】 イオン交換 《イオン交換樹脂などが, 樹脂中のイオンと溶液中のイオンを交換する反応》. 1923

on exchnger n. 【物理化学】 イオン交換体 《溶液中のイオンとその物質中のイオンを交換することのできる物質; イオン交換樹脂など》. 1941

on-exchange rsin n. イオン交換樹脂. 1943

on gnerator n. イオン発生器 《空気中に陰イオンを発生させる装置; イオン療法に用いる》.

I・o・ni・a /ani ｜ a-/ n. イオニア 《古代ギリシャ人の植民した小アジア西海岸中部地方および付近の島々の総称》. L 〜 Gk Ina ? Egypt. Ha-nebu (地中海諸島に住んだ民族, 特にイオニア人に対する古称)

I・o・ni・an /anin ｜ a-/ adj. 1 イオニアの; イオニア人の. 2 【哲学】 イオニア派の. n. 1 イオニア人; イオニア系ギリシャ人 (Ionian Greek) (cf. Aeolian 1, Dorian^１). 2 【哲学】 (古代ギリシャの)イオニア学派の自然哲学者. 《1550》 ← L Inius ( Gk Inios)＋-IAN

Inian slands n. pl. [the 〜] イオニア諸島 《ギリシャ領で同国西岸の Corfu, Levks, Ithaca, Cephalonia, Zante と南岸の Cerigo を含む》.

Inian mde n. 【音楽】 イオニア旋法: 1 古代ギリシャ旋法の一つで優雅を特徴とする. 2 教会旋法の第 11 旋法; 現在のハ長調音階に相当 (⇒mode^１ 4 a). 1844

Inian schol n. [the 〜] 【哲学】 イオニア学派 《ギリシャの哲学者 Thales によってイオニア地方に広められたギリシャ最古の自然哲学の一派; Ionic school ともいう》. 1838

Inian Sa n. [the 〜] イオニア海 《イタリア半島南部および Sicily 島とギリシャとの間》.

i・on・ic /a()nk ｜ -n-/ adj. 【物理・化学】 1 イオンの, イオンを含む (cf. homopolar 2). ・an ionic tube イオン管. ・an ionic lattice イオン格子. 2 イオンで機能する. 《1890》 ← ION＋-IC^１

I・on・ic /a()nk ｜ -n-/→ adj. 1 イオニア (Ionia) の; イオニア人の. 2 【建築】 イオニア式の (cf. Doric 2, Corinthian 3). ・Ionic architecture イオニア式建築. ・the Ionic order (⇒order B11). ・an Ionic volute (柱頭の)イオニア式渦形. 3 (古代ギリシャ語の)イオニア語[方言]の. 4 【古典詩学】 イオニア詩脚の. n. 1 【言語】 (古代ギリシャ語の)イオニア語[方言] (⇒Old Ionic, Ionic dialect). 2 【古典詩学】 イオニア詩脚; それで書かれた詩. ・Ionic a majore /e mgri, -dri ｜ -dri/ 長々短々格 () (greater Ionic). ・Ionic a minore /e mnri, -m- ｜ -mnr/ 短々長々格 () (smaller or lesser Ionic). 3 [しばしば i-] 【活字】 イオニア 《活字体の一種》. 《1579》 L Inicus Gk Iniks 'IONIAN': ⇒-ic^１

Inic lphabet n. [the 〜] イオニア式アルファベット[文字].

inic bnd n. 【物理・化学】 イオン結合, 異極結合 《electrovalent bond ともいう; cf. covalent bond》. 1939

Inic dalect n. [the 〜] イオニア語[方言] 《Ionia と呼ばれた西アジア沿岸地方とエーゲ諸島で用いられたギリシャ語で, Homer の叙事詩にも用いられた》. 1731

i・on・ic・i・ty /nsi ｜ -sti/ n. 【物理・化学】 イオン性. 《1946》 ← ionic＋-ICITY

inic proplsion n. 【宇宙】 ＝ion propulsion.

inic pmp n. 【物理】 イオンポンプ 《テレビ・X 線管球などに必要な高度の真空を作る装置》.

Inic schol n. [the 〜] 【哲学】 ＝Ionian school.

on implanttion n. イオン注入法 《不純物をイオンとして加速し高純度シリコンなどに打ち込んで半導体を作る方法》.

i・o・ni・um /anim ｜ a-/ n. 【化学】 イオニウム 《トリウムの放射性ウランの同位元素; 記号 Io; 同位体 ^２３０Th の旧名》. 《1907》 ← NL 〜 ← ION＋-IUM

i・on・i・za・tion /nzn ｜ na-, -n-/ n. 【物理化学】 イオン化, 電離 《溶液中または気体中で原子または分子がイオンになること》. 《1891》 ← ION＋-IZATION

ioniztion chmber n. 【物理化学】 電離箱 《放射線測定装置の一種; ion chamber ともいう》. 1904

ioniztion crrent n. 【電気】 電離電流. 1902

ioniztion guge n. 【電気】 電離真空計. 1934

ioniztion potntial n. 【電気】 電離電圧, イオン化電位. 1914

i・on・ize /nz/ vt., vi. イオン化する, 電離する. ・on・z・a・ble /-zb/ adj. 《1898》 ← ION＋-IZE

・o・nz・er n. イオン化[電離]装置. 《1901》 ← IONIZE＋-ER^１

onizing radition n. 【物理】 電離放射線 《透過してゆく物質中に電離を引き起こす放射線》. 1902

on jt n. 《米》 【宇宙】 ＝ion engine.

i・on・o・gen /a()ndn, -dn ｜ -n-/ n. 【化学】 イオノゲン 《電解質のようなイオン発生物質》. i・on・o・gen・ic /a()ndnk ｜ -n-←/ adj. 《1906》 ← ION＋-O-＋-GEN

i・on・o・mer /a()nm ｜ -nm^（ｒ/ n. 【化学】 イオノマー 《カルボキシル基などイオンとして解離する基を含むエチレンなどの共重合物》. 《1964》 ← ION＋-O-＋(POLY)MER

I・o・none /nn ｜ -nn/ n. 【商標】 イオノン (C_１３H_２０O) 《香料》. 《1897》 ← Gk on violet＋-ONE

i・on・o・pause /a()npz, -pz ｜ -npz/ n. 【地球物理】 イオノポーズ, 電離圏界面 《電離圏と外気圏の遷移帯》.

i・on・o・phore /a()nf ｜ -nf^（ｒ/ n. 【生化学】 イオノホア, イオン透過担体 《生体膜に直接作用して, そのイオン透過性を高める働きをする抗性物質》. 《1967》 ← ION＋-O-＋-PHORE

i・on・o・sonde /a()ns()nd ｜ -nsnd/ n. 【地球物理】 イオノゾンデ 《短波の反射を用いて電離層の高さを測り記録する装置》. ← IONO(SPHERE)＋SONDE

i・on・o・sphere /a()nsf ｜ -nsf^（ｒ/ n. 【気象・通信】 1 [the 〜] イオン[電離]圏 《地球上空にある電離層のある圏内; cf. mesosphere》. 2 電離層 《地上約 60-400 km の高さにおいて電波を反射する大気層; 最下層から D layer, E layer, F layer がある; もと発見者の名を取って Kennelly-Heaviside layer または Heaviside layer といった》. 3 《廃》 ＝E layer. i・on・o・spher・ic /a()nsfrk, -fr- ｜ -nsfr-←/ adj. i・n・o・sphr・i・cal・ly adv. 《1926》 ← ION＋-O-＋-SPHERE

inospheric wve n. 【通信】 電離層波, 上空波 (sky wave).

on proplsion n. 【宇宙】 イオン推進 《イオンエンジンを用いた宇宙推進》. 1957

on rcket n. 【宇宙】 ＝ion engine.

i・on・to・pho・re・sis /a()nofrss, -- ｜ -nt()frss/ n. 【医学】 イオントフォレーシス, イオン導入(法) 《電気浸透法の一つ; イオン化した薬剤などを電流によって体組織に入れる》. in・to・pho・rt・ic adj. 《1909》 ← Gk. iont- (pr.ppl.) ← inai to go＋-O＋-PHORESIS

on trp n. 【電子工学】 イオントラップ 《ブラウン管の蛍光面を破壊するイオンを蛍光面以外のところに集めて捕らえる装置》.