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広辞苑の検索結果 (3)

ご‐ぎょう【五行】‥ギヤウ🔗🔉

ご‐ぎょう五行‥ギヤウ ①中国古来の哲理にいう、天地の間に循環流行して停息しない木・火・土・金・水の五つの元気。万物組成の元素とする。木から火を、火から土を、土から金を、金から水を、水から木を生じるを相生そうしょうという。また、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に剋つのを相剋そうこくという。これらを男女の性に配し、相生のもの相合すれば和合して幸福あり、相剋のもの相対すれば不和で災難が来るという。→陰陽五行説。 五行配当(表) ②〔仏〕菩薩ぼさつの修行の5種類。涅槃経では聖行・梵行・天行・嬰児行・病行、起信論では布施・持戒・忍辱・精進・止観。 ⇒ごぎょう‐えき【五行易】 ⇒ごぎょう‐ろくしん【五行六信】

ごぎょう‐えき【五行易】‥ギヤウ‥🔗🔉

ごぎょう‐えき五行易‥ギヤウ‥ 易の六十四卦の各爻こうに五行を配して吉凶を判断する占い。 ⇒ご‐ぎょう【五行】

ごぎょう‐ろくしん【五行六信】‥ギヤウ‥🔗🔉

ごぎょう‐ろくしん五行六信‥ギヤウ‥ イスラムにおける五つの信仰行為すなわち信仰告白・礼拝・喜捨・断食・巡礼と六つの信仰箇条すなわち唯一神・天使・啓典・預言者・終末と来世・定命(運命)。 ⇒ご‐ぎょう【五行】

大辞林の検索結果 (4)

ご-ぎょう【五行】🔗🔉

ご-ぎょう ―ギヤウ [0][1] 【五行】 (1)中国古来の哲理で,万物を組成する五つの元になる気。木・火・土・金・水の称。五行のおのおのを,兄(エ)・弟(ト)の二つずつに配してできたのが十干(ジツカン)である。 (2)〔仏〕 菩薩が修行する五つの行法。大乗起信論では布施(フセ)・持戒(ジカイ)・忍辱(ニンニク)・精進(シヨウジン)・止観(シカン)の五つの修行。涅槃経は別説をあげる。 →六波羅蜜 (3)「五行の陣」に同じ。

ごぎょう-えき【五行易】🔗🔉

ごぎょう-えき ―ギヤウ― [2] 【五行易】 易の六十四卦(ケ)に五行を配して人事の吉凶を占うもの。

ごぎょう-せつ【五行説】🔗🔉

ごぎょう-せつ ―ギヤウ― [2] 【五行説】 中国古来の世界観。木・火・土・金・水の五つの要素によって自然現象・社会現象を解釈する説。五行相勝(相剋)は火・水・土・木・金の順に,後者が前者に打ち勝つことで循環するとし,戦国時代の鄒衍(スウエン)などが説いた。五行相生(ソウシヨウ)は木・火・土・金・水の順に,前者が後者を生み出すことで循環するとし,前漢の劉向などが説いた。

ごぎょう-の-じん【五行の陣】🔗🔉

ごぎょう-の-じん ―ギヤウ―ヂン 【五行の陣】 五行説に基づく陣立て。地形に応じて,方・円・曲・直・鋭の五つの陣形をしく。

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