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○同舟相救うどうしゅうあいすくう🔗🔉

○同舟相救うどうしゅうあいすくう [孫子九地]平素仲の悪い者でも、危急の場合には互いに助けあうことをいう。また、境遇や利害を同じくする者が互いに助けあうこと。 ⇒どう‐しゅう【同舟】 とうしゅうさい‐しゃらく東洲斎写楽‥シウ‥ ⇒しゃらく(写楽) どうしゅう‐せい道州制ダウシウ‥ 現行の府県制を改め、数府県を包括する道または州を置く制度。社会的諸条件の変化に伴う現行制度の行き詰りを広域行政によって打開しようとするもの。 どうしゅう‐み同臭味‥シウ‥ [黄庭堅、再び冕仲に答える詩「与君草木臭味同」]自分と同じ趣味をもつこと。また、その人。同類。 ⇒どう‐しゅう【同臭】 とうじゅ‐がくは藤樹学派】 中江藤樹の学説を祖述し、またはその系統に属する学派。江西学派。 ⇒とうじゅ【藤樹】 とう‐しゅく投宿】 やどを取ること。旅宿に泊まること。 とう‐じゅく登熟】 穀物やマメ類の種子が次第に発育・肥大し、炭水化物や蛋白質が集積されること。 どう‐しゅく同宿】 (古くはドウジュクとも) ①同じ旅宿。また、同じ宿駅。 ②同じ家または宿に共に泊まること。また、その人。平家物語11「旧里に帰り、姉の大夫三位に―して」 ③同じ寺坊に住み、共に師について学ぶこと。また、その僧侶。平治物語(金刀比羅本)「山法師の死したりけるを、弟子―あつまりて葬送して帰る処に」 ④(操浄瑠璃社会の隠語)仲間。ともだち。 とうしゅく‐るい荳菽類】 マメ科植物の作物の総称。ダイズ・アズキ・エンドウ・ソラマメなど。 とうしゅ‐こう頭首工】 河川などから用水路へ必要な灌漑水を取り入れるための施設。一般に、取水堰と取入口とから成る。 ⇒とう‐しゅ【頭首】 とうじゅ‐しょいん藤樹書院‥ヰン 滋賀県高島市安曇川あどがわ町(もと高島郡小川村)にある、中江藤樹の講堂を藤樹の没後、門弟・村民が修営して祠堂としたもの。1880年(明治13)焼失、のち再興。江西書院。 ⇒とうじゅ【藤樹】 とう‐じゅす唐繻子タウ‥ 練絹織物の一種。中国の蘇州・杭州で製する経たて繻子織物の日本での名称。練絹糸を経緯たてぬき糸としたもので、女帯地に専用。本繻子。 とうしゅ‐せん投手戦】 野球で、好投手の投げ合いが続き少得点を争う試合。 ⇒とう‐しゅ【投手】 どう‐しゅつ導出ダウ‥ 結論などを導き出すこと。 どう‐じゅつ道術ダウ‥ 道士または方士の行う術。方術。仙術。 どうしゅ‐どうぶん同種同文】 人種も文字も同じであること。同文同種。 ⇒どう‐しゅ【同種】 とうしゅ‐とうろん党首討論タウ‥タウ‥ 総理大臣と野党党首による対面式の国会討論。日本では、イギリス議会の口頭質問を参考に2000年から導入。 ⇒とう‐しゅ【党首】 とうしゅ‐ばん投手板】 野球で、マウンドの中央部に設けた細長い板。投手はこれに軸足をつけて投球する。ピッチャーズ‐プレート。プレート。 ⇒とう‐しゅ【投手】 とう‐じゅろ唐棕梠タウ‥ ヤシ科の常緑小高木。原産地は中国大陸南部。高さ8〜10メートル。シュロによく似た掌状葉は質が硬く、裂片が下垂しない。公園樹、庭樹として栽培。 どうしゅん道春ダウ‥ 林羅山の僧号。幕府における通称。 ⇒どうしゅん‐てん【道春点】 どうじゅん‐かい同潤会‥クワイ 関東大震災後の住宅供給を目的として1924年(大正13)に設立された財団法人。東京・横浜の各地に鉄筋コンクリート造のアパートを建設した。 どうしゅん‐てん道春点ダウ‥ 林羅山が四書五経に施した訓点。敬語も助動詞も国語調によむ。 ⇒どうしゅん【道春】 とう‐しょ当初タウ‥ そのはじめ。最初。「―の予定」「上京―はまごついた」 とう‐しょ当所・当処タウ‥ この所。その所。当地。 ⇒とうしょ‐ばいばい【当所売買】 ⇒とうしょばらい‐てがた【当所払手形】 とう‐しょ投書】 ①希望・意見・苦情・摘発などを書いた書状を関係機関に送りつけること。また、その書状。「―して改善を求める」 ②投稿。服部撫松、東京新繁昌記「其の議論を細記して之を新聞社に投ず、之を名づけて―と曰ふ」。「―欄」 とう‐しょ島嶼タウ‥ (「嶼」は小さな島)しま。島々。 ⇒とうしょ‐せいたいけい【島嶼生態系】 とう‐しょ答書タフ‥ こたえの手紙。返書。 とう‐しょ頭書】 ①本文の上欄に書き加えること。また、そのもの。鼇頭ごうとう。 ②本文の初めに書いたこと。「―の通り」 とう‐じょ東序】 禅寺で、両序のうち、寺の寺務をつかさどる知事のこと。仏殿・法堂において座位が東方にあるからいう。↔西序。→六知事 とう‐じょ倒叙タウ‥ ①時間の順序に従わず、現在から過去へさかのぼって叙述すること。「―法」 ②推理小説で、犯人の側から書く手法。 とう‐じょ唐書タウ‥ 旧唐書くとうじょ・新唐書の総称。特に新唐書を指す。 どう‐しょ同所】 ①同じ所。 ②(前に挙げた場所を指して)その場所。 どう‐しょ道書ダウ‥ 道教の教義を説いた書。 どう‐しょ銅杵】 銅で作った金剛杵こんごうしょどう‐じょ童女‥ヂヨ 女の子供。幼女。 とう‐しょう刀匠タウシヤウ 刀工。かたなかじ。 とう‐しょう刀傷タウシヤウ かたなで斬られてできたきず。 とう‐しょう投象‥シヤウ (→)投影とうえい3に同じ。 とう‐しょう東証】 東京証券取引所の略。 ⇒とうしょう‐かぶかしすう【東証株価指数】 とう‐しょう凍傷‥シヤウ 強度の寒気が人体に作用して全身または局所に起こる傷害。全身性凍傷は倦怠感・睡気、体温の低下、さらには死(凍死)を来す。局所性凍傷の軽症はいわゆる霜焼しもやけで、患部は血行障害を起こして灼熱感・かゆみを呈し(第1度)、さらに高度の場合、水疱形成(第2度)、皮膚全層の壊死えし、潰瘍形成(第3度)、著しい場合は、皮下の筋肉や骨までが壊死に陥る(第4度)。〈[季]冬〉 とう‐しょう堂上タウシヤウ (ドウショウ・ドウジョウとも) ①堂の上。平家物語6「数万の軍旅は―堂下に並み居たれども」 ②三位以上および四位・五位のうち昇殿を許されること。また、その人。殿上人てんじょうびと。↔地下じげ。 ③広く、公家くげの称。雲上人うんじょうびと⇒とうしょう‐がた【堂上方】 ⇒とうしょう‐け【堂上家】 ⇒とうしょう‐しゅう【堂上衆】 とう‐しょう湯傷タウシヤウ 熱湯のためのやけど。 とう‐しょう痘漿‥シヤウ 痘瘡の水疱・膿疱から出るうみしる。 とう‐しょう登省‥シヤウ ①式部省の試験を受けること。 ②内閣の諸省に出勤すること。 とう‐しょう闘将‥シヤウ ①戦闘力のある大将。 ②闘志旺盛な主将・選手。 ③闘争などで精力的に活動する首脳者。有力な活動家。 とう‐しょう洞簫‥セウ 中国の管楽器。約60〜80センチメートルの真直な竹管の上端に歌口を設け、前面5個、背面1個の指孔を設けた笛。尺八に似、縦に吹奏する。日本では尺八の別名にも用いる。簫。 とう‐じょう刀杖タウヂヤウ かたなとつえ。刀剣類の総称。 とう‐じょう東上‥ジヤウ 西方から東方の都に赴くこと。↔西下 とうじょう東条‥デウ 姓氏の一つ。 ⇒とうじょう‐いちどう【東条一堂】 ⇒とうじょう‐ぎもん【東条義門】 ⇒とうじょう‐きんだい【東条琴台】 ⇒とうじょう‐ひでき【東条英機】 ⇒とうじょう‐みさお【東条操】 とう‐じょう東浄‥ジヤウ ⇒とうちん とう‐じょう党情タウジヤウ 党の事情。党内の情勢。 とう‐じょう凍上‥ジヤウ 冬季、土中の水分が凍結して地面が盛り上がる現象。作物・家屋・線路などに害を及ぼす。しみあがり。 とう‐じょう登城‥ジヤウ ⇒とじょう とう‐じょう登場‥ヂヤウ 舞台・場面に人物や事物があらわれること。「―人物」「新兵器が―する」 とう‐じょう搭乗タフ‥ 艦船・航空機などに乗り込むこと。「一番機に―する」「―手続」 ⇒とうじょう‐けん【搭乗券】 とう‐じょう頭状‥ジヤウ 頭のような形状。 ⇒とうじょう‐か【頭状花】 ⇒とうじょう‐かじょ【頭状花序】 とう‐じょう闘諍‥ジヤウ たたかい争うこと。闘争。 どう‐しょう同床‥シヤウ ねどこを共にすること。 ⇒どうしょう‐いむ【同床異夢】 どう‐しょう動哨‥セウ 歩哨ほしょうが、あたりを回って警戒すること。「―勤務」 どう‐しょう道床ダウシヤウ 鉄道などの軌道で、主として枕木の受ける車両荷重を路盤に分散するために使用するもの。砂利・砕石・コンクリートなどのものがある。 道床 どうしょう道昭ダウセウ 飛鳥時代の元興寺の僧。日本法相宗の祖。河内の人。653年入唐、玄奘に法相を学び、帰朝後元興寺に禅院を建て弘法。晩年には諸国を巡って架橋等の社会事業を行なった。遺命により、日本で初めて火葬に付されたという。(629〜700) どう‐じょう同上‥ジヤウ 前に述べ、または記した事と同じであること。同前。「―の理由」 どう‐じょう同乗】 いっしょに乗ること。同じ車などに乗り合わせること。「タクシーに―する」「―者」 どう‐じょう同情‥ジヤウ 他人の感情、特に苦悩・不幸などをその身になって共に感じること。北村透谷、慈善事業の進歩を望む「慈善は恵与のみを意味せず、―を以て真目的となすなり」。「心から―します」 ⇒どうじょう‐スト【同情スト】 どう‐じょう動静‥ジヤウ (ジョウは呉音) ⇒どうせい。日葡辞書「キコ(起居)ドウジャウ」 どう‐じょう堂上ダウジヤウ⇒とうしょう。 ②〔仏〕(→)堂頭どうちょうに同じ。 ⇒どうじょう‐は【堂上派】 どう‐じょう道上ダウジヤウ みちのうえ。また、みちのほとり。 どう‐じょう道場ダウヂヤウ ①〔仏〕釈尊が成道した菩提樹下の地。菩提道場。菩提場。 ②〔仏〕仏法の修法しゅほう・修行の場所。寺院。平家物語12「新たなる―を造り、父の御為と供養じて」 ③武芸を教授し練習する場所。「剣道の―」 ④修養・訓練を主として団体生活をする所。 ⇒どうじょう‐あらし【道場荒らし】 ⇒どうじょう‐ぼう【道場坊】 ⇒どうじょう‐やぶり【道場破り】 どうじょう‐あらし道場荒らしダウヂヤウ‥ 武芸道場に押しかけて無理に仕合をしかけ、勝てば標札をはずしたり金銭を強要したりすること。また、その人。 ⇒どう‐じょう【道場】 とうじょう‐いちどう東条一堂‥デウ‥ダウ 江戸後期の儒学者。名は弘。上総の人。宋学を斥け古注による学問を推進。著「四書知言」「繋辞答問」など。(1778〜1857) ⇒とうじょう【東条】 どうしょう‐いむ同床異夢‥シヤウ‥ 身は共にありながら互いに心が離れ、また共に事をなしながら意見を異にすること。 ⇒どう‐しょう【同床】 とうじょう‐うん塔状雲タフジヤウ‥ 塔のように鉛直方向に発達した雲。大気の成層が不安定な時に発生し、この雲の出る日には雷雨が起こりやすい。 塔状雲 撮影:高橋健司 とうじょう‐か頭状花‥ジヤウクワ 頭状花序全体を一つの花と見立てていう語。 ⇒とう‐じょう【頭状】 とうじょう‐か筒状花‥ジヤウクワ (→)管状花に同じ。 とう‐しょうがく等正覚‥シヤウ‥ 〔仏〕(→)三藐三菩提さんみゃくさんぼだいに同じ。 とうじょう‐かじょ頭状花序‥ジヤウクワ‥ 総状花序の一つ。花軸が甚だ短く、盤状・球状をなし、その上端に多くの無柄花をつけ、外観が頭状をなす花序。キク科植物などに見られる。→花序(図) ⇒とう‐じょう【頭状】 とうしょう‐がた堂上方タウシヤウ‥ (→)公家衆に同じ。 ⇒とう‐しょう【堂上】 とうしょう‐かぶかしすう東証株価指数】 (Tokyo Stock Price Index)東京証券取引所が1969年7月から発表している株価指数。一部上場株式の毎日の時価総額を基準時(68年1月4日)の時価総額で除したもの。トピックス(TOPIX)。 ⇒とう‐しょう【東証】 とうじょう‐ぎもん東条義門‥デウ‥ 江戸後期の国学者。若狭国小浜の妙玄寺の住職。藤井高尚の門人。用言の活用や、「てにをは」および音韻の研究に貢献。著「山口栞」「活語指南」「玉緒繰分」「男信なましな」など。(1786〜1843) ⇒とうじょう【東条】 とうじょう‐きんだい東条琴台‥デウ‥ 幕末・明治の儒学者。江戸の人。亀田鵬斎・大田錦城らに学び、博覧強記で知られる。海防論に触れる「伊豆七島図考」を著し、幕府に咎められた。著「先哲叢談後編」など。(1795〜1878) ⇒とうじょう【東条】 とうしょう‐ぐう東照宮‥セウ‥ 徳川家康を祀った神社。別称、東照大権現。家康は1616年(元和2)に没し久能山に埋葬、翌年日光に改葬。初めは東照社と称したが、45年(正保2)日光の東照社に宮号を授けられて以後、上野・水戸など全国に建立の東照社も東照宮と改称。日光および久能山の東照宮は後に別格官幣社。 日光東照宮 撮影:関戸 勇 ⇒とうしょうぐう‐ごいくん【東照宮御遺訓】 とうしょうぐう‐ごいくん東照宮御遺訓‥セウ‥ヰ‥ 政道書。徳川家康の遺訓に仮託した17世紀半ばの偽作。江戸時代を通じて家康の真作とみなされ、大きな影響を与えた。 ⇒とうしょう‐ぐう【東照宮】 とうしょう‐け堂上家タウシヤウ‥ 公家くげの家格の称。狭義には、公卿くぎょうに列することのできる家柄をいう。 ⇒とう‐しょう【堂上】 とうじょう‐けん搭乗券タフ‥ 飛行機に乗る際、空港内の航空会社の窓口で航空券と引き換えに発行される券。 ⇒とう‐じょう【搭乗】 とうしょう‐じ東勝寺】 鎌倉市小町にあった臨済宗の寺。1227年(安貞1)北条泰時の創建。行勇の弟子西勇の開山。北条氏累代の墳墓のあった寺で、鎌倉幕府滅亡の時北条高時らが自害した地。のち廃滅。 どうじょう‐じ道成寺ダウジヤウ‥ ①和歌山県日高郡日高川町にある天台宗の寺。千手院と号す。701年(大宝1)紀道成の創建で、もと法相宗と伝え、安珍・清姫の伝説で有名。「道成寺縁起絵巻」などを所蔵。日高寺。 ②能。道成寺の鐘の再興供養の場に白拍子しらびょうしが現れ、鐘に対する怨みを述べて蛇体となるが、僧の供養で成仏する。 『道成寺』 撮影:神田佳明(シテ:櫻間金記) 道成寺の鐘 撮影:神田佳明(アイ・山本東次郎家) ③舞踊・邦楽曲の一系統。2に基づき、蛇体となって男を追いかけ焼き殺す話を扱うものと、その後日譚とに分かれる。前者に地歌「古道成寺」・浄瑠璃「日高川入相花王いりあいざくら」・長唄「紀州道成寺」など、後者には長唄「京鹿子娘道成寺」「二人道成寺」のほか類曲が多い。箏曲・河東・一中などでもとりあげられる。 道成寺 →文献資料[京鹿子娘道成寺] とうしょう‐しゅう堂上衆タウシヤウ‥ (→)公家衆に同じ。 ⇒とう‐しょう【堂上】 どうじょう‐スト同情スト‥ジヤウ‥ ストライキ中の職場以外の労働者が、そのストライキを支援して行うストライキ。 ⇒どう‐じょう【同情】 とうしょう‐だいごんげん東照大権現‥セウ‥ 1617年(元和3)、後水尾天皇から徳川家康に贈られた勅諡号ちょくしごう→東照宮 とう‐しょうだい‐じ唐招提寺タウセウ‥ 奈良市にある律宗の総本山。759年(天平宝字3)唐僧鑑真がんじんが戒律道場として創建。鎌倉時代に覚盛が中興。金堂は天平建築の完備した遺構で、天平後期の仏像を安置。講堂は和銅(708〜715)年間の朝集堂を移建したもので、奈良時代宮殿建築の唯一の遺構。招提寺。 とうじょう‐は桐城派‥ジヤウ‥ 清代の古文家の一派。安徽桐城の人方苞ほうほうに始まり、劉大櫆だいかい・姚鼐ようだいはその代表者。 どうじょう‐は堂上派ダウジヤウ‥ 二条家歌学の流派中、細川幽斎以来の古今伝授を受け継いだ堂上家の系統。智仁としひと親王・中院なかのいん通勝・三条西実枝・烏丸光広らの各派がある。↔地下派じげは ⇒どう‐じょう【堂上】 とう‐しょうばい唐商売タウシヤウ‥ 中国その他の外国品を扱う商売。唐物とうぶつの商売。浄瑠璃、博多小女郎波枕「かう申す某は長崎者、九右衛門と申して、そつと致いた―」 とうじょう‐ひでき東条英機‥デウ‥ 軍人・政治家。陸軍大将。東京生れ。関東軍参謀長・近衛内閣陸相を経て、1941年組閣、陸相・内相を兼ね、太平洋戦争を起こし、参謀総長・商工・軍需各相をも兼務。戦況の不利に伴い44年辞職。敗戦後、A級戦犯として絞首刑。(1884〜1948) 東条英機 提供:毎日新聞社 ⇒とうじょう【東条】 とう‐しょうぶ唐菖蒲タウシヤウ‥ グラジオラスの和名。 とう‐しょうへい鄧小平‥セウ‥ (Deng Xiaoping)中国の政治家。四川広安出身。フランスに留学。1945年中国共産党中央委員。党総書記・副総理などを歴任。文化大革命中批判を受け、2度にわたり失脚、四人組逮捕後再復活、中国の最高実力者となり、改革・開放政策を推進。(1904〜1997) 鄧小平 提供:毎日新聞社 どうじょう‐ぼう道場坊ダウヂヤウバウ 浄土真宗の寺の住職。本朝桜陰比事「物にかまはぬ―」 ⇒どう‐じょう【道場】 とうじょう‐みさお東条操‥デウミサヲ 国語学者。東京生れ。学習院大学教授。日本の方言研究を開拓し、方言学の基礎を築いた。編著「方言と方言学」「全国方言辞典」など。(1884〜1966) ⇒とうじょう【東条】 どうじょう‐やぶり道場破りダウヂヤウ‥ 武芸道場に押しかけて他流仕合をし、相手方を打ち負かすこと。また、その人。 ⇒どう‐じょう【道場】 とう‐しょく灯燭】 ともしび。灯火。 とう‐しょく当職タウ‥ ①この職業。この職務。 ②現在その職にたずさわっていること。現在の職務。今昔物語集24「資業が―の受領なるに依りて」 とう‐しょく偸食】 (飲食をぬすむ意)なにも仕事をせず、ただ食べて暮らすこと。徒食。二葉亭四迷、浮雲「旧里静岡に蟄居して暫らくは―の民となり」 とう‐しょく橙色タウ‥ 赤みを帯びた黄色。だいだいいろ。 Munsell color system: 5YR6.5/13 どう‐しょく同色】 同じ色。同一の色彩。 ⇒どうしょく‐ぞめ【同色染め】 どう‐しょく同職】 ①同じ職務。同じ職業。 ②(前に挙げたものを指して)その職務。その職業。 ⇒どうしょく‐くみあい【同職組合】 どう‐しょく銅色】 銅のような色。赤黒く光沢のある色。あかがねいろ。 どうしょく‐くみあい同職組合‥アヒ 同一部門の手工業者の組合。→ツンフト ⇒どう‐しょく【同職】 どうしょく‐ぞめ同色染め】 同一の色、すなわち無地染めにすること。 ⇒どう‐しょく【同色】 どう‐しょく‐ぶつ動植物】 動物と植物。 とうしょ‐せいたいけい島嶼生態系タウ‥ 隔離された海洋島などに見られる独特の生態系。偶然にせよ海を渡ることのできた生物だけで構成される不調和な生態系。ハワイ諸島・ガラパゴス諸島・小笠原諸島に見られる。 ⇒とう‐しょ【島嶼】 とうしょ‐ばいばい当所売買タウ‥ 自己の営業所およびその付近で行う売買。 ⇒とう‐しょ【当所・当処】 とうしょばらい‐てがた当所払手形タウ‥バラヒ‥ 支払を受けるため銀行に持ち込まれた手形で、その銀行の所在地の手形交換所で交換できるもの。↔他所払手形 ⇒とう‐しょ【当所・当処】 どうじりこう‐の‐こうべんけん同時履行の抗弁権‥カウ‥カウ‥ 〔法〕双務契約の当事者の一方が、相手方から債務の履行を提供されるまで、自己の債務の履行を拒みうる権利。 ⇒どう‐じ【同時】 とうじ‐りつ透磁率】 〔理〕磁束密度の大きさと、磁場の強さとの比。その値は物質によって定まる。真空の透磁率μ=4π×10−7H/mは基礎定数の一つ。→比透磁率 とう‐じりょく‐せん等磁力線】 地球磁場の水平磁力の大きさの等しい地点を連ねた線。 とう・じる投じる】 〔自他上一〕 (→)「投ずる」に同じ。 どう・じる同じる】 〔自上一〕 (→)「同ずる」に同じ。 どう・じる動じる】 〔自上一〕 (→)「動ずる」に同じ。 とうし‐るい等翅類】 昆虫綱シロアリ目の旧称。一般に、前翅と後翅とが同じ形をしているのでこの名がある。→シロアリ どうし‐るい同翅類】 カメムシ目ヨコバイ亜目のこと。独立の目もくとすることもある。前翅・後翅はともに膜質。ヨコバイ・ウンカ・セミ・アブラムシ・カイガラムシ・キジラミなどの類。→異翅類 とうしろう藤四郎‥ラウ ①鎌倉時代、尾張瀬戸の陶工。瀬戸焼の開祖。本名は加藤四郎左衛門景正。剃髪して春慶。1223年(貞応2)道元に従い入宋、6年間陶器を研究し、帰朝後、和泉陶器村、次いで近江信楽しがらき、後に尾張瀬戸に窯を開いたと伝える。生没年未詳。 ②茶入ちゃいれの名。2代藤四郎作の真中古まちゅうこと称されるもの。→春慶焼しゅんけいやき ③山城の刀工、粟田口吉光の通称。→吉光。 ④「慶安太平記」に出てくる弓師の名。栗林藤四郎。由井正雪を密告したという。 ⑤(「しろうと(素人)」を逆さ読みして擬人名化した隠語)しろうと。とうしろ。 ⑥(京阪方言で)盗心ある者。 どうじ‐ろくおん同時録音】 映画やテレビの撮影で、音声と映像とを同時に記録すること。シンクロナイズ。→アフレコ→プリレコ ⇒どう‐じ【同時】 とうじ‐ろん統辞論(→)統語論に同じ。 とう‐しん刀心タウ‥ 刀身の柄つかに入っている部分。なかご。 とう‐しん刀身タウ‥ 刀の鞘におさまっている部分。 とう‐しん灯心】 灯油にひたして火をともすもの。普通は藺のなかごの白い芯を用い、時に綿糸なども用いる。 ⇒とうしん‐おさえ【灯心抑え】 ⇒とうしん‐そう【灯心草】 ⇒とうしん‐ひき【灯心引】 ⇒灯心で須弥山を引き寄せる ⇒灯心で竹の根を掘る とう‐しん投身】 身を水中に投じること。みなげ。入水。「―自殺」 とう‐しん投信】 投資信託の略。 とう‐しん東晋「晋しん2」参照。 とう‐しん東進】 東の方向へ進むこと。「台風が―する」 とう‐しん盗心タウ‥ ぬすもうと思う心。ぬすみごころ。 とう‐しん登進】 官職・地位などがのぼりすすむこと。 とう‐しん等身】 (トウジンとも)高さが人の身の丈たけに等しいこと。立像では150〜180センチメートルぐらいのもの。 ⇒とうしん‐だい【等身大】 とう‐しん等親】 「養老令」の儀制令五等親条に規定される家族の階級的序列。例えば、妻から見て夫は1等親、夫から見て妻は2等親。血縁関係の緊密度を示す親等とは全く異なるが、現在は混用されている。→親等 とう‐しん答申タフ‥ 上司の問に答えて意見を申し述べること。特に、諮問機関からの行政官庁に対する意見の具申。「審議会の―」「改革案を―する」↔諮問 とう‐しん蕩心タウ‥ ①心をとろかすこと。 ②だらしなくしまりのない心。遊蕩の心。 とう‐しん闘心】 たたかう心。たたかおうとする心。 とう‐じん刀刃タウ‥ ①かたなのは。 ②かたな。刃物。 とう‐じん東人】 ①東国の人。 ②主人。 とう‐じん党人タウ‥ ①なかまの者。 ②同じ郷党の人。 ③政党・党派に属する人。政党生え抜きの人。「―派」 とう‐じん唐人タウ‥ (主に江戸時代に用いた語) ①唐土の人。中国人。からびと。 ②外国人。異人。 ③物の道理がわからない者をののしっていう語。浮世風呂4「江戸ツ子もすさまじい。此―め」 ⇒とうじん‐あめ【唐人飴】 ⇒とうじん‐うた【唐人唄】 ⇒とうじん‐おきち【唐人お吉】 ⇒とうじん‐おどり【唐人踊】 ⇒とうじん‐がさ【唐人笠】 ⇒とうじん‐ずもう【唐人相撲】 ⇒とうじん‐ばやし【唐人囃子】 ⇒とうじん‐びえ【唐人稗】 ⇒とうじん‐ぶえ【唐人笛】 ⇒とうじん‐まげ【唐人髷】 ⇒とうじん‐まち【唐人町】 ⇒とうじん‐まめ【唐人豆】 ⇒とうじん‐やしき【唐人屋敷】 ⇒唐人の寝言 とう‐じん島人タウ‥ 島に住む人。しまびと。 とう‐じん盗人タウ‥ ぬすびと。盗賊。謡曲、安宅「笈に目を掛け給ふは―ざうな」 とう‐じん陶人タウ‥ 陶器を製造する職人。すえものづくり。陶工。 とう‐じん等身⇒とうしん とう‐じん蕩尽タウ‥ ①財産などを湯水のように使いはたすこと。 ②やぶれ尽きること。 どう‐しん同心】 ①同じ心。同意。狂言、餅酒「なるほどお供致しましよう。さては御―でござるか」 ②心を同じくすること。心をあわせること。また、その人。味方。平家物語7「宿運つきぬる平家に―して」。「一味―」 ③鎌倉・戦国時代、(→)寄親よりおや1㋐に付属した寄子よりこの下級武士。 ④江戸幕府の諸奉行・所司代・城代・大番頭・書院番頭などの配下に属し、与力よりきの下にあって庶務・警察の事をつかさどった下級の役人。 ⑤中心を同じくすること。 ⇒どうしん‐えん【同心円】 ⇒どうしん‐ぼう【同心棒】 ⇒どうしん‐むすび【同心結び】 どう‐しん童心】 ①こどもごころ。おさなごころ。 ②こどものような純真な心。「―に返る」 どう‐しん道心ダウ‥ ①[書経大禹謨]天理の発露する心。本然の心。私欲におおわれない心。本心。 ②〔仏〕 ㋐仏道を修めようと思う心。仏果を求める菩提心。源氏物語御法「うちあさへたる、思ひのままの―おこす人々」 ㋑13歳または15歳以上で仏門に入った人。今道心。狂言、俄道心「俄かにかやうに―になつて御座る」 ⇒どうしん‐さ【道心者】 ⇒どうしん‐じゃ【道心者】 ⇒どうしん‐じんしん【道心人心】 ⇒どうしん‐ぼう【道心坊】 どう‐じん同人】 (ドウニンとも) ①同一の人。その人。 ②(前に挙げた人を指して)その人。 ③同じ志の人。同門の人。なかま。「アララギ―」 ⇒どうじん‐ざっし【同人雑誌】 ⇒どうじん‐しゃ【同人社】 どう‐じん同仁】 親疎の別なく、ひろく平等に愛すること。「一視―」 ⇒どうじん‐きょうかい【同仁教会】 どう‐じん道人ダウ‥ ①仏門に入って得道した人。どうにん。 ②道教を修めた人。道士。 ③神仙の道を得た人。方士。 ④世俗の事を捨てた人。世捨人よすてびととうじん‐あめ唐人飴タウ‥ ①糯米もちごめに大麦の萌芽を入れて作った飴。 ②文政(1818〜1830)の頃、唐人の衣裳をつけ、唐人笛を吹いて唄ったり踊ったりして商売した飴売り。 ⇒とう‐じん【唐人】 とうじん‐うた唐人唄タウ‥ ①江戸中期から行われた唐音をまねた流行歌。清楽「九連環」を模した「かんかんのうきうのれんす…」などが名高い。 ②わけのわからない唄。 ⇒とう‐じん【唐人】 どうしん‐えん同心円‥ヱン 中心を共有する二つ以上の円。 ⇒どう‐しん【同心】 とうじん‐おきち唐人お吉タウ‥ ⇒おきち⇒とう‐じん【唐人】 とうしん‐おさえ灯心抑え‥オサヘ 油皿の灯心をおさえ、または掻き立てるのに用いる金属製や陶製の具。かきたて棒。かきたて木。 ⇒とう‐しん【灯心】 とうじん‐おどり唐人踊タウ‥ヲドリ 唐人の衣裳をつけ、鉄鼓・胡弓などの中国楽器に合わせて唐人唄「かんかんのう…」を歌いながら行う一種の踊り。江戸後期、文政の頃、長崎の中国人から伝えられ、江戸・大坂で流行。看看踊かんかんおどり⇒とう‐じん【唐人】 とうじん‐がさ唐人笠タウ‥ ①中央が高くとがった笠。頂に紅布などをつけ、祭礼の時に唐人囃子などをする者がかぶる。 ②近世の兜かぶとの鉢の一種。高くてつばの広いもの。 ⇒とう‐じん【唐人】 どうじん‐きょうかい同仁教会‥ケウクワイ (Universalist Church)「ユニバーサリスト」参照。 ⇒どう‐じん【同仁】 とうじんごろし唐人殺しタウ‥ 歌舞伎脚本「韓人漢文手管始かんじんかんもんてくだのはじまり」の通称。初世並木五瓶作の世話物。1789年(寛政1)大坂角座で初演。朝鮮使節の一人を通訳が殺した事件を脚色。 →文献資料[漢人韓文手管始] どうしん‐さ道心者ダウ‥ (サはシャの直音化) ⇒どうしんじゃ。大鏡伊尹「としごろきはめたる―にぞおはしける」 ⇒どう‐しん【道心】 どうじん‐ざっし同人雑誌】 主義・傾向・趣味などを同じくする人たちが共同で編集発行する雑誌。同人誌。どうにんざっし。 ⇒どう‐じん【同人】 どうしん‐じゃ道心者ダウ‥ ①仏法に帰依した人。平家物語10「こき墨染におなじ袈裟けさ、おもひいれたる―」 ②(→)道心坊2に同じ。 ⇒どう‐しん【道心】 どうじん‐しゃ同人社】 1873年(明治6)に中村正直が東京小石川の邸内に開いた家塾。慶応義塾と共に、幾多の英才を出した。 ⇒どう‐じん【同人】 どうしん‐じんしん道心人心ダウ‥ 宋学で、天理人欲と並んで重視された概念。私欲に覆われない道義(仁義礼智)の心と、私欲に覆われた私意や打算にわたる心。先天の心と後天の作為的な心。 ⇒どう‐しん【道心】 とうじん‐ずもう唐人相撲タウ‥ズマフ 狂言。(→)「唐相撲とうずもうに同じ。 ⇒とう‐じん【唐人】 とうしん‐せん等深線】 海図や地図上に海・湖・河などの水深の等しい点を連ねた曲線。同深線。 とうしん‐そう灯心草‥サウ (芯を灯心にするからいう)藺の別名。とうしんぐさ。〈[季]夏〉 ⇒とう‐しん【灯心】 とうしん‐だい等身大】 ①人の身の丈と同じ大きさ。「―の銅像」 ②自分の境遇や能力に見合っていること。 ⇒とう‐しん【等身】 とうじんだんだんね刀尋段段壊タウ‥ヱ ⇒ねんぴかんのんりきとうじんだんだんね(念彼観音力刀尋段段壊)

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どうしゅう=相(アイ)救う🔗🔉

――相(アイ)救う 〔孫子(九地)〕 利害を同じくする者は,平素仲が悪くてもいざというときは助け合うものである。

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