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広辞苑の検索結果 (70)
いとな・ぶ【営ぶ】🔗⭐🔉
いとな・ぶ【営ぶ】
〔他四〕
「いとなむ」に同じ。十訓抄「汝が父また懇ねんごろにこれを―・びて久しくなりぬ」
いとなみ【営み】🔗⭐🔉
いとなみ【営み】
①いとなむこと。つとめ。しごと。性交を意味することもある。源氏物語薄雲「おほやけ、わたくしの―」。「夫婦の―」
②世渡りの仕事。生業。狂言、苞山伏「まことに、我等ていの―と申すものは」。「日々の―」
③仏道のつとめ。源氏物語賢木「このかたの―は」。平家物語9「供仏施僧くぶつせそうの―もあるべかりしかども」
⇒いとなみ‐の‐ひ【営みの火】
いとなみ‐の‐ひ【営みの火】🔗⭐🔉
いとなみ‐の‐ひ【営みの火】
炊事や仕事をするために焚く火。平家物語5「―のみえけるを」
⇒いとなみ【営み】
いとな・む【営む】🔗⭐🔉
いとな・む【営む】
〔他五〕
(イトナ(暇無)シの語幹に動詞を作る語尾ムの付いたもの)
①忙しく仕事をする。せっせと務める。源氏物語蛍「あけくれ、書きよみ、―・みおはす」。「社会生活を―・む」
②生活のために仕事をする。職業としてする。経営する。日本霊異記下「産業なりわいを―・み造る」。「美容院を―・む」
③(行事・食事などの)準備をする。調製する。平家物語11「―・む様にて舟に物の具いれ」。宇治拾遺物語15「食物、下人どもに―・ませず」
④神事・仏事をおこなう。日葡辞書「ブツジヲイトナム」。「法要を―・む」
えい【営】🔗⭐🔉
えい【営】
軍隊のとまる所。陣屋。
えい‐い【営為】‥ヰ🔗⭐🔉
えい‐い【営為】‥ヰ
いとなみ。「人間の―」
えい‐えい【営営】🔗⭐🔉
えい‐えい【営営】
①しきりに往来するさま。
②あくせくと働くさま。せっせと励むさま。「―として稼ぎためた財産」
えい‐がい【営外】‥グワイ🔗⭐🔉
えい‐がい【営外】‥グワイ
兵営の外。
えい‐ぎょう【営業】‥ゲフ🔗⭐🔉
えい‐ぎょう【営業】‥ゲフ
①営利を目的として事業をいとなむこと、また、そのいとなみ。商業上の事業。商売。「午後7時まで―する」
②〔法〕営利行為を反復かつ継続的に行うこと。また、個人商人が営業活動のために保有する財産を一括して営業ということがある。
⇒えいぎょう‐あんない【営業案内】
⇒えいぎょうがい‐しゅうえき【営業外収益】
⇒えいぎょうがい‐ひよう【営業外費用】
⇒えいぎょう‐キロ【営業キロ】
⇒えいぎょう‐けいさつ【営業警察】
⇒えいぎょう‐けん【営業権】
⇒えいぎょう‐ざいさん【営業財産】
⇒えいぎょう‐しち【営業質】
⇒えいぎょう‐しゃ【営業車】
⇒えいぎょう‐じゅんかん【営業循環】
⇒えいぎょう‐しょ【営業所】
⇒えいぎょう‐じょうと【営業譲渡】
⇒えいぎょう‐しょとく【営業所得】
⇒えいぎょう‐しんたく【営業信託】
⇒えいぎょう‐ぜい【営業税】
⇒えいぎょう‐だい【営業台】
⇒えいぎょう‐ていし【営業停止】
⇒えいぎょう‐ねんど【営業年度】
⇒えいぎょう‐ひ【営業費】
⇒えいぎょう‐び【営業日】
⇒えいぎょう‐ひみつ【営業秘密】
⇒えいぎょう‐ひよう【営業費用】
⇒えいぎょう‐ほうこくしょ【営業報告書】
⇒えいぎょう‐ほけん【営業保険】
⇒えいぎょう‐りえき【営業利益】
えいぎょう‐あんない【営業案内】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐あんない【営業案内】‥ゲフ‥
営業の状況および商品・業務などを解説した文書。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょうがい‐しゅうえき【営業外収益】‥ゲフグワイシウ‥🔗⭐🔉
えいぎょうがい‐しゅうえき【営業外収益】‥ゲフグワイシウ‥
企業の主たる営業活動以外の源泉から経常的に発生する収益。営業収益から金融上の収益を区別するための商法上の収益区分。受取利息・受取配当金・有価証券売却益・雑収入など。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょうがい‐ひよう【営業外費用】‥ゲフグワイ‥🔗⭐🔉
えいぎょうがい‐ひよう【営業外費用】‥ゲフグワイ‥
企業の主たる営業活動以外の源泉から経常的に発生する費用。営業費から金融上の費用を区別するための商法上の費用区分。支払利息・割引料・社債利息・有価証券売却損・雑支出など。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐キロ【営業キロ】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐キロ【営業キロ】‥ゲフ‥
鉄道・自動車路線などにおける営業区間の長さをキロメートルで表したもの。運賃・料金の算定や統計の基礎となる。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐けいさつ【営業警察】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐けいさつ【営業警察】‥ゲフ‥
社会一般の公安保持、衛生や風俗取締りなどのため、営業に加えられる警察作用。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐けん【営業権】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐けん【営業権】‥ゲフ‥
営業をする権利。企業の伝統や社会的信用により、その営業が他の企業以上の利益を収め得るような無形の財産的価値。暖簾のれん。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐ざいさん【営業財産】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐ざいさん【営業財産】‥ゲフ‥
特定の営業のために存する組織的財産。商品・金銭・店舗・債権・得意先関係など。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐しち【営業質】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐しち【営業質】‥ゲフ‥
①営業財産を全体として担保の目的に供する制度。フランスで発達した。質とはいうが、占有を移転しないで営業は継続する。登録質。
②営業としてなされる質の引取り。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐しゃ【営業車】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐しゃ【営業車】‥ゲフ‥
営業活動に使用するための自動車。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐じゅんかん【営業循環】‥ゲフ‥クワン🔗⭐🔉
えいぎょう‐じゅんかん【営業循環】‥ゲフ‥クワン
原材料等の仕入れ、製品・用役の生産および販売、代金の回収という、企業活動における反復的な一連の過程。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐しょ【営業所】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐しょ【営業所】‥ゲフ‥
営業の本拠。営業上の活動を行う一定の場所。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐じょうと【営業譲渡】‥ゲフジヤウ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐じょうと【営業譲渡】‥ゲフジヤウ‥
営業財産を中心とする組織体としての営業を契約により他人に移転すること。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐しょとく【営業所得】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐しょとく【営業所得】‥ゲフ‥
営業によって生ずる所得。所得税法では、事業所得のうち、農業所得、医者・弁護士・税理士などその他の事業所得を除いたものをいう。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐しんたく【営業信託】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐しんたく【営業信託】‥ゲフ‥
信託の引受けが営業としてなされる場合の信託。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐ぜい【営業税】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐ぜい【営業税】‥ゲフ‥
営業の収益に対して課する税。もと国税であったが、1947年都道府県税となり、48年の地方税法改正で事業税と改められた。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐だい【営業台】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐だい【営業台】‥ゲフ‥
銀行などで、係員と顧客との間に設けて、応対を行う台。カウンター。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐ていし【営業停止】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐ていし【営業停止】‥ゲフ‥
営業者が取締規定に違反した場合に、行政処分によって、一定の期間内営業を停止すること。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐ねんど【営業年度】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐ねんど【営業年度】‥ゲフ‥
企業などが営業の収支・損益の決算をなすために設けた期間。通常1年を1期とする。事業年度。→会計年度。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐ひ【営業費】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐ひ【営業費】‥ゲフ‥
企業の営業活動から生ずる費用。狭義には販売費と一般管理費の総称。→営業費用。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐び【営業日】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐び【営業日】‥ゲフ‥
企業や店舗が営業している日。またそれを数える単位。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐ひみつ【営業秘密】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐ひみつ【営業秘密】‥ゲフ‥
事業活動に有用な技術上または営業上の情報で、秘密として管理されていて公然と知られていないもの。その不正取得・開示・使用等は不正競争防止法により禁じられている。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐ひよう【営業費用】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐ひよう【営業費用】‥ゲフ‥
企業の主たる営業活動から生じる費用。売上原価と営業費の総称。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐ほうこくしょ【営業報告書】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐ほうこくしょ【営業報告書】‥ゲフ‥
事業報告の旧称。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐ほけん【営業保険】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐ほけん【営業保険】‥ゲフ‥
保険を営業の目的とする組織。営業者が、保険料およびその運用益と保険金および経費との差額を営業所得とするもの。営利保険。↔相互保険。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えいぎょう‐りえき【営業利益】‥ゲフ‥🔗⭐🔉
えいぎょう‐りえき【営業利益】‥ゲフ‥
会計上の利益概念の一つ。売上高から売上原価と販売費・一般管理費を差し引くことによって計算される。企業の主たる営業活動の成果を示す。
⇒えい‐ぎょう【営業】
えい‐けん【営繭】🔗⭐🔉
えい‐けん【営繭】
蚕が繭まゆを作ること。
えいこう【営口】🔗⭐🔉
えいこう【営口】
(Yingkou)中国遼寧省の遼河河口の港湾都市。渤海を隔てて東北と華北を結ぶ要地。1858年天津条約で上流の牛荘ニューチャンが開港場となったので、国外では牛荘とも呼ばれた。人口69万8千(2000)。
えい‐しゃ【営舎】🔗⭐🔉
えい‐しゃ【営舎】
兵営の建物。
えい‐しょ【営所】🔗⭐🔉
えい‐しょ【営所】
兵営。陣屋。
えいじょうし【営城子】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
えいじょうし【営城子】‥ジヤウ‥
(Yingchengzi)中国東北部遼寧省南部、旅順北東の地。付近に漢代の墳墓があり、内部の壁画は漢代文化の重要資料。
えい‐ぜん【営繕】🔗⭐🔉
えい‐ぜん【営繕】
建築物の営造と修繕。「―課」
えい‐そう【営倉】‥サウ🔗⭐🔉
えい‐そう【営倉】‥サウ
兵営内にあって犯則者を拘置した施設。また、そこに入れられる罰。陸軍懲罰令では重営倉と軽営倉との別があった。
えい‐そう【営巣】‥サウ🔗⭐🔉
えい‐そう【営巣】‥サウ
動物が巣を作ること。「―地」
えい‐ぞう【営造】‥ザウ🔗⭐🔉
えい‐ぞう【営造】‥ザウ
①建物・施設などを造ること。
②(→)営造物に同じ。
⇒えいぞう‐ぶつ【営造物】
えいぞう‐ぶつ【営造物】‥ザウ‥🔗⭐🔉
えいぞう‐ぶつ【営造物】‥ザウ‥
①建築物。
②国または公共団体が、公共・公衆の使用のため設置する人的・物的施設。道路・鉄道・水道・学校・図書館など。または個々の物的設備、公物。
⇒えい‐ぞう【営造】
えい‐だん【営団】🔗⭐🔉
えい‐だん【営団】
(経営財団の意)第二次大戦中、戦時経済の運営の必要から、国家的統制の下に公益事業を行うものとして設けられた特殊法人。
⇒えいだん‐ちかてつ【営団地下鉄】
えいだん‐ちかてつ【営団地下鉄】🔗⭐🔉
えいだん‐ちかてつ【営団地下鉄】
「東京メトロ」参照。
⇒えい‐だん【営団】
えい‐ちゅう【営中】🔗⭐🔉
えい‐ちゅう【営中】
①陣営・兵営の中。
②将軍の居所。殿中。東鑑2「文覚上人、願に依り―に参ず」
えい‐てい【営庭】🔗⭐🔉
えい‐てい【営庭】
兵営内の広場。
えい‐ない【営内】🔗⭐🔉
えい‐ない【営内】
陣営・兵営のうち。
えい‐のう【営農】🔗⭐🔉
えい‐のう【営農】
農業を経営すること。
えい‐もん【営門】🔗⭐🔉
えい‐もん【営門】
陣営・兵営・営所の門。
えい‐よう【栄養・営養】‥ヤウ🔗⭐🔉
えい‐よう【栄養・営養】‥ヤウ
生物が外界から物質を摂取し代謝してエネルギーを得、またこれを同化して成長すること。また、その摂取する物質。「―をとる」
⇒えいよう‐えんるい【栄養塩類】
⇒えいよう‐か【栄養価】
⇒えいよう‐がく【栄養学】
⇒えいよう‐きかん【栄養器官】
⇒えいよう‐けいしき【栄養形式】
⇒えいよう‐ざっしゅ【栄養雑種】
⇒えいよう‐し【栄養士】
⇒えいよう‐しすう【栄養指数】
⇒えいよう‐しっちょう【栄養失調】
⇒えいよう‐しょうがい【栄養障害】
⇒えいよう‐しょく【栄養食】
⇒えいよう‐せいしょく【栄養生殖】
⇒えいよう‐そ【栄養素】
⇒えいよう‐たい【栄養体】
⇒えいよう‐だんかい【栄養段階】
⇒えいよう‐はんしょく【栄養繁殖】
⇒えいよう‐ぶつ【栄養物】
⇒えいよう‐ふりょう【栄養不良】
⇒えいよう‐よう【栄養葉】
えい‐り【営利】🔗⭐🔉
えい‐り【営利】
財産上の利益を目的として、活動すること。かねもうけ。
⇒えいり‐がいしゃ【営利会社】
⇒えいり‐こうい【営利行為】
⇒えいり‐じぎょう【営利事業】
⇒えいり‐しほん【営利資本】
⇒えいり‐しゃだん【営利社団】
⇒えいり‐しゅぎ【営利主義】
⇒えいり‐てき【営利的】
⇒えいり‐ほうじん【営利法人】
⇒えいり‐ほけん【営利保険】
⇒えいり‐ゆうかい‐ざい【営利誘拐罪】
えいり‐がいしゃ【営利会社】‥グワイ‥🔗⭐🔉
えいり‐がいしゃ【営利会社】‥グワイ‥
営利を第一の目的として組織された会社。
⇒えい‐り【営利】
えいり‐こうい【営利行為】‥カウヰ🔗⭐🔉
えいり‐こうい【営利行為】‥カウヰ
営利を第一の目的とする行為。
⇒えい‐り【営利】
えいり‐じぎょう【営利事業】‥ゲフ🔗⭐🔉
えいり‐じぎょう【営利事業】‥ゲフ
営利を第一の目的として経営する事業。
⇒えい‐り【営利】
えいり‐しほん【営利資本】🔗⭐🔉
えいり‐しほん【営利資本】
営利の目的のために使われる資本。
⇒えい‐り【営利】
えいり‐しゅぎ【営利主義】🔗⭐🔉
えいり‐しゅぎ【営利主義】
事業活動にあたって、営利を第一に考えるやり方。
⇒えい‐り【営利】
えいり‐てき【営利的】🔗⭐🔉
えいり‐てき【営利的】
営利にかかわるさま。営利を第一にするさま。
⇒えい‐り【営利】
えいり‐ほうじん【営利法人】‥ハフ‥🔗⭐🔉
えいり‐ほうじん【営利法人】‥ハフ‥
営利事業を営む法人。営利社団。↔公益法人。
⇒えい‐り【営利】
えいり‐ゆうかい‐ざい【営利誘拐罪】‥イウ‥🔗⭐🔉
えいり‐ゆうかい‐ざい【営利誘拐罪】‥イウ‥
営利の目的で人を誘拐する罪。
⇒えい‐り【営利】
えい‐りょく【営力】🔗⭐🔉
えい‐りょく【営力】
(geomorphic agent)地形を変化させる能力のある自然の媒体。流水・波・風・氷河など。地形形成作用と混同される場合が多い。→地形形成作用
えい‐りん【営林】🔗⭐🔉
えいりん‐きょく【営林局】🔗⭐🔉
えいりん‐きょく【営林局】
林野庁の地方下部機関。国有林野の管理・経営、営林署の指導・監督などを主な業務とした。1999年(平成11)森林管理局に改組。
⇒えい‐りん【営林】
えいりん‐ざいさん【営林財産】🔗⭐🔉
えいりん‐ざいさん【営林財産】
国有財産の一つ。国有林野事業に利用するように定められたもの。
⇒えい‐りん【営林】
えいりん‐しょ【営林署】🔗⭐🔉
えいりん‐しょ【営林署】
営林局の指導・監督をうけ、国有林の保護・管理を主な業務とした官庁。1999年(平成11)森林管理署に改組。
⇒えい‐りん【営林】
[漢]営🔗⭐🔉
営 字形
筆順
〔
部9画/12画/教育/1736・3144〕
[營] 字形
〔火部13画/17画/5159・535B〕
〔音〕エイ(漢)
〔訓〕いとなむ
[意味]
①作りととのえる。こしらえる。「造営・営繕・営巣」
②いとなむ。工夫をめぐらす。仕事を切り盛りする。「営利・営営・営業・経営・運営」
③とりでをめぐらした住居。軍隊の泊まる所(をしつらえる)。「営舎・宿営・陣営・兵営・野営」
[解字]
形声。音符「
」(=熒。炎が周囲をとりまく)+「呂」(=連なった建物)。③が原義。[
]は異体字。
[下ツキ
運営・花営・官営・帰営・軍営・経営・兼営・県営・公営・国営・市営・私営・自営・舎営・宿営・陣営・設営・造営・脱営・直営・敵営・冬営・屯営・入営・幕営・兵営・本営・民営・夜営・野営・柳営・露営






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いとな・ぶ【営ぶ】🔗⭐🔉
いとな・ぶ 【営ぶ】 (動バ四)
「いとなむ」に同じ。[名義抄]
いとなみ【営み】🔗⭐🔉
いとなみ [0][4] 【営み】
〔動詞「いとなむ」の連用形から〕
(1)(ア)行為。作業。「巣を作る野鳥の―」(イ)特に,性行為。「夜の―」
(2)生活のための仕事。生業。なりわい。「日々の―」
(3)用意。支度。「冬の―に忙しい」
(4)仏道の勤め。「このかたの―は/源氏(賢木)」
いとな・む【営む】🔗⭐🔉
いとな・む [3] 【営む】 (動マ五[四])
〔形容詞「暇(イト)無し」の動詞化。せっせと努める,の意〕
(1)(ある物を成り立たせるために)怠らずに努める。経営する。「家庭を―・む」「事業を―・む」「呉服屋を―・む」
(2)神事・仏事を行う。「法要を―・む」
(3)(儀式・行事などの)支度をする。準備をする。「晦日(ツゴモリ)になりぬれば,世の中物騒がしう―・む頃なるに/栄花(鳥辺野)」
(4)造る。「(水車ヲ)数日に―・み出だして/徒然 51」
[可能] いとなめる
えい【営】🔗⭐🔉
えい [1] 【営】
軍隊の宿泊場所。「―を設ける」
えい-い【営為】🔗⭐🔉
えい-い ―
[1] 【営為】
いとなみ。行為。「月々の―」

えい-えい【営営】🔗⭐🔉
えい-えい [0] 【営営】 (ト|タル)[文]形動タリ
せっせと一生懸命に働くさま。「―と家業にはげむ」「孜々(シシ)―」
えい-ぎょう【営業】🔗⭐🔉
えい-ぎょう ―ゲフ [0] 【営業】 (名)スル
(1)営利を目的とした事業をいとなむこと。また,そのいとなみ。「―時間」「運送会社を―する」「九時から―する」
(2)〔法〕 営利を追求して同種の行為を反復継続する活動。また,営業目的のために投入された人的・物的手段が組織的・有機的に統一された事業体。
えいぎょう-あんない【営業案内】🔗⭐🔉
えいぎょう-あんない ―ゲフ― [5] 【営業案内】
事業の内容や製品などを解説した文書。
えいぎょう-がい-しゅうえき【営業外収益】🔗⭐🔉
えいぎょう-がい-しゅうえき ―ゲフグワイシウエキ [7] 【営業外収益】
企業の主たる営業活動以外の原因によって経常的に得る利益。受取利息・受取配当金・有価証券売却益など。
えいぎょう-がい-ひよう【営業外費用】🔗⭐🔉
えいぎょう-がい-ひよう ―ゲフグワイ― [7] 【営業外費用】
企業の主たる営業活動以外の原因によって経常的に発生する費用。支払利息・割引料・社債利息・有価証券売却損など。
えいぎょう-キロ【営業―】🔗⭐🔉
えいぎょう-キロ ―ゲフ― [3] 【営業―】
鉄道・自動車路線・航路の営業区間の距離。運賃・料金・輸送量その他の算定基礎となる。キロメートルを単位とし,四捨五入により小数点下第一位まで公示される。
えいぎょう-けいさつ【営業警察】🔗⭐🔉
えいぎょう-けいさつ ―ゲフ― [5] 【営業警察】
社会公共の秩序を保全するため,営業に対し一定の警察上の取り締まりを行うこと。風俗営業等取締法により,風俗営業を取り締まるなど。
えいぎょう-けん【営業権】🔗⭐🔉
えいぎょう-けん ―ゲフ― [3] 【営業権】
長年の営業活動より生じた無形の経済的利益。暖簾(ノレン)。企業権。
えいぎょう-ざいさん【営業財産】🔗⭐🔉
えいぎょう-ざいさん ―ゲフ― [5] 【営業財産】
営業活動のために利用される組織的財産。動産・不動産・債権・債務・得意先関係・営業上の秘訣など。企業財産。
えいぎょう-しゃ【営業車】🔗⭐🔉
えいぎょう-しゃ ―ゲフ― [3] 【営業車】
自動車運送事業の用に供する車両の俗称。タクシー・バス・トラックなど。
えいぎょう-しゅ【営業主】🔗⭐🔉
えいぎょう-しゅ ―ゲフ― [3] 【営業主】
営業を所有し,その経営を行う主体のこと。個人企業者や会社。えいぎょうぬし。
えいぎょう-しょ【営業所】🔗⭐🔉
えいぎょう-しょ ―ゲフ― [0][5] 【営業所】
営業活動の拠点となる場所。
えいぎょう-じょうと【営業譲渡】🔗⭐🔉
えいぎょう-じょうと ―ゲフジヤウ― [5] 【営業譲渡】
契約により営業財産を中心とする組織体としての営業を一体として他に譲り渡すこと。また,その契約。
えいぎょう-しょとく【営業所得】🔗⭐🔉
えいぎょう-しょとく ―ゲフ― [5] 【営業所得】
営業を行うことによって生ずる所得。
えいぎょう-しんたく【営業信託】🔗⭐🔉
えいぎょう-しんたく ―ゲフ― [5] 【営業信託】
信託の引き受けが,営業として行われること。商行為とされる。
えいぎょう-ていし【営業停止】🔗⭐🔉
えいぎょう-ていし ―ゲフ― [0] 【営業停止】
免許・許可を必要とする営業において,業者が違法や不当な行為を行なった場合に,一定期間その営業を停止することを命ずる行政処分。
えいぎょう-とっきん【営業特金】🔗⭐🔉
えいぎょう-とっきん ―ゲフトク― [5] 【営業特金】
〔「特金」は特定金銭信託の略〕
信託銀行が信託された有価証券の運用を証券会社の社員に任せているもの。損失補填(ホテン)が問題になって以後,行われなくなった。
えいぎょう-ねんど【営業年度】🔗⭐🔉
えいぎょう-ねんど ―ゲフ― [5] 【営業年度】
営業者が営業上の収支・損益の計算関係を処理するための区切りとする期間。通常,半年か一年。その末日を決算期とし,期間中の総決算をする。暦上の年度と一致する必要はない。
→事業年度
えいぎょう-ひ【営業費】🔗⭐🔉
えいぎょう-ひ ―ゲフ― [3] 【営業費】
営業活動に必要な経費。販売費と一般管理費とがある。営業費用。
えいぎょう-ひょう【営業標】🔗⭐🔉
えいぎょう-ひょう ―ゲフヘウ [0] 【営業標】
営業の同一性を示すマーク(標章)のこと。記号・図形・文字や,これらと色彩との組み合わせ。
えいぎょう-ほうこくしょ【営業報告書】🔗⭐🔉
えいぎょう-ほうこくしょ ―ゲフ― [0][9] 【営業報告書】
一定の営業年度における会社の営業状態に関する重要な事項を記載し,株主に送付する報告書。
えいぎょう-ほけん【営業保険】🔗⭐🔉
えいぎょう-ほけん ―ゲフ― [5] 【営業保険】
⇒営利保険(エイリホケン)
えいぎょう-むじん【営業無尽】🔗⭐🔉
えいぎょう-むじん ―ゲフ― [5] 【営業無尽】
営業として行われる無尽。金銭給付をするものについては相互銀行法による規制がある。
えいぎょう-めんきょ【営業免許】🔗⭐🔉
えいぎょう-めんきょ ―ゲフ― [5] 【営業免許】
一般には禁止・制限されている営業を,適法に行えるように受ける行政庁の許可。
えいぎょう-りえき【営業利益】🔗⭐🔉
えいぎょう-りえき ―ゲフ― [5] 【営業利益】
企業の主たる営業活動から生じた利益。売上高から,売上原価や販売費などの営業費用を差し引くことで求められる。
えい-けん【営建】🔗⭐🔉
えい-けん [0] 【営建】 (名)スル
造ること。建造すること。「陵墓の―」
えいこう【営口】🔗⭐🔉
えいこう 【営口】
中国,遼寧(リヨウネイ)省南部の河港都市。渤海に注ぐ遼河の河口から20キロメートル上流に位置する。紡織・食品・機械などの工業が盛ん。インコウ。
えい-しゃ【営舎】🔗⭐🔉
えい-しゃ [1] 【営舎】
兵営の建物。兵舎。
えい-しょ【営所】🔗⭐🔉
えい-しょ [1] 【営所】
兵隊が居住している所。兵営。陣屋。
えいじょうし【営城子】🔗⭐🔉
えいじょうし エイジヤウシ 【営城子】
中国,大連市の旅順地区の北30キロメートルの地。漢代の古墓がある。その壁画は漢代絵画の貴重な資料で,漢文化の中国東北部への波及を物語る。
えい-せい【営生】🔗⭐🔉
えい-せい [0] 【営生】 (名)スル
暮らしを営むこと。生計を立てること。「漢学を学びし者も古郷に帰りては学者と称して―し難きゆゑなり/日本開化小史(卯吉)」
えい-ぜん【営繕】🔗⭐🔉
えい-ぜん [0][1] 【営繕】 (名)スル
建物を新築・増築したり,改築・修繕したりすること。「―費」「―課」「校舎を―する」
えい-そう【営倉】🔗⭐🔉
えい-そう ―サウ [0] 【営倉】
旧日本陸軍で,陸軍懲罰令により罰せられた者や未処分の犯行者などを留置した建物。また,そこに留置される罰。重営倉と軽営倉とがあった。
えい-そう【営巣】🔗⭐🔉
えい-そう ―サウ [0] 【営巣】 (名)スル
動物が産卵などのための場所として巣をつくること。「樹上に―する」
えい-ぞう【営造】🔗⭐🔉
えい-ぞう ―ザウ [0] 【営造】 (名)スル
大がかりな土木・建築などの工事を行うこと。造営。「大宮殿を―する」
えいぞう-ぶつ【営造物】🔗⭐🔉
えいぞう-ぶつ ―ザウ― [3] 【営造物】
(1)建築物。
(2)〔法〕 国または公共団体により公の目的のために用いられる人的・物的施設の全体。学校・病院・通信施設・道路・鉄道など。
えいぞう-ぶつ-せきにん【営造物責任】🔗⭐🔉
えいぞう-ぶつ-せきにん ―ザウ― [7] 【営造物責任】
道路,河川,学校などの物的施設である営造物の設置・管理の瑕疵(カシ)によって生じた損害について,国や公共団体が負う損害賠償責任。
えい-だん【営団】🔗⭐🔉
えい-だん [0] 【営団】
〔経営財団の意〕
第二次大戦中に,国家による公共事業の管理統制のために設けられた企業形態の一。戦後,「帝都高速度交通営団(営団地下鉄)」をのぞき廃止された。
えいだん-ちかてつ【営団地下鉄】🔗⭐🔉
えいだん-ちかてつ [5] 【営団地下鉄】
⇒帝都高速度交通営団(テイトコウソクドコウツウエイダン)
えい-ちゅう【営中】🔗⭐🔉
えい-ちゅう [1] 【営中】
(1)兵営の中。営内。
(2)柳営の中。将軍の居所。
えい-てい【営庭】🔗⭐🔉
えい-てい [0] 【営庭】
兵営内の広場。
えい-でん【営田】🔗⭐🔉
えい-でん [0] 【営田】
(1)農業を営むこと。
(2)奈良・平安時代の耕作地の形態。公営田(クエイデン)と私営田とがあった。
えい-のう【営農】🔗⭐🔉
えい-のう [0] 【営農】 (名)スル
農業をいとなむこと。「―家」
えい-もん【営門】🔗⭐🔉
えい-もん [0] 【営門】
兵営,陣営の門。
えい-よう【栄養・営養】🔗⭐🔉
えい-よう ―ヤウ [0] 【栄養・営養】
(1)〔生〕 生物が生命を維持し,生活してゆくために,体外から適当な物質を取り入れて,からだを成長させ,機能を保ち,エネルギーを得ること。
(2){(1)}のために必要な成分・物質。滋養。「―をとる」「―がある」「―にならない」
〔幕末につくられた語〕
えい-り【営利】🔗⭐🔉
えい-り [1] 【営利】
金銭的な利益を得ようとすること。利益を得る目的で,ある活動をすること。
えいり-がいしゃ【営利会社】🔗⭐🔉
えいり-がいしゃ ―グワイ― [4] 【営利会社】
営利を目的とする会社。
えいり-こうい【営利行為】🔗⭐🔉
えいり-こうい ―カウ
[4] 【営利行為】
営利を目的としてなされる行為。

えいり-じぎょう【営利事業】🔗⭐🔉
えいり-じぎょう ―ゲフ [4] 【営利事業】
営利を目的として営む事業。
えいり-しほん【営利資本】🔗⭐🔉
えいり-しほん [4] 【営利資本】
営利を目的に使われる資本。
えいり-しゃだんほうじん【営利社団法人】🔗⭐🔉
えいり-しゃだんほうじん ―ハフジン [7] 【営利社団法人】
⇒営利法人(エイリホウジン)
えいり-しゅぎ【営利主義】🔗⭐🔉
えいり-しゅぎ [4] 【営利主義】
金銭的利益を得ることを事業の唯一絶対の目的とする考え方。商業主義。金もうけ主義。
えいり-てき【営利的】🔗⭐🔉
えいり-てき [0] 【営利的】 (形動)
営利を主な目的とするさま。「―な事業」
えいり-ほうじん【営利法人】🔗⭐🔉
えいり-ほうじん ―ハフ― [4] 【営利法人】
構成員の利益を目的とする法人。社団法人に限られ,財団法人には認められない。営利社団法人。
⇔公益法人
えいり-ほけん【営利保険】🔗⭐🔉
えいり-ほけん [4] 【営利保険】
営利を目的とする保険。営業保険。
→相互保険
えいり-ゆうかい-ざい【営利誘拐罪】🔗⭐🔉
えいり-ゆうかい-ざい ―イウカイ― [6] 【営利誘拐罪】
何らかの利益を得ることを目的として人を誘拐することにより成立する罪。1964年(昭和39)近親者に金銭などを要求する誘拐を特に重く罰する条項,いわゆる身代金誘拐罪を設けた。
えい-りょく【営力】🔗⭐🔉
えい-りょく [1] 【営力】
地球の表面を変形させる自然力。水・風,生物などの働きによる外的営力と,火山活動・地殻運動などの働きによる内的営力とがある。
えい-りん【営林】🔗⭐🔉
えい-りん [0] 【営林】
森林を保護し,育てること。森林の経営。「―事業」
えいりん-きょく【営林局】🔗⭐🔉
えいりん-きょく [3] 【営林局】
林野庁の地方下部機関。全国に九局。国有林野の管理・経営や,営林署の指導・監督などを主な仕事とする。
えいりん-しょ【営林署】🔗⭐🔉
えいりん-しょ [5] 【営林署】
営林局の指導・監督を受けて,主に国有林の管理・育成などを実施する官庁。全国で約三〇〇署ある。
いとなみ【営み】(和英)🔗⭐🔉
いとなむ【営む】(和英)🔗⭐🔉
えいぎょう【営業】(和英)🔗⭐🔉
えいぎょう【営業】
business;→英和
trade.→英和
〜する do business;→英和
run[carry on]business;→英和
trade.‖営業案内 a business guide.営業科目 the line of business.営業禁止 suspension of business.営業時間 business hours.営業資本(費) working capital (expenses).営業所 an office;a sales office;a place of business.営業税 a business tax.営業妨害 obstruction of business.営業用の for business.
えいぜん【営繕】(和英)🔗⭐🔉
えいぜん【営繕】
building and repairs.営繕費 building[repairing]expenses.
えいそう【営倉】(和英)🔗⭐🔉
えいそう【営倉】
a guardhouse.→英和
えいだん【営団】(和英)🔗⭐🔉
えいだん【営団】
a corporation.→英和
えいり【営利的】(和英)🔗⭐🔉
えいり【営利的】
profit-making.〜に汲(きゆう)汲とした be bent on gain.‖営利事業 an enterprise;a commercial concern (会社).
えいりん【営林(署)】(和英)🔗⭐🔉
えいりん【営林(署)】
(a) forestry (office).→英和
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